この知識はこんな方におすすめ
- 言いたいことが言えない
- なんとなく生きづらい
炎上を恐れていた頃もありました・・・
今回は、僕が炎上を恐れていた頃の話をさせてもらいたいと思います。
炎上や誹謗中傷に晒されてしまう人も多く何かと問題になっています。
僕の場合は割と炎上には強いキャラです。
基本的には企業の CM などの仕事を受けていませんので、あまりイメージが関係ないということもありますが、昔は結構炎上を気にしていたこともありました。
例えば、自分の発言で炎上してしまったりテレビで失敗した時などには、自分でわざわざエゴサーチしてチェックしていたような時期もありました。
そうすると当然メンタルも病んでしまいますので、よくないことを愚かにも昔はしていたわけです。
タレントさんに限らず、基本的にほとんどの人が炎上を気にする必要はないということを解説したいと思います。
自分の言いたいことはちゃんと言っていいですし、言いたいことが言えない人や言いたいことが言えなくて炎上していない人よりも、言いたいことを言って炎上している人の方がまだマシです。
人間の幸福感というものは自分のコントロール感によって左右されるものですから、自分の言いたいことをちゃんと言って自分の感情や自分の行動を制限されていない感覚が重要であり、自分で自分の未来を選べるのかということがとても大切です。
仮に炎上を起こしたり問題発言があったとしても、その結果起きることを自分で収拾することができる、あるいは、それにより起こるデメリットを飲み込めるのであれば特に問題はないはずです。
これが今の僕の基本的な考え方になっています。
ただ、皆さんが心配している心配事の9割は実際には起きないということがある研究で示されています。
人が心配するのはそれが実際に起きないようにするためですから、こんなことを言ったら炎上してしまうのではないかとか叩かれてしまうのではないかと考えたり、こんなことをしたら周りからいじめられてしまうのではないかと心配してしまう人もいるかもしれませんが、はっきりいてそのほとんどは実際には起きません。
今回は、僕が炎上が怖かった頃からどのようにしてそれを抜け出してきたのかということについて紹介します。
人には不確実性を恐れる本能がある
まず、人間が根本的に恐れるものは炎上ではなく不確実性です。
分からないものや確認しようがないものなどの見えないものを恐れます。
もちろん、一番怖いのは人間だという話もありますが、基本的に人が怖がるのは正体のわからないものです。
人間はわからないものを恐れるので、それを理解するために科学を発達させたり統計を取ったりして一生懸命工夫を積み重ねてきたわけです。
人間には未来をできるだけ正確に予測したいという根本的な欲求がありますので、不安定なものや自分に対して何をしてくるかわからない相手に対しては敏感になってしまいます。
そんな本能から抜け出すためにはどうすればいいのかと言うと、そもそも言いたいことが言えなかったり、こんなことを言うと嫌われてしまうのではないかと考えてしまったり、炎上を恐れるのは数字を見ていないからです。
データと数字を見る
僕は基本的にデータ主義ですから、あらゆる事において数字を見るようにしています。
僕が Twitter で問題発言をしたりYouTube でとんでもない動画を出したりすることもたまにありますが、炎上すると確かにそれはけしからんという発言がたくさん出てくるわけですが、それ以上にフォロワーが増えて、動画のBad の数は増えますが絶対数でいうとGood の数が増えます。
例えば、普段の動画ではGood が95%でBad が5%だったとしたら、これが問題とされるような動画を出した時には確かに比率としてはGood が80%でBad が20%というように批判が増えているように見えますが、Good の絶対数としてはかなり増えているわけです。
ですから、自分の意見をちゃんと言うということに関しては、それに味方をしてくれる人たちが必ず一定数は集まるということです。
最近では YouTube の規制も厳しくなっているのでかなり少なくはなってきていますが、いわゆる炎上系のチャンネルが一定数のフォロワーを集めるのは、自分の意見や言いたいことをちゃんと発言する人の方が人が集まるからです。
それが炎上系の YouTuber のように間違ったことであっても一定数は必ず集まります。
ですから、自分の言いたいことをちゃんと言うということは、思っているよりも自分の味方を増やしてくれることであり、敵は増えたように見えるかもしれませんが意外と大して増えることもないので安心してほしいというのが僕から皆さんに伝えたいメッセージです。
科学的にみた炎上とは?
今回は僕の意見だけでなく、研究をベースになぜ炎上を気にする必要ないのかという話も紹介しておきたいと思います。
ごくわずかな人が騒いでいるだけ!
まず、ネット上の炎上ではそれが起きた時には大勢の人が騒いでいるように見えますが、炎上させる人たちはいろいろなところで炎上させています。
そんなネット炎上を起こしている人たちはネットユーザーの中のわずか0.47%だということが分かっています。
そもそもほとんどの人はわざわざコメントなんて書きませんし、それを見たとしても何も関わってはきません。
関わる人もごく一部で、その中でさらに炎上させたりアンチのような人たちは本当にごくごく一部でたったの0.47%です。
ただこのような人たちは暇でひたすらコメントを書き込んだりしているので、一見して数が多く見えるだけです。
やはり、それが仕事でもないのに SNS をずっとしているような人は、やはり若干ネット中毒者の傾向があると思います。
仕事で使っているのであればまだ分かりますが、ハマっているというのはやはり精神面に問題を抱えている人が多いでしょうし、わざわざ炎上させる人たちはダークトライアドの傾向があるということも分かっています。
他人の感情を踏みにじっても何とも思わないサイコパス、他人を自分の駒のように扱おうとするマキャベリスト、自分はすごいと思っているナルシスト、それに合わせて、サディストの傾向を持っているごく一部の人たちがひたすら炎上させているに過ぎないわけです。
はっきり言って匿名で人を叩いて喜ぶ人ですから、彼らは正義感を気取っているようにも見えますが皆さんが気にする必要も全くない奴らです。
0.47%のそんな人たちが騒いでいるだけですから、99%以上の人たちは皆さんの味方である可能性もあるわけです。
匿名性のあるネットの世界でわずか0.47%ということですから、実世界ではもっと少ないと思いますし安心していただけたらと思います。
意外と売上には影響もない!
そして、次のポイントとして意外と売り上げに影響がないということもあります。
最近であれば、Amazon プライムの不買運動のような騒ぎが一時ありました。
僕はそもそもCM に起用されているタレントでその商品やサービスを選んでいるということ自体はっきり言って愚かなことだと感じました。
タレントや CM というものはきっかけになるにすぎないもので、その商品やサービスの利便性や良さをそのきっかけで理解して、自分の頭で考えて判断し購入するはずです。
ですから、それを既に購入している人がCM に気に食わない人が出ているからやめようと言って、それをさらに周りも広めようとするのは、それは自分の意思で決めていなかったということをわざわざ周りに言いふらし自分の頭で考えていないということを表明しているだけです。
気に食わないから不買運動をするというのは勝手ですが、CM に起用されているタレントで自分の選択を決めているということをわざわざ言うのは愚かな人にしか見えません。
このようなことをはっきり言うとやはり炎上したりするわけですが、はっきり言って結果はほとんど変わりません。
おそらくこの Amazon の場合も企業として一応の対応はするのかもしれません。芸能事務所なども同じですが、企業としてこのような騒動があった場合にはタレントさんが何か問題を起こしたというような場合には表面上は何かしらの対応はすると思います。
仮に顧客が1000人や2000人減ったからといってAmazon は世界最強の企業のひとつですから痛くも痒くもありません。
はっきり言って企業からすると、民間人の好感度ではなく大型スポンサーや大型株主のことを気にしているだけです。
騒ぎが大きくなり株価が下がれば大変なので、株価を気にして対応しているだけです。
そうして、企業が対応している姿を見ると、実世界で自分たちの言いたいことも言えずネット上で騒いでいるアンチや炎上をさせているわずかな人たちは、自分たちが騒いだおかげで世の中を変えることができたかのように言って、ちっぽけなプライドを守ろうとしているわけです。
ですから、はっきり言って関係ありません。
このような騒動があった場合には企業は対応するかもしれませんが、ちゃんと必要なものを提供さえしていればほとんど関係ありません。
自分がみんなが必要なものをちゃんと提供しやることをやっているのであれば、言いたいことを言えばいいと思います。
言いたいことを言った上でもし実害があれば戦えばいいですし、法律などに違反しているわけでなければ皆さんが責任を取らされる可能性は非常に低いですから、関係ないのではないでしょうか。
むしろ、言いたいことをちゃんと言えている人には多くの人は魅力を感じるものですから、フォロワーが増えたりという効果もあります。
芸能人やタレントの問題で騒がれると本人が謝罪したり芸能事務所が会見を開いたりすることもありますが、これはテレビ局やスポンサーのような大型顧客を意識してしているだけです。
決してその問題について騒いでいる人たちに対してしているものではありません。
アンチが多いとかよく騒がれている人でも、はっきり言って売り上げにはほとんど影響がありませんので、全く気にする必要はないのではないでしょうか。
さらに、炎上させている側の人で有名になったような人はいますか?
炎上したタレントさんや問題発言をした人のフォロワーが増えることもあります。
もちろん、法律的に反するようなことをした場合には問題外ですが、そうでない場合には結果的にはフォロワーが増えていることの方が多いと思います。
そんな炎上や問題発言をした人たちに対して、それはけしからんと言った人でフォロワーが増えたり有名になった人がいたでしょうか。
そんな人はいなかったはずです。
言いたいことをちゃんと言えばフォロワーはついてきます。
それに対して文句を言ってくる人は一定数はいますが、それは実際には何の影響もありませんので無視できる範囲です。
そもそも見込み客にもならない相手
そして、3つめのポイントとしては、そもそもそんなことで騒ぐような人は顧客にはなりませんので無視して構いません。
つまり、皆さんにとっては害はあるかもしれませんが利はないわけです。
皆さんのお客になってくれたり何かを買ってくれたり応援してくれる可能性はほぼゼロです。
経済的には見込み客にもならないので気にする必要もないわけです。
皆さんの周りにもほんの些細なことでやたらと指摘したりしてくる上司とかいませんか?
そんな人がいたら皆さんも聞いてみたいと思うはずです。
その人はそんなに立派な人生を送ってきたのでしょうか。他人のことをいちいち叩くことができるほど立派な行動を日々しているのでしょうか。
大抵の場合、そのような人はそんな立派な行動ができていないからこそ他人を叩いて自分がまともだと思い込みたいわけです。
何かに挑戦したり自分の意見をちゃんと発言している人たちに対して他人の足を引っ張っているだけですから、誰もそんな人の味方にはなりたくないでしょうし、これは多くの人達にとって共通の敵になるはずです。
このように共通の敵と考えると、自分と同じ意志を持つ仲間を集めるためにも使うことができますし、皆さんの仲間との間の結束材料にもなるわけです。
タレントさんの場合にはいろいろと契約の問題があったりCM の損害賠償などがあってなかなかできないのかもしれませんが、そうでない場合には自分の言いたいことをどんどん言えばいいのではないでしょうか。
人生に大切なのはコントロール感
人の人生にとって大切なのはコントロール感です。
できるだけわざわざ自分に対する批判コメントなどは見ない方がいいわけですが、もしそのようなもの見た場合にはちゃんと対処するのも大切です。
自分の力で自分の生き方や人生をコントロールすることができているというコントロール感が高い人ほど幸せになるということが分かっています。
ですから、僕は炎上に負けるような自分ではありたくないと思っています。
わざわざ一人一人に対処する価値もないとは思いますが、何か問題がありますかというようなスタンスを取りはっきり発言します。
これもコントロール感を高めるためです。
皆さんがもし自分の言いたいことがあるけれど抑えそうになった時には思い出してください。
自分の人生のためのコントロール感を取るのか、周りからの目を気にしてそのコントロール感を犠牲にするのか、どちらが幸せになるのかは皆さんはもうわかるはずです。
このような想いも伝えたくて普段から僕のニコニコのチャンネルやD ラボ のアプリでは情報を発信させてもらっています。
興味がある方はチェックしてみてください。
面倒な相手に徹底的に対処するためのおすすめ
細かいことをやたらとちくちくと攻撃してくるような面倒くさい人は皆さんの周りにも結構いると思います。
このようなやつらを徹底的に叩き潰すにはどうすればいいのかということを解説した動画を今回は紹介しておきます。
恥や罪悪感の感情に訴えてコントロールしようとする相手に対して
カバートアグレッションというのは隠れた攻撃性という意味ですが、隠れて他人のことをコントロールしようとしたり、恥や罪悪感の感情に訴えてコントロールしようとしてくる奴らがいます。
このような陰湿な奴らを見抜いてどのように対処するべきかということを解説した動画になっています。
マウンティングしてくる相手に対して
ここまで陰湿ではなくてもすぐにマウンティングしてくるような人たちも結構います。
こちらの動画では、そんな人たちに対処するための方法を解説しています。
合わせて、いわゆるパーソナリティ障害というものがあり、これ自体は障害ですからそのような人たちはかわいそうではありますが、攻撃される側はだからといってただ我慢できるというものでもありませんので、そのような対策についても解説させてもらっています。
炎上や他人を叩く人たちへの対策のためのおすすめ本
今回のおすすめの本としては、ネット炎上や他人を攻撃してくる人たちに対処するための方法を学べる本を2冊紹介しておきます。
こちらの本は今回の参考文献でもありますが、ネット上の炎上がいかに残念なごくごくわずかな人たちによって行われているのかということがわかる本です。
こちらはカバートアグレッションや他人をコントロールしようとするマニュピレーターに関する研究をされている方がその対策について教えてくれる本になっています。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックが無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
リサーチ協力の鈴木祐さんの論文解説チャンネルもオススメです
Supported by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo
本内容は、記載された参考資料のみならず、過去の動画を元に大胆な独自の考察したもので、あくまで一説です。ここでの結論は、記載された論文とは異なる場合があります。