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週刊誌が【嘘をついても儲かる理由】松本人志さんガセ記事事件を考察

週刊誌が嘘をついても儲かる理由

DaiGo MeNTaLiST

先日また週刊誌が間違った内容を記事にしていましたが、そもそも嘘を書いても大丈夫なのかと普通の人なら考えるかと思います。
実は大丈夫なんです。
週刊誌というものは嘘をついても儲かるようにできています。嘘の方が自分でストーリーを脚色できるので、むしろ嘘をついた方が儲かるという仕組みがあります。
週刊誌が平気で嘘をつく3つの理由を解説します。

理由1. 嘘がバレても儲かる

日本にも損害賠償の制度はありますし、普通に考えたら名誉毀損などで訴えられることもあります。
訴えられるからやめておこうと考えるのが普通ですが、週刊誌は賠償金を払ったとしても得をします。日本では裁判で結果が出るまでに時間がかかりますので、週刊誌が発行されて発行期間の1週間や2週間ぐらいでは判決は出ません。そして、訴えられたら訴えられたで、その訴えられたことも次の記事で書けます。
このようにして週刊誌は儲かるわけです。
反論してもらった方が、むしろ宣伝になるので週刊誌は得をするということが起きています。

実際に、専門とする弁護士の方に聞いた話ですが、名誉毀損での損害賠償というものは、人にもよるでしょうが400〜700万円ぐらいが相場になるそうです。
ところが、嘘を加えたり脚色してスキャンダルを作り上げて、それを週刊誌が記事にして出すと何千万円もの利益になります。
さらに、訴えられたらネットのニュースなどでも取り上げられたり、次の記事にもつなげることができるので、利益が増えていくわけです。

ですから、タレントさん達は基本的には嘘を書かれても反論はしません。今回松本さんが Twitter で反論したのは 、それも承知の上で吉本の今後や若手芸人の未来のことを考えてのことだと思います。
タレントさんが週刊誌を訴えて裁判に勝ったとしても、週刊誌はそれにより何千万円も利益を上げているのに、賠償金として数百万円にしかならないわけです。しかもそこから弁護士費用なども引かれて、実際には時間や手間もかかってしまいます。
結果として得はないうえに週刊誌の宣伝に協力するようなことになるだけです。

さらに、タレントさんであればヘタに損害賠償などで訴えてしまうと、企業から CM をもらっているようなタレントさんの場合は、そこへの悪影響も発生してしまいます。
企業の CM での損害賠償となると数億円レベルになることもありますし、このような CM の契約は刑事的な問題を起こしたとか刑が確定したということでなく、ただスキャンダルが出ただけでも企業側がタレントに損害賠償を請求できるような契約内容になっています。

このような状況があるので、CM 契約を持っているようなタレントさんに対しては、いくらでもガセネタである意味ゆすることができるわけです。実際に、過去にはタレントさんをゆすろうとした事件もあったそうです。

しかも、週刊誌のスキャンダルを書く週刊誌というものはありません。
国であれば国家が権力で暴走しないようにマスメディアなどの力があり、権力の監視をするのが週刊誌やメディアの役割だと言う人は結構いますが、その監視をして正義の味方を気取っている営利企業である週刊誌を監視している人はいません
むしろ権力の独占がここにあったということです。

今の時代では、週刊誌よりも発信力や影響力のある人たちがSNS で自分たちで発信することができるようになったので、多少マシにはなっていますが、そんな嘘をついたほうが儲かるような人たちが本当のことを言うはずがありません。
嘘をついた方がお金を稼げるのであれば、本当のことを書く必要はないのは当然です。
ですから、そもそも週刊誌の内容を信じる方が大きな間違いです。

理由2. サイコパスが多い

嘘をついて人を傷つけても何も感じないどころか、へたをすると喜びを感じるような人たちが就職しやすいのが週刊誌をはじめとするマスメディアの業界です。

オックスフォード大学のケヴィン・ダットンさんの研究によると、サイコパスが多い業界の第3位がマスメディアです。
ダークトライアドといってサイコパスだけでなく三つ揃うと危険な特性があり、これらをほぼコンプリートしていると言われる業界が、週刊誌及びマスメディアです。

ダークトライアドとは、他人の気持ちを踏みにじっても何も感じないサイコパス、自分の利益のためであれば全てを利用しても構わないと考えるマキャヴェリズム、自分は平気で嘘をつくくせに他人の嘘は攻撃するような自己中心的なナルシシズム、これら三つでダークトライアドですが、これに加えて、人を陥れることに誇りを感じてしまうようなサディズムが加わると本当に危険な人です。要するに付き合わない方がいい人間です。

週刊誌の記者の人たちは、事実かどうかではなく売れる記事を書くとボーナスがもらえるという話を聞いたこともありますし、もはやお金のためであれば手段を選ばない人達です。
もちろん全員ではないでしょうが、タレントさんのマンションに張り込む際に、そのマンションの住人と一緒に勝手に入り私有地内で待ち伏せるという人もいるそうです。法令遵守と言いながらも反社会的勢力に近いようなことをしている人もいるわけです。
これは疑問に思っているだけですが、反社会的勢力の写真や動画も世の中に出回ることがありますが、週刊誌の人達はそれを誰から買ったのでしょう。情報提供者は守られるので、この点も取り上げられることはないわけです。
まさにマキャヴェリズムと言えるのではないでしょうか。

理由3. フェイクニュースに関する知識を持っている

週刊誌の人達もずる賢い知識を持っていますので、ニュースというものは嘘であっても広がればそれが真実になるということを彼らは知っています。

フェイクニュースを一度信じてしまった人たちの意見はほとんど変わることがないということが研究により明らかになっています。
例えば、イリノイ大学の研究で1994年から2015年の間に行なわれた間違った情報を信じた人の意見を変えることができるのかという様々な論文を集めて、そこから質の高い6878人分のデータを集めて行われたメタ分析があります。間違ったフェイクニュースを信じた人たちが、それがフェイクニュースだったということを認めて自分の意見を変える方法はあるのかということを調べてくれています。
その結果、思い込みを修正することはほぼ不可能だということが分かっています。
例えば、参加者にあえて間違った情報を読ませて、その後にその情報は間違っていたので忘れてくださいと伝えても、最初の間違った情報に縛られてしまう人が多かったということです。

ですから、一度信じてしまった間違った情報は解消されないということです。
これを知っている人達はこれを悪い方向に使おうとします。
つまり、それが間違った情報であってもそれがバズって世の中に広まってしまえば、もはやそれが真実になるわけです。

さらに、このような情報がより説得力を増してしまうのは、スリーパー効果というものがあり、時間が経てば経つほど物事は真実味が増してしまうということが起きるからです。
人間は都合のいい情報以外はどんどん忘れていってしまいます。覚えやすい情報ばかりが残るようになりますので、間違った情報の真実味が増してしまうわけです。

批判者の知性という考え方もあり、ネガティブな指摘の方がもっともらしく聞こえるということもあります。
ネガティブな意見を言っているコメンテーターの方が頭が良さそうに見えるということと全く同じです。

このような効果が様々に働き、嘘が広がると真実になるということが起きてしまうわけです。
バズっている情報には気をつけてください。

ちなみに、このようなマスメディアがつきがちな嘘のつき方をする人たちが皆さんの周りにもいるかもしれません。
この嘘のつき方は三つのタイプに分類されます。

1. 大事なポイントを省く嘘
2. 誤解しやすい表現に変える嘘
3. 情報の出所を隠し責任を逃れる嘘

このような人たちはマスメディアに限らず皆さんの周りにもいるかもしれませんので、そのような人たちには十分に気をつけてください。

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リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/0956797617714579
In Sheep's Clothing: Understanding and Dealing With Manipulative People

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