健康・ダイエット

夜食べると太るはウソ【むしろ痩せるコツ】

夜食べると太るはウソ

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この記事はこんな方におすすめ

  • ダイエット中の人
  • これからダイエットしたい人
  • 健康的な食生活をしたい全ての人に

 

夜食べると太るってホント?

夜たくさん食べると太るから・・・、朝や昼にしっかり食べる方がいい、というようなことを言われる人がよくいますが、実は間違っています。
むしろ夜食べた方が痩せます。

夜食べたら太りやすくなるとか、夜食べたものは全て脂肪になるよく言われましたが、この根拠としては、午後6時以降になると人間の代謝は落ちてきますので、食べた分が燃えにくくなるので体に残るのではないかという研究や、夜の10時以降はBMAL1(ビーマルワン)というタンパク質が増えて脂肪を溜め込むように脳に命令を出すという研究もあり、夜食べると太るということが言われ始めました。
ところが、これらは人間を対象にした研究ではなく、人間を対象に朝多めに食べる人と夜多めに食べる人を比べて、どちらの方が太るのかということを調べた研究ではありませんでした。
実際に人間を対象にして調べたところ、夜しっかり食べても太らないどころか、夜食を食べても太らないという研究があります。

夜がっつり食べるラマダン中の若者は?

一定期間中ほとんどの国民が夜食しか食べないという国があります。そうですイスラム教の国です。イスラム教の国はラマダンがありその間は日が昇っている間は食事をしてはいけないので、その日が昇っている間に食事をすることができないラマダン中の若者を調べたら、朝食べるのと夜食べるのとでどちらの方が太りやすいのかということが分かるのではないかと考えたのがこの研究です。

ラマダン中の人は日が出ている間は断食をしているので、あまり夜も食べていなくて痩せそうな気がするかもしれませんが、もちろん全員ではありませんが、多くの人は日が沈んだ瞬間にドカ食いをするそうです。夜にかなり大量の食事をする人が多いとのことです。
そういう意味では、夜食べたら太るのかということを調べるには非常に良い研究対象となるわけです。
というわけで、2007年の論文でイスラム教の若者をラマダン中に調べることによって、夜食べることが本当に太りやすくなるのかということを調べてくれています。

結論としては、夜に大量の食事をしていたラマダン中の若者は筋肉量は減ってはいませんでしたが、逆に体脂肪が減っていたということが確認されています。
つまり、夜にガッツリ食べている方が痩せていたということです。
もちろん、ラマダンの期間中は朝から日が暮れるまで断食をするので、これによりプチ断食的な効果があったので痩せたということもあると思いますが、夜がっつり食べても太るとは言えないわけです。

朝食しっかり派と夕食しっかり派では?

他にも食事時間の変化を調べた研究は色々とあります。
朝も昼も少しずつは食べてそれで夜がっつり食べてしまったら、やはり太るのではないかと考える人もいると思いますが、もちろんプチ断食をした方が健康面のためにもいいけれど、他の研究でも同じような効果が確認されています。
朝食の配分を増やした人と夕食の配分を増やした人とで、どちらの方が体脂肪が減るのかということを調べた研究があります。それによると、夜にガッツリ食べた人の方が体脂肪が減っていたということです。
朝とか昼の脂肪が燃えやすい時間帯にしっかり食べた方が良いと思われがちでしたが、実際には、朝や昼の量を減らして夜にがっつり食べたほうが体脂肪は減りやすかったということです。
ですから、体型を保ちたいのであれば、朝と昼を少なめにして夜をしっかり食べるか、朝を丸ごとカットするかが良いということです。

他にも色々な研究があり、各食事のカロリーの配分を増減させる実験でも同じような結果が確認されていて、朝よりも夜のカロリーを増やした方が体重の減少度が高かったということが分かっています。
つまり、夜にカロリーを摂ったほうが痩せやすいということが言えるわけです。

太っている女性を対象にした研究もあり、肥満の女性を対象に食事をとる時間と体重の変化を調べた研究では、体内時計の変化を見ても肥満に影響を与えるような効果はありませんでした。
つまり、朝しっかり食べないと体が目を覚まさないので太るという人もいましたが、実際には変わらなかったということです。

結局、まとめると・・・

要するに、夜になると代謝が落ちるとかBMAL1(ビーマルワン)が増えて脂肪を溜め込むような状態になるということが科学的には言われているわけですが、これが実際に体脂肪に与える影響はほぼ無視できるぐらいのレベルで、朝しっかり食べても夜しっかり食べてもさほど差はなく、むしろ、朝食を食べないのであれば夜はしっかり食べた方が痩せやすくなるということが言えるわけです。

慶応大学の伊藤先生という方も似たようなことを言われていて、日中は体が活動的なモードになっているので消化よりも体の活動の方にエネルギーを注ぎ込みますが、日が暮れた後は体はリラックスしたモードになり、消化する方にエネルギーを使うようになります。それにより効率よくエネルギーを吸収することができるようになります。
そういう意味では、夜に食べた方が栄養の吸収効率も良いのではないかと考えられます。

ただし、寝る直前に食べると睡眠の質は下がってしまいます。睡眠の質が落ちると人間は太りやすくなりますので、睡眠の質が落ちないようなタイミングであれば夜に食べても問題はありません。
寝る2時間前ぐらいまでには食事を終えるようにするのが良いかと思います。それまでであれば夜がっつり食べても問題はないということです。
むしろ、朝ごはんは抜いて夜がっつり食べた方が痩せやすくなるというのが現代科学の常識ですので、参考にしていただけたらと思います。

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リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:http://www.commerceatroyes.com/254.html
https://news.mynavi.jp/article/20130826-a003/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17909674
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9040548
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/1550038
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3508745


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