お金・ビジネス 目標・成功

成功者を出し抜く稼ぎかたの秘密とは

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • お金に余裕はない
  • それでも稼ぎたい!
  • 恵まれない家庭で育った
  • 時代を変えるビジネスで成功したい!

お金がない人がお金を稼ぐには

今回はお金を稼ぐための方法を紹介したいと思います。
お金がない人がお金を稼ぐというのはなかなか難しいものです。矛盾しているような気もしますが、やはり貧富の差は拡大していて、お金があるところにお金が集まります。
トマ・ピケティ氏の本でも、労働で稼ぐよりも投資など資本を持つ人のところにお金は集まるので、富というものは特定の人たちのところに集中するようになるというようなことを言われていたように、お金を持っていない人がお金を稼ぐのは難しいものです。

であれば、お金がない人や貧しい家に生まれた人はお金を稼げないということになりますが、それではあまりにも切ないと思います。
実は、お金を持っている人たちよりもお金を持っていない人たちの方が高い能力があり、その能力は、ビジネスで成功するためには非常に重要になる能力です。
今回は、それを紹介して、その使い方や鍛え方まで解説させてもらいたいと思います。

お金を持っていない人がお金を稼ぐのは難しいわけですが、冷静に考えると、お金を持っている人が必ず稼げるかというとそういうわけでもありません。
例えば、いわゆる一発屋と言われる人たちがいます。アーティストでも起業家でも一度大きな成功をしても、その後に鳴かず飛ばずになってしまう人も結構います。
つまり、一度成功してしまうと稼げなくなってしまうタイプの人もいます。このような人は何が違うのでしょうか。
逆に、お金を持っていない人の方がある能力に関しては高いので、それを利用することで稼げるようにするためには、どんなビジネスをどのようにしていけばいいのでしょうか。

お金がない人ほど高い「知的謙遜」

貧しい人やそこまではいかないけど裕福なわけでもお金に余裕があるわけでもないという人たちが、裕福な人たちよりも優れている能力があります。
それは何かと言うと、「知的謙遜」と呼ばれている能力です。
この知的謙遜というものは、実は、あの Google が採用条件としても重きを置いている能力の一つで、この知的謙遜の能力は、お金がないとか貧しい環境で育った人、つまり、協力が必要な環境で育った人ほどその能力が働きやすいということが分かっています。

知的謙遜とは、簡単に言うと、自分はまだまだだというように自分の能力を客観的に見る力とか、他人の視点で自分の能力を見る力です。
これは、正しい判断を下したり自分がまだものにできていないチャンスを見つける時に非常に重要になってくる能力のひとつです。
要するに、判断能力を上げてくれるのが知的謙遜です。

人間は自分だけの視点で考えるとどうしても判断を間違ってしまいます。
ビジネスでも投資でも、これは間違いないと自分一人で思い込んで一生懸命アピールしてくる人を見ると、何を今更言っているんだろうとその視点の甘さに疑問を持つこともあると思います。人間はこのように自分の視点だけに凝り固まってしまうと結構をミスをするものです。そこで多角的な視点を取り入れていくことによって、僕たちは判断のミスを防ぐことができますし、さらに、当然ですが複数の視点を持っている方がいいチャンスを見つけやすくもなります。
このような複数の視点を持ったり、他人の視点で物事を考えて、正しい判断をする能力である知的謙遜の能力は、実は、お金がない人の方が高いということを示す研究があります。

つまり、自分が理想とする成功の形をただ思い描くよりも、他人の視点で物事を考えた方が、良いビジネスや良いチャンスが見えてきます。
ですから、お金がない人ほど他者の視点を上手に利用して、ビジネスやチャンスを見つけた方がいいという事が言える研究です。

育った環境と他者視点

今回参照している研究は、ウォータールー大学の論文を主にしています。どのような環境で育った人の方が良い判断ができるのかということを調べた研究になっています。
2145人の学生を対象にオンラインでの質問に答えてもらうという形で実験を行っています。正しい判断ができているのかということや知的謙遜が働いているのかのようなことを調べたサーベイになっています。
例えば、今までに第三者の視点で物事を考えたことがありますか?とか、他者の視点から物事を考えようと努力したことがありますか?、自分の判断が間違っているかもしれないと考えたことはありますか? というような質問を行い、その参加者たちのすべての答えとその人たちの収入や財政状況とを比較しました。

その結果わかったこととして、社会的な階層が低い状況で育った人ほど、他者の視点を持っているということが分かっています。社会的階層が低いと言うと良いイメージはありませんが、これは極端に貧しかったということでなくても、実家がお金には余裕がなく欲しいものがあまり買ってもらえなかったとか、親がそんなに頭がいいわけでもなく教育レベルが低かったというような環境のことです。
このような環境で育つと、お金に余裕のある家庭で育った人のなんと2倍も他人の視点で考える能力が高かったということです。

お金を持っている恵まれた環境で育った人よりも、貧しい環境で育った人たちの方が、他人の視点で物事を考えることがうまいわけです。
そうなると、投資をしたり大きなお金が必要になるビジネスの場合には、当然お金に余裕のある人たちの方がうまくいくとは思いますが、時代を大きく変えたり、自分の発想や新しい視点で物事を成功させるということに関しては、貧しい家庭で育った人たちが他者の視点を取り入れてそれを応用するビジネスを行った場合の方が、成功するのではないかということが考えられるわけです。

生まれつきのIQと他者視点

別の実験で、200人を対象にIQ のテストを行った後で、他人の視点で考えることができるかということをチェックしました。
IQ の高さと他人の視点で考えることができるかどうかということが相関しているのかどうなのかということを調べたものです。
その結果として、先ほどの実験と同様に、IQ が高くても低くても全く関係がなく、IQ のスコアは他人の視点を持っているかどうかということとは無関係で、IQ が高くても低くても貧しい環境で育った人の方が他人の視点を持つ能力は高かったということです。

ですから、裕福な家で育ったとか生まれつき頭がいいということは関係がありません。
他人の視点というものについては、生まれ持った環境の貧しさだけが影響しているので、むしろ、これは貧しい環境で育った人が独自で持っている能力だと言えます。
これを利用すれば、元々のお金持ちや生まれつき頭のいい天才たちを出し抜くことができます。

お金がない人や貧しい環境で育った人がどうすれば成功するのかということを考えるのであれば、金持ちや天才たちが持っていない能力で勝負しない限りは絶対に不利になるわけです。ところが、多くの人はそこで勝負しようとしてしまいます。
成功しているお金持ちや天才たちを見て、自分もああなりたいと考えて大体失敗します。あの人たちみたいになりたいというような誰もが考えることは茨の道になります。

この研究チームの推定としては、このような傾向が現れる理由として、労働環境が原因なのではないかとしています。
貧しい環境で育った人やお金がない人は、周りの人と協力をしたりお互いのリソースをシェアすることが重要になってきます。
例えば、都会でお金に余裕のある人であれば食事するのもウーバーイーツで簡単に済ませることができますが、田舎に行くと自分の畑では大根がたくさん取れるけれどお米はないと言うようになると、近所の人と親しく付き合って物々交換をしたり、困った時にはお互いに助け合うという環境があります。
お金を持っている人は他人と協力する必要がないので協力関係は育ちませんが、他人と協力していこうとする人たちは自然と社交スキルが身について、仲間同士の争いを解決するための能力が養われたり、相手の視点で物事を考えて助けようとする行動が増えていくので、その結果、第三者の視点で物事を考える能力が発達するのではないかとされています。

お金がない人の戦い方を!

だからこそ、お金を持っていない人はお金を持っていない人の戦い方をしないといけません。
ここから先は僕の考察ですが、お金を持っていない人はどのようなジャンルで勝負をすれば良いのでしょうか。

基本的に、ビジネスというものは誰かが困っていることや悩んでいることを解決する事が大きなビジネスにつながります。
ですから、エンターテイメントの人たちがある意味すごいなと思うのは、言い方は悪いですがお客からすると暇つぶしです。もちろん、感動を与えることで人生が変わるということもありますが、その人がいないと生きていけないということもないので、どうしてもエンターテイメントにはそのような弱みがあるわけです。
ですから、皆さんはそこに進んでいくのではなく、皆さんが悩み苦しんだ経験、不便さを感じていること、これらを解決するビジネスに着手するのが一番いい方法です。
つまり、他人の視点で物事を考える能力が高いわけですから、自分が困っているという着眼点から、前にも同じことで困っている人が多いのではないかと考え、自分と同じことで悩んでいるターゲット層に向けてビジネスのアプローチをしようとするのが一番です。

この他人の視点で物事を考える能力というものは、実は、他人の心を読む能力と非常に関わっているということが先行研究によりわかっています。
僕も、以前よくテレビで人の心を読むようなパフォーマンスをしていた頃には、ほとんどの人が、「相手のどこを見ているのですか?」「なぜ人の心がわかるのですか?」ということを聞いてきますが、相手の表情やしぐさを見ても基本的には人の心理は分かりません。
では、どうすれば相手を理解することができるかというと、自分が同じ立場・同じ環境・同じプレッシャー・同じものを賭けた場合に、いったいどのような行動をとるだろうかということを考えればいいわけです。
そうすると相手の出方がわかってきます。

例えば、プライドが高い俳優さんに勝負を挑んで罰ゲームを賭けたらどうなるかというと、当然ですがプライドが高いから罰ゲームは受けたくないわけです。そうすると、その罰ゲームを回避しようとする傾向が強くなり、誰により裏をついてくる可能性が高くなるし、ひねりを効かせた反応をしてくることもあります。
逆に、芸人さんたちであればむしろ罰ゲームはおいしいので、罰ゲームを積極的に取りに来る姿勢になります。
このように「相手が何を考えているか」ではなく、自分が同じ状況になったらどうなるかということを考えた方が、相手の心を読むことができるわけで、それを示唆する研究も出ています。
相手が何を考えているのかということを考えても答えはありませんが、自分が同じ立場や同じ状況になった時にどのように考えてどう行動するかということを考えると、相手の感情や思考が読めるようになるということです。

顧客やフォロワーの心理を把握する

ここで皆さんは気づいたのではないでしょうか。
つまり、貧しい家庭で育った人の方が相手の立場に立つことができるわけです。
他人の視点を持ち相手の立場に立つことができるから、相手の心が読めます。 相手の心が読めるば相手の欲しいものが分かるはずです。
相手の悩みや相手の欲しいものを推定する能力は、お金がない人や貧しい家庭で育った人の方が高いわけです。

大金を稼いでさらに大きなビジネスで成功している人ももちろん世の中にはいます。
ですが、このような人は大抵優秀な部下がいます。自分はリーダーシップを張ればくて、自分の部下にそれほど裕福だったわけでもない人や若い考え方を持っている人たちがいて、その人たちにターゲットを推定してもらうわけです。そして、そこにお金や労力を割くわけです。
そういう意味では、ある程度お金を稼いだらその元手を使って若いビジネスに投資していくというのが彼らの戦略です。その方が市場を推定することがしやすくなるからです。

皆さんがネット上のサービスや新しいサービスを始める場合には、他者の視点を持つことによる相手の感情や行動を推定する能力があるかないかで成功確率が大きく変わってきます
この素晴らしい能力を持っている人でも、ほとんどの人がいわゆるメンターや成功者の意見を参考にしようとしてしまいます。これが大きな間違いです。
成功している人たちを参考にしようとすると、せっかく持っている他者の心理を推定する素晴らしい能力になる他者視点を持つ知的謙遜が活かせません。
成功している人から学ぶのはいいことですが、その人を崇めすぎてしまうと、成功者やメンター達が持っていない皆さん達だけが持っている能力が活かせなくなってしまいます。
ですから、成功者を参考にするのではなく、皆さんと同じような人たちを参考にしてみてください。

人生で一番重要なことは、成功者やメンターを真似ることではありません。一番大事なのは、皆さんが新しくやろうと思っているビジネスに対して顧客やフォロワーの心理をいかに正しく推定することができるかということです。これが皆さんのビジネスの成功を決めてきます。

みなさん自身の悩みを活かす

そのような点で、皆さんが一番理解しているのは皆さんが今まで悩んできたことです。
ビジネスを始める時には、自分よりも少し低めの世代の人たちを対象にするのがおすすめです。なぜかと言うと、自分が経験してきた悩みや苦しみといったものを同じようにある程度は経験するからです。
もちろん、その形は変わります。僕の場合であれば、幼少期には物理的ないじめを経験していましたが、今であればSNS によるものも増えたり形は変わりますが、抱えている悩みは同じです。

お金がなくて苦しんだことや勉強の方法がわからなかった、自分が困ってしまった、そんな経験は色々とあると思います。このような経験をしたらそれを乗り越えることにより、「同じ体験や悩みを持っている人にどのような解決策やどのようなサービスを提供することができるのか」ということを考えた方が、はるかに良いビジネスができるはずです。
これはお金を持っている人や既に成功している人たちができないビジネスです。それは彼らには分からないからです。

皆さんがターゲットにする世代や人たちが感じる悩みを調査するのももちろん構いませんが、調査をするのにもお金や労力がかかりますし、その調査もデータの取り方を間違えると間違った判断にも繋がります。企業でも統計の取り方に間違っている企業もたくさんあります。
それをするのも構いませんが、皆さん独自でできる方法としては、自分の経験から参照して、自分と同じような悩みを抱えている人たちが何を求めているのかということを考えると、強者にも勝てるわけです。

人生を変えたいと思っている人たちの悩みは大きく3つあります。

お金がない

時間がない

知識がない

僕の場合は、この3つを解決するためのサービスを作りたいと思い最初にニコニコを始めました。この3つの悩みを解決するための方法を提示したいと考えたわけです。
お金がないということに対しては、お金を稼げるようになるためにはどうすればいいのかという話を提供させてもらい、時間がないということに対しては、集中力を上げることで時間を作ったり、仕事の効率を上げるためにはどうすればいいのかというようなことを紹介しています。そして、知識がないということに対しては、たくさんの本を読むにはどうすればいいのか、読んだ本の知識を頭に残すにはどうすればいいのかというように、基本的には、この3つの悩みを解消するための方法を紹介するようにしています。

僕自身も、皆さんはこれから始めようとしていることと同じように、自分が人生で悩んだことから、他者視点を使うことによって今している仕事にたどり着いていきました。
僕は未だに色々な人や色々な世代の人に悩んでいることを聞きますし、それにより他者視点を保つための努力もしています。
僕は学生の頃から将来成功したいとも考えましたし色々なことに悩みました。僕は自分が悩んだことを全て Google カレンダーに記録しています。
皆さんも今からでも遅くありませんので、自分の悩みを記録しておいた方がいいです。それをずっと続けていると、いずれそれをビジネスにも使える時がきます。
5年後に、自分よりも5歳下ぐらいの世代の人たちがどんな悩みを抱えていて何を解決したいと思っているのかということを提供することができます。
皆さんも自分より3歳から5歳ぐらいの人たちが悩んでいることを自分の人生と照らし合わせて見つけていくのがいいと思います。

僕自身は、学生の頃には、やる気やモチベーションはあるけれどどこから手をつけていいのかわからないというようなことに悩んでいました。
ですから、それを一番最初はここから手をつけたらいいという指針を探すためにたくさんの本を読んだりしていました。
そして、学生の頃にはやってみたいこともたくさんありましたが、お金がなくて始められないという悩みもありました。
さらには、実現したいビジョンはあるけれどやり方が分からないという悩みもありました。
このように、過去の自分の悩みも見てみると、色々な人が抱えるであろう悩みも見えてきます。
例えば、年長者や既得権益に対する理不尽さや不公平さを感じているというような悩みだけでなく感情も記録しておくのもいいと思います。

他には・・・

やらなくてはいけないことが多すぎてどこから手をつければいいのかがわからない

自分のコンプレックスや過去の失敗が原因で前に進むのを躊躇っている

リスクを取るのが怖くなっている

集中力が足りない

我慢ができなかったり誘惑に負けやすい

理想ばかりが高くなってしまう行動できない

こんな僕の経験した悩みは皆さんも感じたことはあるのではないでしょうか。
このような自分が経験してきた悩みの中で、他者視点を持つことができれば、これはきっと他の人も同じように悩んでいる人が多いだろうということを見つけることができます
僕はそんな知識を紹介しているわけです。僕はひたすら皆の悩みを推定し続けたことで今があります。

これが皆さんも手っ取り早くできて、すでにお金を持っている人や大企業も出し抜くことができるビジネスの組み立て方だと思いますので、他者の悩みを推定する能力をぜひ活かして頂ければと思います。
これは年収いくら以上は稼げているからダメということではなく、自分の中でまだまだ稼げていないと思うのであれば使えると思いますので、是非試してみてください。
今回のおすすめの動画は、最強の判断能力を鍛える知的謙遜と自分が本当は何を求めているのかを知るための動画を纏めていますので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの本としては、自分のやりたいことを見つけるためには自分を見つめることが必要ですので、その自分の見つめ方を研究されている方の本で『ターシャ・ユーリック の insight(インサイト)』を紹介しておきます。こちらもぜひ合わせてチェックしてみてください。

Googleが最重要視!最強の判断力を手に入れる方法【知的謙遜】

自分を知る6つの質問と価値観リスト~ニューメキシコ大学研究から

これからの時代の起業

起業家のメンタルの秘密

リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料を元にした、DaiGoの独断と偏見を含む考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、この動画はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。 より正確な情報が必要な方は参考文献・関連研究をあたるか、信頼できる専門家に相談することをオススメします。 訂正や追加情報があれば、コメントなどに随時追記します。
参考:https://royalsocietypublishing.org/doi/full/10.1098/rspb.2017.1870
https://www.nicovideo.jp/watch/1571241003

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