人生を変えるには、運動・食事・睡眠が大事だといつも言っていますが、その中でもダイエットは結構重要だったりします。
運動・食事・睡眠の中で、他人から見て明らかにその違いを理解できるのが早いのが、運動=ダイエットです。自分の見た目や体型を変えるということは、どんなにお金やコネがある人であっても自分が頑張らないといけませんので、自信のない人は特に取り組む方がいいです。自分自身の努力で変わったと思うことができるので、自分の力でうまくいったという自尊心や自己効力感を持つことができます。
ダイエットや体型を変えることは、自分に自信をつけるためにもとても良い方法です。そういう意味では、自分に自信が持てないという人は、まずは体型を変えて自信を持った方が、その他の事に挑戦する時もうまくいくのではないでしょうか。
成功率を見抜くたったひとつの質問
そんなダイエットに成功するかしないかを見抜くためのたったひとつの質問を紹介します。このたったひとつの質問で、皆さんのダイエットの成功率が普通の人に比べて高いのか低いのかが分かります。
それは・・・
「あなたは悲観的ですか?」
物事を結構ネガティブに考えてしまうほうですか?いかがですか、皆さんは自分のことを悲観的だと思いますか。楽観的にポジティブに考えるタイプなのか、それともうまくいかないことをついつい考えてしまう悲観的なタイプですか。
答えです・・・
・・・
批判的な皆さんおめでとうございます。
時間的な皆さんは、実はダイエットの成功率が高いです。
これは同志社大学の研究で、ダイエットに成功しやすい性格というものはあるのかということを調べた論文によるものです。男女を対象に栄養や運動・エクササイズの指導を受けて、条件を揃えた上で実験を行っています。性格によりダイエットの成功率は変わるのかということを調べたものです。調査対象は若干少ないですが、実験期間は6ヶ月で、傾向としてわかったことは、スタート時点で楽観的だった人ほど、体重を落とすことに苦労していました。逆にスタート時点で悲観的だった人ほど、ダイエットに成功していたということです。
悲観的な人→誘惑と戦う挑戦に強い
ダイエットだけでなく新しいことに挑戦する時は、それが、リスクと戦わないといけない場合には、ポジティブな人の方がリスクを超えられることも多いと思いますが、誘惑と戦う場合には、悲観的な人の方がうまくいくものです。
ダイエットを始める時に、失敗するのではないかとか、うまくいくのかと考える悲観的な人は、例えば、コンビニに行ったら、きっと誘惑に負けて余計な食べ物を買ってしまうから、行くのをやめておこうと考えます。逆に、楽観的な人は、コンビニに行っても自分の意思ならなんとかなるだろうと考えて、行った挙句がっつり食べてしまうわけです。
悲観的な人の方が、最終的には減量に成功しやすいということです。
自分の能力の活かし方を知る
いつも言っていますが、悲観的な人にもビジネスの面でもメリットはあります。悲観的でないと自分のことを冷静に見ません。外交的な人がリスクを取ればたまたまうまくいくことはありますが、実際は現状をしっかり見て、その上でどのような対策をするべきかということを考えないといけません。悲観的な人の方が多くの情報を取り入れて精査しようとするし、準備をしっかりしようとします。
悲観的だという人もその能力の活かし方を考えてみるのが良いかと思います。
ポイントとしては、悲観的な状態で行動をやめるというのは駄目です。楽観的な人はとにかく行動だけはするので、確率ゼロよりは当たる可能性はあります。悲観的な人は、それが行動に結びついた場合にはうまくいく可能性は高くなります。悲観的な人が行動しないという選択肢に結びついてしまうと、せっかくの能力を活かすことが出来なくなってしまいます。
行動するためのテクニックや行動様式を身につけると最強です。
今回のおすすめ動画
内向的な人の潜在能力を引き出す心理学
▶️http://www.nicovideo.jp/watch/1457020608
Researched by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo
Reference:https://bpsmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/1751-0759-3-9