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【デキる人の闇】働きすぎて燃え尽きる意外な理由とは【不安感】

働きすぎて燃え尽きる意外な理由とは

DaiGo MeNTaLiST

働きすぎて燃え尽きてしまうとか、昔はバリバリ働いて最初は好きな仕事だったのに、いつのまにかモチベーションがなくなってしまう人がいるのではないでしょうか。
このような働きすぎはなぜ起きてしまうのでしょうか。

ベストな労働時間は

働きすぎとはどれくらいのレベルなのかという問題も色々あると思いますし、労働基準法で定められた労働時間があっても、実際にはあまり関係なく働いてるような人もいるのではないでしょうか。

労働時間についても科学的には様々なデータがありますが、ベストなのは週30時間以下ぐらいにしたほうがいいと言われています。週に30時間より多く働くと認知機能が低下するという研究があったり、労働時間が週に40時間を超えると死亡リスクが大きく上がるということも分かっています。

認知機能が低下するということですから、仕事の生産性で考えても、できるならば週30時間以下にするのがベストですし、最悪でも週40時間は守った方が良いということになります。生産性にも関わるわけですから、経営者も同様に考えた方がいいはずです。
それは分かっているけれどどうしてもそれを守ることができないとか、経営者であるトップがそこまで無理して働かなくてもいいはずなのに自分を酷使して働いていて、トップがそこまで働くから他のメンバーも働かないといけないというような状況もあるかと思います。

働きすぎの状況はなぜ起きるのか?

このようなオーバーワークが減らない理由は何なのでしょうか。
やはり、仕事の効率が悪かったり、そもそもやらなくてもいい仕事が多いということもよくいわれるところです。
それは当たり前の話なので、今回は違う観点から働き過ぎについて分析してくれた興味深い調査がありましたのでそれに基づいて紹介させてもらいます。

キャスビジネススクールの500人のサラリーマンを対象にした調査で、日常の労働時間や仕事に対するモチベーションなどを調べて掘り下げて研究しています。
分析したところ、働きすぎる人たちにはある特徴がありました。
それは・・・

知識労働者で、かつ、不安感の多い人でした。

インタンジビリティに注意!

頭を使う仕事をしていて、不安を感じやすい人は、働きすぎる傾向が高いということです。
これは、科学的にはインタンジビリティと言われます。インタンジビリティとは、簡単にいうと「形がない」ということです。

例えば、モノを作るような仕事をしている人であれば、実際に自分の作った商品の数などで仕事の成果を判断することができますが、知識労働の人たちは作ったものが目に見えないことが多いものです。目に見えないので、自分が仕事をしたという実感を感じにくいということです。そうすると、実感がわかないので不安になってしまい、その不安がもっと働かないと皆に認めてもらえないとか、もっと働かないと食べていけないという更なる不安に繋がってしまいます

このような目に見えない価値を作っている人は危険ですので、見えるようにしたほうがいいです。自分のしている仕事の中で数字で測れるものなどで自分でコントロールできる何かを基準に考えるようにしたほうがいいです。ただし、売上やお金を数えると、モチベーションの低下やモラルの低下につながるということが分かっているのでお勧めできません。
そのように形に見えるようにしておかないと、知識労働者は不安になってしまうものです。もっと働かないといけないという不安に追い詰められてしまうので、このインタンジビリティに気をつけましょう。

曖昧な昇進システムや評価も・・・

他にも、皆さんの会社でもどのように評価されるのかがわからないということもあると思います。例えば、上司の評価が適当とか、会社の昇進システムも適当だったり、資料作成ひとつ作るのも、どこまで作りこんだらいいのか具体的に指示しないくせに自分の裁量での判断も認めてくれない上司もいると思います。このような仕事が終わった感覚を得にくい状況であると、働きすぎが起きてしまい、認知機能は下がり生産性も落ちる上に死亡率も上がってしまうということに繋がってしまいます。

知識労働の形がない不確実性というものは、不安になってしまい、働きすぎの原因になります。
最近では働きすぎを防ごうという声もよく聞きますので、企業も、このような不安感のケアを行ったり、インタンジビリティを無くすように、成果を見える化すればいいと思うはずです。ところが、実際にはあえて見えないようにしている企業もあります。

能力が高い人たちが多い

不安を感じやすいオーバーワーカーは、燃え尽きやすいけれど生産性が高いということが分かっています。不安を感じやすく働き過ぎになりやすい人は、能力がとても高く周りからもバリバリ働くようなタイプに見られます。ある日突然うつ病になってしまったり、急に出社してこなくなる人がいますが、不安感を感じやすいオーバーワーカーの人たちはモチベーションも非常に高いので、毎日とても頑張ります。ところが、その不安に対するケアをしてあげないので、突然燃え尽きてしまうわけです。企業の中にはそういうことも理解した上で人を採用している企業もあるぐらいです。

ついつい働きすぎてしまう人は、その不安感をうまくコントロールすることさえできれば、高いポテンシャルを持っているので、自分で独立したり転職する時には成功しやすくもなりますし、決して悪いことではありません。
悪いことではありませんが、コントロールできない不安感というのは危険ですので、気をつけてもらいたいところです。

仕事が好きだから、仕事が趣味ですから・・・このようなことを言う人もいます。本当に仕事が好きでやっているだけであれば、ただ黙々と働くはずですから、わざわざ周りにそんなことを言う必要もないはずです。実際には、根底の部分には同様な不安がしっかり残っている場合が多いものです。
しかも、このような人たちは自己批判能力がとても高いので、燃え尽きてしまったり、働きすぎが原因で体を壊してしまったりして、生産性が落ちてしまった場合には、自分はなんてダメなんだと自分をとことん責めてしまったりします。
さらに、好きで働いている自分を周りに見せつけようとするので、自分の悩みや問題を他人にシェアすることがありません。それによりどんどん追い詰められてしまいます。
このあたりのケアには十分気をつけてください。

不安を感じている人におすすめの動画
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Researched by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

Reference:https://global.oup.com/academic/product/leading-professionals-9780198744788?cc=us&lang=en&


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