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コミュ力なくても効果絶大なLINEの送り方が判明

投稿日:2019年2月13日 更新日:

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LINEの送り方です。
色々な人にメッセージや LINE を送ると思いますが、どのようなメッセージを送れば相手に好感を与えることができるかということが結構分かっています。
ところが、それらはコミュニケーション能力によるものが多いです。上手な表現が必要であったり、例え話が上手い人の方がモテるとか、説明能力が高い人は相手の知らない話をしてもいいけれどそうでない人はするべきではないとか、色々ありますがコミュ力が必要となると難しいと感じる人も多いかと思います。
今回はコミュ力がなくてもLINE で相手に対して良い印象を与える方法を紹介します。実際の実験では手紙で行われていますが、 LINE でも使えるのではないかと思います。
2018年にシカゴ大学が行った実験です。

最も大事な伝えるべきメッセージとは?

皆さんが LINE で相手に送るとして、送るべき一番大事なメッセージとは何でしょうか?

それは、仕事でも使えますし好きな相手に使ってもいいものです。とても重要なメッセージにも関わらず僕たちはその扱いがかなり雑になっています。それがもたらす素晴らしい効果を分かっていません。
あるバイアスによりこの行為をさほど意味がないと考えてしまっています。

それは感謝軽視バイアスです。

感謝の言葉は僕たちが思っているよりも相手に大きな影響を与えています。にもかかわらず、僕たちは、いきなり深い感謝をしても重く思われてしまうかもしれないとか恥ずかしいからと感謝の気持ちをあまり伝えていません。
ところが、感謝の言葉ほど強力なものはないということです。

実際の実験では、シカゴ大学は340名の男女を集めて以下のようなステップで実験を行なっています。

step
1
感謝の手紙を書く

被験者の人達に自分の同僚に感謝の手紙を書いてもらいました。この感謝の手紙は、その相手がどれくらい自分の人生に影響を与えてくれているかとか、その人のおかげで自分の仕事や価値観がどれくらい変わったのかというような重めの感謝を伝えています。どれぐらいその人が自分の人生に影響を与えてくれたのかということに対して手紙を書いてもらいました。

step
2
相手の反応を予想する

書いた手紙を送る前に書いた被験者達に質問をしました。その手紙を受け取った相手はどれくらい喜ぶかと思うかということを尋ねました。
(ほとんどの人は、あざといと思われてしまうのではないかとか、わざとらしいとか重いと思われてしまうのではないかと考えていました。)

step
3
実際の相手の反応をまとめる

実際に同僚にその手紙を送ってその同僚がどれくらい喜んだかということを計測します。そしてそのデータをまとめました。

僕も、相手が自分の人生を変えてくれたまで書いてしまうと重すぎるとかわざとらしいと思われるだろうと考えましたし、自分もそんな手紙を受け取ったらそう感じるだろうと思っていました。
ところが、実際が違いました。これが感謝軽視バイアスです。

感謝の言葉は僕たちが思っているよりも強力で、かつ気軽に相手に良いイメージを与えられるものです。

実験の結果としては、ほとんどの被験者は自分の手紙に対しては、そこそこポジティブに捉えてくれるかなとか、あるいは重すぎると少し嫌がられるのではないかと考えていました。つまりは、嫌われることはないだろうけれど社交辞令程度には喜んでくれるだろうと想像していました。
ところが、実際に手紙をもらった人たちの驚きと喜びは送り手の想像をはるかに超えるレベルで、あいつそんなに感じてくれていたのか!とか、そこまで感謝されていたのか! 、そんなふうに思ってくれていたなんて今まで思ってもみなかった!というような絶大な効果がありました

さらには、被験者の人達はいきなり手紙を送りつけたりすると訝しまれたり嫌がられたり、わざとらしいと思われてしまうとほとんどの参加者は予想していましたが、実際にそのようなマイナスな反応が起きた人は一人もいませんでした

つまり、受け取った人たちは予想を超えた驚きと喜びを感じることはあっても、重いとか嫌がるような反応は一切なかったということです。

研究者のコメントとしては、ほとんどの人は感謝の力を見くびってしまうバイアスを持っています。僕たちはありがたいとか嬉しい時に感謝はするけれど、その気持ちを伝える効果を甘く見積もってしまいます
ありがとうと伝えることや挨拶を当たり前に思ってしまっています。当たり前の行動だから価値はないと考えてしまいがちです。ですか、感謝に関しては当たり前ではありません。特にあなたが自分の人生を変えてくれたというような言葉は非常に人の心を動かすということが分かったということです。

文章力や方法は関係ない

感謝の言葉を送る時に、自分は文章力がないからとか言葉遣いも上手ではないので感謝の手紙を送るのも苦手だという人もいると思います。

この研究では感謝の気持ちを伝える方法によって相手の喜びが変わるのかということも調べています。手紙で伝えるのか LINE で伝えるのか、文章で伝えるのか直接伝えるのか、文章が上手いのか下手なのか、会話が上手いのか下手なのか、全く関係ありませんでした。伝える方法による差は全く無く大半の受け手は文章の暖かさ、つまり込められている感情感謝を伝えたいという意図のこの二つだけで相手に対する印象を判断していました。
ですから、文章が上手くても下手でも関係ありませんし届け方も手紙でも LINE でもメールでも関係がないということです。

ですから、 皆さんがLINE で相手と仲良くなりたい、とはいえいきなり好きとか付き合おうとは言いづらいというのであれば、君のおかげで楽しめたよとかありがたいと思っているということを伝えてみると良いのではないでしょうか。
あくまで感謝を伝えるということが大事です。感謝しているから会って欲しいとか、感謝しているから・・・と何かを求めると全く意味が違ってきます。
これは、純粋に相手が行ってくれたことや相手の考え方によって自分の考え方が変わったり感化されたことに対して感謝の言葉を送るということで、日常のやり取りの中で伝えきれていないことを送るということが大事ということです。
ですから、 LINE送るにはとても良いテクニックではないかと思います。ぜひ活用してみてください。

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参考
Amit Kumar, Nicholas Epley (2018) Undervaluing Gratitude: Expressers Misunderstand the Consequences of Showing Appreciation

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