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意志力を2倍にする方法

意志力を2倍にする方法

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 人生で成功したい
  • 誘惑に弱い
  • やるべきことに集中したい
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人生の成功に大切なセルフコントロール能力

今回は、集中力や我慢する力といったものを司っている意志の力を高めるための方法について紹介させてもらいます。

人生の成功というものは、どのようにしたら手に入るのかという話は今までも色々と紹介してきました。やはり、人生の成功のために一番必要なのは、セルフコントロール能力だと言われています。自分の行動などをコントロールする能力です。

人間はこのセルフコントロール能力が高いと、やるべきことに集中することができて、やってはいけないことにとらわれることなく、やるべき事に注意を向け続けることができるようになります。

つまり、人生の成功のために、今やるべきことに自分のリソースを全て投入することができるということになりますので、これは投資効率が高いということができます。
やってはいけないことに対して、意志の力を発揮して自分から損をする選択をしないようにして、それでできた時間や労力を自分がやるべきことに投下するというのがセルフコントロール能力です。

さらに、セルフコントロール能力が高い人は、計画性も高くなります。計画的に行動することができて、長期的な視点で行動することができるのでメリットを得やすくもなります。
ですから、セルフコントロール能力を高めるということは、ある意味、人生における成功をつかめためには非常に重要になることの一つです。

誠実性という性格特性がありますが、これは物事をコツコツと続けたりする特徴で、まさにセルフコントロール能力に近いものです。
成功のために必要であり、人生における万能能力だと言われているのが性格特性としては誠実性になります。

意気込んだり我慢しなくても自然と2倍に?!

今回は、そんな能力を簡単に2倍にする方法を紹介させてもらいます。
これを実践してもらうと、皆さんが、よし頑張るぞとか、我慢しなくてはといったことを考えなくても、ほんの小さな工夫を一つするだけで、皆さんが、これから何か新しいことに取り組む時にはそれをちゃんと実行することができて、ダイエット中の間食など、やってはいけないことや誘惑をはねのけて、自分のやるべきことに集中することができるようになります。
そんな力を高めることができて、さらに、計画的に行動ができるようになるので、長期的な目標も達成しやすくなります。
そんな状況を作るための方法になります。

意志の力に頼らない戦略や工夫が大切

人生の成功においては、セルフコントロール能力が重要だということは以前からも言ってきましたが、当然ですが、セルフコントロール能力に自信があるかと尋ねられたら、ほとんどの人が自信があると言い切れないのではないでしょうか。
僕も正直あまりありません。ですが、それは普通のことです。

セルフコントロール能力に自信があると思っている人で、本当にセルフコントロール能力が高い人は、実はほとんどいません。実際には、できない人ほど、自分は集中力もあるしセルフコントロール能力が高いとか、やろうと思えばいつでもできる、スイッチさえ入ればあっという間だというようなことを言いますが、そういう人はいつまでたっても口だけです。
自分の意思が弱いと思っている人は、意志の力を発揮しなくても行動できるように何かしら工夫をしようと考えるわけです。

スポーツ選手でも同様ですが、何か特定のジャンルで秀でた成果を成し遂げた人は、意志の力が強いですかと尋ねられたら、意志の力はそんなに強くないし、どちらかと言うと誘惑に弱い方なので、普段から習慣を身に着けるようにしたり工夫をして、あらかじめ誘惑を断ち切るような行動をとっていると答えるものです。
つまり、この意志の力を使わないようにする事に長けている人が、僕たちから見た時に意志の力が強い人だと写るわけです。

今回はおすすめの動画として「減らない意志力の作り方」を紹介させてもらっています。
自分が、目の前のことに対して頑張るぞと意気込んで取り組むことは大切ですが、今日はいまひとつそんなに頑張る気になれないという時にも、できるような環境を作ったり戦略を立てておくことがはるかに大事になります。
意志の力に頼ることなく、自分のやるべきことをできるようになるのが一番大事なわけです。
であれば、僕たちは、そんなある意味無限に続く減らない意志力を戦略的に作ることができるのかという内容を解説させてもらっています。

ソロ状況と協力状況

そんなセルフコントロール能力を確実に高める方法はあるのでしょうか。
これは、運動をしたり瞑想をしたり、短い習慣をたくさん繰り返すことによって、鍛えられていくものではありますが、なかなか難しいことでもあります。
実は、とても簡単に鍛える方法が見つかっていますので、今回はそんな方法を解説します。

皆さんは、どんなことをすればセルフコントロール能力が自然と高まっていくと思いますか。
マックスプランク研究所などが行った研究で、被験者として5歳から6歳の子供達を対象に行なった実験があります。お子さんのいる方などは分かると思いますが、5歳から6歳の頃というとまさに誘惑に弱く意志力が低い頃です。その頃の子供達に自分の欲求を我慢しろというのはかなり難しいことです。
そんな子供たちを200人以上集めて、子供達をペアにして全員にリラックスできるような簡ペアで楽しく遊んでもらい自然と仲良くなったところで、その2人を別々の部屋に入れて意志力のテストを行いました。
それぞれ別の部屋に入れて目の前にクッキーを置き、今すぐクッキーを食べてもいいけれど、食べずに我慢できたら2枚目をあげるということを伝えました。
これにより、自分をコントロールする力を発揮することで、目の前のクッキーを我慢して2枚目を手に入れるのか、それとも、目の前のクッキーを食べて1枚しかもらえないのかというテストを行いました。

この実験では、2つのグループに分けていて、ソロ状況と協力状況という2つの状況に分けています。
2人とも別々の部屋にいて目の前のクッキーを我慢するわけですが、「君は一人でそのクッキーを食べるのを我慢しないといけないよ」と言われたグループと、「隣の部屋には先ほどまで仲良く遊んでいた友達がいて、その友達と一緒にクッキーを我慢することができたら2人ともクッキーを食べることができる」と言われたグループに分けています。
つまり、2人で一緒に我慢をできたらご褒美がもらえる状況と一人で我慢をできたらご褒美がもらえる状況に2つに分けています。

これは、人間のセルフコントロール能力というものは、自分の利益のために自分を抑えるという状況と、他人の利益にもなるということが分かっている状況で自分を抑える状況とでは、どちらの方がうまくいくのかということを調べようとしたものです。
間違えてはいけないのは、いずれにしても部屋は別々なので、2人で一緒にお互いに頑張ろうと監視しあっているような状況ではないということです。
別々の部屋で、自分がセルフコントロール能力を発揮することが誰かのためになるということを伝えられたグループと、それがなかったグループに分けています。

自分だけでなく誰かのためにもなっている状況

この実験では人種の違いも区別していて、ドイツ人の子供とケニア人の子供の被験者で行なっていて、これは結果としての枝葉の部分ですが、いずれの条件においても、ケニアの子供の方がドイツの子供よりも目の前の誘惑に打ち勝つ能力が高かったということが分かっています。
そして、文化圏の違いがあったとしても、自分の利益のためだけに我慢をするというよりも、他人の利益にもなると考えられる協力状況を作った場合の方が、自分をコントロールする能力をちゃんと発揮することができたということが分かっています。

人間は、自分一人だけの場合には誘惑に負けてしまうとしても、それが誰かのためにもなるとわかっている場合には我慢できるわけです。
なぜかと言うと、人間はそもそも協力し合わないと生きていくことができなかった生き物です。
ですから、目の前にある利益が自分のためだけのものである場合には、それを我慢することができなくなるわけです。

これはなんとなく皆さんも想像できる事だと思いますが、ダイエットの場合でも、太っても困るのは自分だけだからと考えると、また明日から頑張ればいいやと安易に考えてしまい、ついつい間食をしてしまいます。
ですが、それを食べることによって誰かにとっての害になるということが分かっていて、それが自分にとって大事な人であったりすると特に我慢することができるわけです。

協力状況では2倍に!

このように人間は自分のためではなく、自分のためにも他人のためにもなる状況(協力状況)を作った場合は、自然に自分をコントロールする能力が高まります
この時にどれぐらい高まるかというと、およそ2倍ぐらいになるのではないかということを言っている研究もあります。
先行研究では、我慢をする時に、他の子供も我慢できたと伝えるだけで、子供たちが自制心を発揮する確率が2倍ぐらいに上がったとされています。

ちなみに、ドイツの子供よりもケニアの子供たちの方が我慢する能力が高かったのはなぜかと言うと、やはり、経済レベルが低い環境の方がお互いに協力しないと生きていけなくなってしまいます。
そういう意味では、お金を持っている人は一人でも生きていけるので自己中になりやすくなります。協力しないと生きていけない人はお互いを大切にしますので、我慢する能力が高まるのではないかといった話も背景におそらくあります。

もちろん、逆の結果を示している研究もあるので、このあたりは何とも言えないところでもありますが、いずれにせよ、人間というものは何かしらの我慢をする時には、それが自分にどんなメリットがあるのかということだけではなく、それは、自分と他人にどんなメリットがあるのかというところまで考えるようにすると、そのたった一手間を加えるだけで我慢する力が高まりセルフコントロール能力が高くなるということを示してくれたとても素晴らしい研究です。
是非皆さんも、自分の目標の達成のために頑張る時には、それが自分のためだけでなく、誰にメリットがあり誰のためになるのかということまで考えてもらうといいのではないでしょうか。

離れていても効果はある!

この時期の興味深いところとしては、部屋が分かれていても効果があったというところです。
お互いのパートナーと話をしたりコミュニケーションを取ることができなくても、お互いに離れていても一緒に頑張ろうとしているということを分かっている方が、2人ともセルフコントロール能力が高まったということです。

しかも、まだ幼い5歳とか6歳でもそんな能力が発揮されるわけですから、大人である僕たちはそれを使わないに越したことはないのではないでしょうか。
ですから、ここで自分が誘惑に負けて失敗してしまうと、自分の大事な人や友達が損をするという状況にもっていくということが大事だということになります。
是非皆さんも試してみてください。

セルフコントロール能力と集中力は大切です

今回は、そんな自分をコントロールする能力を高める方法を紹介しましたが、他にもそんな能力を高める方法は色々とあり、これを鍛えておくと、何かを我慢する時にイライラしたり辛い思いをしなくて済むようになります。
自然に自分をコントロールできるようになるし自然と集中力も高まっていきます。
そんな方法を解説した「減らない意志力の作り方」を今回のおすすめ動画として紹介しておきます。
是非参考にしていただき自分をコントロールする能力を高めていただけたらと思います。

そして、自己コントロール能力というものは集中力と密接に関係していますので、集中力の高め方というのもセルフコントロール能力の高め方としての参考になると思います。
今回のおすすめの本としては、『自分を操る超集中力』『ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45』を紹介しておきます。
ぜひこちらもチェックしていただき、セルフコントロール能力を高めてください。

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References
Supported by Yu Suzuki  https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、上記の参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。リサーチ協力の鈴木祐さんの論文解説チャンネルもオススメです。 参考:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797619894205?journalCode=pssa

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