メンタル強化

ストレスでドカ食いしやすい人の特徴

2019年2月15日

DaiGo MeNTaLiST

ついついストレスで食べ過ぎてしまうということがあるかと思います。

このストレスで食べ過ぎてしまうことやドカ食いは時々であれば問題はないです。色々な研究がありますが、2〜3日ドカ食いしたぐらいでは体重や体脂肪がやたらと増えるとか太ってしまうということはさほどないです。
ところが、中には完全にリミッターが吹っ飛んでしまい食べても食べてもきりがないとか、気が付いたらポテトチップスの袋を開けて食べていて当然太ってしまうという人もいて、体質的な問題も当然あるかと思いますが、ストレスでそれが起きているということも結構あります。
このストレス食いの原因は何なのかということをご紹介します。

ストレス食いをしやすい人とは?

マギル大学をはじめとする研究により、ストレスが起きても食べ過ぎてしまう人とほどほどの人がいます。その違いは何なのかということが調べられています。
ストレスにより食べ過ぎてしまう人はそうでない人に比べて何が違うのかということを70件の論文(データ数としては19470人分)をもとに調べたメタ分析です。
その結果、性格によるということが分かっています。特定の生活スタイルを持っている人はストレス食いが起きやすかったということです。

ストレス食いを起こしやすい人はいわゆる不安型の愛着スタイルを持っている人でした。

愛着スタイルについてはこちらを参考にしてください↓

ヤバい恋愛を続けてしまう人の特徴が判明

続きを見る

不安型というのは、人に嫌われるのを恐れて常に相手に嫌われているのではと心配してしまうタイプです。嫌われたくないという気持ちがとても強いので依存的になってしまったり恋愛関係でも熱しやすく冷めやすいという特徴があります。

高いレベルの相関があるというわけではありませんが間違いなく影響があるというレベルでの相関が確認されています。
不安型は人間関係において自分に自信がないので嫌われるのではと常に考えてしまい、その結果相手に対してのめり込んでしまうようになります。そして一度何かトラブルがあるともうだめだ嫌われたと離れて行きます。このような熱しやすく冷めやすい関係を作りやすい特徴があります。
この研究ではストレス食いのデータしかありませんがストレス飲みも同様なのではと推測できます。
一番恋愛が続きにくいタイプでもあります。

不安型の人はネガティブなものに敏感

自分が不安型かどうかをチェックしてもらってもし不安型でしたら、それを認識して気をつける必要があります。
不安型の特徴としては、ネガティブなものに反応しやすいです。良くも悪くもネガティブなものに気づきやすいという特徴があります。例えば、あの人は機嫌が悪そうだなとか、あの人はこの人のこと嫌いなんじゃないかなとか、 この企画は駄目になりそうだなというようなネガティブなシグナルに対して反応しやすいです。ポジティブなものを見逃してネガティブなものには気を取られやすいという人はこの不安型の傾向があるかもしれません。

さらには、ネガティブなものに気づきやすいのにネガティブな感情のマネジメントが苦手です。
例えば、マインドフルネスを鍛えたり観察力を鍛えることでわざとネガティブに気づきやすくするということもあります。ネガティブなものに気づけたら直すことができます。ですから、僕は工夫や改善をするために改善点を探すのが好きです。ではこれが不安型かというとそうではなく、不安型の特徴はネガティブなものに気づきやすいので改善点にも気づきやすいですが、ネガティブな感情に飲み込まれやすいです。ネガティブな感情をコントロールできず、気づいた瞬間から不安で頭がいっぱいになってしまいます。

不安型の人はネガティブなものにいち早く気づいて、かつその不安に飲み込まれてしまうタイプです。それがなければネガティブなものに気づくというのは決して悪いことではありません。ですから、感情をコントロールする能力さえ身につければ悪いことばかりでは決してありませんが、不安型の愛着スタイルを持っている人はストレスに影響を受けやすいので気をつけた方がいいです。

ですから、ネガティブなことに気づきやすくそれに飲み込まれやすい人はストレスを感じた時にドカ食いしやすいということになりますので気をつけてください。ストレスケアに気を配った方が良いかと思います。

逆に、ドカ食いすることが多く太ってしまうという方はこの不安型のタイプの可能性もあります。

不安型になる原因は?

不安形になってしまった原因としては何なのかというと、性格はその多くを遺伝子で決められます。親の育て方で子供の性格は変わらないという話も以前紹介しましたが、この不安型に関しては親の性格や育て方の影響が出るのではないかとも言われています。

例えば、子供が不安型になりやすい親の育て方として、ネガティブな感情を使って子供に言うことを聞かそうとする、いわゆる毒親があります。要するに、子供にネガティブな感情を感じさせることによって特定の方向にコントロールしようとする親のことを毒親と言います。このような人に育てられると不安型になりやすいということです。恥とか罪悪感といった感情でコントロールされると大人になっても不安に飲み込まれやすくなるし、不安には敏感になっているけれどその不安のコントロールの方法を教わってないのでどうしていいのかわからなくなります。

不安型の人はそうでない人よりもストレスに弱いし、 そのストレスから逃れるためのストレス対策やストレスケアもできていないので逃れるために一時的に気分を良くしてくれるようなものに手を出してしまいます。健康に良くないものやドーパミンが出てから目をそらしてくれるような食べ物に手を出してしまいます。だからドカ食いで太ってしまうわけです。

別のデータで、ストレスが多い人はそうでない人に比べて一か月で416グラムも脂肪がつくと言われています。筋肉や体重の増加というわけではなく脂肪だけで416グラムも増えるわけです。

不安型の人の対策

では、不安型の人はどうすればいいのか。この論文では2つの対策が挙げられています。

1.セキュリティプライミング

自分がネガティブな感情に対処できているようなふりをするということです。ネガティブな感情に対して自分は対処できていなくても対処できているんだというふりをします。これをすると自分のメンタリティが変わって、あたかも自分がストレスを処理する能力が高いかのように振る舞うことで実際に処理する能力も上がっていきます。

不安型でストレスを感じやすい人は、そのせいで他人との関係がなくなっていくことが危険です。一番危険なのはストレスを感じているかどうかではなくてストレスを感じることによって他人との関わりや応対が変わってしまうということです。ですから、その一番大事な他人との関わりだけは何もないかのように振る舞いましょうということです。
これにより、自然と他人への親切などの人との関わりを深める行為が増え、意外と自分の周りには自分を助けてくれる人がいて自分は嫌われていないということも感じるようになって不安型の傾向が薄まっていくとされています。
辛い時こそ人と関わるようにしたり他人に親切にするということをすると他人との関係性が良くなり結果として自分自身のメンタリティが変わっていくということです。

2.エモーショナル・レギュレーション

脱フュージョンなどのテクニックを使ってネガティブな感情を切り替えていこうとするものです。

脱フュージョンに関してはこちらを参考にしてください↓

心理学的に正しい対人トラブル解決法

続きを見る

脱フュージョンはとても簡単な方法で、例えば不安や怒りや悲しみといったネガティブな感情を感じたとしたら、それを自分の中で採点してください。0から100までの数値でこの感情は何点ぐらいかと感情のグラデーションを考えることが大事です。ネガティブな感情を感じてしまうとついつい0か100どちらかで考えてしまいがちですが、数字で採点することによって自分の感情に向き合うと同時に一歩引いて自分の感情について考えられるようになり結果的に自分の感情をコントロールすることができるようになります。

このようなテクニックを使うことで不安が他の人もドカ食いを減らすこともできると思います。ぜひ試してみてください。

おすすめ動画
太らないメンタルを作る食心理学入門
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1458292195
腹筋割れる!くびれを作る!体脂肪操作の科学
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1531233785
脈アリ見抜く!モテ度を上げる恋愛科学
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1526812359

参考
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/29183700/
https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037%2F0022-3514.75.2.420


他の人はこちらも検索しています

-メンタル強化
-,

Copyright© Mentalist DaiGo Official Blog , 2019 All Rights Reserved.