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1日1行読むだけで頭良くなる本

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この知識はこんな方におすすめ

  • 人生を変えたい!
  • 読書が大切なのは分かっているが…

1日1行だけで頭が良くなる本?!

1日に1行読むだけで頭が良くなる本を紹介しさせてもらいます。
少し怪しいような気もするかもしれませんが、ちゃんと科学的な根拠のある内容です。大切なのはどんなことでも続けることですし、1日にたった1行でいいので是非参考にしていただけたらと思います。

元々本を読むと頭が良くなるというイメージが少なからずあると思います。実際に子供の頃に読書習慣のあった子供の方が大人になった時に稼ぎが良くなるといったことも言われています。
本を読むことが大切だということはわかっていても、なかなか集中力が続かないとか、マンガなら読めるけれどなかなか本を読めないという人もいると思いますし、難しい本を読まないといけないとなるとなかなか手が出ない人も多いと思います。
もっと簡単に毎朝起きた時に見開き1ページだけ読むとか1行だけでも読むことによって頭が良くなる本はあるのでしょうか。

ちなみに、最近僕が読んだ本でこれはこれで面白いと思ったものがあり、最近流行った『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』は毎日1ページだけ読んでいくと経済学の話から歴史の話まで世界の教養が幅広く学ぶことができるというものです。この本は大抵の人は教養を身につけるために読んでいると思いますが、僕はこの本をアイデアを手に入れるためのツールとして使っています。
普段僕は科学や心理学の本や知識ばかりに触れていますし、例えば、わざわざ現代史をゼロから学ぼうとかはそれほどしようとは思いません。もちろんその気になったらとことん勉強しますが、心理学の方が専門なので普段からそこまでしようとは思わないわけです。
とはいえ、時々は違うエッセンスを入れてこないとアイデアも出てきにくくなります。このような普段のに詰まりを突破するために教養を使うようにしています。
『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』のような本は、全く違うジャンルの話が入ってきます。文豪の話が出てきたと思ったら科学の話になったり、現代史の話になったかと思ったら偉人の話になったりしますので、様々な知識が幅広く含まれているので時間が空いた時などに何気に読むと頭の体操になるような刺激を受けることができます。

読書と認知機能

今回ご紹介する本はこのような教養本ではありませんし、知識を教えてくれる本ではありません。
人間の脳機能を鍛えるためにはいろいろな本に触れたほうがいいということも言われていますが、例えば、他人の感情を読み取る能力であるEQ を鍛えるには純文学を読むと効果があるのではないかという研究があったり、登場人物の感情の起伏が激しくそれが描写されているような海外ドラマやアニメを見るとコミュニケーション能力がアップするという研究もあります。
今回はもっと効率的な内容です。
1日にたった1行でいいので読むだけで頭が良くなる本はないのかという研究を紹介させてもらいます。読書に関するメリットのひとつです。

リバプール大学の研究で、学生たちを対象に読書と頭の回転の速さである認知機能の関係を調べてくれています。
全員に脳をスキャンするファンクショナル MRI に入った状態で様々な文章を読んでもらいました。これにより読む文章によって人間の脳機能に変化があるのかということを調べようとしたものです。脳が刺激されて認知機能に変化が起きるのかということです。
2種類の文章を読んでもらっています。
ひとつ目の文章は、その文章の意味をそのまま理解すればいい内容です。単なる説明のようにな解釈の余地もなくただ単に書かれている内容を読めばそのまま理解できる文章です。
もうひとつの文章は、文章の意味を理解するのがとても難解な文章です。この難解な文章というのは難しい専門用語やややこしい内容を書いてあるわけではなく、意味を理解するために解釈が必要な文章です。自分の頭で考えないと意味を理解することができないような文章です。
例えば、日本の歌であれば、西野カナさんの「会いたくて会いたくて震える・・・」というような文章はその意味をそのまま理解すればいいと思います。文章からそのまま女の子が好きな人に会いたいけれど会えない状況にあるのだろうということが理解できます。これがとつ目の文章の意味をそのまま理解すればいいものです。
一方、例えば、あさきさんの「この子の7つのお祝いに」という曲があり、「貴方の遺愛のぼんぼり釈然と灯点して暗夜に濡つ・・・」というようなのが意味を理解するのに解釈が必要な文章です。どういう意味なのだろうかと自分の頭の中で考えを巡らせる必要がある文章です。遺愛という事だから最愛の人と別れたということだろう、その人が亡くなったのかもしれないけれど遺愛のぼんぼりはおそらく比喩だろうか、どんな状況なのだろうというように、自分なりに解釈して理解するために試行錯誤が必要な文章が、意味を理解するのが難解な文章です。
要するに、ストレートに意味を理解することができる文章と考えないと意味を理解することができない文章を2種類読んでもらったわけです。

難解な文章で頭が良くなる?

そして、終わった後に全員にアンケートを取り文章にどれくらいの解釈をしたのかということを尋ねました。
その結果、これは当然ですが様々な解釈をしている人の方が脳の柔軟性が高く頭がいいと考えられました。一つの文章から色々な解釈をすることができるということは、物事を色々な角度から見ることができるの頭がいいということになります。
さらに、難解な捉え方によって意味が変わってしまう文章を読んだ場合の方が脳の中枢のネットワークが活性化していました。しかも、中枢だけでなく、例えば言語を操る能力や判断能力など人間の脳には様々な脳機能がありますがこのような他の部分も活性化していて、結果脳を上手に使うことができるようになったということです。それにより脳の柔軟性が高くなったということが分かったわけです。
中枢のネットワークは問題解決に使われる部分ですので、物事を解決するための能力を高めたいのであれば、難解な文章を普段から読む人の方が問題を抱えたとしてもそれを解決するための力を発揮することができるようになるし、さらに、脳のネットワークもスムーズになるので解釈が必要な文章を読むことによって脳の機能が高まる、つまり、頭が良くなるということがこの研究により示唆されたということです。

なぜこのような効果があるのかということですが、研究者のコメントとしては、普段人は仕事をしている時も街を歩いている時も、その時々で何かしら一つの考えを持っていますが、その考えで理解できない問題にぶつかったら考え方を変えるしかありません。自分の人生経験から考えて文章の意味を理解することができなかったとしたら、どうすれば理解できるのだろうかと自分を変えようとします
ここが大切なところで、自分の考え方を変えることができるかどうかが人生の成功をかなり左右してしまいます。
自分の感覚だけでは理解できないものをあれこれと試行錯誤しながら考えるということがとても大事なわけです。ここに難しい難解な文章を読むことのメリットがあります。

1日1行で脳の柔軟性がアップ!

この実験ではポエムを使っています。そのまま理解できる簡単なポエムと解釈が難しい難解なポエムを使い、難しいポエムを読むと脳機能が活性化したということです。
このような解釈が必要な文章を読むことによって、その意味を理解しようと色々と考えを巡らせます。その意味を考えている間にもともと自分の中にあった凝り固まった古い考え方が消えて新しい考え方が身についてくるということが起きます。それにより脳の機能も高まってくるし新しい視点も持つことができるようになるので人生にも活路を見いだすことができるようになるということです。

ですから、脳の柔軟性を高めるという意味では、このような難しい文章を毎日1行だけでもいいので読むようにするということが大切です。
難しい文章ということではいわゆる学術書はどうなのかと考える人もいるかもしれませんが、そもそも学術書は解釈の必要があっては本来はダメです。
そういうものではなく自分の考え方次第で読むたびにいくらでも意味が変わるものの方がいいと思います。

おすすめは詩集ですが、この実験では『ワーズワース詩集』が使われていたかと思いますが、僕もこれは好きですしおすすめです。
今回のおすすめの本としてはまずはこの『ワーズワース詩集』で、かなり難しいですがきっと楽しめると思います。全部を読もうとしなくても結構です。かなり難しいと思いますので1日1行だけでもいいのでゆっくり楽しんでみてください。
2つ目は『ラ・ロシュフコー箴言集』で、これはいわゆるブラックジョークを交えたもので、わかりやすいものもありますが難しいものもあります。ブラックジョークが好きな人はこちらがおすすめです。
もっとしっかり読みたいという人に僕がおすすめしたいのは、ややこしい本と分かりやすい名言本を交互に読む方法です。分かりづらい本をずっと読んでいると本を読むこと自体が嫌になってしまいますので、こんな方におすすめしたい本が『世界名言大辞典 新装版』という本です。これは世界の名言を集めたものですが、名言には理解しやすいものとそうでないものがあります。これを自然と緩急をつけながら読むことができて、なるほどとすぐに理解できる名言の後にどういう意味なのだろうという名言が出てきたりしますので、緩急をつけることで集中力を保ちながら読むことができると思います。
1行だけでなく2ページから3ページぐらい読んで解釈をしたいという方は『世界十五大哲学』が教養にもなりおすすめです。カントやヘーゲルなど有名な哲学者がいますが、このような人たちの元の本を読もうとすると挫折してしまう人も多いと思います。この本はこのような哲学者たちの考え方を一冊の文庫本にまとめてくれたもので、1日2ページから3ページぐらいでもいいので解釈の仕方で自分の脳を変えていこうと考えて読んでみてください。哲学ですから本来は意味を理解する必要があるわけですが、別に皆さんは哲学者になりたいわけではないと思いますので、脳の体操だと思って楽しんでいただけたらと思います。
そもそも文章を読むこと自体がきつくてなかなかそんな難解な文章を読むこともできないという人におすすめの本もあります。
結局は、自分の考え方を変えたり普段の自分とは違う目線で物事を考えることができるようになればいいということですから謎解きでもいいわけです。というわけで、『松丸 亮吾 の 東大ナゾトレ SEASON Ⅱ 第1巻』という僕の弟が書いた本も紹介しておきます。謎解きもひとつの考え方で着くことができなかったら様々な目線で考えようとしますので、同じ効果があるのではないかと思います。是非チェックしてみてください。
さらに、今回のおすすめの動画としては、本当に頭が良くなりたいとか、自分の周りの天才と呼ばれるような人を越えたいという方もいると思いますが、実は天才を超えることはできます。天才を越えるための科学が認めた唯一の方法はクリティカルシンキングというもので、物事を色々な目線から見る能力は鍛えることができて、それは天才も持って生まれるわけではありません。これは人間が後から鍛えることで身につけていく技術ですので、その技術で天才を超える方法を解説した動画を紹介しておきます。ぜひ合わせてチェックしてみてください。

天才を超える唯一の方法クリティカルシンカー入門
動画▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1575819963
メンタルブログ▶︎https://ch.nicovideo.jp/mental/blomaga/ar1845097

記憶に残すための読書術

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今回のおすすめ本

リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料から考察した科学の面白さを伝えるエンタメです。あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0010945215003081

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