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GSOMIA破棄【韓国の文政権が止まれない】本当の理由

2019年9月14日

GSOMIA破棄韓国の文政権が止まれない本当の理由

DaiGo MeNTaLiST

韓国はなぜ止まれない?

韓国のGSOMIA破棄に関してですが、もちろん韓国にも、これはやばい状況だと思っている人はたくさんいると思います。
にもかかわらずなぜ止まることができないのでしょうか。

これは最初からわかっていたことではありますが、もはや大統領本人でも止めることができなくなってしまっています。
まさに民主主義の限界とも言えますが、なぜこんなにも民意が暴走し止められなくなってしまうようなことが起きてしまうのかということを解説させてもらいます。
そもそも暴走した民意というものは神以外は止めることができません

支持率の先に国益がない戦略は暴走を招く

韓国に限った話ではありませんが、支持率を上げるための戦略が国益に繋がるのであれば結果も伴うはずですが、今回の文政権のGSONIA破棄のようなことをしても韓国にとっても何の得もありません。こような支持率だけを求めた戦略を取ってしまうと、民主は満足することはありません。当然ながら国益に繋がらないですし、韓国の人達にとっても得をすることはありません。そうなると、麻薬のようにどんどん麻痺してしまい反日依存症のようになってしまいます

歴史を遡ってみても、国益ではなく支持率のための政治を行った政権というものは、基本的にはヒトラーのように暴走してしまったり崩壊してしまうものです。これは最終的に結果を伴わないからです。
結果が伴わないと民意はどんどん暴走してしまいますし、この暴走した民意というものは、正解率が99.9%の専門家、つまりほぼ神のようなレベルの存在の人がいない限りは、誰も止めることができません
ですから、もはや誰も止められなくなっている状態ですから、このまま暴走してしまうのではないかとも思われます。

専門家の正しい意見も40人集まればつぶすことができる

おそらく韓国にも専門家も当然いるでしょうし冷静な判断をしている人もいるはずです。にもかかわらず、なぜそのような意見が受け入れられないのかというと、まともな人の意見はバカが40人いれば簡単につぶすことができるということが分かっています。

これはロンドン大学の146人の男女を対象に行われた研究があります。

過去の正解率80%の専門家の意見を出した場合

過去の正解率51%の専門家とは反対の意見の一般人の意見を出した場合

それぞれ過去の社会問題に対する正解率と専門家であるということとただの一般人であるということを伝えた上で、2つの意見を見せました。
冷静に考えれば、どう考えても専門家の意見を採用した方が良いと考えると思います。
ところが、ベイズ推定を使い研究を行ったところ、参加者の人たちが耳にした意見の数によっては、専門家の意見は簡単に覆るということが分かっています。

その参加者が触れる意見として、専門家の意見と一般人の意見が一対一だった場合には、 専門家の意見が採用されます。
ところが、専門家の正解率が80%で一般人の正解率が51%だった場合には、一般人が40人集まれば専門家の意見を簡単に覆すことができるということが分かっています。
つまり、専門家の人が一人正しい意見を出したとしても、一般の人がそれとは逆の意見を40人出せば、みんな一般人の方を信じてしまうということです。

さらに、専門家の正解率が80%でも、一般人の正解率が55%から60%になった場合には、一般人が10人いれば専門家の意見をつぶすことができます

要するに、どんなに優れた専門家であっても、その人が一人発言してもバカが40人逆のことを言ったら一般の人たちはそのバカな人たちのことを信じてしまいます。
もっと言うと、ちょっと詳しそうに見えるバカの場合は、10人いれば専門家の意見をひっくり返してしまいます。
どんなに感情的になっているだけでバカなことを言っている人の意見であっても、40人集まれば専門家の意見さえもひっくり返してしまうわけです。

専門家のふりをした素人の意見に振り回されてしまう

この点がとても恐ろしいところで、僕たちが普段触れる意見としては専門家の意見は極めて少ないものです。 当然一般の人に比べて専門家の人数は少ないですし、専門で何かを研究している時点であまり自分の意見を発信しない人の方が多いはずです。
そうなると、週刊誌や新聞記者などを含めた専門家のふりをした素人達が出している意見に左右されてしまうわけです。
国益も考えていないメディアが放送したりしますし、SNS であれば簡単に40人ぐらいの意見に触れることができてしまいます。SNS では、当然ですが専門家よりも理解度の低い一般人の方がはるかに多いわけですから、そのような意見に触れてしまうと、どんどん専門家の意見は減っていき間違った意見に導かれていってしまいます

この間違った意見の広がり方というものは強いものですから、これを上手く使えば支持率を一旦あげることはできます。ところがその支持率を上げた先に成果を伴わないと、民意はひとりでに暴走してしまいますので、文政権が仮に意見を変えたとしても、もはや止めることはできません
止めることも意見に答えることもできないわけですから、第二第三の文さんが出てくるだけです。

さらには、これは止めるのが遅くなればなるほど、素人の間違った意見に多くの人たちが触れるようになってしまいますので、単純接触効果と自分がその意見にたくさん触れてきたということによって、暴走は広がってしまいます。

暴走した民意を止めることはできるのか?

このように広がってしまった後にどのようにすれば止められるのかということもこの研究では調べられています。
韓国に限らず、特定の問題に対して素人がどれぐらい支持しているかによって僕たちはそれが正しいのかどうなのかということを見てしまいます。たくさんの人が正しいと言っていることは正しいことだと信じるものです。
人間というものは周りの意見に流されるようにできているということです。
このベイズ推定のモデルによると、どのような人が発言すればそんな世の中を変えることができるのかというと、正解率が99.9%に達しない限りは大勢の意見に専門家は勝つことができないということが分かっています。

そういう意味でいうと、よく日本でもそうですが、専門家や偉い人であっても一つ間違いを犯したらその人はもうだめだと叩いてしまいます。タレントさんたちに対しても同様な風潮があります。このような風潮があるとより危険です。
99.9%の正解率思った一点の曇りもないような神のような存在が意見しない限りは、時代を繰り返すことはできないわけです。

一度信じた意見は間違っていても変わらない

みんなの思い込みを使って支持率を取った政権は、だいたい潰れるものです。
さらには、仮に潰れたとしてもこれは変わりません。
以前も紹介しましたが、イリノイ大学の6878人を対象に行なったメタ分析でも分かっていますが、フェイクニュースを一度信じてしまった人は、その意見を覆すことはほぼできないものです。
そういう意味では、韓国の意見政権が崩壊したとしても恐らく変わることはありません。変わるとしても相当時間がかかるのではないかと考えられます。

これは、決して韓国の人に対して反感を持っているわけでもありませんし、韓国に限らず日本でも同じことが起きるかもしれないということです。
どのような国であっても支持率を取りに来た政権に対しては、その先にどれぐらいの国益があるのかということを冷静に見極める必要があります。支持率だけでその政治を見ることは危険かもしれません

こちらの記事もぜひ参考にしてみてください↓

暴走している面倒な人をうまくやり過ごすためのおすすめ動画
【嫌なやつ】をうまくやり過ごす話し方〜ハーバード大学研究から
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1560006724

リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/13546783.2017.1378721
https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/0956797617714579?journalCode=pssa


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