成功法則の科学

人心掌握のための親切とプレゼントの心理学~与えるほど成功するトップギバーになるには?

投稿日:2017年12月4日 更新日:

人に親切をしているつもりなのになぜか報われない。

いつも自分のことばかり犠牲にしている、でも認められない。

いい人過ぎて、どうでもいい人になることが多い。

もしかして都合のいい人間になっているだけなのではないか。

 

他人への親切の効果を科学的に分析した研究によれば、その与え方や考え方によっては、せっかくの親切も逆効果になってしまったり、思ったほどの成果が得られない場合があることがわかっています。

あなたの親切の効果が圧倒的に上がる、親切が報われて、人間関係を思い通りにするトップギバー(Giver=与える人)になる方法とは。

まず、人間には3つのタイプがいます。

  • 与える人(Giver)
  • もらう人(Taker)
  • マッチャー(Matcher)

です。

マッチャーというのは、ギブアンドテイクする人です。

自分がこれだけ与えたから、これぐらいもらうべきだとか、これぐらいもらったから、これぐらい返さなくてはいけないとか、そんな計算をする人のことをマッチャーといいます。

Giverは、自分がもらうよりも多くを人に与える人

Takerは、自分が与えるよりも多くをもらおうとする人

Matcherは、Giveした分だけTakeしなくてはいけない、Takeした分だけGiveしないといけないと考える人です。

どのタイプになれば僕らは成功するのか?親切が報われるのか?

基本的にTakerというのは、自分のほうが多く貰いたいという人なので、そんな人は得しないんじゃないかと思うでしょうが、TakerもGiverも他人に親切にはするんですね。ただ、その目的がちがいます。

Takerの場合は、自分がより多くのものを手に入れたい、あるいは、自分より目上の人に取り入るためにとか権力を手に入れるために与えるのがTakerの特徴なんです。

Matcherというのは、バランスをとるためにギブアンドテイクをするわけです。

だから常に考えているわけです、貰った分は返さなくてはけないし、あげた分は貰わなくてはいけないと。常に頭のなかで計算しているタイプです。

Giverというのは、他人に与えまくりますが、与える目的が他の人と全く違います。

もちろん失敗するGiverもいますが、成功するGiverは、親切にしたり小さなものを与えることによってネットワークを作ります

ネットワークを作ることによって長期的に見た場合に、自分が困ったり新しいことをしようとした時に、人がすぐに集まってきてくれるわけです。

ドラッカーも言っているように人的資本というのが企業やビジネスにおいて重要な財産です。

Giverがもっとも人を集めます。ネットワークを作れます。

だから、Giverのチカラっていうのは一人の力ではなく、多くの人の力を必要に応じて引き出すことが出来るっていう意味でGiver最強となるわけです。

アダム グラントという方の本です。

アダム グラントは組織心理学の権威で、全米トップのビジネススクールウォートン校の史上最年少終身教授になられた方です。

この人が書かれた本で「GIVE & TAKE」という本がありまして、与える人が何故成功するのかということを非常にわかりやすく示している本です。

心理学の本に慣れている方であれば速読も可能なレベルの本ですので、オススメです。

Giverの方が社会的成功をする確率が高いです。なぜかというと、Giverのひとはネットワークを使ってより大きな価値を生み出していきます。

例えば、ビジネスをして100万円儲かったとします。
Takerのひとは1%でも惜しいから、チームの中で自分はこれだけ仕事したんだから90%貰わないとダメだと言い始めるわけです。100万円の中から90万円もらって、その人は二度とチームとしては仕事ができなくなります。
Giverは、みんながやったんだから10%だけでいいよと言うわけです。

そうするとどうなるかというと、あの人と仕事すると良いと人が集まってきて次の仕事につながるから、ネットワークが上手く回って、結果的に2,000万や3,000万の利益に繋がるわけです。
その中の10%をもらったとしたら200万とか300万になるわけです。

結果的に全体としてのパイを大きくしているからGiverの方が得をするわけです。

ただ、Giverにもいろいろとあって、決して報われていない人もいるわけで、どうすれば報われるのか。

実は、成績の出る様々な業界の底辺にいる人もトップにいる人もGiverです。どうすればそのトップのGiverになれるのか。

Giverの特徴は「みんなの利益を最大化」しようとする点です。

ただし、この「みんな」に自分を含めないのが底辺のGiverで、自分を含めるのがトップのGiverです

底辺のGiverは、自分の利益も度外視して与えていく人です。これは絶対ダメです。そうではなく、トップGiverは、自分の利益も含めてみんなの利益を増やそうとします。

つまりは分け合う元のパイを大きくすれば、自分の取り分の配分は少なかったとしても皆が良い形になると考えるわけです。

みなさんは、是非、自己犠牲のGiverではなく、価値を最大化するGiverになってください。

「このひとにこれを与えると才能を活かしてこんな価値を生み出してくれるんではないか」とか考えて与えることが大切なんです。

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