この知識はこんな方におすすめ
- 浮気や不倫で傷つきたくない
- 浮気や不倫をして反省している
最もヤバい浮気と不倫のバレ方とは?!
今回は最もヤバい浮気と不倫のバレ方について科学的に紹介させてもらいたいと思います。
このような話をすると、そもそも浮気や不倫というものはそれがばれたら終わりだろうし、どんなバレ方がいいとか悪いということはないだろうと多くの方が思うでしょうし、僕も確かにそう思います。
よく女性は1回は許すけれど男性は1回でも許さないというような話もありますが、実際にバレ方によってそれを許してもらう可能性が変わるのか、あるいは、お互いの関係に対して与えるダメージには差があるのでしょうか。いずれにしても良くないのは確かですが、そのバレ方によって何かしら違いはあるのか、あるいは、バレそうになったけれど改心したりやり直そうとした人がどのようにすれば最もダメージが少なくなるのかというような内容を紹介させてもらいたいと思います。
浮気や不倫をしたかどうかということが二人の関係性に大きくひびを入れるのであれば、そもそもどのようなバレ方をしたとしてもアウトなはずです。
ところが、実際には大きな差があり、浮気や不倫がバレた時のダメージというものは、お互い浮気をしたかどうかということとは違うところにポイントがあります。
浮気のバレ方と二人の関係に与えるダメージ
2001年のペンシルベニア州立大学の研究で、浮気をしたことがある人、または、浮気をされたことがある人を集めて実験を行っています。よくそんな人を集めることができたと思いますが、集まった115人とその友達や家族など関係者もう含めてインタビューを行い、どのようにして浮気がバレたのかということを調べました。
浮気がバレた後に何とか関係が持ち直すとか、色々な状況の変化があったと思いますが、どのようにして浮気がバレたのかということを調べた上で、二人の関係が一番ひどく壊れるのかということを調べようとしました。
つまり、浮気のバレ方と二人の関係に与えられるダメージにどのような関係があるのかということを調べようとしたわけです。
浮気がバレること自体が本当にアウトなのであれば、このバレ方に関係はなく二人の関係は壊れるはずですが、実際にはその浮気のバレ方によって二人の関係性に対するダメージが違っていたということが分かっています。
二人の関係がひどく壊れる浮気のバレ方TOP4
最も二人の関係がひどく壊れる浮気のバレ方トップ4を紹介します。
第4位 自分から白状する
自分から浮気や不倫を白状した場合のダメージはマイナス25ポイント程度だったそうです。このポイントについては目安と考えておいてください。
第3位 相手から言われて白状する
相手から浮気や不倫を問い詰められた時に白状するパターンです。この場合のダメージはマイナス38ポイントでした。
自分から白状する場合に比べて、相手から言われて白状する場合にはおよそ1.5倍ぐらいのダメージの大きさがあるわけです。
第2位 浮気の現場を見られる
浮気の現場を見られる場合に関しては、ダメージはマイナス43ポイントでした。
ですから、自分から白状する場合に比べて2倍近いダメージの大きさがあるわけです。
第1位 第三者から浮気を知らされる
最も関係が壊れる浮気のバレ方堂々の一位は第三者から浮気を知らされるバレ方です。
浮気や不倫の現場を当事者が見るよりも他人からそれを知らされた場合が最もダメージが大きく、そのダメージはマイナス44ポイントでした。
なぜこのような違いが出たのでしょうか。
本人が自ら白状した方がダメージが少なくなるというのは理解できると思います。情状酌量の余地があるような気になるのかもしれませんし、それがダメージが少なくなるというのは頷ける話だと思います。
それがマイナス25ポイントだったわけですが、その次が相手から言われて白状した場合でマイナス38ポイントです。
普通に考えれば、自分が問い詰めた結果相手が削除したというのであれば、こちらが問い詰めなければそのまま言わなかったのではないかという気もしますので大きなダメージがあるような気もしますが、それよりも大きな差があるのが現場を見られた場合です。
そして、最もダメージが大きかったのが浮気の現場を見たわけではないけれど、第三者から浮気を知らされた場合です。
第三者から知らされる場合が最もダメージが大きい!
最近も浮気や不倫の報道は色々とありますが、第三者から知らされる浮気や不倫のバレ方が最もダメージが大きくなるということです。
浮気や不倫の報道では週刊誌に書かれますが、この週刊誌に書かれるというのもダメージが大きくなります。お互いが既に知っていたとしても、週刊誌に書かれたことによりダメージが大きくなる可能性もあります。
第三者から知らされる場合の方が浮気や不倫のダメージが大きくなるのはなぜなのでしょうか。
浮気や不倫そのもののショックだけであれば、相手から白状された場合とそれほど変わらないはずなのに、なぜ第三者から知らされた場合にはダメージが大きくなるのかと言うと、浮気そのもののショックに加えて他人が自分の屈辱的な事実を知ってしまったということが悪影響を与えているということがこの研究により判明していることです。
ですから、夫婦間だけの問題や恋人間だけの問題として、浮気や不倫をしたという問題であれば二人の関係の間だけに留まっているので、まだそれを何とかしようとする余地もあります。
ところが、それを第三者に知られたり周知の事実となってしまうと、浮気された〇〇さんとか、旦那さんに浮気された女性とか奥さんに浮気された男というような見られ方をします。浮気や不倫がバレる時には、この他人の目線によるダメージが実は大きいということです。
ですから、周りから見た時に浮気されていたという事実を自分の人間関係に知られるダメージが大きいので、そこに対してのケアが必要になるわけです。どのようにしてケアすればいいのかという問題もありますが、その部分が大きな影響を与えるということです。
例えば、タレントさんが不倫したとか政治家のお偉いさんが不倫したというような話は、多くの海外の国ではニュースにさえなりません。それはあくまでプライベートの問題なので、自分のするべき仕事をちゃんとこなしているのであれば関係がないという考え方なので、わざわざこんなにも報道されるのは日本ぐらいだそうです。
このような週刊誌の報道などもそうですが、第三者が騒ぎ立てるというのは人間関係を壊す影響がかなり大きいわけです。
そういう意味では、このようなことで騒ぎ立てる人というのはよほど他人が苦しんでいるのを見るのが好きな人なのかもしれません。
だいたい週刊誌を作った創業者などは浮気をしまくったような歴史が Wikipedia にも残っているくらいですので、あまり人のことをわざわざ叩く権利は彼らにはないのではないかということ思ったりもします。
旦那さんが浮気をしたという場合であれば奥さんには何の罪もないはずです。
ところが、この奥さんが受けるダメージというものは旦那さんに浮気をされたということだけではなく、浮気をされたという事実が広まることによって被害者である奥さんのダメージが大きくなってしまいます。
そういう意味では、最近報道されている俳優さんの不倫のニュースでも、相手の奥さんがかわいそうだと騒いでいますが、不倫の事実を広めることによって最もダメージを受けてしまうのは罪のない奥さんの方です。
ですから、科学的にはメディアの余計なほどはやめたほうがいいのではないかということが見えるわけです。
浮気のバレ方と許してもらえる確率
今浮気をしている人、あるいは、浮気がバレそうだという方のために一応紹介しておきますが、最も許してもらう確率が高くなる浮気のバレ方というのも実は科学的にわかっています。
最も許してもらえる確率が高くなるのは、やはり自分から白状する場合です。これも許してもらえる確率をポイントとして測定していて、自分から白状した場合には70ポイント程度の度合いでした。
その次に、相手から問い詰められて白状する場合ですが、これが63ポイントでした。ですから、7%程度許してもらえる確率が減るわけです。
第3位が浮気の現場を相手に見られた場合ですが、これが57ポイントです。
そして、第4位が第三者から浮気を知らされた場合で、この場合には52ポイントまで落ちます。
ですから、自分から白状した場合の方が、現場を見られたり第三者から言われる場合に比べると、このポイントだけを単純計算するとおよそ1.3倍程度許してもらえる確率が増えると言えます。
今浮気をしているけれど、改心して今後はちゃんとしたいと思う方は是非自分から白状するようにしたほうがいいということが見えてくるわけです。
いずれにしても、第三者に知れ渡るというのが最もダメージとしては大きくなってしまいますので、そのあたりも理解しておいていただけたらと思います。
よく浮気をしてもいいけれど私にばれないようにして欲しいというような女性もいるようですが、これはどちらかと言うと「私にバレないようにしてほしい」というよりも心理学的には「みんなにバレないようにしてほしい」ということです。
もちろん浮気をしないことと浮気をされないのが一番いいとは思います。
人間というものはそもそも浮気しやすい遺伝子を持っているとか、浮気しやすいかどうかということは遺伝子検査により分かるのではないかということを言われている学者もいるぐらいですが、過ちを犯した場合には正直に謝った方がいいということが今回の研究から見えてくることでもあります。
ぜひ参考にしてみてください。
このような人間の負の部分に関しては色々な研究もされています。
そのような知識を知っておくこともおすすめします。自分がそのようなことをしてしまう場合もありますし、恋愛や夫婦間に限らず普通の人間関係においても相手のことを嫌な人間だと考えてしまう場合もあるかと思いますが、そもそも人間とはそんなに綺麗な生き物ではありません。他人を批判することができるほど人間とはそもそも綺麗な生き物ではありません。
ですから、そのようなことを理解しておくと心が広くなることにも繋がります。
今回のおすすめの本としては『ウィリアム フォン・ヒッペル の われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 進化心理学で読み解く、人類の驚くべき戦略』を紹介させてもらいます。
人間の負の部分に目を向けているとても面白い本ですが、人間とはしょうもない生き物だと思いながらも、自分の弱さも他人の弱さも受け入れることができるようになる素晴らしい本ですので、是非チェックしてみてください。
誰でも浮気も不倫もされたくないと思います。
間違いなく浮気をしない人を見抜くのは難しいと思いますが、明らかにヤバい人は見抜くことができます。
人間はいい人やいい条件、良い人生を見つけるのは難しいものですが、これをすると不幸になるとか、このような人間を選ぶと良くない結果になるということは見つけることができます。明らかにダメなものを避けるというのが、いい関係を作ったり良い人生を歩むためにまず大事なことになると思いますので、今回のおすすめの動画としては「やばい恋人の見分け方」を紹介しておきます。
人としても付き合うべきではないし、もちろん恋人としても関係を持つべきではない最もヤバい人の特徴を科学的に分析した研究がありますので、そこから明らかにヤバい人を見分けて良くない関係に陥ることを避けるためにはどうすればいいのかという内容を解説しています。ぜひ合わせてチェックしてみてください。
さらに詳しく知りたい方は
やばい恋人の見分け方→https://www.nicovideo.jp/watch/1524476615
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リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo
本内容は、参考資料から考察した科学の面白さを伝えるエンタメです。あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:Afifi, Walid A., Wendy L. Falato, and Judith L. Weiner. (2001) Identity concerns following a severe relational transgression: The role of discovery method for the relational outcomes of infidelity.
https://www.nicovideo.jp/watch/1524476615