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冷静さを失って後悔したことがある人へ

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人は自分のことを理解できていない

冷静に自分を見つめられるようになるための方法を紹介します。

皆さんは自分のことをどれぐらい分かっていると思いますか?
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉もありますが、Tasha Eurichという研究者の方が、自己省察といって自分をどれくらい理解できているのかということについて研究してくれています。
これによると、95%の人は自分のことをある程度理解していると考えていますが、実際の理解度としては10%から15%程度しかないということが分かっています。

つまり、僕たちが自分のことを見る能力(アセスメント能力)は非常にもろいもので、自分のことを実際には10%から15%ぐらいしか理解できていないということです。
これは自分の仕事の能力であったりリーダーシップの能力、自分の経済的な立場や学校の成績など、あらゆる点において自分のことを理解できていなくて、第三者の意見を入れないと自分のことはこんなにも理解できないということです。

自分は自分の人生において何を求めているのか、自分はどのように行動するべきなのか、このようなことを測る能力がアセスメント能力と言われますが、もっと簡単なことであっても人間は理解することができていないということです。

アセスメント能力を鍛える

この自分を理解するアセスメント能力の高い人は、実際に仕事においても成功するし人生の満足度も高くなり、あらゆる点で問題を抱えにくくなるということが分かっています。

ですから、このアセスメント能力を鍛えるということが客観的に自分を見ることにもつながりますし、自分の能力を高めることにもつながるわけです。

では、どうすればアセスメント能力を高めることができるのでしょうか。その方法を三つ紹介させてもらいます。

1. 「なぜ?」ではなく、「なに?」で自問自答

人間という生き物はそもそもバイアス(思い込み)にまみれている生き物ですから、例えば、自分が何かに失敗した時には「なぜ失敗してしまったのだろう」と考えると、自分にとって都合のいいことばかりを考えるようになってしまいます。
仕事に失敗したとすると、上司が悪いから、体調が悪かったから、というように自分を正当化するような言い訳ばかりがたくさん出てきてしまいます。

しかも、これは自分の気分によっても左右されます。
自分の気分がいい時であれば、失敗したとしてもそれは不可抗力だったとか他の誰かのせいだと開き直ったりしますが、逆に、自分の気分が良くない時であれば、自分はなんてダメな人間なんだとか学歴がないからダメなんだと考えてしまいます。
つまり、「なぜ?」という問いかけに対しては、その時の気分によって違いが出てくるわけです。そうするとどんどんバイアスにまみれてしまいます。

例えば、「なぜ仕事がうまくいかないのか」ではなく、「仕事がうまくいっていない原因は何?」と考えてください。
そうすると具体的な解決策に向かって行くことができます。
「なぜ?」という質問は抽象的で解決しづらい自分の都合のいい方向に思考が向いていってしまいますが、「なに?」で自分に質問をすると、具体的に解決する手立てが見えてくるようになります

2. 目標を決めてその進展を記録する

実際のこの実験では、3ヶ月間のコーチングプログラムに参加して自分のゴールを決めてそのゴールに向けた進展を記録するということを行っていますが、これにより、ゴールを決めてそのゴールまでの状況を記録していくことで、無駄なことで悩まなくなります。
何をすれば目指すゴールにより近づいて、何をしてもそのゴールに近づくことができないのかということが分かるようになってきます。

自分が達成したい目標に至るためには、自分のどこをどのように変えていけばいいのかということが具体的に見えてきます。
記録することで具体的なゴールに向けたステップが見えてくるようになるわけです。そうすると、自分が立っている立ち位置に応じて取るべき行動も変わってきます

3. データを取る

人間は自分のことを客観的に見ることができないので、他人に意見を求めることがとても大事になります。
例えば、今自分が目指す目標に対してどのような位置にいるのかということを自分で考えるよりも、目指す目標に対して考えているステップにおいて今自分がどのぐらいの位置にいてどんな問題を抱えているのかということを他人に尋ねた方が正しく判断できます。
ですから、自分のことを見てくれて自分の進展を正しく計測してくれるような友人を作りましょう

心理学者のティモシー・スミスさんは、恋愛関係でも同じような事が起きるということを確かめてくれています。
300組のカップルを対象にした実験で、パートナーの怒りっぽさや良くない点を調べました。その結果、自分の性格を自分で判断した時よりも、パートナーがその人の性格を判断した時の方が正確に分析することが出来ていました。

ですから、他人に自分の立ち位置を定期的に確認してもらえる状況を作っておくことが重要になるわけです。

この三つのテクニックを知っておくだけで、かなり冷静に自分のことを見ることができるようになりますので、是非覚えておいてください。

自分を客観的に見るためのおすすめ動画
人間関係から投資判断にまで使えるペンシルベニア大学式12のデバイアスガイド
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1552229589
ブロマガで読むならこちら
▶︎https://ch.nicovideo.jp/mental/blomaga/ar1770540

リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:Insight: The Power of Self-Awareness in a Self-Deluded World


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