プチ断食について以前紹介させていただきました。
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プチ断食には他にも科学的根拠もある魅力的な効果があるのでご紹介します。
血液サラサラ
まず、血液がサラサラになり血管が健康になる効果があります。
血管が詰まるような病気のリスクも減り、2014年に出たレビュー論文によると中性脂肪が低下したりLDLコレステロールが減少したり、血糖値も減少するということがわかっています。
睡眠の質が向上
更に睡眠の質が上がるということもわかっています。
プチ断食をすると途中で目が覚めたりすることが減ったり朝起きたときのすっきり感が増えたりします。
プチ断食により体内の炎症が抑えられます。一日中食べていると一日中消化するようになります。消化は食べ物を溶かしているわけですからカラダにもダメージがあります。だから、消化器官が休む時間をつくってあげることが大事なわけです。
だから体内の炎症がおさまって老化を抑えることも出来ます。
腸内環境改善
腸内環境が良くなるということもわかっています。
カロリーを抑えたことにより体内にモチリンやグレリンというホルモンが出てきます。これは消化器官を整えてくれるホルモンですからお腹の調子が良くなるわけです。
寿命も延びて頭も良くなる?!
これ以降は仮説ですが、他にも効果があると言われています。
寿命が伸びると言われています。
プチ断食により体が飢餓状態になり適度なストレスを感じるようになります。それにより体が活性化して老化への耐性やアンチエイジングの効果があるのではということです。これは動物実験では寿命が30%も伸びるという結果が出ているそうです。
人間も同様に寿命が伸びる可能性はありますし、健康的になることは間違いないと思います。
他には、風邪をひきにくくなるという効果もいわれています。
2014年にプチ断食をしたマウスが免疫力がアップしたというデータがありますから、人間も風邪をひきにくくなるのではと思います。
がんの予防に効果があるかもということも言われています。
これも動物実験ですが、プチ断食で発癌リスクが減ったというデータもあります。IGF-1という発癌リスクを高めるといわれているホルモンがあり、これはがん検診で測られる数値ですが、この数値がプチ断食をすると低下するということがわかっているので、一定以上の効果はあるのではないかと考えられます。
頭も良くなるのではとも言われています。
これも動物実験レベルではありますが、脳の神経の炎症が和らぐ効果は確認されているので頭が良くなるのではと言われています。マウスの実験ではプチ断食をしたマウスは記憶能力や学習能力が高まったという効果が出ています。
いずれにしても、炎症はいいことはなにもないのでプチ断食をして絶対に損はないです。
メンタル強化とアンチエイジング
メンタルへの効果もあります。
2013年の実験で、32名の男性が12週間プチ断食をしたところ、緊張感や怒りといったネガティブな感情が減って活力やポジティブな感情が増えたという研究もあります。
怒りっぽいなとか、最近ネガティブな感情が多く気になる人は、ダイエットも兼ねてプチ断食をやってみるとメンタルの改善にも効果があるのでおすすめです。
もちろんアンチエイジングにも効果があると言われています。
老化の最大の要因は慢性炎症です。体の炎症は老化につながるので炎症を抑えるプチ断食は効果が高いわけです。
更には女性に朗報です。
高い化粧品を使うよりもプチ断食をしたほうが肌が綺麗になる可能性があるということが言われています。2011年の動物実験でプチ断食をしたメスのマウスの肌艶が良くなったという結果が出ています。この実験では、プチ断食で肌のコラーゲン量が増えて保湿機能がアップしたそうです。
これも、適度な飢餓状態により体が状態を保とうと活性化して、その結果体内からコラーゲンをつくってくれたからではないかと考えられています。
ぜひ参考にしてみてください。
ダイエットもなかなか習慣化するのは難しいかもしれませんが、↓習慣の科学も参考に取り組んでみてください。