人間関係

2倍もノーと言えるようになる心理テク

2倍もノーと言えるようになる心理テク

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 断れないで辛い思いをしたことがある
  • ついついイエスと答えて後悔することが多い
  • 時間と労力を大切にしたい

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ノーと言えるようになる心理学

人間関係における会話についての心理学を紹介します。
おそらくほとんどの人がノーと言えなかったという経験があるのではないでしょうか。本当は断りたかったのに、ついついイエスと答えてしまったとか、人はどうしても断ること自体をリスクと捉えてしまいがちだということもあると思います。
実際には断ってもさほど問題はない場合でも、上司や同僚、家族や友人など、目の前で頼まれるとどうしても断りづらいということも少なくないかと思います。

まず理解しておいていただきたいのは、頼み事を断ったことでそれほどリスクはないということです。
思い出してみてください。皆さんは最近いつ断られましたか?断られた経験がすぐに出てきますか?
それほど出てこないと思います。僕達は頼み事を断る場面では、それを断るととても相手に嫌な印象を持たれたり嫌われるのではないかと考えますが、逆に、自分が頼み事をする場合に、断られたからといって嫌な気分になったり、それをいつまでも覚えているようなことは意外とないものです。
これは考えれば当たり前のことで、頼み事やお願いを断る場合には申し訳ないという気持ちが出てくるものですが、お願いする場合には、その人がまともな人であれば、少なからず申し訳ないなと感じながらもお願いしてきているわけです。
それに対して、正直に本当は手伝いたいけれどどうしてもそれができない理由があるということを伝えたら、まともな人間関係であれば特に何事もなくお互いに理解し合えるわけです。
ですから、断って消えるような人間関係であればなくてもいいはずです。
このようなことは皆さんもきっと分かっていると思います。分かっているけれどそれができないということがあるのだと思います。
今回は心理学を使って皆さんが断ることができる確率を2倍まで上げる方法を紹介させてもらいます。
断る力がないと、自分で自分の人生を選ぶことができず他人にコントロールされる人生になってしまいます。時間も労力も限られたものですから、それらを大切にするためにも断る力は重要です。

if then プランニングで断る

if then プランニングというテクニックを使って、断る力を高める方法があります。
2002年のパース大学等の研究で、248人の男女を対象に参加者を二つのグループに分けて実験を行っています。
if then プランニングを使うことで断る力が高まるのかということを調べようとしたのです。if then プランニングとは、「もし〜な状況になったら、〇〇をする」というように、もし特定の状況になったら、その時にする行動を決めておくというものです。習慣のようにあらかじめ状況と行動をセットで決めておきます。
このテクニックは元々は習慣の科学のテクニックで、人間がやるべきことを毎日できるようになるにはどうすればいいのか、運動の習慣や勉強の習慣を身につけたいけれどなかなかそれをできないというような時に、このif then プランニングで、状況や時間や場所をあらかじめ決めておくと習慣が身につきやすくなります。
これを上手に使うことで断る力も上がるのではないかということを今回の研究は調べようとしたわけです。

if then プランニングで事前に頼みごとをされた場合にどのように断るかを決めておいたグループ

特に何もせず頼みごとをされたら断ろうと強く考えていたグループ

この二つのグループに分けてそれぞれ普段の生活に戻ってもらいました。2週間後にどのような変化が出ているのかということを調べました。
その結果、if then プランニングを使ったグループは、そうでないグループに比べて2倍も他人からの頼みごとを断ることに成功していました。

ですから、自分が頼まれ事をした時にどのように断るかということは事前に決めておくようにしてください。
ですが、例えば、「頼みごとをされたら、予定があると言って断る」というだけではだめです。事前に状況の部分をもっと細かく分けて決めておくことが必要です。
例えば、「友達に飲みに誘われたら、家で猫が待っているからと言って断る」とか、今まで自分が断れなくて後悔した経験を思い出して、その状況別に具体的に決めておくようにしてください。
ぜひ試してみてください。

うまいこと丸め込まれてしまい損をすることが多い人はこちら

嫌われない断り方とは?!

ノーと言いたいけど敵を作りたくないなら…
【ノーと言える人になる】ための3週間トレーニング
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1566142265

リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料を元にした、DaiGoの独断と偏見を含む考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、この動画はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。 より正確な情報が必要な方は参考文献・関連研究をあたるか、信頼できる専門家に相談することをオススメします。 訂正や追加情報があれば、コメントなどに随時追記します。
参考:Sarah Milne et al.(2002)Combining motivational and volitional interventions to promote exercise participation: Protection motivation theory and implementation intentions


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