人間関係

科学的に最強の【雑談テーマ】年上から年下まで無難に心をつかめる話題とは?

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 盛り上がる会話で相手の心を掴みたい
  • 日々の雑談でメリットを得たい

科学的に最強の雑談とは?!

今回は、科学的に最強の雑談のテーマについて、ひとつだけ挙げるとしたらどんなものがあるのかということを紹介させてもらいます。

雑談というものに対しては迷う人も多いと思います。
雑談力というものをテーマにした本も出ているくらいですし、上手な雑談を知るためには知識が必要なのではないかとか、新しい情報に長けていて他の人が知らないようなことをスラスラと喋れるようでないと、やはり雑談はうまくならない気がすると考えている人もいると思います。

雑談の基本:相手の知っている話題

はっきり言って、雑談で盛り上がるかどうかというのは、その相手がその雑談の内容にどれだけ詳しいのかということで決まります。
相手がよく知っている話題を出せば出すほど、相手の心に刺さり仲良くなることができるようになります。

例えば、僕の場合であれば、心理学をテーマに話をする人というイメージがついているように、その人がその話題をすることに意味があったり、よほどの説明能力を持っていたりという特殊な状況であれば別ですが、人はすでに自分が知っている話題を好みます。

つまり、日常の雑談の中でテーマに悩んだ時は、まずは相手の知っている話を話題にするということが基本になります。
変にひねって考えてしまったり、芸人さんでもないのにすべらない話をしなくてはいけないと意気込む必要は全くありません。
この点をまずは大前提として考えておいてください。

分かりやすく例えるならば、カラオケに行った時に、とても歌唱力があって上手なんだけれど誰も知らない英語の歌をいきなり歌われると微妙な雰囲気になることもあると思いますが、歌は下手でもウルフルズとかみんなが一緒に楽しむことができる歌を歌ってくれた方がその場を盛り上がるはずです。

このように相手が知っている話題を雑談のテーマにした方がいいわけですが、そんな中でもどんな話題をテーマにすれば最も盛り上がるのかとか、その話題も相手が20歳も30歳も年上の偉い人なのに、みんな知っているだろうと鬼滅の刃の話をしても盛り上がるはずもないので、相手が年上でも年下でも使うことができる最強の雑談テーマはどんなものなのかということを考えていきたいと思います。

そんな科学的に最強の雑談テーマとは・・・アドバイスです。
最強の雑談テーマはアドバイスをもらう、または、与えるです。

最強の雑談テーマ:アドバイス

基本的に、人間は相手からアドバイスをもらうようにすると、その相手は皆さんの味方になります。
人間にはアドバイスを与えた相手のことを好きになってしまう不思議な性質がありますので、相手と仲間になりたいとか親しくなりたいとか、自分や自分の話すことに対してポジティブなイメージを持ってもらいたいというのであれば、相手からたくさんアドバイスをもらうようにしてください。

相手からたくさんアドバイスをもらえばもらうほど、その相手は皆さんの味方になってくれますし、皆さんのお願い事や説得に対して YES と言ってもらえる確率も高くなります。

では、逆に皆さんが相手にアドバイスを与えるとどうなるのでしょうか。
アドバイスを相手に与えると、皆さんのやる気が上がります

つまり、アドバイスというものは、アドバイスをもらった時には、そのアドバイスをしてくれた相手は皆さんのことを好きになってくれます。
一方で、アドバイスを与えた時には、皆さんのやる気がアップします。

アドバイスをもらう:相手が味方になってくれる
アドバイスを与える:自分のモチベーションがアップ

ですから、仲良くなりたいと思うのであればアドバイスをもらうようにする。自分のモチベーションを上げたいのであればアドバイスを与えるようにすればいいということです。
アドバイスにはそんな両面のメリットがあるわけです。

「アドバイスをもらう」

2010年にミシガン大学などの研究チームが、世界有数の大企業の CEO や経営陣や役員などから数千人を集めて、他人の心を動かすためにどのような戦略を使ってきたのか、どのような会話テクニックを使ってきたのかということを調べています。

この研究を見てみても、相手からアドバイスをもらうアドバイスシーキングというテクニックは、この CEO たちもみんな使っていたということです。
相手の心を掴んで上にのし上がっていく人たちは、上手に相手からアドバイスをもらうことによって、間接的に相手を評価しているということを伝えるということをしていて、アドバイスをもらうということは嫌味のないお世辞になっているわけです。

相手の得意な話をアドバイスをもらうという形で喜んで聞くと、相手は気分良くいろいろとアドバイスを話してくれます。
それはその相手の脳に強烈な快感をもたらしてくれて、結果的に、その相手は皆さんと一緒にいる時間が心地よいものだと考えるようになり、皆さんと雑談をしている時が楽しいと思って、皆さんの味方になってくれるということです。

自分の話を一生懸命聞いてもらえているという感覚は、人間の脳に強烈な快感をもたらしています
ですから、相手に気分良くなってもらいたい時にはアドバイスをもらった方がいいです。

5倍も協力してもらえる!?

ちなみに、このアドバイスシーキングに関しては、ブリガムヤング大学の研究でも同じような研究があり、セールスマンの人たちを対象に、自分の商品がどのようなオプションがあったりどんな内容であれば買ってもらえるだろうかというようなアドバイスをお客にもらうということを行ってから商品を売り込む場合と、アドバイスをもらわないで普通に説明だけをして振り込む場合を比べてみたところ、お客にアドバイスを求めた場合には、そうでない場合に比べて成約率がとても高くなったという結果が確認されています。

アドバイスなしで商品を売り込んだ場合は成約率はわずか8%でしたが、お客にアドバイスを求めるということを行ってから商品を売り込んだ場合には、なんと成約率は42%まで上がったということです。
お客に対してアドバイスを求めるだけで成約率がおよそ5倍にもなったというわけです。

アドバイスを求めることにより相手は皆さんの味方になってくれて、その後の文脈が商品を売るという場合であっても、なんと約5倍も相手が YES と答えてくれる確率が高くなるということです。

ですから、雑談で迷った時、初対面で仲良くなりたい時、相手が年上の時などではアドバイスをもらうようにした方が、相手が皆さんの味方になってくれる可能性が高くなります。

「アドバイスを与える」

そして、逆に、年下との雑談や同僚との会話であったり、特に仲良くなりたいというわけではないけれど、せっかく相手と一緒にいる時間を無駄にしたくないなどと思うのであれば、シカゴ大学の研究が参考になります。

相手にアドバイスを与えることによって、皆さんのやる気は上がります
ですから、会社に行って1日の最初などにアドバイスをするというのは、皆さんのモチベーションを高めるために役に立つということです。

当然ですが、このアドバイスを与える時には上から目線でいきなりいってしまうとただの嫌な奴ですから、アドバイスを求められる立場や状況になっておくようにしてください。
そのアドバイスも、相手の困っていることなどの相談にのる流れの中で、上から目線で言うのではなく、自分の経験や知識の中でよかったらそれを試してもらえたらぐらいの言い方がいいと思います。

アドバイスを与えると皆さんのやる気が上がりますので、1日の最初の頃やお昼休みなど休憩中には、周りの人の相談にのってアドバイスを上手にあげることにより、皆さんのやる気が上がります。

ですから、相手の相談にのりアドバイスを与えるというのは、皆さん自身のやる気やモチベーションを高めて仕事の効率を上げてくれるテクニックだということが、このシカゴ大学の論文で示されています。

この研究はモチベーション研究で非常に有名なアイエレット・フィッシュバック博士の研究で、『やり抜く力 GRIT(グリット)』でも有名になったアンジェラ・ダックワース博士も関わられています。

38%も具体的な行動が増えた!?

この研究はいくつかの実験で構成されていますが、例えば、318名の学生を2つのグループに分けて、一方はやる気のない後輩に対してアドバイスの手紙を書いてもらったグループで、先生からモチベーションを上げるためのアドバイスの手紙をもらったグループです。
つまり、後輩のためにモチベーションを上げるためのアドバイスをしたグループと先生からモチベーションを上げるためのアドバイスをもらったグループに分けたわけです。

その結果、アドバイスをもらったグループよりもアドバイスを与えたグループの方が、学生たちの勉強量が増えたということです。

やる気やモチベーションを上げるためのアドバイスをもらったわけですから、そちらの方がその効果としてモチベーションが上がりそうな気がしますが、実際にはそうではなく、後輩の相談にのってアドバイスを与えた学生達の方が、なんと38%も勉強時間が増えていたということです。

しかも、この研究の他の実験では、全く同じことがダイエットや貯金、職業探しでも当てはまるということが確認されています。
常に他人にアドバイスを与えるグループの方が、あらゆる成績が良かったということです。

ダイエットでも!

ダイエットの時も、上手なダイエットの方法について教えてもらうよりも、そのダイエットについて他の人にアドバイスをしている人の方がモチベーションが高くなりダイエットに成功していました。

貯金でも!

貯金の場合にも、貯金の上手な方法について教えてもらった人よりも、貯金するための方法を他の人に教えている人の方がモチベーションが高くなり、実際の貯金の額が増えていました。

仕事探しでも!

仕事探しでも同様で、どうやったらいい仕事を探すことができるのかというようなアドバイスをもらっている人よりも、いい仕事を見つけるための方法について他人にアドバイスをしている人の方が、実際にはいい仕事に就いていたということです。

ですから、他人にアドバイスを与えるということは、自分のモチベーションを高めて結果を求めるために非常に強力な方法だということです。

勉強でも人に教える方が自分の身に付くということがよく言われます。
これは人に教える時には頭の中で知識を整理する必要がありますので、それにより知識が定着しやすくなるとか、科学的にも人に教えるつもりで勉強したり本を読んだ方が記憶に定着しやすくなるということもありますが、これにはおそらくこのモチベーションアップの効果も働いているのではないかと考えられます。

アドバイスを与えることで具体的な行動が明確になる

なぜアドバイスを与えるとモチベーションが上がるのかというと、これについてはいろいろな理由が考えられますが、研究者が言うには、目標を達成するためのステップが明確になるからではないのかとされています。

アドバイスを求められそれに対してアドバイスをするという時には、論理立ててどのようにすればいいのかということを説明する必要があります。
それにより自分のやるべき事も同様に整理することができるということです。
それにより目標を達成するためのステップが明確になるので、結果的に自分のモチベーションも上がっているのではないかと言われています。
アドバイスをすることによりステップが明確になり、それは具体的な行動に結びつきやすくなるということです。

ですから、自分が何かとても役に立つ情報を得たとか、いい知識を手に入れたという時には、それを人に説明したりアドバイスとして人に与えてシェアするということをした方が、自分のモチベーションも高くなるということがこの研究からわかることです。

逆に、自分のモチベーションが低い時に、周りの人からアドバイスを受けすぎてしまうと、自分の能力が低く感じられてしまうという場合もありますので、アドバイスをするということも意識してみてください。

僕が紹介している知識や、皆さんが普段本を読んだりして学んでいる知識も、困っている人がいればそれを教えてあげたり知識をシェアしてもらえると、皆さんのモチベーションも高まると思いますので、知識はそんな使い方も試してもらえたらと思います。

より具体的な雑談のためのおすすめ

今回は、最強の雑談方法として、相手と仲良くなりたいのであればアドバイスをもらうということと、自分のモチベーションを高めたいのであればアドバイスを与えるということを紹介させてもらいました。

そんなアドバイスの効果について紹介させてもらったわけですが、アドバイスをしようと思っても上から目線になってしまいうまくいかないとか、ただただ雑談を上手に盛り上げたいという場合もあると思います。

雑談に関してどれくらいのペースでどれぐらいの質問をしたらいいのか、どれくらい相手の話を聞く側に回った方がいいのかとか、アドバイスだけでなく具体的にどんなテーマを取り入れたらいいのかというようなことについてまとめた雑談の科学についての動画を今回のおすすめ動画として紹介しておきます。

科学的に最強な雑談のはじめ方【会話スターター】とは

こちらは雑談や会話の最初にどのようなテーマを出せば相手との会話が盛り上がるのかとか、会話が途中で途切れてしまい気まずくなった時に、どんなテーマを出すとまた会話を盛り上げることができるのかといったことを解説した内容になっています。

雑談が苦手だという人は、このような雑談のテーマについて知っておくだけでも随分楽になりますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

ミシガン大学×南カリフォルニア大学が明かすエリートが使う49の迎合法

迎合というとあまり良いイメージがないかもしれませんが、先ほども紹介した通り、世界的なトップ企業などで成功しているビジネスマンたちも、上にのし上がるためには必ずこのようなテクニックを使っています。
どうせ相手をおだてたり上手に持ち上げるのであれば、その結果自分がのし上がり成功したいはずです。
世界的なビジネスエリートたちが使う迎合のテクニックについて解説していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

より良い人間関係のためのおすすめ本

今回のおすすめの本は、より良い人間関係のための本を2冊紹介しておきます。

こちらは人間関係における誤解というものがどこから生まれて、それをどのようにして避ければいいのかということが学べる本ですので、人間関係で誤解されやすいとか損をしやすいという人はこちらをぜひ読んでおくといいと思います。
復縁するためにはどうすればいいのかとか、一度相手に悪い印象を与えてしまった場合に、どのようにしてそれを挽回すればいいのかということも解説されていますのでとても参考になると思います。

親しくなるために上手にアドバイスをもらうことが大切だという話を紹介しましたが、これは自分が助けた相手を好きになるという性質を人間が持っているからです。
ということは、人に上手にお願いをして頼み事を聞いてもらうというのも、相手と仲良くなるためにはとても良い方法です。
周りから助けてもらう人の方が周りから愛されるようになります。

とはいえ、嫌な頼み方をしてくる人や頼まれた時に嫌な顔をする人も少なからずいます。
このようなことを防ぐことができれば、頼み事をすればするほど良い人間関係を作っていくことができるようになるはずです。
ではどのようにすればいいのかということを教えてくれるのがこの本です。
こちらもぜひチェックしてみてください。

さらに、僕のオーディオブックが Amazon で無料で聴けるというキャンペーンを行っていますので、そちらのリンクも入れておきます。
1人1冊ですが、普段は3000円ぐらいするオーディオブックが無料で聞けるというキャンペーンですので、まだの方はぜひこの機会にチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
今回のおすすめ本

【通常3000円が今だけ無料】僕のオーディオブックがAmazonで無料で聞けます。詳しくは↓
★NEW!!!
‪超習慣術

▶︎知識を操る超読書術

▶︎自分を操る超集中力

▶︎人を操る禁断の文章術

▶︎後悔しない超選択術

▶︎ポジティブチェンジ

▶︎ ‪ポジティブ・ワード

※Audible無料体験にて1冊無料

リサーチ協力の鈴木祐さんの論文解説チャンネルもオススメです
Supported by Yu Suzuki  https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797618795472
Sterling Bone(2016)Mere Measurement “Plus”: How Solicitation of Open-Ended Positive Feedback Influences Customer Purchase Behavior
Ithai Stern, James D. Westphal (2010)Stealthy Footsteps to the Boardroom: Executives' Backgrounds, Sophisticated Interpersonal Influence Behavior, and Board Appointments

他のカテゴリーもチェック


他の人はこちらも検索しています

知識をさらに検索

この知識はどうでしたか?

-人間関係
-, , ,

Translate »

© 2020 Mentalist DaiGo Official Blog