この知識はこんな方におすすめ
- 失敗が怖い
- 成功したい
失敗を乗り越えてスキルを手に入れる
多くの人が失敗を乗り越えることができず人生でつまずいてしまいます。
挑戦できるようになりたい、勇気を持ちたい、人生を切り開いていきたい、多くの人がそのように思うわけですが、これらすべての欲求に応える方法はひとつしかありません。
失敗を乗り越えてスキルを手に入れることだけです。
失敗を乗り越える事ができない人は、成功する前に諦めてしまいます。
成功するために必要になる行動を止めてしまいます。
ですから、失敗の恐怖を乗り越える方法を学ぶことが、皆さんのこれからの人生を後悔がいない人生にするためには欠かせません。
自分の人生でやるべきことをやったと思えるかどうかは、失敗の恐怖を乗り越えることができるかどうかでそのほとんどが決まります。
失敗の恐怖を乗り越えることができる人は、必然的に挑戦する数が増えますので、色々な失敗をしたとしても自分の望んだものや望んだ人生を手に入れる可能性が高くなります。
後悔しない人生を誰でも歩みたいと考えます。
そう考えた時に、多くの人が失敗のない人生をイメージしてしまいます。
どちらかと言うと、失敗ができる人生の方が結果的に後悔が少なくなります。
多くの人が、失敗した後悔よりも挑戦しなかった後悔の方が圧倒的に多くなります。
他人の目を気にしたり余計なことを気にせず挑戦していくスキルが重要です。
皆さんには失敗の恐怖を乗り越えて前に進むための方法を学んでもらいたいと思います。
失敗しない人よりも、失敗しても大丈夫だと思える人の方がはるかに成長していきます。
余計なことを考えず、たくさんの失敗ができるような人生やキャラクターを大切にしてください。
「失敗から学ぶ」とは客観的に失敗を見ること
多くの人は偉人や成功者のストーリーに対して、その成功から学ぼうとしますが、それよりも失敗から学ぶことの方がはるかに重要です。
例えば、コロンビア大学の研究で、他の人の失敗から学ぶことを意識した方が、失敗に対する許容力が増えて、結果的に挑戦する頻度が増えて成功をつかむ可能性が高くなるということも示されています。
多くの人は先人たちの成功に学ぼうとします。
あるいは、他人の失敗をバカにします。
そうではなく、失敗から学ぶ姿勢がとても重要です。
自分の失敗から学ぶのは難しい
自分で失敗した時には、そこから学んで成長できそうな気がすると思います。
ですが、失敗から学ぶためには、自分の失敗を客観的に見ることが前提となります。
その失敗から自分を切り離して、一歩引いてその失敗を見ることができなければ、いくら失敗しても自分の失敗から学ぶことはできません。
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ですが、ほとんどの人がこれができません。
あれは仕方がなかったことだと自己正当化したり、他人のせいにする方が簡単です。
失敗を客観的に見る努力よりも、自己正当化するための努力をしてしまうので、結果的に自分の失敗から学ぶことができなくなるわけです。
人間は自分の失敗に対してよりも、他人の失敗に対しての方が客観的になれます。
ですから、まずは皆さんが尊敬する人や理想とする人を思い浮かべてみてください。
そんな偉人たちの失敗に学ぶということが、まず皆さんにとって必要なことです。
自分の過去の失敗から学ぼうとしても、仕方がなかったと思える理由が思い浮かんだり、人は誰でも自己正当化したくなってしまいます。
例えば、生まれつき恵まれていなかったり苦しい境遇にいる人もいると思いますが、「仕方がない」「逃げたい」という思いから、工夫したり行動することができない人が一定数はいます。
これも全く同じで、客観的に自分を見ることができるポジションに身を置かなければ何も変わりません。
①偉人たちの失敗に学ぶ
ほとんどの人にとって客観的に自分を見たり自分の失敗を見ることは難しいので、偉人たちや成功した人たちの失敗から学ぶことが大事だということをコロンビア大学の研究も教えてくれています。
コロンビア大学の研究チームは、学生たちに対してアインシュタインやキュリー博士が、何度も実験に失敗しながらも粘り強く研究を続けた結果、歴史に名を残す偉業を成し遂げたストーリーを読んでもらっています。
有名な科学者の成功例に注目したストーリーを読んでもらった学生に比べて、偉人たちの失敗も含めて学んだ学生たちは、自分の失敗をうまく処理したり自分の失敗と向き合うモチベーションが向上して、その後に学業成績まで向上していたということが確認されています。
人がいきなり自分の失敗に向き合うことはまず無理です。
ですから、まず僕たちがやるべきことは、誰でもいいので自分が尊敬できる人間の失敗について学ぶことです。
失敗の恐怖を乗り越えるための第1段階として、まずは偉人たちの失敗から学んでみましょう。
科学の世界だけでなく、ビジネスの世界でも偉大な成功者について話を聞くと、ほとんどの人はその成功例の部分ばかりを語ります。
偉人たちの成功ばかりに目を向けてしまいがちですが、その成功をつかむまでの沢山の失敗について学んだ人たちの方が、はるかに自分の失敗や挫折に強くなりますし、成功のためのモチベーションも高くなります。
偉人たちの成功や偉業ばかりに注目してしまいがちですが、一番重要なのは泥臭い部分です。
失敗をどのように積み上げて、その都度の失敗をどのように乗り越えたかということの方がはるかに重要です。
挫折や失敗の中で過程が出来上がります。その過程を経てはじめて結果にたどり着きます。
最終的な結果だけに注目しても、そこから何も学ぶことはできません。
今回は、臨床心理士のジェイド・ウー氏が、過去の先行研究をもとに、失敗への恐怖を乗り越えてそれを勇気に変えていく方法について教えてくれる文献を参考にしながら解説させてもらいます。
②失敗とはなにか?具体的に考える
失敗に対する恐怖はホラー映画のようなものです。
「失敗」というものは、失敗した後は物事が明確になっているので後悔はあっても怖くありません。
ところが、失敗する前は誰でも怖くなります。
なぜかと言うと、ホラー映画と一緒でその存在が未知のもので不明確だからです。
暗闇に潜む何か、姿が見えない存在、正体不明の暗闇に住むモンスター、このようなものを想像している時が一番怖い時です。
つまり、人間は不明瞭なものが怖いわけです。
不確定要素が強いものを恐れてしまうわけです。
ですから、人間の恐怖というものは、その対象が漠然としていればいるほど恐ろしさが増します。
失敗の前後で恐怖感は大きく変わる
ですから、失敗もこれと同じです。
失敗した後の原因が明確になった時よりも、失敗する前の原因がよくわからない状態が最も怖くなる時です。
まずはこれを理解しておいてください。
多くの人は失敗したらどうしようと考えますが、失敗を乗り越えることができる人は、失敗の前後の恐怖感の大きさの違いを理解しています。
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物事に取り組む前に失敗を恐れている人は、その失敗の正体を正確に見ることができていません。
それを大きく見積もりすぎているために、本来の能力を発揮することができず本当に失敗するわけです。
失敗に対する恐怖がその前後で全く違うということを知っているかどうかで、実際に物事に取り組む行動パターンは大きく変わります。
ですから、失敗したらどうしようと漠然と考えるのではなく、失敗した状況について具体的に考えてください。
どういう時が失敗なのか? 仮にこの失敗をしたらどうなるのか? この程度の失敗をしたらどうなるのか? ということをできるだけ具体的に考えてください。
失敗の条件を具体的に考えてください。
失敗の条件なんて考えると、それが頭から離れなくなってしまい不安だという人もいるかもしれませんが、実際には全く逆です。
人にとって不明確なものは何倍にも大きく見えてしまいます。
実際に失敗すると、それを体感としても理解することができて、手をつけていくこともできますが、失敗する前にはあまりにも大きく見えて、しかも漠然としているので何も手がつけられません。
そうしていると5倍にも10倍にもなって見えるということを覚えておいてください。
ですから、失敗についてはできるだけ具体的に思い描くようにしてください。
そうすると、失敗しないためのステップや手順が明らかになり、今何をするべきかということも見えてきます。
それに沿って行動していくと、自分が恐れていた失敗への恐怖が思ったほどではないということも理解できるようになります。
その結果、行動するための勇気が湧きやすくなります。
皆さんが思っているよりも、そこに光を当てることができれば、暗闇の向こうのモンスターは意外とかわいい存在だったりします。
失敗とは何かということを具体的に考えるようにしてください。
③もしもの時を本気で考える
多くの人が目の前の問題で失敗をしたらどうしようかと恐怖を抱えています。
まだ失敗したり窮地に陥っているわけでもないのに、もし失敗したらどうしようかと考えてしまうことで、そこに余計なリソースを使ってしまいます。
そんな恐怖に駆られてしまうのであれば、それが実際に起きてしまった時のことを出来る限りリアルに思い描いてください。
そして、そこから計画を立てることが最善の策です。
要するに、最悪な状況を想定して、それに対しての対応策を事前に考えておくということです。
例えば、自分が独立して会社を作ったという状況で、会社が倒産してしまうかもしれないという不安に駆られているのであれば、倒産しそうになった時の事を具体的に考えてみてください。
まずは早めに従業員に告知して、できるだけ従業員が次の働き口を早く見つけることができるようにするとか、財務状況をわかりやすくまとめておく、金融機関に早めに相談しておく、売却できる資産を早めに売却するなど、その状況に陥った時に自分がどうするかということを具体的に考えておきます。
最悪な状況への対応策を具体的に考え抜いておくことが重要です。
もしもの時を考えて沸き起こる不安を感じている人は多いと思いますが、それを考えた時に、より具体的にして対策まで考えることができている人はほとんどいません。
ビジネスでも投資でも同じですが、最悪な状況を考えるだけでは意味はありません。
ですが、最悪な状況をより具体的に考えて、もしそれが実際に起きた時にどうするのかという対応策まで考えておくことまでできると意味があります。
つまり、ただのネガティブ思考には意味はありません。
あえて自分をネガティブ思考にして最悪な状況を想定し、その場合の対応策まで考えることができれば、余計な不安に苛まれることもなくなります。
もしもの時について中途半端に考えると不安やうつの原因になります。
本気で具体的に考えて対応策まで考えると、逆に勇気が湧いて行動できるようになります。
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ここから先も失敗の恐怖を乗り越える方法について解説していきます。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://psycnet.apa.org/record/2016-07217-001
https://www.quickanddirtytips.com/health-fitness/mental-health/self-care/how-to-overcome-fear-of-failure
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/B9780128000526000044