この知識はこんな方におすすめ
- 帰宅後の勉強をはかどらせたい!
- 帰宅後に副業を頑張りたい!
帰宅後のやる気の出し方
疲れて帰ってきても勉強や副業に時間を使う方法について紹介します。
これによって1.4倍もの時間を有効活用することができるようになります。
学校や職場からの帰宅途中にモチベーションを上げておいて、帰宅してからの時間を有効活用することもできます。
自宅で仕事をしている人も、この方法を使うことで仕事の切り替えをする時にも役に立ちます。
本業から副業に切り替える時に、もう一度モチベーションをあげようという時に使うことができます。
疲れて帰った後にもう一度モチベーションを上げるというのはなかなか難しいことです。
特に仕事が終わった後の副業、学校が終わった後の勉強、これが難しいはずです。
例えば、仕事が終わった後にジムに行って汗を流すというのはまだできるとは思います。頭を使う仕事が終わった後に体を使うというのは心と体のバランスをとることができるからです。
とても頭を使う仕事をしている人がスポーツも好きだったりすることがよくあると思いますが、これはそれを両方行うことでモチベーションを高め合うことができるからです。
本業が終わった後に、自宅に帰ってからの時間を上手に使って副業に挑戦したいという人も多いと思います。
ところが、どうしても疲れているのでダラダラしてしまったりいつのまにか時間が過ぎて手がつけられないということが起きます。
そんな時にどうやってモチベーションを上げることができるのかという内容になります。
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もちろん、今回紹介するようなモチベーションの高め方を知っておくことは重要です。
ですが、モチベーションがなくても重要なことは続けられるようになっておくことも欠かせません。
そのためには習慣化のテクニックは必ず身につけてください。
最初はモチベーションをあげて行動してもらい、それ以降は習慣化のテクニックで続けるようにしてください。
そして、続けていてもその習慣が途切れそうになることがあると思いますので、そんな時に今回紹介するテクニックを使っていただければ、自分のやるべきことをずっと続けることができるようになります。
習慣化のテクニックについては、僕の本ですがこちらを使ってみてください。
こちらは Amazon の Audible の無料体験で聞くことができるようになっています。
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そして、人間のやる気というものはそもそも続かないものです。
理屈でやる気を高めようと思っても人間のやる気は高まりません。それよりも感情にアプローチするとやる気は勝手についてきます。
これについては、僕も尊敬している心理学者の方が書かれたこちらの本が参考になります。
最新研究をもとに感情からアプローチするやる気の高め方を教えてくれます。
📘なぜ「やる気」は長続きしないのか―心理学が教える感情と成功の意外な関係
他人に●●するとやる気が出る?!
今回参考にしているのはシカゴ大学の研究で、他人であることをするとやる気が出るということが確認されています。
帰宅途中や本業から副業に切り替える時、子育てや家事から副業に切り替える時、ダイエットや勉強など、自分のやるべきことが挫折しそうになった時、あらゆるタイミングでこれを行うことによって、皆さんのモチベーションを高めることができます。
実際の行動量も38%も増える可能性があります。
モチベーション研究で有名なアイレット・フィッシュバッハ博士が行った研究で、4つの研究から今回紹介する理論を確かめています。
1つ目の実験では、318人の学生を対象に2つに分けて、どちらの方がモチベーションが上がるのかということを調べています。
他人に対してアドバイスを与えるグループとアドバイスを受けるグループの2つに分けています。
やる気がない後輩に対して、やる気を上げるためのアドバイスのメッセージを書いたグループと、もう一方は、先生やメンターからやる気を上げるためのアドバイスをもらったグループです。
これを週に1回行い3週間後に学生たちの勉強のモチベーションがどれぐらい上がったのか調べました。
普通に考えると、先生やメンターから週に1回アドバイスをもらえればやる気が上がりそうな気もします。
逆に、週に1回後輩にアドバイスを与えるとなると、自分も勉強しなくてはいけないのにと面倒になりそうなものです。
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結果 :アドバイスを与えたグループは38%も多く勉強していた!
その結果、なんとアドバイスを与えたグループの圧勝で、アドバイスを与えたグループはアドバイスをもらったグループに比べて38%も多く勉強に取り組んでいたということです。
ですから、モチベーションという点では、アドバイスはもらう側よりもあげる側の方が得です。
これは、別に自分がそれを完璧にこなすことができるわけではなくても構いません。
勉強でもダイエットでも、自分がそれを続けることに特別自信があるわけではなくても、自分であればやる気を出すためにこんなことをしているとか、自分にできるレベルのアドバイスを考えたり、そのための方法を一緒に考えるぐらいのレベルでも効果はあります。
会社や学校の帰り道に後輩にアドバイスをあげたり、自分の子供の相談に乗ってアドバイスをあげたりしてみてください。
実際に、アドバイスをあげる人の方が行動力が上がります。
別に上から偉そうにアドバイスを与えるということではなく、自分も同じように悩んでいるぐらいのスタンスがいいと思います。
それによってモチベーションが上がり38%も自分のやるべきことに取り組むことができるようになります。
仕事、貯金、ダイエット、転職でも効果が!
ちなみに、この効果は続く実験で勉強以外でも確認されています。
例えば、仕事でも貯金でもダイエットでも同じ効果が確認されています。
他にも、転職で新しい仕事を探す時にも、他人にアドバイスをあげた方がいい仕事に就くことが出来ていました。
アドバイスをあげるというのは、自分のモチベーションを上げることに繋がり、それが実際に行動や結果に結びついていたということがこの研究から明らかになっています。
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ステップの明確化 + 実行意図の起動
このような効果が出る原理としては、他人にアドバイスをあげる行動には、心理学的にモチベーションを高めるために効果があるとされている2つの要素が含まれています。
アドバイスをあげること自体がモチベーションを上げるのではなく、アドバイスをあげる過程でモチベーションを上げる心理テクニックを使っているということです。
ステップの明確化
他人にアドバイスをあげようとすると、やるべき行動を明確に伝えようとするはずです。
自分のやる気を高めるということを考えると、やるべきことは分かっていてもどこから手をつければいいのかが分からないということが多いと思います。
それが自分にもできていないことであっても、他人にアドバイスをあげようとすると、自然と小さなステップに分けて相手に説明しようとします。
他人のやる気を高めるために考えた小さなステップが自分の行動力も上げてくれます。
具体的な行動を思い描くことで、やるべきステップが明確になるわけです。
実行意図の起動
実行意図というのは、ある目標を達成するためにやるべき行動について、いつどこで何をどのように行うのか具体的に決めておくことです。
例えば、「会社から帰って玄関に入ったらその場でスクワットを30回する」というように、いつどこで何をやるのかということを明確に決めてやるべき行動をリストにしておくと、これによって実行意図が起動して先延ばしが起きにくくなるという研究があります。
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アドバイスをあげることでもこれと同じことが起きています。
例えば、相手が会社から帰ってきてモチベーションが上がらないということで寝ているとしたら、「会社から帰ったら一旦シャワーを浴びて疲れを取って、血行も良くなった状態でそれから勉強したらどう?」というように、内容とタイミングを含めてアドバイスをするはずです。
これが実行意図を起動することになっているわけです。
他人にアドバイスをあげることで自分の行動力が上がります。
他人に教えることで人は自分もより多くのことを覚えることができるようになりますし、他人にアドバイスをあげる人は行動力が上がります。
だからこそ、人は1人で生きると効率が悪くなると言えます。
もちろん1人で生きていくことができる人もいますが、人は他人を助けることで行動力も上がり効率がいいので、僕たちの先祖は群れを成して集団で生きるようになったわけです。
生存に有利なこのような原理が僕達にも残っています。
皆さんも自分の行動力を上げるために他人にアドバイスをあげてみてください。
もちろん上から目線で聞かれてもないのにアドバイスをあげると嫌われるとは思います。
そうではなく、お互いに相談しながらアドバイスを与え合うような関係を作っておくといいのではないでしょうか。
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やる気がない人にアドバイスを与えるのは逆効果
ちなみに、やる気がない人にアドバイスを与えるのは逆効果になるので気をつけてください。
モチベーションが低い人に頼まれてもいないのにアドバイスを与えると、人間の行動力は逆に下がってしまいます。
アドバイスを受けることで、「自分は能力が低い」という印象を植え付けてしまいます。
やる気がない人に対して、求められてもいないのにアドバイスを与えるのは逆効果になるのでやめた方がいいとは思います。
もちろん求められた時には相談に乗ったりアドバイスをあげるのはいいですが、たいして仕事もできない上司に仕事のアドバイスをされたら腹が立つのと同じで、求めていないアドバイスは余計にやる気がなくなってしまうだけです。
もし後輩や部下、あるいは子供のやる気を引き出したいと思うのであれば、逆に自分がアドバイスをもらってください。
例えば、子供が勉強のやる気をなかなか出してくれないというのであれば、「お母さんも家事で疲れていてなかなか勉強のやる気が出ないんだけれど、どうしたらいいと思う?」と質問してみてください。
それによって、先ほどのアドバイスをあげることによるメリットが子供に出て、結果的に子供がやる気を出して勉強を頑張ってくれます。
今回紹介した方法以外にも、行動力を上げる方法は色々とあります。
ドーパミンを増やす行動があり、この行動をするとドーパミンが増えて自然とやる気が高まります。
これによって新しい挑戦をしたりリスクを取ったりすることもできて、仕事でも勉強でも捗るようになります。
そんなドーパミンを増やす行動については、今回のおすすめの動画で詳しく解説していますので、そちらもチェックしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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参考:https://daigovideoapp.page.link/vgMN
https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797618795472