科学的に最も太る食べ物とは?
科学的に最も痩せる食べ物とは?
炭水化物ダイエットが流行ったために、炭水化物は太ると思っている人も多いですが、炭水化物で太るのではなくカロリーで太るので、ご飯を食べないとしてもその分のカロリーが減ったから痩せるだけで、炭水化物よりも脂質をカットした方が効率よく痩せるという研究もあったりします。
ですから、炭水化物ダイエットはバランスが崩れるだけで結局はカロリー制限をしていることになっているわけです。
以前ご紹介したプチ断食はホルモンが最適化されて食欲を抑えることができるので自然と食べる量が減るとお勧めしました。
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結局は食べる量をどうやって減らすかです。ただし、我慢は無理が出るのでしない方がいいです。
つまり、大切なのは2つです。
自然に食欲を減らす方法を考えることと、食欲が増えやすい食べ物や生活を減らすことです。
食欲の暴走になるものをカットして、食欲を抑えてくれるものを増やすこと、ただこれだけです。
食欲の暴走の原因は
食欲が増える原因は、ストレスの他にもうひとつあり、脂質です。
油分の多いものは食欲が増えるという研究があります。
ある実験によると、炭水化物食べた場合と油モノを食べた場合、どちらも太ることには変わりませんが、食欲は油モノの方が990キロカロリーも食欲が増えました。
油モノを食べると余計に食べたくなったわけです。実際に、ご飯がやたらとすすむ油モノがあったり、ラーメンでも油っぽいラーメンの方が替え玉をついつい食べてしまうとかあるのではないでしょうか。油は食欲を暴走させるということです。
食欲の暴走を抑えるためには、ストレスを減らすことと、油を減らすことです。
では、食欲を抑えるためにはどうすればいいのかというと、やはり断食です。
太る食べ物ランキング
シンガポール国立大学の研究で、最も肥満の原因になる食べ物がわかっています。
最も太る食べ物1位はポテトチップスでした!
この研究では、イギリスに住む子供たち7歳から13歳まで4,646人の参加者のデータを調べました。体重や身長、活動量、毎日の食事などを分析して子供たちの肥満の一番の原因になるものを突き止めました。マーガリンやバター、揚げ物、油でソテーしたもの、ポテトチップス、フライドポテト、加工肉、砂糖入りの清涼飲料水などの様々な肥満の原因ではないかと言われている食べ物を調べたところ、最も太る食べ物がポテトチップスだったわけです。
ポテッチップスは、摂る油の量がかなり多いです。100グラムあたり400キロカロリー前後ぐらいにもなります。さらに食べてもあまりお腹が膨らまないので満足度が少なくたくさん食べてしまうわけです。
ポテトチップスは・・・" fontawesome="fa-exclamation-circle" color="#ef5350" bordercolor="#ef9a9a" bgcolor="#ffebee" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold"]
- カロリーの密度が高いので少し食べるだけでも高カロリーになります。
- お腹が膨らまないのでどんどん食べれてしまいます。
- 油分が多いので食欲を暴走させます。
この3つの点で危険なわけです。
ちなみに、2位はフライドポテト、3位がソーセージやベーコンといった加工肉です。
別の研究で、成人のアメリカ人を対象に行われた実験でも同様に太る原因は、ポテトチップス・フライドポテト・加工肉だったという結果が出ています。
痩せる食べ物とは
では、逆に痩せる食べ物は何でしょうか。
サプリとかを摂っている人もいると思いますが、痩せるサプリはないと考えた方がいいです。あくまで運動とセットにすることなしに飲むだけで痩せるサプリはほぼ無いです。
食物繊維は最強の食べ物です。
食物繊維は脳に働きかけて食欲をダイレクトに抑える効果があることがわかっています。
食物繊維を食べると痩せるということは様々な実験で結果が出ているので間違いありません。さらに、まだマウス実験の段階ではありますが、食物繊維は直接脳に働きかけているのではというものがあります。
食物繊維は腸内細菌の餌になるので、大腸で食物繊維が消化され、短鎖脂肪酸の酢酸というものが出ます。この酢酸が脳に働きかけて食欲を抑えているのではないかと言われています。
プチ断食など自然に食欲を減らす方法を実践してみること。そして食欲が増えやすい食べ物を極力避けて食物繊維が含まれた食品を選んで適度な運動をすること。ぜひ参考にしてみてください。