人間関係

仕事の人間関係に疲れてしまう【真の理由】とは

仕事の人間関係に疲れてしまう真の理由とは

DaiGo MeNTaLiST

皆さん仕事の人間関係に疲れていませんか。

実際に仕事の人間関係に疲れている人は、なるほどと感じていただけると思いますが、コミュ力ではなく意外な原因によって仕事の人間関係で精神的肉体的な疲労を及ぼしているということが分かっています。

人間関係は大切ですが

まず大切なのは、人間関係とは良いものです。良い人間関係というものは、僕達の寿命を伸ばす上にモチベーションや給料も上げてくれて、人生において成功に近づけてくれてトラブルを回避させてくれるものです。

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人間関係とはこんなにもいいものなのに、なぜか人間関係に疲れてしまう人もいるわけです。この違いは何なのでしょうか。

仕事の人間関係に疲れてしまう本当の理由とは・・・
なんと罪悪感です。

仕事のための人間関係でメンタルを病む?!

仕事のために人間関係を作ろうとすると、メンタルに悪い結果が起きるのではないかということをトロント大学の研究があります。
もちろん仕事の人間関係は大事ですが、仕事のために人脈や人間関係を作っていく人はメンタルを病んでしまう可能性があるということをこの研究は示唆しています。

306人を対象に、良い仕事をもらうためにとかお金になりそうだからと下心を持って人脈を作るところをイメージしてもらった実験を行ったところ、そのような下心を持って人脈を作るところをイメージしてもらっただけで、そうでない人たちに比べて2倍も罪悪感を強く感じたということです。
自分がずるをしたり汚いことをしているような感覚に陥って自己嫌悪感が2倍にも跳ね上がったということです。

罪悪感が危険!

この罪悪感がとてもネガティブな影響を与えます。
人間は罪悪感を感じるとどんな悪い人であってもストレスを感じます。サイコパスの人は罪悪感を感じませんが、普通の人は仕事のためだけに関係を作ろうとか、お金の関係だけで人と付き合おうとすると、誰でも嫌な気分になるはずです。
このような罪悪感を感じると、人間関係自体が面倒になってしまいます

新しい人間関係を作ろうと思っても、その仕事の人間関係の罪悪感が刷り込まれてしまっていると、面倒に感じてしまいます。臆病になってしまいどんどん人間関係が悪化してしまいます。その結果仕事の人脈も失ってしまい、そのプレッシャーやストレスのせいで仕事のパフォーマンスまで落ちてしまいます。

仕事だけの人間関係を作ろうとすると、罪悪感のせいで仕事のパフォーマンスも落ちる上に人脈も失ってしまうということです。
下心をもって他人と付き合おうとするとメンタルにダメージを受けてしまいます。

異業種交流会とか人脈を作るための会がよくありますが、そもそも人脈がない人が集まる会です。誰かの紹介で人と繋がるのはいいと思いますが、自分一人単身でそのような会やセミナーに行っても無駄です。
本当に人脈のある人はそんな会を開かず勝手に人脈は集まってくるものです。
仕事のための人脈を作ろうとすると危険ですので、そのあたりもよく考えてみていただけたらと思います。

罪悪感を感じない人間関係を

ちなみに、同じ論文では、165人の弁護士を対象にしているデータもあり、積極的に人脈作りをする人の方が金持ちになるし、弁護士の中でも成功した弁護士ほど罪悪感を覚えることが少ないということも分かっています。
そういう意味では、罪悪感を覚えないような素直な関係でお付き合いができる人脈はどんどん広げたほうがいいということです。
あるいは、皆さんが若干サイコパス性があって、他人と下心のある人間関係を作っても罪悪感を感じないのであれば、それは大きく稼ぐチャンスかもしれません。
そうではなく罪悪感を感じてしまう人は、かえって人間関係に疲れてしまいますので、正直に何でも言える人間関係や利害関係のない関係を大切にしていくと良いのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。

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