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容疑者を元院長と呼んで得をするのは誰か【ニュース考察】

容疑者を元院長と呼んで得をするのは誰か

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この知識はこんな方におすすめ

  • 情報を鵜呑みにしたくない
  • クリティカルシンキングを大切にしたい
  • 前に進みたい

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鵜呑みにしない技術

今まで時事ネタを扱ってきましたが、どんな人の意見でもそうですが、僕の意見も鵜呑みにしてしまうのは良くないわけです。
ですから、今後はニュースに関しては断定的に解説するのではなく、逆に、このような考え方もできるというような考察をさせていただけたらと思います。

今回の考察対象になるニュースとして、とても悲しい痛ましい事故で池袋暴走事故がありましたが、それが事故から7ヶ月ぐらい経ちようやく書類送検されたとか、容疑者ではなく元院長と報道されていたのがメディアに何かしらの忖度があるのではないかと言われたりしていました。皆さんもそんなニュースをたくさん見たと思いますが、僕も個人的には皆さんと同じように思いました。推測ではありますが、おそらくそれなりの立場があった方ですから、マスコミやメディアとの間に何かしらの忖度があったのだとは思います。
ですが、もしそうでなかったとしたらどうなるでしょう。容疑者とするべきところを元院長とすることがもし忖度でなかったとしたら、誰が得をしたのでしょうか。
これについて今回は考察してみたいと思います。
僕も個人的には、あんな酷い事故を起こしたからには責められても当然だと思いますし、39万人もの署名が集まったそうで 、僕はその署名活動の前を通るような機会はありませんでしたが、僕ももし機会があれば署名していたと思います。
そういう意味で気持ちとしては皆さんと同じだと思いますが、もし逆に考察した場合にはどのような可能性が見えてくるのかということを考えてみたいと思います。

逆向きの考察:クリティカルシンキング

ニュースでもメディアの報道でも同じですが、情報を鵜呑みにしてしまわないためには、逆だった場合にはどうなのだろうかと考えることが大切です。
例えば、自分にとって都合のいいニュースや情報が現れた場合に、何も考えないと、やはり自分の考えは間違ってなかったと考えると思いますが、これもかなりリスキーではあります。
都合の悪いニュースや情報であれば、逆に冷静になれるきっかけになることもありますが、自分にとって都合のいいニュースや情報ばかりに人間は目が行きやすいものですから、そんな時こそ、逆向きの考察、いわゆるクリティカルシンキングをしてみることが大切です。

基本的に、地位の高い人が地位の低い人に、強者が弱者に、あるいは、大きな組織が小さな組織に害を加えた場合には、その罪が大きく見えます。これは、皆さんの感覚的にも理解できると思いますし、科学的な研究でも確認されていることです。

今回、元院長ではなく「容疑者」と報道されていたらどうなっていたでしょうか?そして、速やかに逮捕されていたらどうなっていたでしょうか?
おそらく、ここまでのニュースにならなかったのではないでしょうか。では、ここまでニュースにならなかった場合とこんなにニュースになった場合を比べた場合に、どちらの方がメディアとしては得なのでしょうか?
なんとなく見えてきたのではないでしょうか。

マスコミとしては、「元院長」とすれば叩かれると思います。叩かれますが、ニュースソースとして長持ちします。ですから、むしろマスコミ的には「元院長」という肩書きをつけることで炎上した方がニュースソース的には長持ちするだろうというのが一つ目のポイントです。
そして、二つ目のポイントとしては、死をイメージするニュースに僕たちはたくさん触れてしまいます。痛ましい悲しい事故の報道がされて、死をイメージする情報にたくさん触れるようになります。人間は死をイメージする情報にたくさん触れると、金遣いが荒くなるということが分かっています。広告に対する反応をしやすくなってしまうということです。そうなると、マスコミ的にはスポンサーの利益につながります。
このように考えると、この一連の騒動で得をしているのはマスコミとスポンサーなのかもしれないという考察もできるわけです。

あくまで可能性であり、そこまで考えて報道していないとも思いますし、細かいデータは確認していないので何とも言えませんが、そのような効果はおそらく期待できるのではないかと考えられます。
YouTube でも炎上させて再生回数が増えれば、お金を稼ぐことができるので、炎上ネタを投下したりやっかいな形で他人に絡んだりすると、基本的には絡んだ側が得をするわけです。
そのように考えると、突っ込みどころを作っておいた方が収益になるということを考えることができる人が、YouTube には実際にいるわけです。
そのような人がマスコミにはいないとは言い切れないのではないでしょうか。
このような可能性まで考えてみると、ニュースに対する見方も変わってくるわけです。

今回ようやく書類送検されたそうですが、未来のあるお子さんとこれからたくさんの幸せを経験するはずだった女性の命が奪われているわけですから、適切な処罰がされることを願っています。ここまで注目されれば、さすがに忖度はできないと思いますし、それを期待しています。

ニュースは目にしない方が賢明ですが・・・

ですが、ニュースを見ること自体に関しては、このように逆向きも考えてみることで、バランスを取れる思考を持つことができると思います。ぜひ意識して試していただけたらと思います。
このような鵜呑みにしない技術のことをクリティカルシンキングと呼びますが、これを鍛えるための本を今回のおすすめ本として紹介しておきます。個人的な忖度が入っていますが 笑。
謎解きに関しては、クリティカルシンキングを鍛えることができるということが、結構研究者の間でも言われています。謎解きは普通に考えてもなかなか答えが出てこないので、複数の視点を持つことが必要になります。ですから、謎解きをすることによって普段から視点を変える練習をしておくと、鵜呑みにしない能力であるクリティカルシンキングを鍛えることができます。
問題に直面した時にも、様々な方向からその問題について考えることができるので、その問題の解決にも役立つこともあります。

これからの時代に必要な能力とは

クリティカルシンキングと同様、鍛えられる能力であるワーキングメモリーを鍛えるために

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▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1546533844

リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、以下の参考文献を元にした、DaiGoの独断と偏見を含む考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、これらは、あくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。
より正確な情報が必要な方は参考文献・関連研究をあたるか、信頼できる専門家に相談することをおすすめします。
訂正や追加情報があれば、随時修正や追記をします。
参考文献:


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