この知識はこんな方におすすめ
- ダイエットがなかなか続かない
- 最近なんだかお腹周りの脂肪が・・・
ダイエットが挫折してしまう3つのパターン
ダイエットが失敗する3つのパターンについて紹介させてもらいます。
ダイエットはなかなか難しいものかと思います。
ダイエットは人間の根源的な欲求にアプローチする必要があるものですから、当然ながらとても難しいものです。
そのため挫折する人は結構多いです。
ただ冷静に考えてみてください。
ついお菓子を食べてしまったとか、飲みに行った時についラーメンを食べてしまったとか、うっかり脂っこいものを食べてしまったということがあっても、1回や2回ちょっとした挫折をするぐらいではダイエットは終わらないはずです。
ついドカ食いをしたり間食をしたぐらいではダイエットは終わりませんし、1日や2日運動をサボったからといってぶくぶく太るかと言うとそんなこともありません。
ですが、僕たちは一度誘惑に負けてしまうと負け続けてしまうという性質があります。
これは「もうどうにでもなれ効果」というもので、1回誘惑に自分が負けてしまうと「どうせ失敗したからもうどうにでもなれ」とその日1日中だらけてしまうというようなことが起きます。
例えば、ダイエットを頑張っていたのに、ついランチにお出かけした時に甘いものを食べてしまったとか、コンビニでチョコレートを買ってしまったとすると、ダイエットを頑張ろうと思っていたけれど、今日は失敗してしまったからまた明日から頑張ればいいやと考えてしまいます。
小さな誘惑に負けてしまったことにより全体に対する諦めが出てしまいます。
この小さな失敗から匙を投げてしまう「もうどうにでもなれ効果」によって、ダイエットは結構失敗することにつながります。
誘惑に負ける状況を理解しそれを事前に避ける!
ポイントとしては、このようなもうどうにでもなれ効果を作り出してしまう思わず誘惑に負けてしまう状況を把握しておくと、ダイエットは成功しやすくなります。
誘惑にどのような状況で負けてしまうのかということを理解しておけば、できるだけそれを避けて通ればいいだけです。
なるべくそこに近づかないようにしておけば、ダイエットは続きやすくなりますし食欲の暴走を減らすこともできるわけです。
今回は、そんなダイエットが失敗する主な原因とされている3つの原因について紹介したいと思います。
この3つの原因を押さえておかないと、ダイエットは50%以上の確率で失敗すると言われています。
皆さんは今回紹介するこの3つの状況を避けるように心がけていただけると、ダイエットの成功確率は高くなると思います。
今回参考にしている研究はダイエットが失敗する状況について調べられたもので、まさに今ダイエットに頑張っているダイエット中の男女80人を対象に、その日の行動についてアプリで記録してもらい、さらに食に関する誘惑に負けてしまったという時の状況を記録してもらいました。
そこから人間がどのような状況下でダイエットに失敗しやすくなるのかということをまとめています。
食に関する誘惑に負けるといっても人によってそれぞれ違うような気がすると思います。
例えば、上司に誘われてついラーメンを食べに行ってしまったとか、美味しいお菓子をもらったのでつい食べてしまったとか、いろいろな状況があると思いますが、実は、多くの人に共通しているダイエットの失敗パターンというものがありました。
そのような状況にさらされてしまうと、およそ50%の確率で余計なカロリーを摂取していたということです。
要するに、これからご紹介する3つの状況にさらされてしまうと、皆さんはコインを投げるのと同じぐらいの確率でしか自己コントロール能力を発揮することはできません。
そのひとつひとつの状況にさらされるたびに50%の確率で誘惑に負けてしまうということです。
ダイエットの失敗パターンその1 :深夜の間食
やはり夜には間食をしやすくなります。
何か少し口に入れたいと思い食べてしまう人も多いと思いますが、この深夜の間食というものはかなりやばくて、少しのつもりがいつのまにかポテチを食べきっていたというような経験がある人もいるのではないでしょうか。
深夜には仕事の疲れなども止まっていて自分をコントロールする能力が低下していて誘惑に負けやすい時間帯です。
だからこそ、この深夜の間食は避けるようにしてください。
ダイエットの失敗パターンその2 :友人との食事
人間というものは、基本的に1人でいる時よりも複数人で食事をしている時の方が誘惑に弱くなるものです。
やはり、他の人と一緒に食事をしていると、周りの人が美味しそうなものを食べている時に自分だけ自制心を発揮するのは難しいものです。
誰かが食べていると自分も食べたくなってしまいます。
それだけでなく、友達と一緒に食べているとご飯は美味しいと思います。
友達と一緒にご飯を食べていると同じものでも美味しいという感覚は誰でも味わったことがあると思いますが、その中に1人でも結構食べる人がいたり、自分が我慢しているような食べ物を食べる人がいると、自分も食べたくなってしまい誘惑に負けやすくなります。
みんなと一緒に食べた方が楽しいですし美味しいのは間違いありませんが、誘惑には弱くなる可能性が高くなります。
もし友達や仲間と一緒に食事をするという時には、例えば、自分は今ダイエットを頑張っているからもしラーメンを食べそうになったら止めてほしいというように事前にお願いしておくようにしてください。
ダイエットの失敗パターンその3 :アルコールの誘惑
お酒を飲むとつい食べ過ぎてしまうという人も結構多いと思います。
アルコールがある状況下ではついついたくさん食べてしまいやすくなりますし、アルコール自体を我慢するのもかなり難しいものです。
僕たちの自制心が崩壊してダイエットが失敗する原因や状況を3つ挙げるとしたら、この3つの状況になります。
深夜の間食
友達と食事に行った時
アルコールがある時
この3つの状況にさらされていると、およそ50%の確率で余計なカロリーを摂取していたいということがこの研究では確認されているということです。
そんな3つの状況の中でも特にヤバいのはどれだと皆さんは思いますか?
普通に考えるとやはりアルコールがヤバいような気がすると思いますが、実は、友人との食事でした。
他の人と一緒に食事をしている時にダイエットを貫くとか、自分だけ食べないように我慢するというのはかなりの至難の技だったそうです。
やはり、他の人が食べている状況下で自分だけ我慢をするというのはほぼ無理だと考えた方がいいようです。
相当な鉄の意志があったとしても、これはほとんどの人が貫くことはできなかったそうですので、食事に一緒に行く相手は選んだ方がいいのかもしれません。
例えば、一緒にダイエット頑張ろうと友達を誘って、ダイエットの状況を報告し合いながら、食事をする場合にもお互いに監視し合いながら食事をするというようにしてみるのも良いのかもしれません。
この他の人が食べている状況の中で食欲を我慢するのは難しいということを覚えておいてください。
誘惑にさらされたら50%の確率で負けてしまう!
僕たちは簡単に誘惑に負けてしまうものです。
この研究も同じようなことを示していますが、人間が誘惑にさらされた時に、自分を律してそれに抗うことができる確率は50%くらいしかないと言われています。
ですから、重要になるのは、このような誘惑に負けやすい状況を理解して、それをリストアップしたり覚えておくことで事前にそれを避けるようにしておくことです。
ドカ食いしてしまったり自分が我慢している食べ物を食べてしまいやすいような友達とは食事に行かないようにするとか、アルコールを家に買ってこないようにするとか、とりあえずビールとみんなが注文する前に自分はウーロン茶を頼むようにするなど、誘惑を事前に避けるようなことをしておかないとどうしても難しくなってしまいます。
誘惑は結構いろいろなところにあるので難しいとは思いますが、ぜひ皆さんも自分の誘惑に負けやすい状況を把握して、それを事前に避けるようにしてみてください。
今こそ誘惑に抗いダイエットに成功するためのおすすめ
友達との食事に行きづらい今の状況かというものは、むしろ、皆さんががっつりダイエットを頑張って一生リバウンドしない体を作るためのいい機会なのかもしれません。
ですから、そんなダイエットに役に立つであろう動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
体脂肪をコントロールするために
人間の体脂肪というのは、ちゃんと方法を知っておけばコントロールすることができるものです。
僕の場合であれば体脂肪は13%ぐらいを維持するようにしています。
それが最も生産性が高く集中力も高い状態を維持することができて健康的でいることができます。
それを普段は維持しておいて、腹筋を割りたいと思った時には、3週間ほどあればそこから2%とか3%を落としてコントロールすることができます。
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このように体脂肪をベストな状況で維持しながら、必要な時にはもう少しだけ落としたりコントロールすることができるようになると、人生の質も上がりますし海に行っても脱げる理想的なカラダになれます。
そんな体脂肪を操るための方法について解説した内容になっていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
太らないメンタルを作るために
食欲のコントロールというものはとても難しいものです。
だからこそ、心理学を使って自然と太りづらいメンタルを作るにはどうすればいいのかということを理解しておくことも大切かと思います。
そんな方法について解説させてもらっています。
ダイエットの習慣や運動習慣のために
ダイエットのためには習慣を治すこともとても重要になります。
ついつい食べ過ぎたり無意識のうちに食べてしまう行動を直すためには、心理学としては最も強力な習慣化のテクニックとされている方法を使うといいと思います。
if-thenプランニングは、状況設定をすることによって人間の行動を変えるというとても強力なテクニックです。
その方法について徹底的に解説した内容になっていますので、自分の悪い習慣を叩きのめしたいとか、ダイエットの習慣や運動の習慣を身につけたいという方は、こちらもぜひチェックしてみてください。
ダイエットのためのおすすめ本
今回のおすすめの本としては、同じくダイエットのために役に立つであろうおすすめの本を紹介しておきます。
こちらの本は体型別にどのような食事がどんな運動をすれば理想とする体型に変わることができるのか、その体型を保つことができるのかということを詳しく解説してくれています。
腹筋をバキバキに割りたいという人もいれば、別にそこまでは求めていないけれどお腹周りの脂肪はとりたいとか、せめてくびれは作りたいというように人によって理想とする体型も違うと思います。
その体型に応じてどのような食事や運動や生活に心がければいいのかということを科学的に解説してくれています。
人間の食欲について学ぶのであればこちらがとても参考になると思います。
食欲というものについてあまり理解していない人も多いと思います。食欲というものがどこから生まれてきて、なぜ食欲というものを抑えるのは難しいのかというようなことが学べる本です。
最も時短で痩せたり、代謝を上げて効率よく痩せるためにいいとされているタバタ式トレーニングというものがあり、その様々なトレーニング方法について解説してくれている本です。
効率よく痩せたいという人はこちらも参考にしてみるといいと思います。
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さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックが無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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本内容は、記載された参考資料のみならず、過去の動画を元に大胆な独自の考察したもので、あくまで一説です。ここでの結論は、記載された論文とは異なる場合があります。
参考:https://academic.oup.com/abm/article-abstract/48/3/300/4562809?redirectedFrom=fulltext