人間関係 目標・成功

嫌われる雑談ネタ、好かれる雑談ネタの違いとは

この知識はこんな方におすすめ

  • 盛り上がる話題選びがしたい
  • SNSでもウケる話題選びがしたい
  • これからの時代を生き抜く視点がほしい

SNS上でも成り立つ大きな違いが出る話題選び

今回は嫌われる話題と好かれる話題の違いについてですが、これは SNS 上でももちろん成り立ちますし一般的な考え方としても役に立つものだと思います。

話題の選び方というものは結構難しいものなのではないでしょうか。
例えば、他人の話をちゃんと聞く人が一番好かれるから人の話を聞くということが一番大事だというアドバイスもありますし、これは確かに正しいです。
相手の話を一生懸命聞いたり質問しようとすると思いますが、とはいえ、それも度が過ぎたりひたすら質問するだけだと胡散臭い印象を持たれたりもします。

人間の会話というものにはバランスがとても重要で、ただ質問をたくさんすればいいかというとそういうわけでもありません。
この質問に関する研究でも、人はたくさん質問をする人の方が相手から好かれるということが示された研究もありますが、これも文脈を無視したような質問をしてしまうとかえって嫌われてしまうだけだということも分かっています。

これは恋愛でも同じで、例えば、デートで自分の自慢話ばかりをする男性と相手に興味を持ってたくさん質問する男性を比べた場合には、当然たくさん質問する男性の方が相手から好かれるわけですが、相手に何を聞いたらいいのか分からなくて、この質問の内容がほとんどインタビューや尋問のような状況になってしまう人もいます。

文脈を無視してひたすら質問だけを繰り返すと、相手からすると嫌な気分になるというのはなんとなく分かると思います。
同じ質問であっても、それが自分に対する興味ではなく作業的にしていることのように感じ取られてしまいます。

このように会話においては微妙なバランスが重要になるわけですが、それが結構難しいものだと思います。
これは交渉の場でも同じで、交渉が上手な人と下手な人を比べると、交渉が上手な人は下手な人に比べて2倍も質問をするということが分かってはいますが、その質問は同じように文脈に沿った内容である必要があるわけです。

例えば、相手に対して子供の頃はどのように過ごしたのかという質問をしたとして相手が話し始めたのであれば、そこから先は相手の子供時代の話題に沿って兄弟の話や部活の話などで質問をしたり話を広げる必要があるわけです。

それような質問をして話題を広げた上で、かつ、自分も同じような話題について語る必要があります。
自分が語ることができないような話題を相手に振ってしまうと、会話も関係も薄くなる場合があります。

よく会話においては7対3のバランスが重要だと言われます。相手に対して7から8ぐらいの質問をして自分がしゃべる量としては2から3ぐらいがいいとよく言われますが、これも相手にたくさん質問しても構わないわけですが、それは文脈として一定のものではなければなりませんし、かつ、相手からそれについて触れられた場合には自分の情報についても開示しないと、単なるアンケートと同じように一方的にまだ信用できていない相手に自分の個人情報をただ出しているような思いを相手に抱かせてしまいます。

そんなバランスが重要になる会話の中でも、今回はどのような話題を出せばいいのかということについてです。
特に、SNS で使うこともできてメールや LINE でも使えるような相手との会話をする時に、相手からの好感を高めるための話題の選び方について解説させてもらいます。

前提として、まずは「相手の知っている話題」

基本的にはスベらない話題と考えた場合には、話題の選び方は基本的にはカラオケと同じです。
カラオケの選曲が上手な人は話題選びでもスベりません。
カラオケで盛り上がるかどうかというのは歌が上手かどうかということではありません。みんなが知っている曲かどうかということで結構大きく分かれます。

カラオケで盛り上げることができる人は選曲の時にみんながよく知っていてわかりやすく一緒に楽しむことができる曲を選びます。
逆に、確かに歌はとても上手だけれど誰も知らないような洋楽を入れてしまう人もいます。
このような人に対しては確かに歌は上手だしすごいと思いますが、それも最初の1分程度でそれ以降はなんとなく微妙な状況になってしまいます。
みんながよく知っていて一緒に盛り上がることができる曲の方がカラオケではウケるわけです。

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話題選びもこれと全く同じです。
会話の場合にもよほどトーク力に長けていたりエンターテイメント性があるとか、みんなが分かりやすいよく知っている例え話をたくさんできるぐらいの解説能力があるとかでない限りは、みんなが知らない話題を投げかけるとほとんどの場合スベります

それにも関わらず、僕たちは相手がまだ知らない話題を投げかけると、なるほどそうだったのかと感心してもらえたり盛り上がると思い込んでしまいます。
実際には、それはよほどのトーク力がない限りは無理です。

人は多くの場合自分の知らない話を知りたいとは思っていますが、それを知るために頭を一生懸命にひねったり、難しいと感じるようなことを頑張って理解するほどの労力を払いたいとは思わないものです。

ですから、人は自分が知らない話を聞くのであれば、自分がよく知っている話題とつなげてもらわなくては嫌だし、どちらかと言うと自分も知っているというような話題の方が会話としては盛り上がるわけです。

そんな中でも SNS でも使える話題の選び方とは?!

このような既に知っている話題の方が盛り上がるということについては以前にも紹介させてもらったことがありますが、今回はそんな中でもSNS などでも使うことができるような話題についてです。

知っている話題と言われでも様々な話題があります。
相手も自分も知っている話題となると色々とあるわけですが、どのように作動話題を選べば良いのでしょうか。

今回参考にしているのは2010年にラトガース大学が350人の Twitter ユーザーを対象に行なった研究です。
この全員の書き込み内容を10万件にわたり調査して、いいねがつきやすいみんなが乗ってくれやすい話題にはどんな特徴があるのかという事を調べたものです。

Twitter ユーザーとしては、当然ですがそれはをたくさん集めていてたくさんの人が盛り上がる投稿をしている人とそうでない人に分かれます。

皆さんは SNS でどんな投稿やシェアをしていますか?

実は科学的には Twitter ユーザーは2対8に分かれます。

20%のユーザーがインフォーマー(Informers)と呼ばれるタイプのユーザーで、80%がミーフォーマー(Meformers)と呼ばれるタイプのユーザーです。

これは Twitter に限る話ではなく、Facebook でもInstagram でも、TikTok でも皆さんの日常会話の中でも同じです。
人は他人と会話をする時にどのような場面でも基本的にはインフォーマー(Informers)とミーフォーマー(Meformers)とに分けられます。

この2つのタイプの違いを理解して頂けると皆さんは納得してもらえると思います。

インフォーマー(Informers):相手の話題を起点に役立つ情報をシェアすることがメイン

他人にリプライする行動がメインになり、自分から発信するというよりは他人のリプライが多くなり、相手から振ってきた話題に対して情報を返すことが多いタイプです。
情報をシェアすることが目的であり、相手の会話を起点として相手に対して有益な情報を返してあげるのがインフォーマーです。

ミーフォーマー(Meformers):自分の情報を発信することがメイン

大半の時間を自分の情報や自分の状況や進展報告などを発信する作業に費やすタイプの人です。

つまり、自分のことを喋る人がミーフォーマー(Meformers)で、相手に役に立ちそうなことを相手の話題を起点にして喋る人がインフォーマー(Informers)です。

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この2つのタイプに分かれるわけですが 、実際に Twitter や SNS においてはインフォーマー(Informers)が20%ほどしかいなくて、自分のことを発信するミーフォーマー(Meformers)が80%を占めています

普通の会話であれば、相手の話題がこのどちらの場合であっても、大抵の場合それに対して納得したとか理解できたというような反応を示すと思います。
ところが 、SNS の場合にはその必要もなかったり Twitter の場合には匿名なのでなおさらそのエンゲージメントに差が出るわけです。

それについて調べてみたところ、自分の話をするミーフォーマーよりも相手の話題や興味がありそうな内容に合わせて情報を提供するインフォーマーの方がいいねをもらう可能性が圧倒的に高く、実際のフォロワーの数も多い傾向があるということが確認されています。

特に SNS においては自分が今していることや状況を発信しているようなイメージが強くありますが 、実際には自分の話題を話すミーフォーマーよりも、みんなに役に立つ情報や相手の発言に合わせて役に立つ情報を提示することができるインフォーマーの方がいいねももらいやすいし相手から好かれてフォロワーもたくさん集めることができるということです。

つまり、相手に好かれる話題選びというものは、それが SNS 上であっても一般の社会の上であっても、相手の話題やニーズを起点にして相手に役に立つ情報をシェアするというスタンスの話題の方がウケるということです。

自分の知識で相手の話題を正当化

コミュニケーションの場において自分でその場を回すというのが難しいという人も多いと思いますが、結局はその必要はないわけです。
相手の聞き役に回るのも質問をするのもなかなか難しいという人もいると思います。
僕も決してそれが得意なわけではありませんし、例えば、目上の人と話している時に相手が間違ったことを言っていても、アドバイスをしても仕方ないので聞かないふりをすることもあります。

特にこのような目上の人とのやり取りにおいては悩む人も面倒だと思う人も結構いると思います。
この目上の人と仲良くなろうと思う時には知識が役に立ちます。
このような年齢が上の人の場合には自分の知識を使って相手を正当化してあげればいいです。

例えば、経営について自分の考え方を主張する経営者がいたとしたら、それに決して同意することができなかったとしても、それに対して自分の知っている歴史上の偉人の残した名言などを紹介しながら、それと全く同じことを言われていると正当化してあげると相手は喜ぶわけです。
それによって相手は自分は歴史に名を残したような人と同じだと感じることができますので、皆さんに対して好意を持つようになります。

このように相手の発言をフォローしてあげるような形で、それにあった知識をインフォームするという方法をするとうまくいきます。

仮に、その知識として出した歴史上の偉人が部下に裏切られて火あぶりにあった武将であってもそれは関係なく、歴史に名を残した偉人と同じというだけで相手は嬉しいわけです。

結局のところ人間は自分にとって都合のいい情報しか見ません。
僕もいろいろな本を読みますが当然たくさんの意見が人それぞれあります。
僕も普段論文や文献の中から様々な知識を解説したり紹介していますが、そんな科学や論文が100%正しいとは全く思っていません。

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もちろんそこから始めることが一番効率的だとは思ってはいますが、当然覆ることはいくらでもあります。
そもそも時代はどんどん変わっていきますし人間の考え方は人それぞれ違います。
僕も皆さんも研究者もその人生は全く違うものですから、何が正しいかということは容易に言えることではありません

それでも、僕は知識としてひとつのスタンスとして面白いのではないかと紹介していますが、何かが絶対的に正しいと思っている時点でそれは間違っています。

であればどうすればいいかと言うと「自分にとっての正しい」を追求すればいいわけです。
相手と仲良くなりたいと思うのであれば、相手の正しさを自分の広い知識によって肯定してあげると仲良くなることができます

世の中には相反する考え方や概念が結構あるもので、僕はそれを知ることがとても好きです。
これを理解しておくと、例えば、人とのコミュニケーションにおいて相手がある考え方に対して賛成の場合であっても反対の場合であってもどちらでもうまく対応することができるからです。
賛成している人と仲良くなりたいのであれば、それに賛同している文献や論文をもとに相手を正当化してあげることができますし、逆に、反対している人と仲良くなりたいのであれば、それを裏付けるような文献や論文をもとに正当化することもできます。

自分だけの独自の道を!

これは別に周りや相手にただ合わせればいいということではなく、自分はどちらなのかとか自分なりの考えというものは当然待てばいいと思います。
複数の選択肢や考え方があるという時には、自分の過去の経験や知識を照らし合わせて自分の力でそれを選べばいいわけです。

ですが、別にその自分が選んだ選択肢を相手に強要する必要はありません。相手を変えようとする必要も全くありません
一番いいのは八方美人ではなく多角的な人です。

ひとつの物事に対してもたくさんの視点からそれを見ることができるので、誰の意見に沿って話をすることもできるけれど、誰の意見にも流されることなく自分独自の道を見つけることができます

複数の視点を持つということだけが自分独自の意見を持つための唯一の方法です。
何か一方の意見を持ったりみんなが言っていることを一方的に否定するというのは短絡的な思考であり、そうなってしまうと物事の本質を見ることができません。
賛成派と反対派がいれば中立派もいるでしょうし、それら全ての視点を持つことができればそこから最適な視点を見つけることができるでしょうし、自分独自の視点を持つこともできます。

これがこれからの変化の激しい時代を生き抜くための唯一の方法です。
だからこそ、ミーフォーマーよりもインフォーマーの方が良いわけです。
「私はこう思います」ではなく、相手の意見や考え方に合わせて「こういう考え方もある」というように出来る限りバリエーションを豊富に持ち、そんな意見を発信することが SNS 上でも普段の人間関係の中でもできる人こそが多くの人から重宝されます

これは重ねて言っておきますが、自分が相手に合わせて自分の意見を殺したり意見を変える必要はありません。
そんな考え方も一理あるということで構いませんし、全ての考え方が一理あるというだけです。

何かの考え方が絶対的に正しいというわけではありません。
それを理解した上で、たくさんの本を読んだり様々な興味を持てる分野の勉強をして、相反する意見や考え方もあえて取り入れていきます

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よくどちらが正しいのかというような質問をもらうこともあります。
どちらが正しいということはありません。
科学も所詮人間が見つけたものですし統計的に見ているだけのものですが、もし正しさというものがあるとしたら、どちらの意見もある程度正しいかもしれないしありえるかもしれないと思い両方の意見や情報を持っている人だけが究極としての正しさにたどり着けることができるのではないかとも思います。

これも当然それでも絶対的に正しいというものではないと思います。
ただ、その正しさに極限まで近づくということは多くの意見を持っている人だけができることです。

ですから、ミーフォーマーで自分の意見をただ発信して自己満足に浸るのではなく、インフォーマーで複数の意見や考え方を持っている状況で最適な意見を選ぶことができるように皆さんにはなっていただけたらと思います。

複数の意見を持つためのおすすめ

では、このように様々な意見を同時に持つようになるためにはどうすればいいのでしょうか。
僕も正直昔はこれがとても難しかったですし、科学は絶対的に正しいとかこれこそが絶対なんだと信じたいと思った時もあります。それができた方が自分の心は安定します。

それは自分の心が不安定だから、自分以外の意見に対して絶対的な信頼を置くことによって、ある意味自分自身の問題と向き合うことをやめて、心の安定を求めようとする愚かな行為になってしまいます。

そうならないためにも複数の意見を持つ必要があります。
そのためにはクリティカルシンキングをはじめとする思考にとらわれない技術を学ぶ必要があります。
これについてはそのクリティカルシンキングについて解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。

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投資でもビジネスでもこのような技術はこれからますます重要になってきます。

これらも参考にしてもらいながら勉強してもらい、自分で複数の視点の中から自分だけのひとつを決める力を身につけてもらいたいですし、それこそが自分で未来を選び取る力です
その力を皆さんには手に入れてもらいたいと思います。

今回のおすすめの本としては、他にも皆さんに役に立つであろう本も紹介しておきますので合わせてそちらもチェックしてみてください。

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免責事項:本内容は科学の面白さを伝えることを目的としたエンタメです。なるべく多くの方に、科学的思考に興味を持ってもらうために、参考資料や過去の動画を元に、大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。動画の結論は実際の研究とは異なる場合があります。
僕は文献を読むのが好きなタダの理系であり、専門家ではありません。また、多くの科学者とも同じように人間ですから、間違うことも多々あります。実際に知識を利用する際にはご自分で調査するか、専門家に相談してください。
参考:More Naaman et al. (2010)Is it really about me?: message content in social awareness streams

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