人間関係

大掃除すべき人間関係の見極め方

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DaiGo MeNTaLiST

断捨離の目的とは

昨今の断捨離ブームについて思うことがあります。そもそも断捨離はなぜするのかというと、断捨離することによって自由な時間が増えるからです。自由な時間が増えるから新しいことに挑戦する時間が増えます。それにより人生の可能性が増えるから断捨離というものはあると思っています。ですから、可能性が減るだけの断捨離は意味がありません。

自分の可能性を広げるために

そのような視点で、自分の可能性を増やすためにどのような人間関係を減らしていくべきなのかということをご紹介します。自分の身のまわりを整理して新しい人間関係を増やしたり、新しく活動が出来る時間を増やしたりするために、どのように人間関係を整理すれば良いのか。

誰でも人間関係を切るのは嫌なものですし、自分にとって必要で自分にメリットをくれて自由な時間や可能性を増やしてくれる人間関係があれば良いということは明らかですが、それを見抜くのがなかなか難しいものです。では、一番最初に減らすべき人間関係や付き合いは何なのかをまずは分かることが必要かなと思います。

結論から言うと、その人と付き合う時に自分の感情を押し殺したり偽ったりする必要があるかというところでみてください。自分の感情に嘘をつくような人間関係を切っていくことをおすすめします。
これは実際にその人に対峙している時に切るのはかなり難しいので、その人と会わなくても良いタイミングにその人との関係を冷静に考えてみて切るかどうかを決めるというのがポイントです。

社会に出るとそういう人ばかりだから我慢するべきという人がいますが、それは嘘です。社会に出るとそういう人ばかりというのは、ポジティブな人間関係をつくったり自分から人間関係をつくることをせず、職場の人間関係や取引先との人間関係しかつくっていないからそのようなことになるだけです。僕もしがらみしか無いような人間関係も経験していますが、自分のまわりにはそういう人しかいないというのは言い訳でしかありません。人間関係の開拓を怠っている証拠です。自分が努力していないことを環境のせいにするべきではありません

感情を押し殺すデメリット

ネガティブな感情を押し殺したり無理矢理ポジティブになろうとすることによって、どんな影響が起きるのかということを調べた研究があります。
これはイスラエルで404名の女性を対象に(コミュニケーションにおいて自分を偽りやすいのが女性だから)行われた研究で、平均年齢が32歳の参加者にビッグファイブテスト(主要5因子性格検査)という心理学的に信憑性が高いと言われる性格診断を行い、対人関係などでどれだけ不安や苛立ちを感じるのか? 興味も持っていないのに関心を持っているふりをしたり楽しそうにしたりと自分の感情をどれだけ偽ったか? ということと合わせて、自分の人間関係に対する満足度はどれぐらいか? 日常生活での疲労感や偏頭痛といった体に関する不調の頻度は? ということを調べました。つまり、偽りの感情と人間の満足度や体の不調がどれぐらい関係するのかを調べたわけです。

ネガティブな感情を隠すともっとも危険

結果、ネガティブな感情を隠すほど、対人関係の満足度は大きく下がるということがわかっています。ネガティブな気持ちを押し殺せば押し殺すほど人間関係での満足度も下がりストレスも大きくなるわけです。ポジティブな感情を演じたり楽しくもなんともないのに楽しいふりをした場合も満足度も下がりますが、ネガティブな感情を押し殺した場合ほどではなかったということです。

ですから、よく自己啓発のセミナーで、つまらない時でも笑顔でいましょうとか楽しくなくても笑顔を保ちましょうとかいっているものがありますが、正しくはないですが間違っているとも言えません。ネガティブを押し殺すよりはポジティブを演じた方がまだダメージは少ないからです。そういう意味でいうと「まだマシ」ぐらいのアドバイスで、本当に良いアドバイスとは言えないということがこの研究でわかったということです。不安や嫌悪感や相手に対する苛立ちを隠して人と接する方が、楽しくも嬉しくもないしポジティブな気持ちを持っていないにもかかわらずポジティブなふりをして人と接するよりも、全体的なダメージとしては少なかったということです。

一人でゆっくりした時間があるときに、胸に手を当てて考えてみてください。

自分が気持ちを押し殺した経験はいつあっただろうか?

特にネガティブな気持ちを押し殺して人と付き合ったのはいつだっただろうかということを考えてみてください。
それが、この人と会うときは多いなとかいつもそうだなと感じて付き合っているのであれば、その人との関係は切った方がいいです。それは仕事や出世にもネガティブな影響が出るし人生の満足度も低下します。
上役の人だから、仕事の関係だからと仕方なしに付き合っている人がいると思いますが、収支計算ができていないと言えます。例えば、テレビの業界でも偉いプロデューサーだから、大手事務所の社長だから、と紹介されたこともありましたが、そんな人たちのご機嫌とってもポジティブなことなんて何もないです。仕事くれるかといったらやはりくれないです。ご機嫌とりをするとなめられて下に見られてしまい、何をしても大丈夫だなと思われ都合よく扱われます。わざわざ敵にまわす必要はありませんが無理に迎合して得をすることはほとんどありません。そのような偉い人や成功している人は超打算的ですから、こちら側に利用価値がなければどんなにゴマを擦ったところで何も変わらないです。例えば、テレビであれば、どんなに態度悪かろうがどんなに強烈な交渉をしようが視聴率さえ良ければ使われます。逆に視聴率が悪ければ、どんなに仲良くしても切られます。視聴率が命なので迎合する意味は全くないわけです。

付き合っておかないと申し訳ないとか思いがちですが、たとえ相手が偉い人でも特に味方にもなってくれないような状態であれば、(わざわざ喧嘩をする必要はないですが)無理して付き合わず疎遠になって、疎遠になったことによって生まれた時間でみなさんのことを大事にしてくれる偉い人と付き合えばいいだけです。

自分の感情を偽らなくても付き合える人と付き合っていくことが大事です。

「そんなに面白いわけでもないけれど、この人の話は我慢して聞こう」はまだありです。ですが、ネガティブな感情を感じているのに無理矢理付き合う必要はほとんどありません。
ですから、実際に、会社勤めの人で、面倒な上司との付き合いは無くすけれど、その上司や会社が取引をしている企業の意思決定者と仲良くなったり、そんなに楽しいわけではないけれど外部の人からネガティブなことも言われないという人がいると思いますが、そういう人と仲良くなっている人が出世するのがなぜかというと、その方がメンタルに与える影響も少ないし影響力も持てるからです。逆にネガティブなことや文句ばっかり言ってくるような上司と付き合っていくと精神も病んで満足度も下がってしまいます。

一緒にいて自分の素直な感情を出せるかどうか?

この人に対してネガティブなことを言ってもわかってくれないということではありません。そうではなく、ネガティブな感情を言えないし、相手が言ってきたことに対して自分が苛立っているのに、その自分の感情を押し殺さなければならないという、自分のネガティブな感情を押し殺している関係をまず切りましょう。その上で、新しいポジティブな人間関係がつくれたら次の段階として徐々に、楽しくもないし自分がポジティブな感情を持たない人間関係を切っていくというフェーズに入ります。最終的には自分の好きな人たちとだけ付き合うというのがベストな人間関係の構築の方法です。

  1. 自分がネガティブな感情を押し殺している人間関係を切る

  2. 空いた時間で楽しく付き合える自分の人脈を広げる

  3. つまらない人間関係を切っていく

自分にとってかけがえのない人を探すためには自分で選んでいくしかありません。そのためには面倒な人や意味のない人との関係を整理していくしかありません。人間関係を切れない人はゴミを捨てられない人間と同じです。ゴミを捨てられない人間の家はどうなるでしょう? ゴミにまみれて、そのうち自分にとって本当に大事なものまで埋もれていって何が大事だったのかさえもわからなくなってしまいます。人間関係も同じです。全て溜め込んでいくと最終的には何が大事だったかわからなくなり全てを見失ってしまう悲しい人生を送るようになってしまいます
それを見極め切る勇気がみなさんの人生を変えます。

健康面の弊害もあります。自分の感情を偽ることが多い人ほど、慢性疲労を感じたり免疫力が低下し風邪をひくことも多くなります。ネガティブな感情を押し殺せば押し殺すほど健康へのダメージも大きくなるということです。

自分のネガティブな感情を押し殺している相手かどうか?

これを考えることで、捨てるべき人間関係かどうかがわかります。

私生活で、自分の遺伝的な要素も含む素のキャラクターと違うキャラクターを演じ続けると自律神経のバランスが崩れるということもわかっています。自分の感情を偽れば偽るほど、そのストレスにより自分の免疫系もおかしくなるし集中力も落ちるうえに自律神経のバランスまで崩れてしまうから、結果的にどんなに偉い人とであっても自分の感情を犠牲にしてまでも付き合ったところでその関係が長くなればなるほど自分のメンタルは病んでいきます。そういう意味では、仕事において自分と違うキャラクターを演じて偉い人と無理に付き合う意味はほとんどありません。

外交的な人ほど感情を偽るデメリットは大きいです。外交的でいろんな人と付き合っている人で、偉い人にゴマを擦っているような人をよく見ると思います。彼らが擦っているのはゴマではなく自分の心です。自分の心擦り減らして付き合っているわけです。外交的な性格のほとほど自分の感情を偽った時に免疫力も落ちて老けるしダメージが大きくなります。

逆に内向的な性格の人は、感情を偽る際のダメージが少なくなります。とはいえ偽らない方がもちろんいいですが、内向的な人はもともと自分の感情を隠して生きる傾向が高いのでダメージは低いということです。

今回のイスラエルの研究は観察研究ですから、感情を隠したからデメリットが出ているのか、人間関係がいい人は感情を隠す必要がないのか、ということは議論の余地があるのではないかと言われています。ただ、他の研究でも同様のことが示唆されているように、自分の感情を押し殺すということや違うキャラクターを演じるというのは結構危険なことではないかと思われます。

感情表現能力を鍛える

感情表現能力は、小説を読んだりして、最高とか最悪というようなゼロか1かということではなく、表現のグラデーションを表せるように鍛えていくことが大事です。それにより相手に感情が伝わる場合もあります。相手がわかってくれないのは、もともと相手が感情を踏みにじる人の場合もあるし、みなさんの表現力が足りない場合もあります。ですから、無駄に敵をつくる必要もないですから、まずは表現力を鍛えることをおすすめします。
表現力も鍛えて感情を伝えようとしたのに伝わらないだけでなく、みなさんのことを批判してくるような相手であれば付き合う必要はない人です。みんなと仲良くなる必要なんて全くありません。みなさんの感情を理解してくれる人はどこかに必ずいます。

仕事上の関係でどうしても違う自分を演じる必要がある人は?

そう考える人もいると思いますが、どうしても演じる必要がある場合は、必ず定量的に目的をはっきりさせてください。費用対効果を考えるとか、この人と自分を演じて付き合い飲みにいくことで3回飲みに行けば1回は仕事を得られる、しかも金額でその費用対効果をはっきりさせる。自分が感情的に満足できない相手なのであれば、それぐらい打算的に考えましょう。自分がなぜ感情を偽っているのか? 自分がなぜ相手に無理をして合わせているのか? ということを明確にしておきましょう。目的を明確にしておけばメンタルに与えるダメージは少なくなります。面倒な人間関係がどうしても必要だという場合には参考にしてください。

みなさん、自分らしく生きることを考えてみてください。

それでも、どうしても人間関係を切るのが怖いという人は、新しい人間関係を作る方法を知っている、それを自分はできるという自信が、人間関係を整理することに対しての自信も与えてくれますから、以下の動画を参考にしてくれたらと思います。

不要な人間関係の掃除が終わったら、人生を変える友人の作り方も勉強してみてはいかがでしょうか
「人生を変える友人の見つけ方」
https://www.nicovideo.jp/watch/1525281504

新しいより良い人間関係が作れる自信が持てれば、人間関係の整理は怖くなくなります。
「コミュ障でも5分で新しい人間関係や人脈を作る方法」はこちらから
https://www.nicovideo.jp/watch/1525704925

仕事や人生にプラスになる投資として人間関係を極めたいなら
少ない人数でも成功を引き寄せる「人脈と投資の技術」
https://www.nicovideo.jp/watch/1509613524

人間関係をリセットして自由になる心理学

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