集中力

仕事のミスを激減させる【ケアレスミス対策法】

この知識はこんな方におすすめ

  • 仕事でケアレスミスを減らしたい
  • テストでの凡ミスを減らしたい

無駄なケアレスミスや凡ミスを減らすために

皆さんは仕事でミスしがちな方でしょうか? それとも、あまりミスをしない完璧なタイプでしょうか?

ミスの頻度というものは人それぞれだとは思いますが、予測することができなかった失敗はどうしようもないものです。
挑戦した結果ダメだったとか、やってみたけれどダメだったという失敗は経験になるのでいいことですが、冷静に考えるとどう考えても最初から失敗だと気づけたはずだとか、なぜこんな簡単な間違いに気づかなかったのかというようなケアレスミスや凡ミスというものもあると思います。

注意散漫や不注意によって起きるミスというものは結構悔しいものです。
学校の試験やテストでも、このようなミスがあった時には誰でも悔しいはずです。絶対にわかったはずなのにというような計算ミスなどは後悔してもしきれなかったりすると思います。

このような凡ミスを減らすためにできる方法は何かあるのでしょうか。
そんな方法について今回は紹介させてもらいます。

実は、あることを20分行うだけで自分の間違いに気付きやすくなるという研究があります。
当然ですが、自分の間違いに気付きやすくなると、自分がよくしてしまいがちな凡ミスや冷静に考えるとやばいのではないかというようなミスに事前に気づくことができるようになります。

仕事上でも勉強でも、人間関係においても、このような凡ミスやケアレスミスなどの無駄なミスを減らすための方法を研究をもとに紹介させてもらいます。

「注意力のコントロール」

心理学では、このようなミスを減らす方法や間違いに気付きやすくなるための方法を示すような研究は色々とありますし、それらを基にして解説した動画も今回のおすすめの動画として紹介していますが、要するに、それは集中力をあげればいいわけでポイントとしては自分の行動に対して注意力を向けるということになります。

そうなると、注意力のコントロールができるようになるトレーニングをすれば良いということになりますので、なんとなく気づいた人もいると思いますが、そこで役に立つのが瞑想です。

瞑想をすることによって、自分が行なっている作業に対しての注意力を高めることができて、結果的に間違いに気付きやすくなりケアレスミスや凡ミスといったものを減らすことができるという研究がありました。

瞑想の効果については何となく理解はできても、今まで瞑想をしたことないからミスは減らしたいけれどどうなのかなと不安に感じる人もいると思います。
このような瞑想の効果に関する研究としては、普段から瞑想を行っている人を対象にしている場合が多いですが、今回参照している研究では瞑想をしたことがない186人の女性を対象に実験を行っています。

全体を2つのグループに分けて、片方のグループには20分だけ瞑想を行ってもらいました。ここではオープンモニタリング瞑想というタイプの演奏が使われています。
もう一方のグループには約18分間のためになる学習型の動画を見てもらいました。語学を学ぶための動画が使われています。
瞑想も動画の視聴もそれぞれたった1回だけしか行なっていません。

この2つのグループに分けた上で、その後に注意力が必要になるテストを受けてもらい、どちらの方が自分の間違いに気付きやすくなるのか、注意力が必要なタスクをやりこなすことができるのかということを調べようとしたものです。

オープンモニタリング瞑想(ヴィパッサナー瞑想)

ここで使われたオープンモニタリング瞑想というタイプの瞑想は、いわゆるヴィパッサナー瞑想と呼ばれている瞑想のことです。
よく使われるのはサマタ瞑想といって、自分の呼吸や自分の体の姿勢など何か一点に対して注意を向けて、その注意がそれたらそれを戻すということをする方法です。

このオープンモニタリング瞑想は、自分の考えていることや自分の空想をひたすら実況中継するという方法を使う瞑想です。

座って行っても立って行なっても構いませんが背筋を伸ばし、頭の中でどんな想像が湧き上がってくるのかとか、どんな妄想が浮き上がってくるのかということを、一歩引いた状態で観察するということを行います。

何か自分の頭の中に空想が思い浮かんできたとしたら、その頭の中で自分が考えている空想を一歩引いたところから見て、それを実況中継します。
例えば、金髪の美女が登場して後ろにクルーザーがある所を想像している・・・、今度は海の景色が見えてきた・・・・というように、自分の中に沸き起こっている想像や妄想を客観的に言葉にして実況中継するという瞑想です。

これは頭の中の想像だけでなく、例えば、顔の頬がかゆいなとか自分の体に対して注意が向くこともあると思いますが、そのような場合は、その自分が気になっているということを同じように一歩引いた状態から実況中継するようにしてください。
例えば、自分は今顔の右の頬が痒くなってきて、それを掻きたいという気持ちが出てきたなというように実況中継します。

このように、自分の頭の中で考えている想像や感じている感覚など、何でもいいので自分の頭の中と体に対して起きる変化を次々と実況中継していくというタイプの瞑想になります。

このヴィパッサナー瞑想についてはついては詳しく学びたい場合には、今回のおすすめの動画とおすすめの本でも紹介していますので、こちらもぜひチェックしてみてください。

このヴィパッサナーを行なってもらったグループと動画を見てもらってグループを比べたわけですが、その後に受けてもらった注意力を測るためのテストとしては、よくある間違いやすい問題を出すフランカー課題というものを受けてもらいました
注意力がなくなったりケアレスミスをしやすい人は、このフランカー課題では結構悲惨な成績になります。

その結果わかったこととしては、残念ながら1回の瞑想だけではフランカー課題の成績はそんなに差はありませんでした。
成績としては差はなかったわけですが、その注意力を測るフランカー課題を受けてもらう時に脳波をチェックしていて、脳は自分が間違えているということに気付いていたということです。

つまり、間違えやすい問題を次々と解いていって、1回の瞑想だけでは成績に差はなかったわけですが、その問題に間違えている時にはその間違いに脳が反応しているということが確認されています。

間違いに脳が反応しやすくなっていた!

ですから、たった1回だけですが瞑想することによって、間違いに対して脳が敏感に反応するようになっているということです。
さらに、これを継続していくことによって、その間違いにもっと早く気づくようになり、その間違える行動を事前に止める事が出来るようになる、自然と気づくことができるようになるのではないかということがこの研究から示唆されたわけです。

脳のレベルでは、たった1回の20分の瞑想をするだけでも反応性が明らかに高まったということが分かったということです。

ですから、普段からケアレスミスや凡ミスが多いという人は、このオープンモニタリング瞑想やヴィパッサナー瞑想と呼ばれる瞑想を取り入れてみるといいのではないでしょうか。

研究チームのコメントとしては、わずか20分の瞑想でも人間の脳のがミスに気付く能力を高められるということがわかったと言われています。
ですから、瞑想を取り入れることによって、日常的な脳のパフォーマンスや機能を向上させる効果があるということを示されているということです。

脳波として反応が出ているから、本当にそれが間違いに気づくことができていると言えるのかと疑問を感じる人もいると思いますが、ただ、このような瞑想を毎日20分程度行うことにより注意力や集中力が高まるとか、ミスに気付きやすくなるのではないかという研究は他にもいろいろとありますので、 試してみる価値は十分にあると思います。

ちょっとしたケアレスミスのせいで、もう一度全てがやり直しになってしまったというような悔しい思いをしたことは誰でもあると思いますが、このようなミスをした時に、自分がそれを取り戻すのにどれだけの時間がかかるのかということを考えてみてください。

おそらく、それだけ悔しい思いをしたということは、20分よりも多くの時間がかかっているケースの方が多いのではないでしょうか。
そう考えると、仕事前の20分でもいいと思いますし、通勤電車の中でもいいので毎日20分ぐらいオープンモニタリング瞑想を行うというのはとても良い対策になるのではないかと思います。
損はないと思いますので試してみてください。

注意力を高めるためのおすすめ

今回はケアレスミスや凡ミスを減らすための方法について紹介させてもらいましたが、さらに、注意力を高めるための方法を解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。

瞑想を始めたい方はこちら

瞑想の科学#1 脳を鍛える瞑想の基本とその効果

こちらの動画はさまざまな瞑想の方法とその効果について詳しく解説した内容になっています。
これから瞑想を始めてみたいという方は是非こちらの動画を参考にしていただけたらと思います。

注意散漫になりやすい方はこちら

‪ハーバードメディカルスクール式注意散漫を防ぐ6つのポイント

瞑想以外にも、注意散漫を防ぐための方法があります。
こちらの動画ではそんな方法について詳しく解説していますので、余計なことに気がされてしまい注意散漫になりやすいという人は、ぜひ参考にしてみてください。

ヴィパッサナー瞑想を学ぶためのおすすめ本

今回のおすすめの本としては、ヴィパッサナー瞑想のための本を紹介しておきます。
実況中継すると言われてもよく分からないという人もいると思いますので、何冊か紹介しておきます。

瞑想は自転車に乗るのと同じで自分で行ってみて、こんな感じでいいのだろうと感覚をつかまないと分からないものです。
自転車の乗り方を説明しろと言われても難しいと思いますので、お勧めとしては何冊か本を読んでみてなんとなく自分に合う方法を見つけてもらえたらと思います。
それは人によって違うものですので、それを見つけるために役に立てていただけたらと思います。

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これは僕が好きな本ですが、結構分かりやすい内容になっていますので、大抵の人はこれでなんとなく感覚をつかむことができるのではないかと思います。
理屈から理解したいという人はこちらの本がいいとは思います

タイトルだけ見るとスピリチュアル感が強いですが、そのように感じるところは無視してもらっても構いませんし、内容が難しいというところに関しても無視してもらっても構いません。
ただ、このように昔から瞑想を教えている人の本は以外と参考になることも結構あります。
こちらの2冊の本は Kindle の Unlimited に入っている方は無料で聞けるはずです。

紙の本で読みたい方はこちらの本がいいかもしれません。

さらに、おすすめの本として僕の無料のオーディオブックのリンクも入れておきます。
通常は3000円ぐらいするものですが、これを無料で聴けるというAmazon のキャンペーンを行っています。
1人1冊だけですが、まだの方はぜひチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画
今回のおすすめ本
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本内容は、参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31500201/

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