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寝てない自慢の意外な真実【実はメリットがある】

この知識はこんな方におすすめ

  • 寝てない自慢をする人がまわりにいる
  • 人のもつ印象について理解しておきたい

「いやぁ、忙しくて最近寝てないわ・・・」

今回は寝てない自慢の意外なメリットについて紹介したいと思います。
皆さんの周りにも「忙しくて最近寝てないわ・・・」などとやたらと寝てない自慢をしてくる人がいるのではないでしょうか。

普通に考えると、ちゃんと寝る時間を確保して余裕のある仕事の仕方をしている人の方が能力は高いでしょうし良いはずです。
しかも他の人からするとその人が寝ていようが寝ていまいが正直関係ないので、寝てない自慢をするメリットはまずないような気がします。

実際にはっきり言って寝不足によるメリットはありません。寝不足にはデメリットしかありませんが、ただ、この寝てない自慢に関してはどうやらメリットもあるらしいということです。
ですから、もちろん人によってはですが、十分に睡眠を確保した上で寝てない自慢をするというのはメリットがあるかもしれません。

念のために繰り返し言っておきますが、実際に寝不足になるのはデメリットは大きすぎますので絶対にやめておいた方がいいことです。
ただ、別に寝不足ではないけれど寝てない自慢をしたりアピールをするのはメリットがあるかもしれないということです。

昔は受験生であれば四当五落と言われ、4時間睡眠なら合格するけれど5時間睡眠なら不合格ということがまことしやかに予備校などでも教えられていました。
今でも広告代理店の自称仕事ができる人たちはやたらと寝てない自慢をしていたりします。
自分がいわゆるショートスリーパーだということを自慢する人もいると思います。

寝てない自慢には意外なメリットが?!

まず当然ですが本当に十分な睡眠をとっていないと人間は脳のパフォーマンスも低下しますし、恋愛でもモテなくなったり様々なデメリットがあります
ただ、この寝てない自慢に関してはオレゴン大学の研究を見てみると、どうやら特に男性にとってはメリットがあるということが示されています。

この研究では、寝てないということをアピールしている自称寝不足の人たちを対象に大きく分けて2つの実験を行っています。

まず、144人の人に対して「よく寝ているという男性」「あまり寝てないという男性」の2種類の男性に対して、その人がどんな性格でどんなイメージを感じるのかということを質問しています。
つまり、十分に寝ているという人とあまり出ていないという人で感じるイメージやステレオタイプは変わるのかということを調べようとしたわけです。

次に、207人の人に対して、睡眠時間が少ない男性の特徴を評価してもらうということを行っています。
つまり、睡眠時間が少ない男性とは、見た目や収入など様々な項目においてどんなイメージを持っているのかということを調べています。

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皆さんの場合であればどのようにイメージしますか。
よく眠れている男性とあまり眠っていない男性ではそれぞれどんなイメージを持つでしょうか。

これは人間のステレオタイプですが、なんとなく寝不足の人の方が仕事をしてそうなイメージがあるのではないでしょうか。
寝不足を無駄にアピールしてくる広告代理店の人をする想像するとイラっとくるかもしれませんが、一般的に睡眠時間がなかなか取れないと言われると、とても精力的に忙しく動いていたり朝早くから夜遅くまで仕事をこなしているような感じがするのではないでしょうか。

自分たちがそうなりたいかどうかは別として、他の人よりも体力やバイタリティがあったりすごい人だと感じたりすると思います。

僕はできるだけ少なく働いて大きく儲けることの方が価値があると思うので、そうなりたいとは思いませんが、そんな僕でもすごいなとは思うわけです。

皆さんの中でもいつも少ない睡眠時間で頑張っているというような人を見ると、なんとなく収入は高そうなイメージを持つかもしれませんし、少なくとも仕事を頑張ってそうなイメージはあると思います。
若くて体力もあって元気だというイメージもあると思います。

これらの実験からわかったこととしては、睡眠不足をアピールする男性は「男らしいイメージがある」ということが分かっています。

男らしさと頼りがいのある印象を与える?!

これは歴史上の人物ではナポレオンもショートスリーパーだったとよく言われます。
これも実際にそうだったのかはわかりませんが、ナポレオンといえばまさに男らしいイメージがあると思います。

ですから、男性は眠れないアピールをすると、男らしくて頼もしいイメージを持たれて、収入も高くで出世しそうに思われるということです。

それがあるから、多くの人がそれに憧れそんな男性になりたいと思い、実際にはそれなりに眠れていたりそれほど寝不足ではなかったとしても、寝る間も惜しんで仕事を頑張っているあの人のようになりたいと思うから眠れないアピールをするというところから始めている人が結構いるわけです。

睡眠不足をアピールすると男性は男らしく頼りがいがあるイメージを持たれるという謎の現象があるということです。

逆に、睡眠時間が多いアピールをするとどうなるのでしょうか。
睡眠時間が多いアピールをした男性の場合は、男らしさが低いと判断される傾向があったということです。

人間というものは不思議なものです。
たくさん眠ることができている人は余裕もあるし自己管理もできているわけですから、高いパフォーマンスを発揮することができると判断するのが妥当な判断にも関わらず、なぜか社会的には寝ていない男性の方が男らしくて仕事もできるイメージを持たれてしまいます
逆に、よく寝ている人は男らしさは低くて暇そうなイメージを持たれてしまいます。

ちなみに、女性の場合にはこの現象が確認されませんでした。
ですから、これは男性特有の現象だということです。
これは何となく分かると思いますが、確かに睡眠不足の女性と呼ばれると一般的には特定のイメージを持つ人は少ないのではないでしょうか。

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このような現象が起きる理由としては、研究チームが言うには、男らしいと思われる男性の世間のイメージというものは、リスクに挑戦したり何かを達成するための自分の主張が強いというイメージや、目標に突き進むイメージや他人には決して負けないイメージが一般的にはあるので、人が眠くなれば寝たくなるし睡眠時間を削るのはかなりしんどいことで、そのしんどいことに耐え抜くだけの力があるという印象を睡眠不足アピールから感じるからだということです。

そのために寝てないアピールをする人は男らしく頼りがいがあると評価され、寝ているアピールをすると逆に男らしさが低いと判断されてしまうということです。
結局、短眠と男らしさがイメージとして結びつくわけです。

ショートスリーパーとロングスリーパー、どちらでもないバリアブルスリーパーがいます。
ショートスリーパーとロングスリーパーは全体人口の8%程度ずつしかいないと言われていますので、8割以上の人たちはどちらでもないバリアブルスリーパーで、睡眠の質などによって変わりますが6時間から8時間の間での睡眠が必要になります。

これは遺伝子で決まるもので基本的には後から鍛えたりすることができるものではありません。
もちろん睡眠の質を上げることで睡眠の時間を多少圧縮することはできるでしょうが、ロングスリーパーやバリアブルスリーパーの人が急に3時間から5時間程度の睡眠で大丈夫というような状態にはならないわけです。

短眠アピールと同じように、やたらと朝早起きだということをアピールする人もいると思います。
朝誰よりも早起きして会社に出社して頑張っていたから今社長になれたというようなアピールをする経営者もいたりしますが、実際には、この朝型・昼型・夜型というのも遺伝子により決まっているもので、別に朝型だからすごいとか出世するということはありません。

なんとなくそれも分かっていたとしても、朝早く起きて誰よりも早く会社に出社するという人に対して皆さんはどんなイメージを持つでしょうか。
やはり基本的には仕事ができそうとか出世しそう、勤勉で真面目な人だろうというイメージを勝手に持つと思います。

寝てないアピールというのはこの早起きアピールと同じような効果があるということが今回の研究では示されたことです。

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何度も言っておきますが、これは実際に睡眠時間が多いか少ないかということとは関係がありません。
ですから、しっかり睡眠時間を取って睡眠により自分の能力を高めた上で、あまり眠れていないというアピールを過度にならない程度にするのがコミュニケーション上の戦略としては一番良いということになるのかと思います。

実際の寝不足というものはIQ さえも著しく低下させてしまうということが示された研究もありますし、感情のコントロールが下手になり、共感能力も低下するのでコミュ力も下がってコミュニケーション上の問題を抱えやすくなったりもします。
しかも、恋愛においてはモテないというデメリットも出てきますので、女性も男性も肌が荒れたりして、それにより能力が低そうに思われるということも起きてしまいます。

実際の寝不足というものはメリットは何もなく、そのデメリットというものはあまりにも大きいものだということを覚えておいてください。
ただ、寝不足アピールに関しては、男らしさや頼りがいのあるイメージを伝えるためには使える方法なのかもしれません。

ちなみに、この男らしさというものはあまり強調しすぎるのも良くないものです。
自分は男らしくありたいと考えて男らしさを追求すればするほど、メンタルへのダメージが大きくなり逆境に弱くなるということが研究によりわかっています。
実際には、男らしさをやたらと求めている人はメンタルはガラスのハートだったりするということです。
そんな問題点もありますので、いずれにしてもほどほどにしておいた方が良いのではないでしょうか。

睡眠の質を高めるためのおすすめ

今回はそんな寝てないアピールの意外なメリットについて紹介させてもらいました。
どちらにしても睡眠の質は高めるようにしてもらいたいと思います。
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免責事項:本内容は科学の面白さを伝えることを目的としたエンタメです。なるべく多くの方に、科学的思考に興味を持ってもらうために、参考資料や過去の動画を元に、大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。動画の結論は実際の研究とは異なる場合があります。
僕は文献を読むのが好きなタダの理系であり、専門家ではありません。また、多くの科学者とも同じように人間ですから、間違うことも多々あります。実際に知識を利用する際にはご自分で調査するか、専門家に相談してください。
参考:https://www.journals.uchicago.edu/doi/10.1086/711758

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