成功法則の科学

集中するほど時間が余る! 1日の仕事を3時間で終わらせるDEEP WORK入門

投稿日:2017年12月25日 更新日:

DEEP WORK、カル・ニューポートという方が出されている大事なことに集中するという内容の本です。

大事なことに集中するためのテクニックを纏めた本です。

面白いのが心理学者の方ではなく理系の方が書かれていて、心理学の論文が多用されています。カル・ニューポートさんは確かコンピュータ・サイエンスを専攻されています。よりたくさんの仕事をして、論文も出しつつ、本も出版しているような人はどうやって色んなことを同時にこなしているのか、ということをテーマに研究した本です。

わかり易く説明しますので、実践で使ってほしいです。

タイムマネジメントとか、時間を作りたいとか、よく言っている人がいますが、時間を作りたいならば、集中力を高めるしかないんです。
集中力を高めて早く仕事を終わらせれば時間が余るということです。

逆に、やることをやらないで時間を余らせてしまうとどうなるかというと、やるべきことを先延ばしにすると寿命が縮むという研究があります。

寿命が縮むだけでなく、仕事が進まないのでダラダラ残業するようになったり、違うところで時間が失われるわけです。

集中力が時間を生み出す、デキる人ほど余裕があるわけとは?

まずは人間の集中力には限界があります。

人がどれぐらい集中力を維持できるかという限界の時間を知らないと何が起こるかというと、いつまでも出来ると思ってしまって、いつになってもエンジンがかからないということが起きます。集中しないから時間がかかる、時間がかかるから集中力も減っていくようになります。

ですから、まずは集中できる時間を知ってください。集中できる時間はどのぐらいだと思います?
1回の集中ではなく、1日の中で集中できる時間です。

悲しいお知らせです。

本当に集中できること=DEEP WORK

DEEP WORKが出来るのは、「1日3~4時間、週5または週4」です。

東大生の勉強量などでも、仕事のデキるビジネスマンでも、効率よく午前中の4時間ほどで終らせる人がいます。仕事のデキる人の話でも朝の8時ぐらいから初めてお昼にはその日の大切な仕事は終わっているというのはよく聞きますよね。

逆に、集中しなくてもデキるような仕事をDEEP WORKの逆でNARROW WORKと言います。NARROW WORKは予定外の時間や関係のない時にした方がいいということがわかっています。

更に、この1日3~4時間というのは、訓練した人で3~4時間ということですから、何の訓練もしていない人は、1時間ぐらい集中出来れば良いほうです。

時間の長さを伸ばすことではなく、一つのことに集中するチカラを養っていくことを意識してください。一つのことに集中してこなしていくことを訓練していこうということです。

集中力を発揮できるようになるとはっきり言って4時間ぐらいで全てが終わります。というか、それ以上集中できないので諦めるようになります。

では、4時間以外の時間は何をするのかというと、何もしなかったり本を読んだりすることになると思いますが、この休憩時間も人間の脳は働いています。

4時間の究極の集中状態を作るためには、休憩時間を一生懸命休むことも大切です。一生懸命休むことによって、協力な集中状態が作れるということなんです。

だから、休まない人は集中できないし、ダラダラやってしまうと、集中もできないし休憩もできないということになってしまいます。

メリハリが非常に大事なんです。

集中力がある人は、基本ヒマです。ヒマというか、自由な時間が多いです。集中力があるので短時間で仕事を終わらせて、平均的な人より時間が余るんです。

仕事量(勉強量)=時間×集中度です。

時間を短くしても集中度を高めることによって仕事量(勉強量)は増やすことが出来ます。
更にいうと、僕の感覚では、

頭脳労働の仕事量=時間×集中力の二乗です。

凡人が100時間かけて練ったアイデアよりも、集中力に長けた天才が5分で考えたアイデアのほうが世の中を変えるということが起きるのもこれだと言えます。

アダム・グラントが教える高い生産性を発揮するためのコツ

高い生産性のコツなんですが、如何にまとまった時間を守れるか?です。

自分が余計なことを考えたり、余計な連絡が来ない、つまり、集中すること以外に何も気を使わなくていい状況をどれぐらい作れるかということがとても大事なんです。

では、僕達の集中を削ぐものとは何なのか?
外部刺激自分の感情です。

この外部刺激と自分の感情をどうやってコントロールするかが大事です。こうやって、戦略的に自分の時間を守らないと、DEEP WORKは成り立たないんです。

アダム・グラントさんが実践している方法ですが、彼は、知的作業、自分の脳を活用するような難しい作業は纏めてやるようにしています。

なるべく、作業の切替を少なくしてシングルタスクにして進める困難な作業はまとめて長時間中断無く進めるようにしています。短い休憩は別として、午前中の4時間で難しい作業をまとめて終らせるという感じです。

アダム・グラントさんは教授なので学生のめんどうも見ないといけないけど自分の研究もしたいんです。ではどうやっているかというと、
アダム・グラントさんは1週間を2つに分けています。2つに分けて、最初の3~4日は自分の研究や論文の執筆しかしません。残りの週の半分で学生たちの対応をしています。

アダム・グラントさんの場合は週を半分に分けて集中する時とそうでない時とに分けているんです。切替を少なくしたほうが集中できるわけです。

アダム・グラントさんはこの方法で、ハイレベルな成果を次々に生み出しています。

最近は、少数精鋭で大きな成果を出している企業も多いですが、

Instagramがありますよね。今はFacebookに10億ドルで売却されましたが、売却された時はたったの13人の社員だったんです。
13人で10億ドルの価値を生み出したんです。

こういった頭脳労働で生産性を高めるにはDEEP WORKが重要です。

世界レベルの集中力を身に着けるDeliberate Practice

では、次にDeliberate Practiceですが、皆さんよく一万時間の法則を聞いたことがあると思います。人が一つの分野でトップクラスになるためには何時間ぐらい練習しないといけないかという話です。

この一万時間の法則は、もともとはフロリダ州立大学のK.アンダース.エリクソンの意図的な練習(Deliberate Practice)という論文で発表されたもので、彼の元の論文によると、DEEP WORKレベルの集中力を発揮して、その練習時間の累積が一万時間になったら・・・という話なんです。

つまり、DEEP WORKレベルの高い集中力でなければやっても意味が無いということです。単純に1日10時間練習を積み重ねれば3.4年でプロになれる・・・なんて安易に考えてはダメなんです。
1日3~4時間が限界なんですから、1万時間を費やすとすると10年以上かかるわけです。

ですが、皆さんプロになるわけでもありませんので1000時間でも集中すれば充分です。極める対象に集中してください。
人間は3~4時間であってもなかなか一つのことに集中できないんです。

If~ then~ルール

If~ then~(もし~であれば、そのときは~である)ルールを使ってください。
例えば、もし集中している間にLINEが鳴ってしまったら、スマホの電源を切るとか。

特に、代替If~ then~ルールの構築が大事です。

集中力がなくなったりとか、集中力が切れてしまう時に皆さんがやってしまいがちな行為があると思います。例えば、コーヒーを入れにいったついでについ漫画を読んじゃうとか。ついLINE見ちゃうとか。

これを代替If~ then~ルールで構築して欲しいわけです。自分がついしてしまいがちな行為をIf~に入れてください。

もし、スマホをつい見てしまったら、スマホを遠くに投げるとか、陥りがちな行為を代替の行為で入れ替えてください。
代替でする行為の方に自分がDeliberate Practiceでしようとしている行為を入れてください。

なかなか難しいと思いますが、僕がよくやっているのは、スケジュールのアプリやスマートウォッチの通知にIf~ then~ルールを入れておきます。そうすると、忘れた頃に通知があらわれて、あっ、守らなくてはとなります。

最高の生産性を上げるためには常にフィードバックが大切です。
つまり、自分がどれだけのIf~ then~ルールを守れたか、集中時間を守れたのかカウントすることが大事です。

1日に勉強できた時間をカウントしてもダメなんです。それは単に机に座っていた時間になりますから。
そうではなく、自分が無条件に集中できたと思う時間だけをカウントするようにしてください。

時間の計測の方法もあります。

スマホやスマートウォッチのストップウォッチ機能を使いますが、スタートを押したら置きます。もし気になって見たらそこで終わりです。それで、DEEP WORK時間は終了です。

時間を気にせず集中できている時間がDEEP WORK時間です。毎日集中できる時間をカウントしてください。そして、その時間をどれぐらい伸ばせるのかを意識してください。

DEEP・NARROWフィードバックといって、DEEPな時間とNARROWな時間の比率を集計するという方法もあります。そこまでやらなくてもいいと思いますが、DEEP WORK時間をカウントして続けてみてください。

最初は、12分とか13分で終了する人もいると思いますが、その場合はそれでいいんです。それを毎日続けていると徐々に伸びていって3時間とか4時間になっていきます。

このDeliberate Practiceを是非実践してみてください。

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