この知識はこんな方におすすめ
- 最近太り気味?
- お腹周りの脂肪が・・・
カロリー制限なしで効果絶大な痩せる朝食とは?!
今回は、カロリー制限なしで体脂肪が11%も減る上に内臓脂肪は23%も減るという最高の朝食について紹介させてもらいます。
僕は普段は断食をおすすめしていて朝ごはんを食べませんが、僕と同じように朝ごはんを食べない人は昼ご飯としてこれを使っていただけたらと思います。
朝ごはんを食べないと体調もいまいちだったり朝ごはんからしっかり食べたいという方は、今回紹介する朝食を食べていただけるとかなり痩せるという最強のダイエットフードについてになります。
カロリー制限なしで痩せるとなると、酵素ダイエットなどをする女性も多いと思いますが、まず酵素ダイエットには意味がありませんので気をつけてください。
糖質の吸収を抑えるというようなものもよく目にしますが、あれも若干減りはしますがほぼ誤差ぐらいのレベルでお金の無駄ですからこのようなものは無視した方がいいです。
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【金の無駄】酵素ダイエットの嘘
酵素ダイエットとか酵素ジュースというものがありますが、したり飲んだりしている人も結構多いのではないでしょうか。ダイエットや健康を考えて取り入れている人もいると思いますが、はっきり言って酵素ダイエットや酵素ジュースというものには科学的なほぼ意味はありません。
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ダイエットのサプリもいろいろとありますが、それでもほとんどインチキですし、中には確かに痩せるものもありますが、体に悪影響のあるものもかなり多いですから、現状ではダイエット系のサプリには手を出さないほうがいいと思います。
ダイエットに使えるサプリとしては食物繊維ぐらいだと思いますが、これもできるならば普通にされるなどから摂るようにしたほうが必要な栄養素も一緒に摂ることができるのでいいと思います。
このように考えると結局野菜を食べるのが一番だという話になりますが、今回は野菜ではありません。
朝ごはんにあるものを3つ食べるだけで、体脂肪が11%も減るという強烈な方法です。
「体脂肪11%減少!」「内臓脂肪23%減少!」
参考にしているのはアラバマ大学の研究で26人の男女を対象に行なったものです。
参加者の年齢は60歳から75歳で、年齢的には一度お腹周りについた脂肪などが落ちることはほぼないであろうとされるような痩せづらい年齢の方を対象にしています。
かつ、BMI が30から40なので、かなりの肥満体でほぼ運動もしていないような人たちです。
ですから、運動やダイエットにも挫折しまくり肥満体型になったまま歳をとっている人たちを対象にしているので、若い人であればもっと効果があるはずです。
実験では全体を2つのグループに分けていて、朝食を少しだけ変えています。
一方のグループは朝食をいつも通りに食べてもらいました。海外の研究なのでパンやシリアルなどの炭水化物を摂ってもらっています。
三大栄養素のバランスは、糖質が55%でタンパク質が20%、脂質が25%の割と一般的な朝食になります。
もう一方のグループは、パンやシリアルなどの代わりに3つ卵を食べてもらい、朝食を卵メインにしてもらいました。
ですから、皆さんが朝食から、あるいは昼食から食べるのであれば、そこで食べるパンやお米を一旦なくして、それを卵に変えるという感じです。
これは卵に変えるというところがポイントになる研究で、変えるのではなく無くせばもっと痩せるという話ではありませんので気をつけてください。
卵に変えたグループの3大栄養素のバランスとしては、糖質が25%でタンパク質が25%、脂質が55%です。
これだけ見ると、脂質が30%も増えているので絶対に太るような気がすると思います。
ところが、脂質が多くカロリーが高いとされる卵ですが、どうやら卵には単純なカロリー計算では測れない効果があるようです。
2つのグループで変えたのは朝食だけで、それ以外の食事はいつも通り普通に食事をしてもらいました。
カロリー制限に関しては特に何も行なっていません。
8週間後に参加者全員の体型をDXA法(Dual Energy X-ray Absorptiometry)というX 線を使う精度の高い方法で測定しました。
その結果、卵に置き換えたグループは、そうでないグループに比べて総脂肪量が5倍も減っていました。
体脂肪としては11%も減少していたということです。
そして、内臓脂肪は激減していて23%も少なくなっていました。
「卵3つに置き換えるだけで?!」
こんなにも効果が出た原因ですが、卵にはそのカロリーの高さを補っても余りある効果があるようで、体脂肪が11%も減ったという効果だけでなく、HOMA-IR指数が改善していました。
これは簡単に言うと糖質を燃やす代謝する機能で、これが改善して痩せやすい身体になったということです。
さらに、中性脂肪が減少して、いわゆる善玉コレステロールであるHDLコレステロールが増加していたということです。
そして、筋肉量と日常の基礎代謝に関しては変化はありませんでした。
なぜこれほどまでの効果が表れているのかということに関しては、詳しくは分かってはいませんが、卵にはタンパク質が多いので、タンパク質が多い食事をすると食欲が減るということがあります。
その点で考えると、朝から卵3つ茹でるのは面倒だという人はプロテインを飲むというぐらいでいいと思いますが、タンパク質が増えたことによって食欲が減るという理論は一応ありをしつつもそれだけでは考えられない理由があるような気がします。
卵3つに置き換えても、タンパク質量としては5%しか増えていません。
5%のタンパク質が増えただけでこんなにも変化が出るだろうかという気はします。
その辺りがはっきりしないところではありますが、もうひとつの仮説としては、タンパク質も大事なわけですが、卵に含まれている特定の物質がもしかすると僕たちの脂肪を燃焼する能力を高めているのではないかということが言われています。
卵に多く含まれているダイエットに効きそうな栄養素としてはコリンですが、このコリンはビタミン B の一種で、脳や心臓などの健康を保つために必要だとされている物質です。
これにより、脳の働きを良くすることにより食欲を抑える能力が高まったり、心肺機能の維持の効果もあるので、それにより代謝が上がったり痩せやすくなるのではないかということです。
このコリンが不足すると太りやすくなるという先行研究が確かにありますので、もしかすると現代人の太りがちな人に不足しがちなコリンを卵により補ったことが原因なのではないかということが言えるわけです。
1日の最初の食事のパンやご飯を卵3つに置き換えるだけダイエット
ですから、痩せたいという方は、朝ごはんやお昼ご飯のその日一日の一食目で、パンやご飯などを卵3個に変えてみるというのは試してみてもいいのではないでしょうか。
補足しておくと、この研究は太りがちな人を対象にしたものですので、すでに痩せていてさらに腹筋を割りたいというような人がこれをしてもそんなに効果はないとは思います。
そうではなく、少し太り気味だというような方は一定以上の効果はあるとは思いますので、試してみる価値はあると思います。
太り気味の方や最近お腹周りの脂肪が気になるという方は、ぜひ卵3個ダイエットを試してみてください。
さらにスリムでモテる体型をつくるためのおすすめ
今回は痩せるための最強の朝ごはんについて紹介させてもらいましたが、もっと痩せたいとか腹筋をバキバキに割りたいというような方もいると思います。
そんな方のために体脂肪をコントロールするための方法について解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
体脂肪をコントロールするために
体脂肪は男性であれば10%ぐらいまで持っていかないと腹筋がバキバキの状態までにはなりませんが、ずっとその状態を維持するとやはり体調にも影響が出てしまいます。
ですから、おすすめは男性であれば13.5%ぐらいを維持して、そろそろ海に行くから腹筋バキバキにしたいという時には3週間から4週間前から絞ってコントロールできるようにする方法です。
こちらの動画ではそんな体脂肪をコントロールするための方法について解説していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
モデル体型を作って維持するために
そんなに腹筋をバキバキにしたいわけでもないけれど、お腹周りに脂肪がついたりするのは嫌だしかっこいい体型を保ちたいという人も多いと思います。
1日にたった4分でも素敵な体型を作ることは可能です。
そんな最も効率の良い運動の方法について解説した内容になっています。
ダイエットと健康のためのおすすめ本
今回のおすすめの本としては、ダイエットと健康に関するお薦めの本を2冊紹介しておきます。
こちらは体型ごとにどんなダイエットの方法を使いどんな食事をすればいいのかということまで詳しく解説してくれている本ですので、ダイエットのためにはこの1冊で十分足りると思います。
サプリには確かにダイエットに効果があるとされているサプリもありますが、大人のサプリが実際には効果がないか逆に有害なだけです。
そうなると、どのようにして選べばいいのかということが重要になってきます。
怪しいサプリにはまらないための知識を学ぶことができる本です。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックが無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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本内容は、記載された参考資料のみならず、過去の動画を元に大胆な独自の考察したもので、あくまで一説です。ここでの結論は、記載された論文とは異なる場合があります。
参考:https://onlinelibrary.wiley.com/content/31/1_Supplement/lb320.abstract?sid=438e93b6-674a-481b-b749-da9462c02254&abspop=1&related-urls=yes&legid=fasebj;31/1_Supplement/lb320