この知識はこんな方におすすめ
- 人生変えたい
- 子供の将来を考えたい
6つ当てはまれば人生イージーモード
先日、人生を破壊してしまうやばい子供時代の逆境について紹介させてもらいました。
どうしたらその逆境を乗り越えることができるのかということについては、Dラボで詳しく解説していましたが、もう少し教えて欲しいという声もありました。
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【放っておくと超危険】人生狂わす逆境TOP5
逆境的小児期体験(Adverse Childhood Experience : ACE)はよく問題になりますが、子供の頃に特定の逆境を経験した人は様々な問題を起こしやすくなります。子供の頃の逆境というものは、本人はどうしようもありませんし、もちろん本人のせいではありません。
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今回は、子供時代に色々な逆境があってもそれを乗り越えて行くにはどうすればいいのか? ということを解説していきます。
子供時代にこのようなことを経験していたら、大人になってからメンタルが強くなり幸せな人生を歩むことができるという行動がわかっています。
もちろん大人になってからでも遅くありません。
大人になってからであっても、今回ご紹介する7つの行動を意識していただければ、仮に子供時代のネガティブな経験があったとしても取り戻すことができるのではないかという研究があります。
もし皆さんがお子さんを育てている場合には、できるだけこの7つを意識していただけるとお子さんの将来はかなり変わります。
すでに大人になっていて今さらと考える人もいるかもしれませんが、これは大人になってからでは遅いということではありません。大人になってからでも出来る方法はあります。
ジョンズホプキンズ大学が行った研究で、人生を左右する子供時代の経験について調べています。これを研究チームはPCE(Positive Childhood Experiences)と呼んでいます。
ここで示されている7つのポイントを満たしていただけると、大人になってからメンタルを病む確率が75%も低くなります。
さらに、大人になってから社会的、感情的サポートを受ける確率が350%も高くなります。
つまり、メンタルを病む確率が75%も減って、良い人間関係ができたり人に恵まれる確率が4.5倍にもなります。
第7位 :トラブルが起きても家族のサポートを感じることができる
例えば、学校でいじめにあったとか受験で失敗したとか、子供にも色々なトラブルが日常生活の中であると思いますが 、そのようなトラブルが起きた時に、家族のサポートや家族が守っているという感覚を感じることができたかということです。
大人になってからであれば、これは自分の新しい家族と読み替えても良いと思いますし、それがまだ難しい場合には友人からのサポートと考えてもいいと思います。
第6位 :自分の感情を家族に話せる
これも家族または友人と考えてください。
人は自分の感情を抑えれば抑えるほどメンタルが病んでいきますし能力も下がっていきます。
そうなると人生は当然うまくいかなくなります。
今家族に恵まれていないという学生さんの場合には、新しい家族を作るというのはなかなか難しいと思います。
その場合には、何でも話せる友人を違うジャンルで作ることを意識してみてください。
学校も家もダメであればゲームの中でも構いません。
自分が感情を話せるという感覚が重要です。
自分の思っていることや悩みなどがあった時に、それも明るく話すことができる雰囲気や相手が重要だということです。
第5位 :家にいる時大人から守られている感覚があった
大人からというのはおじいちゃんやおばあちゃんでも構いません。
子供の頃家に帰ればほっと安心できて守られている感覚が重要です。
もし今家が大変な状況にあったり問題があるという学生さんの場合であれば、出来るだけ早めに一人暮らしをできるようにしたり、仲の良い友達を作ってできるだけ家にいない時間を増やすという対策も出来ると思います。
第4位 :自分に興味や関心を持つ大人が両親の他に2人以上いる
いわゆる毒親の問題や家庭に問題があるという話はよくありますが、家庭が残念な状況であっても将来成功する人はいます。
そこの違いはここにあるのかもしれません。
家庭の外でサポートされている感覚を得ることができたかどうかが重要です。
両親以外にも自分に心からの興味や関心を注いでくれる大人の存在があったかどうかです。
これは学校の先生や親戚とかでもいいと思います。
もし皆さんが子供の頃にこんな存在がいなかったというのであれば、今からでもこれを作ればいいだけです。
友人や会社の上司などで、自分に興味や関心を注いでくれる人を2人以上見つけてみましょう。
別の研究でも、職場に3人以上プライベートの付き合いがある友人がいると、それだけで仕事に対するモチベーションは3倍ぐらいになるという研究もあるぐらいです。
第3位 :地域コミュニティへの参加を楽しむことができた
子供の頃に地域のイベントやお祭りに行った経験がある人も多いと思います。
これは大人になってからのメンタルの状態をかなり左右することのようです。
都市部に住んでいる人や若いご夫婦の場合には、地域のイベントがあっても面倒だったりあまり参加しない人も多いと思います。
自分が苦手でも子供のために参加した方がいいようです。
ちょっとした習い事やスポーツのイベントでもいいと思います。
普段とは違う別のコミュニティを作ることが重要です。
ひとつのコミュニティに依存すると人は弱くなります。
大人になってからであれば、新しい趣味や習い事を始めてみるのもいいと思います。
それがメンタルにプラスになる可能性が十分にあります。
第2位 :高校時代に所属の感覚を味わった
部活や友達とのコミュニティで、「自分はここに所属している」という感覚を得られるグループやコミュニティがあったかどうかです。
人間にとっては付き合っている人の影響の方が親からの影響よりもはるかに大きいものです。
人間の心理的な特性の半分は遺伝子で生まれた瞬間に決まり、残りの半分は誰と付き合ったかでそのほとんどが決まります。
高校生の頃に所属の感覚を味わっていると、自分はコミュニティに所属したり新しい仲間を作ることができる感覚が芽生えます。
これも大人になってからでもできます。
大人になってからであれば、新しい趣味や複数の趣味を持ってください。
いつも仕事を頑張っていて忙しいはずのビジネスマンでも、趣味でもプロ並みのレベルで活躍している人がいます。
これも複数の趣味を持っているからこそ仕事もうまくいっています。
複数のコミュニティを持っているから、万が一どれかがダメになっても他のコミュニティが助けてくれます。
大人になってからも複数のコミュニティを作ることを意識してみてください。
第1位 :友人からのサポートを感じた
学生時代に「こいつは本当に自分の親友だ」と思える人ができる、あるいは、そんな人がいると、それだけでメンタルはかなり安定してきます。
何よりも自分らしさを出すことができるようになります。
自分の身近なところに自分のことを理解してくれる人がいると、誤解されるかもしれないようなことも口に出すことができるようになります。
この感覚が自分の個性を出すことにも繋がります。
今からでも遅くありません 。
サポートされていると感じさせてくれる友人を作ることが大事です。
大人になってから友人を作ることは難しいという人は多いと思います。
ポイントとしては、「サポートされている感覚」と「どこかに所属している感覚」ですから、おすすめとしては習い事から始めてみてはいかがでしょうか。
先生と一対一で習うようなことではなく、できるだけ複数人でできて、小さくてもいいのでコミュニティができるような習い事が僕からのおすすめです。
それでも難しい方は、今回のおすすめの動画からチェックしてみてください。
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自分の性格を変えてから友達を作ろうとする人もいますが、友達を作れば性格は勝手に変わります。
人との繋がりを簡単に作ることができて、それを維持することができるトレーニング方法について解説しています。
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参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31498386/