この知識はこんな方におすすめ
- 人生変えたい!
- 幸せになりたい!
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これが足りないと人生終了
人間がどうすれば幸せになるのかということを調べる学問としてポジティブ心理学というものがあります。
別に仕事がうまくいっていないというわけでもないし、お金が全くないっていうわけでもないのに、なんとなく漠然とした不安感を抱えていたり、不安というよりもなんとなく虚しくて、このまま生きていても楽しいことあるのだろうかと感じることもあると思います。
ポジティブ心理学で有名なPERMA理論というものをベースにして、このような漠然とした不安や虚しさを作り出す要因について調べた研究があります。
PERMA理論が示す5つの要素があるかどうかが、僕たちの人生の幸せを決めるとされています。
PERMA理論
P(Positive emotion)
E(Engagement)
R(Relationship)
M(Meaning)
A(Accomplishment)
逆に言うと、なんとなく虚しさを感じたり不安を感じたりする気持ちは、今回紹介する5つのポイントを意識して集めるようにして頂けると改善します。
僕自身も自分の過去を振り返ってみると、この5つのポイントを手に入れたことによって人生がとても良い方向に進むようになりましたし、何よりも虚しさを感じることはなくなりました。
漠然とした不安や虚しさを感じないということは、目の前のことにちゃんと向き合うことができるようになるということです。
虚しさというものは、何のためにするのかがわからず意味がないと思い行動できない状況です。
人間のモチベーションややる気というものは、実際に行動したり手をつけないと生まれてくるものではありません。
そういう意味でも、今回紹介する内容はとても大切なポイントだと思います。
5位:P(Positive emotion/ポジティブ感情)
人間の人生には必ずポジティブな出来事とネガティブな出来事の両方があります。
どちらかと言うとネガティブな出来事の方が若干多いです。
そんな中で、ネガティブなことに対してもポジティブの意味を見出したり、ポジティブな考え方を持ってる人もいます。
例えば、僕自身も炎上したりテレビと揉めたり、過去にネガティブな出来事は色々とありました。
それは事実だとしても、その出来事にネガティブな感情を感じるか、ポジティブな感情を感じるかは自分で選ぶことができます。
出来事としてはネガティブなものであったとしても、それが学びになったと感じることもできますし、若い頃の失敗は取り戻すことができるからこれをバネにして頑張っていこうと考えることもできます。
ネガティブな出来事に対して、ポジティブな側面を見出すことが大事だということです。
これが楽観性というものです。
ネガティブな出来事に対してもポジティブな感情を持つことができるようになると、自分の人生の中で感じるポジティブな感情とネガティブな感情の比率が変わります。
ネガティブな感情に比べてポジティブな感情が多くなってきます。
その結果、ネガティブな出来事が起きようがポジティブな出来事が起きようが、その瞬間瞬間でのやるべきことに集中できるようになり、当然仕事でも勉強でも成果が出るようになります。
ポジティブ感情をどれぐらい持てるかということが人間の人生では重要です。
ちなみに、このポジティブ感情は高めることができて、高めると仕事が終わるスピードも速くなると言われています。
ポジティブな感情を感じやすい人の方が仕事のスピードが速くなるわけです。
例えば、面倒な仕事を頼まれた時に、嫌な気持ちに飲み込まれてなかなか手をつけられない人もいれば、普段であれば40分かかる仕事だけれど、今日は気合を入れて35分で終わらせてやるとすぐに取り組むことができる人もいます。
工夫したりゲーム化することでポジティブ感情を湧かせて、仕事や勉強に取り組むと同じことでも早く終わります。
そんなポジティブ感情の高め方についてはこちらの動画を参考にしてみてください。
仕事の効率もかなり変わると思います。
仕事が秒で終わる脳を作る【ポジティブ感情の高め方】
4位:A(Accomplishment/達成)
どんなに小さな目標であっても自分が達成している感覚です。
どんなに小さくても退屈な仕事であっても、毎日の小さな進歩を感じることが大切です。
宝くじに当たるような大きな成果を求める人もいますが、それは小さな目標でも小さな成功でもありません。
大きな目標だけを集めようとする人は不幸になっていきます。
幸せになりたいのであれば、小さな達成を少しずつ集めていくことが大切です。
皆さんは小さな達成を集めていくようにしてください。
仕事でも小さな達成を意識している人の方が集中力も高くなりますし、モチベーションも上がり成果も出やすくなります。
会社やチームであれば、部下や仲間に小さな達成を感じさせてあげられる上司ほど、それぞれのモチベーションを高めて組織としての結果を出すことができます。
そんな小さな進歩を感じて、あるいは、仲間や家族に感じさせてモチベーションを高めたいのであれば、こちらの本がとても参考になると思います。
マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力
3位:E(Engagement/没頭・没入)
目の前のことに集中して没頭して取り組むことができるかどうかです。
没頭感というものはとても重要で、スポーツ選手で言うところのゾーンに入る状態です。
そんな状態が1日の間でどれくらいあるかということが人間の幸せを決めているという理論もあります。
勉強でもスポーツでも、没頭して目の前のことに取り組んでいる時は間違いなく楽しいと思います。
あっという間に終わった感覚を感じて、もっとそれをやりたい気分になります。
この没頭感を色々なものに頻繁に感じている人は、他の人からみると大変そうなことであっても、あっという間に終わってもっとやりたいと考えます。
僕の場合であれば読書の時間ですが、本を読んでいると自然と没頭するのであっという間に読み終わります。
あっという間に終わるからもっと読みたいと思い、どんどん本を読んで知識が溜まっていくプラスのループが生まれています。
この没頭できる力を高めることも重要です。
この没頭状態に入るためには条件があり、その条件について解説した動画がありますので、こちらの動画もチェックしてみてください。
【没頭できる】9つのフロー条件〜ゲーミィフィケーションの基本
没頭や没入感について本で学びたい場合にはこちらの本が参考になると思います。
フロー体験入門―楽しみと創造の心理学
2位:R(Relationship/良好な人間関係)
周りの人と良いコミュニケーションが取れていて、良好な人間関係を作ることができているかどうかです。
人間関係は断トツの1位なのではないかと考える人もいると思います。
ハーバード大学が行った人間の人生を60年とか70年も追跡した大規模な研究があり、それによると、人間の幸せを決めるのはお金でも地位でも名誉でもなく人間関係だとされています。
人間関係の話をすると、自分にはコミュ力がないから無理だと言い出す人もいます。
コミュ力はなくてもクラスが一緒になったり席が隣になったりすると、人は自然と仲良くなります。
自分から歩み寄らなくても、歩み寄ってもらうこともあると思います。
俺は自分の安全性がいつのまにか相手に伝わり、無害だということがわかってもらえたからです。
そうなればある程度の関係を作ることはできます。
大人になるとこれがなかなか難しくなります。
そのためには自己開示が必要です。
自分をオープンにしないと人は誤解されます。
自分をオープンにしない人に対しては、周りの人は勝手に想像して決めつけます。
勝手なイメージで良い人とか悪い人とか決めつけます。
その決めつけられる前に自己開示する必要があります。
自分がどんな人間だということをちゃんと示してあげることによって、誤解も減らすことができて人間関係につなげることができます。
そんな自己開示についてはこちらの動画を参考にしてみてください。
おすすめとしては相手との共通点を見出すような自己紹介が大事です。
相手との会話の目的は3つの共通点を見つけることだと考えてください。
どんな些細な事でも構いませんので、相手との共通点を3つ見つけることができたら、関係性をかなり深めることができます。
例えば、相手がワインを好きだと言ったら、自分はワインのことはさっぱりわからなかったとしても、お酒好きであれば共通点です。
同じお酒好きの仲間だという感覚になります。
全く同じ共通点でなくてもいいので、視野を広げて共通点を3つ作るようにしてください。
好かれる自己開示①最高の自己紹介メソッド
1位:M(Meaning/人生の意味や意義)
これを手に入れるまで時間がかかる人もいると思います。
手に入れるというよりは、自分で決めるものです。
人生に対して何かしらの意味や意義を見出しているかどうかです。
これも人間の幸せにとって必要不可欠なものです。
自分の人生の意味や自分がしていることの意味をしっかりと感じていると、それは長期的なモチベーションにつながります。
やるべきことに対する計画性も備わります。
ダイエットであれば、ただ頑張ろうと思ってもなかなかやる気にならないと思います。
例えば、1年後に素敵な体を手に入れようと考えたり、結婚式で素敵なドレスを着たいからとか、娘の運動会でかっこいいところを見せたいからなど、長期的な目標と物事の意味というものはつながっています。
人生に対して意味や意義を見出すことができれば、僕たちはその人生が終わる最後の瞬間までのモチベーションを保って突っ走ることができます。
それが出来れば当然人生は変わりますし幸せになります。
どうすれば人生の意味が見つかるのか悩んでいる人も多いですが、意味や意義というものは苦しみの先にしかありません。
苦しいことをやりきった結果、こんなにも努力することができるということは、そこに意味があるだろうと感じることができます。
こんなにも苦しいということは乗り越えるだけの意味があるだろうと考えるようになります。
実際にそれを乗り越えて意味を感じることによって、僕たちは人生に意味を感じることができるようになります。
自分の人生に意味を感じない人はあまり苦しんでいません。
自分で選んだ苦しみを経験していません。
自分は本当に苦しくて悩んでいるのに、それはあまり苦しんでいないということだと言われると、そんなひどいことを言わないでほしいと考える人もいると思います。
それは自分で選んだ苦しみではありません。
他人に強制された苦しみです。
人は自分で選んだ苦しみを乗り越えることで人生の意味や成長を手に入れることができます。
他人から強制された苦しみというものは単なる迷惑です。
これさえ理解できれば、あとは挫折に強いメンタルを作ることさえできれば、苦しみを乗り越える度に人生に意味を感じながら生きていくことができます。
ちなみに、苦しみの中で折れない心をつくるためにはこちらの動画を使ってみてください。
挫折することなく前に進むための方法について解説しています。
【挫折耐性】挫折を踏みとどまる力をつけるSRTメソッド
30代までにやってよかった10のこと一部を特別公開!
今回は足りないと人生の可能性が狭まってしまうことについて紹介させてもらいました。
僕自身は30代前半までにこれらを全て手に入れたいと思い頑張りました。
30代前半までにしておいた方がいいことはいろいろとあります。
20代までは若さや才能でなんとかなることが多いですが、30代以降はそれまで積み上げてきたものが人生を決めます。
当たり前のことができなくなったり迷いが生じるようになってしまいます。
やめてよかったこと「とにかく頑張ること」
とにかく頑張るということをやめて「楽して続ける」に変えました。
20代の頃までは、とにかく息つく暇もないぐらい頑張らないと自分は無価値な人間だと思っていました。
自分にできることとできないことの区別がなく、情報の取捨選択も優先順位もありませんでした。
全て1人で抱えてやろうとすると、当然ですが、いずれ限界が来ます。
もちろん、とにかく頑張ることも重要ですが、それはできれば30代前半までにはやめて、楽して続ける方法を考えなければいけません。
人脈も自分のやりたいことも20代の頃は出来る限り広げて、いずれ、それ以上広げることが出来ない限界が来ますので、そうしたらそこから30代に向けて選択と集中で絞り込みます。
手探りで色々なことをした時代から、労力を最適化してそれぞれに必要になる時間を減らします。
ある程度経験を積んだら、今まで10の時間でしていたことを1の時間でできるようにして、その空いた時間で新しいことをしていくことが、特にこれからの変化の激しい時代には重要になります。
自分が持っている小さなものをできるだけ工夫して多くのものを生み出すかということを考えるフェーズに入っていくべきです。
続けているとどんどん楽になります。
自分の脳を騙しながらちょっとずつ増やして完全に習慣化することが重要です。
仕事でもどんなことでも楽して続けるという方向に持っていくことが、ただがむしゃらに頑張ることよりも美しいことです。
続きはDラボからチェックしてみてください。
30代前半までにやってよかった10のこと
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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⭐️30代前半までにやってよかった10のこと
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リサーチ協力:パレオチャンネル