習慣の科学

後悔しない判断をするための意思決定の科学

投稿日:2017年11月16日 更新日:

判断力のお話です。

判断力を上げるにはどうすればいいのか?

判断力の上げ方ですが、まず、なぜ僕らは判断力を上げなければならないのか。判断力を上げるとどんないいことがあるのか?

簡単に言いますと、判断力が上がると寿命が伸びます!

寿命が伸びたり、人生における満足度が上がったり、そんな良いことが起きます。

 

まず、判断力を上げるために覚えておいていただきたいのが、結構衝撃的な話なんですが、基本的に、最適な判断はありません。

"最高の判断はありません"

何故かというと未来はわからないからです。

では、何故判断力が必要なのかというと、判断がないと行動がないからです。

行動がなければ未来もないわけです。

だから、判断は常に必要不十分な状態でしないといけないわけです。

もし必要十分な状態で判断することがあったとしても、それは判断とは言いません。まずは、この判断は情報が不十分な状態でしないといけないものなんだということを理解しておいてください。

では、判断力があるというのはどういうことなのか。

判断力があるというのは、自己選択できる力があるということなんです。

自己選択がとても大事で、自己選択の能力が高い人ほど人生に対する満足度も高いし、心臓疾患なんかになるリスクも低いです。

自己選択こそが人間の幸せを作ってくれます。

自己選択出来ることを「裁量権」と言います。

 

この裁量権に関する研究も面白いものがたくさんあります。

裁量権がある人ほど寿命も長いです。

コロンビア大学シーナ・アイエンガー教授の『選択の科学』

選択の科学

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シーナ・アイエンガー
文藝春秋
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これはとてもいい本です。

このシーナ・アイエンガー教授は伝統的なシーク教徒の家に生まれました。シーク教というのは、結婚するまで奥さんの顔がわからないという教徒です。

つまり家族とか自分の親戚たちなどの話し合いによって結婚相手が決められるわけです。結婚相手が決まって、結婚式が終わってから奥さんのベールをめくって初めて奥さんを知ります。

自己選択、裁量権があることが幸せにつながるとすると、普通に考えて無神論者だったり、戒律の少ない宗教などの人たちより、シーク教徒の幸福度は低いということになってしまいます。

ところが、このシーナ・アイエンガー教授は、自分の実家がそうだったからまず調べてみました。

調べた結果、規律の多いシーク教徒のほうが、裁量権に満たされている無神論者たちに比べて幸福度が高かったということがわかっています。

多くの規律に縛られていても、自分の裁量権は大きいと思っているわけです。つまり、この裁量権というのは実際にどのくらい選べるかは関係ないということです。

自分が、どのくらい選べると思っているかが大事なんです。

実際に決まっているものではなく、主体的な裁量権、どのくらい選べるのかという皆さんの思い込みが幸せの度合いを決めています。

 

判断力を高めるということはどういうことかというと、

自分で物事を決められる、自分に裁量があるという"感覚"を高めることによって幸せを手に入れようというのが今回のお話です。

適切な判断をするということではなく、そもそも適切な判断などなく、自分が次々に判断して自分で物事を選べるんだという感覚を持ち、皆さんの主体的裁量権を最大化し、幸せな人生を歩めるようにして欲しいと思います。

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