集中力

集中できる部屋の作り方

投稿日:2019年1月15日 更新日:

DaiGo MeNTaLiST

モノを片付けたり捨てたりするのは当たり前で、何を捨てればいいのか?捨てた状態で何を残して新たに何を買うのか?ということが大事です。
掃除や片付けをする際に、多くの人は要るもの要らないものを分けていると思いますが、そもそも何が要るのかがわかっていないこともあるかと思います。もちろん人により何が要るのかは違うと思いますが、特に集中力を高めるという点に注目してみます。みなさんの意思決定力を上げ、集中して何かを成し遂げたるための部屋をつくるにはどうすればいいのか? という内容を紹介します。

部屋づくりは環境をデザインすること

ゾーンを分ける

仕事や作業をする場所とリラックスする場所は区別したほうがいいです。もしワンルームしかないという場合であっても例えば部屋の半分で線を引いてリラックスするゾーン/集中するゾーンと分けたほうがいいです。基本的に人間は自分のまわりの環境に大きな影響を受けますので、集中するゾーンには集中するためのもの以外は置かないほうがいいです。逆にリラックスするゾーンには集中する時に使うものは置かないほうがいいです。それにより集中モード/緩和モードのスイッチを上手に切り替えることが大事です。
ですから、もし集中したり勉強したい時には、余計なものが視界に入らなければいいわけなので、机に向いている時には関係のないものが目に入らないような環境をつくるということです。ポイントは、「ここは何をする場所か?」ということが明確になっていることです。環境づくりとは迷いを断ち切ることです。迷いをなくして、ここにいるときは何をするべきなのかということが明確になっていれば人間は迷わないわけです。
例えば、何気なく動画を見ていたら結構時間が経っていたということありませんか? それは会社や電車の中ではあまりしないと思います。つまり環境が行動を起こさせているということですから、環境からデザインすればいいということです。

掃除や片付け、部屋の模様替えをするときは、そこは何をする場所か? 何をしたいか? ということを考えて一番したいことをするための環境をまずは整えましょう。そしてその占める面積を調整します。仕事よりもリラックスの方に重点をおきたいならばリラックスするものを増やして仕事するゾーンを減らせばいいわけですし、その逆も同様です。ゾーンが小さくなればそこでしか出来ないから集中する時間も長くなります。

温度を変える

部屋が一部屋の場合は、窓際/部屋の内側や暖房器具の調整、もしくは外の環境も使うことより使い分けることができますが、気温により僕たちのメンタルはかなり変わります。
仕事がはかどる気温とリラックスできる(幸福度を感じることができる)気温は違います。ですから、目的に合わせて温度も考えた方がいいです。

2004年のコーネル大学の研究によると、仕事場の温度がどれぐらいがベストなのかということを調べたものがあります。
仕事場の温度を20度から25度に上げたところ、被験者たちのタイピングのエラーが40%も減少し、その結果、仕事量としては150%も増加(2.5倍)しました。気温によりこんなにも人間の作業能力は変わるということです。仕事を効率よく進めたいのであれば室温を25度に調整するといいということです。この研究では、会社にとっては時給を2ドル程度節約するのと同じぐらいの効果とされていますので経営者の皆さんも社員の生産性を考えるならば参考にしていただければと思います。
ただし、ずっと25度にしていればいいのかというとそうではありません。

人間は温度に飽きる

人間は温度に起きるので、25度から+1度させたり−1度させたり上下させる方がいいという研究もあります。温度を一定にさせた場合よりも時々上下させた方が作業効率が上がったということです。
とはいえ、いちいち変えるのも面倒ですからどうすればいいのか?

人間がリラックスできる(幸福を感じる)温度は?

人間が集中できる温度は25度ですが、幸福度を感じてリラックスできる温度は全く違います。

13.9度です。

人間が最も幸福度を感じられるのは13.9度ということが研究によりわかっています。これは2011年に大阪大学が出されている論文がもとになっています。少し肌寒いぐらいだけれど寒すぎず爽やかな温度がいいということです。
とはいえ、部屋を13.9度にするのは難しいという人がいると思いますが、どうすればいいのか? ・・・外に出ればいいです。
別の研究ですが、天気のいい日に外に出て20分程度散歩すると気分も良くなるだけでなく思考の幅が広がりアイデアを思いつきやすくなったりワーキングメモリーの機能が向上したという結果が出ています。ですから、昼休みや休憩時間に部屋にこもるのではなく外に出て、少し肌寒さを感じるぐらいにするとその後の生産性が大きく向上します。これは、夏場は冷房が強めの施設などに行ったりする必要がありますが、冬場は簡単で少し外に出たり少し窓を開けるだけでこの効果を得ることができます。時折、13.9度程度にしてリラックスして、それからまた部屋を暖めて集中するというようにしてください。

人間は同じ気温の中にいない方がいいということです。
まとめると、

  • 仕事をはかどらせたいのであれば25度

  • 休憩するならば13.9度

がおすすめです。

それ以外に、机や椅子はどういったものを選べばいいのか?部屋の中に置いていいものや置いてはいけないものはあるのか?など続きを知りたい方はこちら
https://www.nicovideo.jp/watch/1546143003

参考文献
リラックスする部屋
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29049332
仕事がはかどる温度
http://www.news.cornell.edu/stories/2004/10/warm-offices-linked-fewer-typing-errors-higher-productivity
幸福感感じる温度
http://journals.ametsoc.org/doi/abs/10.1175/WCAS-D-11-00052.1?journalCode=wcas
スタンディングデスクで頭良くなる
http://www.mdpi.com/1660-4601/13/1/59
自然を取り入れよう
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4690962/
http://hortsci.ashspublications.org/content/42/3/581.abstract
http://hortsci.ashspublications.org/content/42/3/581.abstract
集中したけりゃ猫を飼え
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12271103
https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.2752/089279393787002385
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28277094
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3317329/
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1295517/
集中力の上がる寝室の条件
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ina.12254/abstract
うるさい場所に住むと太る
http://oem.bmj.com/content/early/2015/04/28/oemed-2014-102516.short?g=w_oem_ahead_tab

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