恋愛・結婚

ヤりすぎカップルに起きる悲劇【恋愛心理学】

ヤりすぎカップルに起きる悲劇【恋愛心理学】

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この知識はこんな方におすすめ

  • 幸せな結婚をしたい
  • 別れたくない
  • 離婚したくない
  • 「こんなはずではなかった!」

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初期の頃に多くしすぎると危険かも

付き合った最初の頃にヤりすぎるとカップルや夫婦が別れやすくなるという研究があります。
別れやすいカップルや夫婦がその当初にたくさんしすぎてしまうものは何でしょうか。

これはテキサス大学の研究で、168組のカップルを13年間にわたり追跡調査するという長期の観察研究です。
その結果、興味深いことが分かっていて、離婚しやすいカップル、別れやすいカップルは、そうでないカップルに比べて、実は、付き合い始めの時期にあることをする回数が非常に多かったということです。
この回数が多くなればなるほど、悲しいことですが離婚や別れるということが多くなりやすいということでした。

それは何かというと・・・「イチャイチャ」です。
付き合いはじめや結婚当初に、このイチャイチャが多いカップルや夫婦は別れたり離婚しやすくなるという切ない研究結果が確認されています。

「イチャイチャ」が多すぎると…

この研究では、結婚式を挙げたばかりの結婚したてのカップルを探して、そのカップルを13年間追跡調査し、その二人の関係がどのようになったのかということを調べています。
残念ながら、その中には喧嘩したり別れたり離婚しているカップルもいたわけです。別れやすいカップルとそうでないカップルでは、何が違うのかということを調べようとしたものです。

その結果わかったことでしては、結婚したての時にイチャイチャしまくっているカップルは、結婚してから7年経った時に離婚する確率が高くなっていました
一方で、イチャイチャする時間や頻度が1/3ぐらいのカップルは、7年を過ぎても幸せな夫婦生活を営んでいる確率が高かったということです。
むしろ、付き合い始めの頃からある程度落ち着いた関係になっている方が、離婚しづらくなるということです。

この研究はもちろん観察研究ですし、明確な理由もはっきりしていませんが、研究者が考えるところとしては、おそらく、序盤に恋愛の熱量が多すぎて、お互いにそれが冷めてくると一気に冷めたように感じてしまい幻滅してしまうということになるのではないかとされています。
つまり、よく言われるように、結婚したタイミングがピークになった結婚関係や付き合ったタイミングがピークになる恋愛関係はうまくいきにくいということです。
逆に、結婚したところから徐々に徐々に幸福度が上がっていくような関係でないと、うまくいかないとも言われますが、これがまさに一気に冷めたように感じてしまうことでの幻滅と関係があるのではないかとされています。

恋愛と幸せ

では、この結婚してから徐々に幸福度が上がっていくような関係とはどのような関係なのでしょうか。
お見合いで付き合うカップルももちろんいますが、多くの場合、付き合ってお互いのことを分かってそれから結婚すると思います。そうなると、おそらく結婚する瞬間が幸せとしてのピークになります。そこから子供が生まれたり色々なイベントがあったり、お互いの理解を深めながら関係が良くなっていく可能性もありますが、基本的には、恋愛からいくと関係性が盛り上がったところで結婚というタイミングが来ます
ところが、イスラム系の国などでは厳格な文化の中で親同士が結婚相手を決めることもあります。結婚するまで奥さんの顔も旦那さんの顔もお互いに分からないという結婚もあります。そうなると、結婚とは親に決められるものであって結婚には何の選択もないわけです。
そんなイスラム系の国の結婚について調べた研究があり、もちろんデータの取り方などにもよるのかと思いますが、研究によっては普通に恋愛から始まり結婚するよりも幸福度が高くなるとされています。
このような親同士が決めて結婚する場合には、カップルとしてはお互いの事が全く分からないゼロからのスタートになります。ゼロからのスタートだとお互いのことを理解するにつれて、幸福度としてはそれが上がっていくばかりになるからだということです。

恋愛は難しいもので、この人とは絶対にうまくいくと思っても、実際には、それがうまくいかない場合も少なくありません。
これは、人間というものは好きな人を目の前にすると判断能力がチンパンジー並みに低下してしまうからです。そうなると、相手が本当に自分に合うかどうかを見抜くことができなくなってしまいます。
これを親や周りの人が見抜いてくれるという意味では、イスラム系の国であるような親同士が決める結婚も実は幸せになる可能性があるということを言われている研究者もいるわけです。

3年の壁

ですから、重要なのは結婚してからどのような関係性を作っていくのかということです。
そのために実は大事なのか、結婚初期の頃にあまりにもイチャイチャしてしまうと、人はそれだけに頼ってしまうようになり、勢いだけではよく言われる3年の壁を越えることができなくなるわけです。
この3年の壁というものには科学的な根拠も実はある程度あり、3年以内に、お互いにお互いがいないと困るとか、お互いに持ちつ持たれつというような、お互いに精神的に補完しあう「成熟した依存関係」と言われる関係が作れないと、別れる可能性が非常に高くなるという説もあります。

これは、3年間の間に、子供ができるとか生物学的に考えて子孫を残すというような変化がない限り、相手に生殖能力がないと判断してしまい、相手に対する魅力を僕たちの脳は勝手に下げてしまうということが起こります。
それにより急に感情が冷めたように感じるわけです。そのように人間は元々プログラムされているのではないかということを言われている学者さんもいます。

現代においては、別に子供ができないと駄目だということもありませんし、子供がいなくても幸せな夫婦はいくらでもいます。
ですが、生物としては子孫を残せないというのはかなりのデメリットになりますので、相手に生殖能力がないと判断したら、次の人に移っていくということをしなくてはいけなくなります。そのような性質が現代の人間にも残っているのではないかと考えるのも理屈としてはもっともな理論かと思います。

チョコレートに入っている物質でフェネチルアミンが、恋愛の初期で燃えるような恋の感情を作ってくれると言われていますが、この物質が分泌されている期間がだいたい3年ぐらいなので、3年ぐらいで恋愛は冷めるということも言われています。

そのフェネチルアミンが分泌されて恋愛が盛り上がっている期間に、イチャイチャするだけではなくて、それ以上の関係を作っていくための努力をお互いにしないと、基本的に二人の関係は長くは続かないように元々人間はなっていると考えた方がいいのかもしれません。
最初にイチャイチャしすぎて、無駄に相手に期待しすぎてしまうと、その期待が少しでも裏切られた時に幻滅するということになってしまい、幸福度が低下してしまう可能性があるわけです。

幸福の50%は遺伝子で説明できる

恋愛でも結婚でも、相手が自分のことを幸せにしてくれるとは思わないほうがいいということを提案する研究もあります。
もちろん人は努力することで自分で幸福を感じることができますが、同じ出来事に対して、どれぐらい幸せを感じれるのかということは、人によって好みや価値観があると思われていますが、実際にはそれは遺伝子で決められています。
幸福をどれくらい感じるのかという遺伝子が実はあり、人生における50%ぐらいの幸福は遺伝子で説明できるとされています。

つまり、僕たちにはこれぐらいの幸福を感じることができるという幸福感度がそれぞれにあり、そのペースになる幸福度のラインがあり、どんなに幸せを感じるような瞬間があっても、最終的にはその規定されるラインまで戻ります。
ですから、この人と付き合ったりこの人と結婚したら人生がバラ色になるだろうなどと考えてしまうと、それは勝手に期待を上げるだけになってしまい、結果的には自分の幸福度は同じラインまで戻ってきます。もちろん、二人の様々なイベントがあったりすることでその時々の変化はありますが、自分の幸せが高止まりすると思ってしまうと、それが下がった時に幻滅したと感じてしまうことになります。

「こんなはずではなかった」となってしまうのは、人間の幸福にはベースになるラインが決まっていて、最終的にはそこに戻るので、相手とお互いに補完しあうような関係を作ることで良い関係を維持できるようにして、二人で何か新しいことにチャレンジしたり楽しいイベントを作り続けることによって、ベースになるラインまで幸福度は下がるとしても、一時的に幸福度が上がることを続けていけば幸せな関係を続けていくことができます
ですから、お互いに努力をしないと二人の関係は保つことができないということです。

お互いの関係を維持する努力を

おそらくですが、初期の頃のイチャイチャが多い人ほど、このような関係を保っていくための努力をしないのかもしれません。あるいは、前述したような期待が大きくなりすぎることによって幻滅しやすくなるということが起きるのかもしれません。
これは結婚だけでなく、付き合っているカップルにも言えることだと思います。恋愛の初期にいちゃいちゃしすぎているカップルは、将来的には危ないかもしれないということを覚えておいてもらえたらと思います。

過去にも紹介しましたが、お互いの友人を紹介しあうとか、一緒に映画や Netflix などのメディアを消費するというような習慣を3年の間に作っておくことをお勧めします。
二人の関係を長く保つためのルールも決めておいたほうがいいと思います。ケンカした時にはどうするのか、お互いに嫌なことがあった時にはどうするか、お互いに自分が疲れている時にはそれをどのように伝えるのか、二人の関係を保つための習慣やルールを付き合い始めの頃に作っておいてもらい、序盤の熱量をそのために使っていただけたらと思います。

恋愛でも結婚でもそれを言ってしまっては終わりというような地雷があります。男性は女性のこういうポイントにイラっときて、女性は男性のこういうポイントにイラっとくるというようなことがあり、それが関係を壊してしまうという恋愛関係地雷があります。
この地雷は研究者がいくつか調べてくれていますので、これも頭に入れて覚えておくことをお勧めします。そのためのおすすめの動画を紹介しておきますので、そちらも参考にしてみてください。
おすすめの本としては、二人の関係が長く続くために参考になる本を紹介しておきますので、そちらも是非活用してみてください。

踏んだら終わりの恋愛関係地雷の避け方
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1530983285

長続きするカップルの習慣とは?

男女関係を保つ6つのポイントとは?

今回のおすすめ本

リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料を元にした、DaiGoの独断と偏見を含む考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、この動画はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。 より正確な情報が必要な方は参考文献・関連研究をあたるか、信頼できる専門家に相談することをオススメします。 訂正や追加情報があれば、コメントなどに随時追記します。
参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11220443
https://www.nicovideo.jp/watch/1530983285

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