人間関係

話がつまらないと思われない【話し方のルール】とは

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 上手な会話のキャッチボールをしたい
  • 話していて楽しい人だと思われたい

科学的に正しい雑談のテクニック

当然ですが、僕たちは普段人と話をする時には雑談の方が多くなります。
仕事の関係などではなく、普段の人間関係であればほぼ雑談で終わることもあるでしょうし、仕事上の関係であっても、いきなりコアな話だけをすると親近感を得ることができなかったり、相手の人となりも理解できないので、やはり、雑談から始まることが多いと思います。

この雑談に関しては、その話題選びや喋り方、自分が喋る側なのか相手に質問をする側なのか、色々なスタンスがとれるわけですが、実は、科学的に上手な雑談の方法というものが見つかっていて、ニコニコの方で「科学的に最強な雑談のはじめ方【会話スターター】とは」として先日紹介させてもらっています。

どんな会話からどのように始めれば会話がうまくいくのか、その話題を出し時には、どれくらいのテンポでどのように話題を提供するのか、相手に質問する時にも、質問しすぎと感じさせないようにどのように会話のキャッチボールをするかということなどが色々と研究されていて、そんな内容を詳しく解説していますので、さらに学びたい方は今回のおすすめの動画に紹介しておきますので、そちらをぜひ見てください。

「信号機ルール」

今回はそんな科学的に最強の雑談の始め方の中から、「信号機ルール」という面白いルールを紹介させてもらいます。

2018年に教育心理学者のマーティ・ネムコ博士が、過去に行われた雑談やコミュニケーションといった会話に関する研究を集めてレビューしてくれています。
様々な研究をまとめて、どのような方法が最も会話に有効なのか、最も会話が盛り上がるのかということを調べてくれています。

その結果、3つのルールが見つかったとされています。この3つのルールの中の1つである信号機ルールについて今回は紹介させてもらいます。

人と会話をする時に、どれぐらいのペースで会話を切り替えればいいのか迷うこともあるのではないでしょうか。

例えば、自分の経験や出来事を相手に聞いて欲しいと思い、色々とその話をしてそれに対して返事をしてくれたりさらに掘り下げる質問をしてくれたり、会話のキャッチボールがあると思いますが、自分がしゃべってもいい時間はどれくらいだと思いますか。

これを知って練習するだけで、相手との会話が弾みやすくなります。
結局、僕たちの会話がいまいち続かなかったり、途切れてしまうのは、 この話す時間が短すぎるか長すぎるかです。

では、どれぐらいの時間を取ればいいのかというのが、今回の信号機ルールです。
結論としては、まず30秒というのが1つの単位になります。
会話に対しては30秒を1つのユニットとして考えると、相手と上手く会話を盛り上げることができるということが示唆されています。

信号機ルールは、こちらの会話を信号機に見立てたルールになります。
信号機ですから青・黄・赤となっていて、この青・黄・赤が30秒ごとに切り替わるというものです。

最初の30秒間:青信号

つまり、皆さんが話し始めた時、最初の30秒間は信号機は青色だと考えてください。
ですから、この30秒の間に、自分の言いたいことや一番面白いこと、大切な部分は話すようにして、この30秒にまとめるようにしてください。
この30秒は相手はちゃんと話を聞いてくれると考えてください。

次の30秒間:黄信号

最初の青信号の30秒間が終わると、次は黄信号になります。
最初の青信号の30秒が終わり、さらにそのまま話が続くと、信号機は黄色になると考えてください。
この30秒が、相手からすると少し話が長いなと感じる30秒になります。

ですから、理想としては最初の30秒でさくっとまとめて会話を終わらせた方がよく、その次の30秒は、相手の注意力が結構低下していきます。
人によっては40秒で長いと感じる人もいれば、55秒まで耐えられる人もいますが、大抵の人はこの黄信号の30秒で注意力が低下してきます。

さらに次の30秒間:赤信号

実際に、青信号の30秒が終わりそのまま黄信号の30秒まで話が続くと、相手にとっては少し話が長いと感じ始めるので、人によっては話に割り込んできたり、上の空になってしまう可能性があります。

お勧めとしては、この黄信号の30秒で、相手に質問を投げたり会話をバトンタッチする準備を始めるというのがいい方法になります。

会話の始まりから60秒以上経過し、青信号の30秒が終わり黄信号の30秒も終わり、そのまま赤信号の30秒に突入してしまうと、どんなに相手が喜んでいるように見えたり、興味を持って話を聞いてくれているように見えたとしても、話は長いと思っています。

ですから、とりあえずこちらの話を打ち切るか、相手に感想や意見を求めたり質問をして、確実にバトンタッチをしなくてはいけないというのが、この60秒以降になります。

上手な会話のキャッチボールのためには

この信号機ルールを使い、相手と上手に会話のキャッチボールを行いたいのであれば、一番最初の青信号の30秒間に話をまとめてください。
最初の30秒に全てをまとめて、次の黄信号の30秒では相手に質問をするフェーズに入ります。
全体で1分以上になると、それはかなりやばいので、そこには突入しないようにしてください。

自分の大体話は最初の30秒にまとめて、次の30秒で相手に質問をしたり感想を聞いたり、話題の転換するということをしていくと、相手と上手な話題のキャッチボールをしながら雑談をすることができます。

話を聞くことで好印象を持たれたいなら

これは色々な使い方が出来ます。
大抵の人は1分以上相手の話を聞くことが苦痛なものです。
ということは、逆に考えると、1分以上相手の話に注意を向けて聞いてあげたり、1分経った頃に、みんなが飽きてきた頃に、自分が興味を持っているというスタンスでその話題に対して尋ねたりすると、自分に対して興味を持ってくれているという明らかな差が感じ取ってもらえます

人間というものは意識しない限りは、この研究によると、60秒を過ぎると注意力が低下して話は長いなと思い始めるので、このような様子は、やはり、話している本人からするとなんとなく気づくものです。

ですから、自分に興味を持ってくれているとか、ちゃんと話を聞いてくれていると相手に思わせたいのであれば、60秒過ぎた頃から、あるいは、最初の30秒が終わった頃から、意識して身を乗り出すように相手の話に興味を持つようにすれば、相手の心をつかむことができるといった使い方もできると思いますので、ぜひ信号機ルールを実践してみてください。

青信号(最初の30秒):話をまとめる 黄信号(次の30秒):質問を投げて話題を切り替える 赤信号(さらに次の30秒):相手が飽きてしまう

今回はこんな上手な雑談の仕方について解説させてもらいましたが、このようなわかりやすいルールがあると、自分でも上手に会話ができそうな気がすると感じた人も多いのではないでしょうか。
自分の話がなかなか聞いてもらえないとか、言いたいことが伝わらない理由がわかった気がするという人もいると思います。

大抵の人は、自分の言いたい結論を最後に持ってこようとします。
自分の言いたいことを最後に持ってこようとするので、本当にどうでもいい雑談を最初の30秒でして、赤信号になった時に大事な話をしてしまいます。

ですから、最初の青信号の30秒でまとめるということを意識するだけでも、雑談が下手だったり話すのが下手だったり、誤解されやすかった人が、コミュニケーションが上手くなったりするものです。
ぜひ試してみてください。

この信号機ルールは、今回のおすすめの動画として紹介している「科学的に最強な雑談のはじめ方【会話スターター】とは」で紹介しているごく一部になります。

他にも、どんな話題から始めたらいいのかわからないという人にできる方法や、会話のキャッチボールにおける他のルール、相手の心をつかむ話し方、気まずい沈黙に陥ってしまった時にそこから脱出する方法など解説しています。
ぜひこちらも併せてチェックしてみてください。

今回のおすすめの本は2冊紹介しておきます。
1冊目は僕の本ですが『コミュ障でも5分で増やせる超人脈術』で、これは上手な雑談ができるようになった先にある人間関係の作り方について解説しています。
新しい人間関係を作ったり、今ある人間関係を維持するための方法について紹介しています。

僕は別に友達がたくさん欲しいというタイプではありません。そんなタイプなのになぜ人脈術の本を出したのかと言うと、友達を作る技術と友達が欲しいかどうかということは全く別のことです。
むしろ、友達はいらないというような人の方がこの技術は持っておいた方がいいです。
自分はいつでもどこでも友達を作ることができるし、新しい人間関係を作ることができるという自信を持っていると、面倒な人間関係と離れることもしやすくなります。
それにより嫌な人間関係に縛られなくてもいいという状況を作ることができます。

2冊目は『セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー)』になります。
自分がどのような感情を感じているのかとか、どのようなことを考え何をしている時が幸せなのかというような、自分に気づく力を鍛えておくと他の人の気持ちも理解できるようになります。

他人の気持ちが分かる人は自分の気持ちが分かる人です。自己中で自分のことしか考えていない人は自分の気持ちや自分の情動も分かっていないものです。
ですから、感情というものに敏感になるために、まずは自分の感情の揺れ動きを感じ取れるようになる必要があるというのがセルフ・アウェアネスです。
ぜひ読んでみてください。

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今回のおすすめ本
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リサーチ協力の鈴木祐さんの論文解説チャンネルもオススメです
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本内容は、上記の参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:Marty Nemko(2018)Careers For Dummies (For Dummies (Career/Education)

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