目標・成功

人生の挫折が続いてしまう理由〜挫折の連鎖を止める方法

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • ダイエットが続かない
  • 貯金もなかなかできない
  • 失敗や挫折ばかりの人生だ

挫折は連鎖してしまう!

多くの人の挫折の原因について紹介させてもらいます。

挫折しやすい人はいろいろな場面で挫折してしまいます。
例えば、自分は仕事でもここぞというところで頑張ることができなかったし、英語の勉強をしようと思っているけれどもなかなか進まないし、投資を始めようと思ってもいたけれど、そういえば全然勉強もできていないし、そういえばダイエットも中途半端に立ったままだし、何をやっても挫折している気がするというようなこともあるのではないでしょうか。

実は、ひとつの場面だけで挫折する人は逆に少ないものです。挫折というものは連鎖します
その原因が分からなければの連鎖というものは止まることはなく、例えば、ダイエットで挫折してしまうと仕事でも挫折しやすくなったりするということもありますし、人間関係で挫折しやすくなってしまうということもあるかもしれません。
仕事で挫折してしまうと、プライベートでも次々と挫折してしまうということもあるかもしれません。

挫折の連鎖に対処し止める必要がある

この連鎖的な挫折を止めるにはどうすればいいのかということを今回は紹介させてもらいます。

この連鎖的な挫折とは、何かのジャンルで挫折した時に自暴自棄になってしまい、他のジャンルに対しても自制心や自己コントロール能力を発揮することができなくなるという現象によるものです。

例えば、毎日朝に筋トレをしようと思っていたのに、ある朝それを忘れてしまったとします。
そうすると、今日はどうせ朝の筋トレも忘れてしまったし、昼にラーメンを食べてしまっても構わないかとか、仕事もやることはあるけれど別に明日頑張ればいいかというようにどんどん考えてしまい、そこでもし上司に飲みに誘われたとしたら、明日早起きして今日の分も筋トレを頑張ろうと思っていたけれど、それもまた今度にして今日は全てチートデイということにしてしまおうというように、ずるずると挫折がつながって行きます。

人間は正しく対応しないと挫折が挫折を呼ぶようにできているということです。
ですから、たったひとつの挫折しかない人というのはいないわけです。

もちろん、例えば、スポーツ選手などが金メダルを取れなかったということを挫折と言うかどうかというのは人にもよると思いますが、この挫折というものは止めないとどんどん続いてしまうものです。

挫折は誰でもあるものだが止めないと続いてしまう

子供の頃にいじめられて、それが原因で人間関係に挫折したと思ってしまった人は、それ以降違うことでも挫折が連鎖してしまいます。
僕もそうなってしまう可能性もありました。
いじめられっ子でしたし、大学受験でも失敗したし、そこから挫折が続いてしまう可能性はありました。

ですが、僕の場合はその都度それを止めるようにしました。
この方法がわかれば、挫折は怖くなくなります。
挫折はひとつぐらいの挫折をしたとしても、それに対処した上で他の事をすればいいだけです。

僕たちの人生は、例えば、仕事で挫折しても他の仕事に変えるということもできるし、副業をするということもできるし、独立したり投資するという方法もあります。
彼氏との関係が終わり恋愛で挫折したとしても、男なんていくらでもいますし、もっと素晴らしい相手もいるはずです。

このように挫折というものはひとつ経験したとしても、ちゃんと対処してそこで止めさえすれば大した被害にはならないものです。

ですが、他の所にも波及してしまい、それがどんどん広がり続いていってしまうのでヤバいわけです。
そんな連鎖的な挫折の止め方について紹介する内容になります。

「WTH 効果:What the Hell」

まず原因からですが、なぜ連鎖的な挫折が起きてしまうのかというと、心理学ではとても有名な WTH 効果というものが関わっています。
WTH 効果とは、「What the Hell」の略で「どうにでもなれ」という意味です。

このどうにでもなれ効果は、昔から心理学ではよく扱われてきたものですが、これが挫折の原因を作り出してしまうものです。

例えば、ダイエットに頑張っていたけれど、たまたま友達にひとつどう?と勧められて、ダメだと思ったけれど、つい砂糖いっぱい含まれたチョコレートをひとかけら食べてしまったとすると、我慢しなくてはいけないのに午前中に間食をしてしまったから、今日はどうせダメだから、昼にも脂質や炭水化物を少なめにしようと思っていたけれど、大好きなパスタを食べてしまおうと考えたり、その勢いでケーキまで頼んでしまったり、夕方にはジムに通おうと思っていたけれど、それも今日は休みでいいかとなってしまうように、ひとつの些細な挫折がきっかけで1日の意志力が崩壊して、脳は暴走してやるべきことを何もやらないというような状態になってしまいます。

普通に考えれば、チョコひとかけらつい間食をしてしまったというのであれば、その分その日の運動量を増やすとか、逆に、お昼にはサラダランチにするとかすれば、いくらでも取り返すことはできるはずです。

ところが、人間はこのもうどうにでもなれ効果が発動してしまうと、あっという間に全てがダメな方向に進んでしまうようになります。
ひとつのミスはそこで止めて取り返せばいいのに、それが全てに波及してしまい崩れていってしまいます

しかも、このどうにでもなれ効果はあらゆるジャンルで起きるということが分かっています。お金の使い方とか自分の自己コントロール能力にも関わっていると言われています。

例えば、今はキャッシュレスになりそのためについつい無駄遣いが増えたという人もいるかもしれませんが、現金を使っていた頃には、1万円札は使いにくかったという経験もあるのではないでしょうか。
一万円札を崩すのがもったいなくて買うのを諦めたりした経験は誰でもあるはずです。
実際に、1万円札の状態では1000円札が10枚の状態よりも減りづらくなるということが分かっています。
人間は1万円札を一度崩すとお金を使いやすくなってしまうということです。
1万円札を一度崩して1000円札になってしまうと、それまでは控えていたようなことにも簡単にお金を使うようになってしまいます。
これももうどうにでもなれ効果によるものです。

他にも、割れ窓理論と言われている考えも非常に近いものです。
割れ窓理論は、街の中の建物の窓が割れた状態のままになると、犯罪率が高くなってしまうのではないかというものです。
治安が悪いということに対する指標になっているものがあると、多くの人がそれに影響を受けてしまい、実際に犯罪率が上がってしまうという理論です。

綺麗に整えられた道端でポイ捨てするのは気が引けても、ゴミがそこら中に捨てられているような場所では、普段ポイ捨てをしないような人もしてしまうというのもなんとなく分かると思います。

同じように、自分の自制心が壊れているたったひとつの特徴に左右されて、自制心の崩壊が連鎖して起きる現象がもうどうにでもなれ効果です。

ひとつの失敗や挫折が起きると、それが大きければ大きいほど、もうどうせ目標を達成することはできないから何をしても構わないというようになってしまいます。

確かに、ダイエットをしようと頑張っていたのに、ついつい誘惑に負けてチョコをひとかけら食べたとしたら、それは目標に対して挫けてしまったということにはなります。
ですが、それをチョコひとかけら分の自制心の崩壊で止めるのか、その後に、パスタも食べてケーキも食べて、カロリーで考えてもかなり大きな崩壊まで引き起こすのかということではかなり違います。

この挫折の連鎖による崩壊を引き起こさないためには、最初の失敗や挫折がどれぐらいのもので、それはどのようにすれば取り返すことができるのかということや、もしそれをその時点で止めることができなかったら、将来にどんな影響が起きてしまうのかということを冷静にもう一度考えることができれば止められます。

短期目標とやめる目標は「どうにでもなれ効果」が起きやすい

このもうどうにでもなれ効果が起きやすくなってしまう特徴が2つあります。
短期目標に挑んでいる時と何かをやめようとしている時です。

つまり、その程度や度合いではなく、人間は長期の目標で考えれば頑張り続けることができますが、例えば、今日だけお菓子を食べないと決めたとすると、そんな時にたった一口でもお菓子を食べてしまうと、まあや今日は自信満々にお菓子を食べないとは言い切れなくなってしまいます。
こうなると、もう一口食べてしまったしと考えてしまい、もうどうにでもなれ効果が発動するわけです。

このように短期目標しか持っていない時には、もうどうにでもなれ効果が起きやすくなります

そして、何かを止めようとする時も同様で、それがその後にどんな影響として積み上がっていくものなのかということを理解していないと、1回ダメになっただけでもういいやと考えてしまいやすくなります

ダイエットをしようと考えていたのに、ラーメンを食べてしまったぐらいであればまだマシです。
ただ、恐ろしいのは、何かひとつのジャンルでどうにでもなれ効果が発動してしまうと、全く別のジャンルでもどうにでもなれ効果が出てしまうということです。
これが先ほど紹介した挫折の連鎖に繋がるわけです。

ですから、ダイエットをしようと思っていたのについチョコレートを食べてしまったとすると、仕事の今日やろうと考えていたことももう明日でいいかと考えてしまったり、英語の勉強をしようと思っていたけれど、これもまた明日から頑張ればと怠けてしまいます。

1日の始まりの朝に難しい習慣を予定として入れてしまうと、それがたまたまできなかった時には、その日一日中がダメな日になってしまいます。
ですから、僕がいつも言っていますが、身につける習慣は減らして挫折しづらい習慣から身に付けたほうがいいわけです。
例えば、1日にやるべき習慣が10あると決めてしまうと、そのうちひとつでもできなくなってしまうと挫折してしまいます。
それよりも、確実にできる限られたことを習慣にしようと決めた方が成果が出やすくなります。

このどうにでもなれ効果を防ぐにはどうすればいいのか、どうにでもなれ効果が起きやすい状況を避けるにはどうすればいいのかということを理解しておけば、挫折の連鎖を止めることはできます。

「どうにでもなれ効果」を防ぐ3つの方法

どうにでもなれ効果を防ぐためには方法としては3つあると言われています。
まずひとつ目は長期目標を作るということです。

1. 長期目標を作る

例えば、今日はお菓子を食べないではなく、1週間お菓子をできるだけ食べないようにして、お菓子の消費量をいつもの80%以上減らすというような目標にして、できるだけ期間は長く幅も持たせるようにします。

貯金の場合であれば、今月は飲みに行ったりするのも我慢して5万円貯金をするというような目標にするよりも、1年間で80万円貯金をしようというような目標にしたほうが、今日つい1000円無駄遣いしてしまったけれど、もう1万円使ってもいいかとなりにくくなり、少し無駄遣いをしたとしても1年間でこの金額を貯めるには、どこかでこの無駄遣いを削る必要があると考えることができるようになります。

このように長期目標というものは自分の頭を冷静にしてくれるものです。

2. やめる目標をやる目標にする

2つ目としては、やめる目標をやる目標にするということです。

例えば、お菓子を食べないというよりは、お菓子を食べないことによって摂取カロリーを減らすと考えて、摂取カロリーを減らすということを目標にすれば、やめる目標ではなくやる目標にできています。

それであれば、チョコレートを食べてしまったとすると、摂取カロリーを減らさないといけないので、その分をどこで削ろうかと考えることも出来るようになります。

このようにしてやめる目標ではなくやる目標にするようにしてください。

3. 失敗から立ち直った回数を数える

挫折することは誰にでもあります。
ですが、その挫折を力に変えることができない人の特徴としては、失敗から目を背けようとします。
失敗した回数すら覚えていません。

僕は自分の挫折を全て覚えていますし記録しています。
失敗の記録は怖い気がするかもしれませんが、それは何年かすると立ち直りの記録になります。

つまり、この失敗から立ち直った回数を数えるということが、このどうにでもなれ効果を防いで、挫折の連鎖を止めるための最も強力な方法だとされています。

例えば、貯金を頑張ろうと思っているのに無駄遣いをしてしまったという時には、その使ってしまったお金を他の部分で削るにはどうすればいいのかということを考えたり、もっと無駄な所を探してそれを削るように頑張ってみようと考えて、それを実現することができれば、逆にそれをきっかけにしてもっと無駄なところも見つけて削ることができたので、これはリカバリーすることができたという感覚になります。

この取り返したという感覚を得ることを意識して、失敗の記録と失敗から立ち直った回数を記録してください

僕も、たくさんの失敗も挫折も経験しました。
ですが、失敗や挫折をして凹んだとしても、それを取り返して失敗する前よりも上に行くということをその都度考えてきました。
そんな自分がリカバリーすることができた記録を作ることができますので、これは挫折を止めるどころか自分のモチベーションを上げてくれるものです。

ですから、自分の失敗の記録をするようにしてください。
それをすぐにリカバリーすることができればもちろんそれで結構ですが、リカバリーできなかったとしても、時間が経てば人間は失敗から学ぶことができるものです。

そうなると、それは失敗の記録ではなく自分の立ち直りの記録になります。
立ち直りの記録をたくさん持っている人は、やはり人生において前に進む力が強くなると思いますので、皆さんもぜひ試してみてください。

2つの目標のうちどちらかを達成する方法

ちなみに、目標の立て方としては何種類かの目標にしてもいいかもしれません。
例えば、今日は完食をゼロにする、または、お昼にサラダをドレッシングではなくオリーブオイルとバルサミコ酢だけにするというようにして、どちらかひとつをクリアすれば OK ということにして

ヘミングウェイも、毎日何十ページも執筆していると書ける日もあれば全く書けない日もあったそうです。
書けない時にもうどうにでもなれ効果が起きることを防ぐために、ページ数の目標か執筆に向き合う時間かのどちらかを達成すればいいというようにしていたそうです。

これはとても良い方法で、例えば、5時間を目標にしていたけれどあっという間に30分で目標のページ数を書くことができたとしたらその日はもう終わりで、残りの4時間半の時間が自分に対してのご褒美になります。
一方で、いくら悩んでも全く書けない日もあるわけです。
その日も、たとえ書けなかったとしても目標にしていた5時間執筆に向き合うことができたら達成することができたとします。

このようにどちらかを達成すればいいというにすると、日々の達成感をも感じることができるようになり、もうどうにでもなれ効果も起きにくくなります
ぜひ試してみてください。

さらに挫折を止めるためのおすすめ

今回は挫折の連鎖を止める方法について解説させてもらいました。
今回のおすすめの動画としては、さらに挫折を止めるための方法について解説した動画を2本紹介しておきます。

失敗な挫折も受け入れて前に進むために

挫折の自己嫌悪をなくす【7つのセルフコンパッション】

先ほど、挫折を受け入れて自分の失敗や挫折を立ち直りの記録にしていくという方法を紹介させてもらいました。
ですが、この自分の挫折やネガティブな部分を受け入れることができる人は結構少ないものです。

では、どうすれば自分の挫折や失敗も受け入れることができるのかと言うと、心理学的にはセルフコンパッションというテクニックが一番良いとされています。
こちらは自分の失敗やネガティブな部分も受け入れて前に進むための方法について解説した動画になっています。

諦めない力を手に入れるために

【グリット】あきらめない力を手に入れる心理学

途中であきらめないでしがみついていくことが結構重要になります。
それができれば、多少失敗しても取り返すことができると考えることができたり、多少の挫折があったとしても取り返すために踏ん張ることも出来るようになります。
こちらの動画は、そんな諦めない力を手に入れるための方法について解説しています。
こちらもぜひチェックしてみてください。

挫折を乗り越えて前に進むためのおすすめ本

今回のおすすめの本としては、同じく挫折を乗り越えて前に進むために役に立つ本を2冊紹介しておきます。

短期目標ではなく長期目標を作ることが大切だと先ほど紹介しました。
実は、この目標や計画というものはその立て方を少し変えるだけで、達成率は2倍や3倍に割と簡単に変わるものです。
ですから、正しい計画の立て方について習う機会はありませんが、実はとても大切なことです。
そんな方法を科学的に解説した内容になっています。

諦めずにやり抜く力も大切だと紹介しましたが、そんなやり抜く力を手に入れたい方のためにおすすめの本です。
こちらは薄くて読みやすい本ですが、そんなやり抜く力を手に入れるためにとても役に立つと思います。
ぜひチェックしてみてください。

さらに、おすすめの本として僕の無料のオーディオブックのリンクも入れておきます。
通常は3000円ぐらいするものですが、これを無料で聴けるというAmazon のキャンペーンを行っています。
1人1冊だけですが、まだの方はぜひチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
今回のおすすめ本

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本内容は、参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://phys.org/news/2014-05-consumer-behavior-response-discipline-key.html

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