人間関係

人に会わずにコミュ力を高める方法

2019年2月1日

DaiGo MeNTaLiST

人に会わずにコミュ力を上げる事はできるのか?結論としては出来ます。逆に、人と会ってもコミュ力は上がらないかもしれません。
普通に考えたら、人と会って話をすることでコミュニケーション能力は上がるものと思われがちですが、実はそうではありません。人と会っている回数が多ければ多いほどコミュ力が高いかというと非常にあやしいものです。
僕も人とはほとんど会いませんが、表現力や人の気持ちを読む能力をコミュ力というのであればコミュ力は高い方と言えます。

つまり、漫然と人と会っても意味がないです。ですから、人と会う回数ではなくそもそも相手の感情を読み解いたり、どんな人間なのか観察する能力が大事です。そして、メンタルトレーニングを行って相手と対話する時の不安をケアすることです。
つまり、相手の心を察する能力・観察する能力と不安対策により最強のコミュ力を手に入れることができます。
これがコミュ力の正体です。

外交的な人がコミュ力が高いわけではない

そう考えると、不安対策で慣れていくために人と会うことは必要かもしれませんが、外交的で人といつも会っているような人がコミュ力が高いわけではない理由がわかってもらえると思います。

外交的な人はたくさんの人と会っていても、外交的な人の特徴として鈍感力があるので相手の気持ちに関わらず誰とでも接していくことが出来るがゆえにコミュ力が高そうに見えているだけで実際にコミュ力が高いわけではありません。

人と話すのが苦手、人と会うのも面倒・・・でも、いざという時のためにコミュ力はほしい!という方のために、使える方法をご紹介します。

ドラマを観るとEQが上がる

特に人間の心の揺れ動きがあり賞をとっているようなドラマを見ると良いです。エンタメでもドキュメンタリーでもなくドラマです。
オクラホマ大学の実験で100名の学生を2つのグループに分けて、賞をとった人間の心の揺れ動きのあるドラマを見た場合とドキュメンタリー番組を見た場合で比較したものです。それぞれ番組を見た後に全員の共感能力を調べるテスト(いわゆるEQテスト)を行います。このEQは以前ダニエル・ゴールマンの話で少し流行りましたが今でも研究されている人もいて「心の知能指数」と呼ばれるものです。
このEQが高い人は年収も高いという研究もありますが、EQテストでは共感能力だけでなく自己コントロール能力も計れますので、共感能力で人間関係が上手くいくだけでなく、自分と自分の感情をコントロールできて、やるべき事をやり、やってはいけない事をやらないようにして、計画的に行動する事ができるわけですから当然といえば当然です。

実験の結果としては、ドラマを見た学生はドキュメンタリーを見た学生に比べてEQスコアは高くなっていました。
登場人物の感情の揺れ動きがしっかりあり人間関係が如実に見えてくるような良いドラマを見ることでコミュニケーション能力が高くなるらしいということです。

別の論文でも同じような結果が出ています。
176名の学生を3つのグループに分けました。

  1. 賞をとった良いドラマを見る
  2. 歴史的なドキュメンタリーを見る
  3. 何も見ない

その結果、やはりドラマを見たグループのEQスコアが圧勝でした。ドキュメンタリーを見たグループのEQは何も見ていないグループとあまり変わりませんでした。
ドラマが良いとかドキュメンタリーが悪いということではなく、自分のコミュ力を上げたいのであればドラマを見た方が良いということです。

フィクションを読むとEQが上がる

フィクションとEQの関係を調べた研究もあります。
感情の揺れ動きが激しく、登場人物にしっかり共感しないとストーリーがわからないような文章を読むとEQが上がるのではないかといくつかの実験で結論が出ています。
純文学を読むことで共感能力が鍛えられてEQが上がるという研究もありましたが、純文学を読むことでEQが上がるのか、それともEQが高い人が純文学を好むのか、どちらかはわかりませんが、おそらくどちらもあるのではないかというのが最近の結論です。
ですから、EQを上げたいから純文学を読めばいいかというとなんとも言えませんが、純文学を好んで読む人がいたらEQが高い可能性がありますし、その人がビジネスをしていたら自己コントロール能力が高いので成功する可能性も高いです。さらに、誠実性も高いのでパートナーとも良好な関係を築ける可能性があります。

いずれも短期的な実験ですので、継続的にEQが上がり続けるのかというところは議論が残る部分ですが、確かに「売れたストーリー」は多くの人が共感出来るものだから売れたわけです。多くの人が共感するようなストーリーだからこそ、そんな表現になっているからこそヒットしています。

多くの人が共感する考え方やみんなが思っていることに近い内容を名作のドラマからは吸い出す事ができます。
ですから、人に会わなくてもコミュ力を上げられるのは、人はこんな時はこんな気持ちになるだろうといったケーススタディが多く詰まっているのがヒットしたドラマだからです。
そういったドラマを見て、特に登場人物の感情の揺らぎに注目することによって、日常生活のコミュニーケーションの中でも感情の揺れ動きに敏感に反応できるようになる可能性もあり、しかも裏も読めるようになり、コミュニケーションにも自信を持ててコミュ力が上がるという事がこの研究では示唆されています。

コミュ力を上げるためにさらにどんな事ができるのか?
おすすめ動画を紹介しておきます。
コミュ障でも5分で人脈をつくれる方法
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1525704925
心を読めるようになる⁉️DaiGoも毎日してる共感力を鍛えるトレーニング
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1546191723
面倒に巻き込まれる前に、人間関係の地雷の回避方法
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1527431602

参考
https://psycnet.apa.org/psycarticles/2015-44293-001


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