お金・ビジネス

高給取りでも不幸になる時給労働の恐怖

2019年2月19日

DaiGo MeNTaLiST

実は不幸になってしまう時給労働の恐怖を紹介します。

自己啓発のセミナーなどで自分の時給を計算しましょうということを言ってる人もよくいますが、してもいいですがしても幸せにはなれないということが分かっています。
時給を計算すると目の前のことを楽しめなくなるということです。
ですから、時給で働いてる人はもちろんですが、月の手取りが大体定額の人も時給を計算出来ますし、最近は残業に関しても厳しくはなっているかと思いますが1時間残業したらこのぐらい給料が増えるというようなことが分かっているのは結構危険です。

目の前のことを楽しめなくなる

時給を計算すると目の前のことを楽しめなくなるということがエリザベス・ダンをはじめとする様々な研究者によりわかっています。
自分の時給を知っている人達は、映画を見ているとか旅行に行っているというような楽しいことをしている時に、この楽しいことをしている同じ時間だけもし働いていたらいくらお金を稼ぐことができていたかと想像することができてしまいます。そうすると、今いくら稼ぎそこなったのかということがすぐわかってしまいます。
ですから目の前のことを楽しめなくなってしまうので計算してはいけないし時給労働者は不幸になりやすいのではないかということが言われています。

お金持ちになりたいのであれば労働収入をやめましょうとよく言われています。労働収入ももちろん大事ですが不労収入や投資の収入というものに変えていくことをせず、時間をお金に変えるということをしてしまうと人間にとっては余暇も含め生きるための全てが時間ですからその時間をお金に変えるのかそれとも楽しみに変えるのかという2つのせめぎ合いになってしまいます。この心の葛藤が人間に不幸をもたらしてしまいます。

実際にエリザベス・ダンをはじめとする研究者が行った実験としては、例えば、音楽を2分間聴いてもらうという実験があります。自分の時給をあらかじめ計算してもらったグループとただただ音楽を聴いてもらったというグループに分けています。その結果自分の時給を計算したグループはそうでないグループに比べて自分の好きな音楽を楽しむことが出来なくなってしまいました。
つまり、自分の時給を計算してから何かを行うと計算しなかった場合に比べて満足度が減ってしまうということです。

すでに時給を知っている人がとるべき戦略

とはいえ、自分の時給を既に知ってしまっている人はどうすればいいのか。その場合の解決策は1つしかなく、時間をお金に変えるのではなくアイデアをお金に変えるということをしていくしかありません
アイデアを出すためにはたくさん労働すれば良いということではありませんから、労働時間をお金に変えるということをやめないといつまでも不幸のループから抜け出せなくなってしまいます

僕たちはアイデアを金に変えることを考えていくことが大事ですし、成長を止めないことも大事です。
例えば、僕のニコニコの会員数はおかげさまで増えに増え91000人を超えています。どんどんすごいペースで増えていますが、仮にどこかでこの増減がが止まったとします。そうすると途端に時給が計算できてしまうわけです。
つまり毎月の収入が安定してくると結局その時間がどのくらいのお金に変わっているのかということに気づいてしまい、その時間をもっと違うことに使えばよかったのではないかなと考え始めてしまいます。
色々な余暇や目の前のことを思いっきり楽しむということをしていかないと注意力も育ちませんしアイデアも出てきにくくなります。そうするとどんどん不幸になってしまいます。

余暇を犠牲にすることで起きる負のループ

思い返してみてください。おそらく小学校の頃は休みの日が来るのがとても楽しみだったはずです。学校のことを考えるのは学校に行ってる時だけで学校から帰ったら思いっきり遊んだりしていたはずです。休みの日も楽しみにしていて休みが来たらとことん楽しんでいたかと思います。
子供たちを見ると何か1つの事をしている時は本当にそれに夢中になっています。
ところが今の僕たちはいつでもどこでも仕事をしようとすればずっと出来てしまいますし、やろうと思えば副業もいくらでもできてしまいます。このように時間をお金に変えるということを知ってしまうと新しいことを楽しめなくなってしまいます
これが良くないと分かっていながらほとんどの人がしてしまっています。

例えば、仕事のためにバケーションを犠牲にしますかということを尋ねると、たくさんの時間働けばその分収入が増えるというわけではない月給労働者のような人たちは、仕事のために余暇を犠牲にすると答えたのは17%の人でした。ところが、時給労働者はなんと32%もの人が犠牲にすると答えました。
つまり、倍以上も自分の余暇の時間を犠牲にしていると考えられます。

人間の脳には集中モードと緩和モードという2つのモードがあり、1つのことに集中している集中モードがずっと続くと集中のポテンシャル自体が下がってしまいます。ゆるい集中ばかりが続くようになってしまいますから、単純作業はできても意味のある仕事ができなくなってしまいます。リラックスしている緩和モードを間に挟んで行くことで脳は再配線されたりして新しいことを思いついたり学んだことが学習されたり疲れも取れてまた集中モードにも入りやすくなるものです。

ですから、自分の時間をお金に変えていけばいくほど集中力は落ちていってゆるい集中が続くようになりますので大きな仕事はできなくなりいつまでたっても稼ぐことも新しいこともできなくなります。さらに、余暇を取らずのが再配線されないので新しいことを学んでもそれが学習されませんしアイデアも出てこなくなってしまいます。
こんな悲しいループに陥ってしまうというわけです。

そうは言っても余裕がない?

今自分はお金もないし今のこの仕事を続けるしかないんだという人がいますが、だとしたら縮小するべきは自分の生活の方です。例えば、 低所得者の方がタバコを吸っている人が多いそうです。幸せになるために生きるためにはタバコは必要ないはずです。お酒も尋ねるとおいしいから飲むのではなく酔いたいから飲むという人もいたりします。それ必要でしょうか。

僕は学生の頃お金のない時もありましたがアルバイトはしませんでした。それは本を読む時間が欲しかったからで昼飯抜いてでも本を読むぐらいでした。何を大切にするかは人それぞれですが、まずは無駄なところを省いて今の自分の生活を少しコンパクトにしてその余力を使って未来への投資をするべきなはずです。それもせず自分には今改善すべき余地は何もないと考えてしまうと成長もしません。
僕もまだまだ無駄な部分はあります。その無駄を見ようとしないから余裕ができないわけです。余裕がないのではなくその余裕を自分で潰してしまっているということです。
僕は、そんな無駄を省いていって本を読むことを大切にしてきました。

ちなみに、省いてはいけない無駄もあります。僕の場合であれば大学生の頃の飲み会や合コンをとことん削りましたので友達は少ないです。 とはいえこれも今となっては少なくても面白い友達もいますし後悔はありませんが、何を犠牲にするのかということはしっかり考えてください。
自分の未来や可能性と引き換えにしてでも今目の前のことはしたいことなのか?ということを考える必要があります。
それでもその目の前のことをしたいのであれば止めはしませんが、その目の前の小さな誘惑に負けながらも自分はもう限界なんだとか余裕がないとか、お金を持っている人には自分の気持ちは分からないというようなことを言われても誰も分かるはずはありません。

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