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言いたいことが言えない自分を8週間で変える方法①

この知識はこんな方におすすめ

  • 言いたいことを言えるようになりたい
  • 非言語的なスキルを身につけて関係を深めたい

言いづらいことを伝えるための非言語トレーニング

今回は言いづらいことを伝えるための非言語トレーニングとして紹介させてもらいます。

言いたいことが言えない人は結構いると思いますが、言いたいことが言えない人がなぜそれを言うことができないのかということについては、今までも様々な観点から紹介させてもらいました。
例えば、相手の頼みごとを断ることが苦手な人も NOと言えるようになるための方法などについても紹介しました。
相手に対して YESと言わせて説得する自信がないから、言っても仕方ないだろうと考えいうことができない人もいると思います。どうせ自分が言っても変わらないから言いたいことが言えない人も一定数いると思います。
このような人に対しては説得の技術についても過去に解説しています。

特に大切な人との関係の中で、相手を嫌な気分にさせることなく自分の言いたいことをちゃんと伝えるコミュニケーションテクニックであるアサーションについても解説したことはあります。

いずれの場合でも同じですが、相手と付き合わなければいけない関係なのであれば、伝えたいことが伝わらないとか言いたいことが言えないことで相手に文句を言っても仕方がありません。
もちろん、その相手と無理をして付き合う必要もありませんし切っても構いませんが、それを続けていては、誰も説得することもできないし結局一人ぼっちになってしまうこともあります。
ある程度は自分のメンタルも変えていかなくてはいけないわけです。

自分の伝える能力への疑問や不安が、言いたいことを言えなくしている

相手に伝えたいことが伝わらない、言いたい事が言えない理由については多くの人が誤解しています。
もちろん、そもそも話している内容が支離滅裂だったり、論理的に話すことができなければ、それはそれで伝わらないのは当然ですが、だからといって論理的に話すことができて喋るのが上手であれば伝わるということでもありません。
この論理的に話すことができて喋るのが上手であれば相手に伝わると思い込んでる人が多いですが、実際には、ちゃんと伝えたつもりなのに相手に誤解されたとか、自分はちゃんと伝えたはずなのに相手との間に齟齬があった、あるいは全く逆の印象を与えていたという経験があり、その誤解を生むことが怖いから言いたいことが言えなくなるという人がほとんどです。

嫌われるのが怖い、

誤解されるのが怖い、

どうせ言っても伝わらないから、

このように自分の伝える能力に疑問が生まれて、それにより言いたいことが言えなくなっている人が多くいます

であれば、説明力を磨けばいいとかトーク力を磨けばいい、それで相手に物事はちゃんと伝わるのだろうと思うかもしれませんが、それだけでは危険です。

もちろんこの説明力やトーク力により物事が決まる場合もあります。
説明能力は確かに大切ですし、上手に喋れて分かりやすく話をできるほうが確かに伝わります。
ただ、これは「言葉」だけが問題ではないというところが今回のポイントになります。

非言語的な表現がとても重要で、ジェスチャーや体の動きというものは思っている以上に大きな意味を持っています。

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人は非言語をベースにして言葉を解釈している

例えば、女の子が照れくさそうな仕草をしながら、皆さんのことをチラチラと見ながら可愛く「大嫌い」と言ったとしたら、自分のことを好きでいてくれると分かると思います。
ただ言葉だけで言われるよりも、相手の気持ちをかなり理解できると思います。

人は非言語をベースにして相手の言葉を解釈しています

同じような言葉だったとしても、相手がかなり距離を取り軽蔑するするような目線を向けながら「好きです」と言われたとしたら、解釈としては絶対に嫌いだろうとなるはずです。
しかも、これは普通に嫌いですとか苦手ですと言われるよりも、より強烈に嫌われているという印象を持つと思います。

人は非言語の情報を結構ないがしろにしています。
本来は非言語が前提条件として言葉の意味を作るのに、この非言語の部分を考えることなくトークスキルだけを身につけようとすると、単なる付け焼刃になってしまいます。
これにより相手に抱かせる印象や解釈は全く変わりますので、この一言語の部分を揃えることなく相手に言いたいことだけを言おうとすると、嫌味になってしまったりあらぬ誤解につながるわけです。

今回は過去に言いたいことがちゃんと伝わらなかったことが原因で、自分の言いたいことが言えなくなった全ての人に向けて、できるだけ非言語をベースにして、どのような人の仕草や声のトーン、態度や行動が伝える能力を下げてしまい誤解を生んでしまうのかということを科学的に調べて、それを矯正していくためのトレーニングについて解説する内容です。

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人が相手に伝えたいことが伝わらない理由は非言語にあるのではないかという考えをベースにして2000年に行われた、過去のアサーションやアサーティブネスに関する先行研究から数百の研究をもとにしてレビューして、そこから効果の高いトレーニング方法をまとめたという研究があります。

言葉も仕草も両方大切なので、それは密接にかかわるものであり切り離して考えることができないものではありますが、仕草や表情、目線や声のトーンなど、文面とは関係のないもので相手に誤解を与えやすくなるウィークポイントを解説させてもらい、そこからどの部分をどのように直していけばいいのかということにつなげていければと思います。

この非言語を中心としたアプローチにより、相手に言いたいことを伝えられるようになろうというトレーニングはあまりないので、トーク力について散々学んだのにそれでも伝えたいことがうまく伝わらなかったという人にとっては、その原因が非言語にあったということに気づけると思います。
これは逆に考えると、あまり喋らなくても非言語の部分がうまくいっていればちゃんと伝わります。
これは僕がテレビに出てパフォーマンスをしていた頃に使っていたテクニックでもありますが、相手に言葉を伝えることができなくても、特定の仕草をすることによって相手に思った通りの印象を与えることもできたりします。
これは是非学んでもらい、自分の非言語コミュニケーションについて見直してみていただけたらと思います。

アクション・ウィーク

言葉に頼らず非言語で相手に物事を伝える力は実は8つあります。
この8つの力を鍛えるためのトレーニングがアクション・ウィークと言われるものです。

これにより皆さんの非言語コミュニケーションのどこが弱いのかということも分かります。
人によっては声のトーンの使い方が悪いために誤解されやすいとか、ジェスチャーに問題があり誤解を与えている場合もあります。
それをひとつずつチェックして矯正していこうというものです。

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このアクション・ウィークは、僕らの非言語的なコミュニケーションのスキルを高めるためのトレーニングとして開発されて、科学的に検証されたもので、2つのステップで構成されています。

ステップ1 :8つのジャンル選択

ステップ2 :リマインダー設定

ステップ1 :8つのジャンル選択

ジェスチャーや目線、声のトーンや表情となると何をどうしていいのか分からないと思います。どれがどのように相手に意味を伝えているのか分かりにくいと思います。
そんな迷いを防ぐためにも非言語コミュニケーションの8つのスキルリストがあります。

非言語によって相手に意思を伝えるための方法はこの8つしかありません。
この8つをチェックして、自分が最も苦手だと思うものを選んでそれを改善していくということです。
1番苦手なものを選んでまずはそれを改善して、改善できたと思ったら2番目に苦手なものを選ぶという感じです。
これを続けて8つ全てを改善することができれば、それだけで一気に誤解が減るどころか、感覚としては同じことを喋っていても伝わり方が全く違うということを感じられると思います。
言葉も同じで喋っている内容も同じであっても、体の動きや目線など全てが変わりますので、驚くほど自分の言いたいことが伝わるようになります。

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1. 姿勢

これは当然と言えば当然ですが、姿勢というものは相手に物事を伝える能力というものを左右します。

例えば、背筋が伸びて顔も真っ直ぐに向いている人が堂々と皆さんに対して何かを言った時と、背筋が曲がっていて体が斜めになっている人が同じことを言った場合では、それが同じ言葉だったとしても理解は全く変わると思います。

つまり、僕たちは同じことを言う場合であっても、自分の姿勢がちゃんとしていて相手の方をしっかり見ているのかということで、伝わり方はかなり変わるということです。
この8つのリストはトレーニングを別にしなくても、それを意識するだけでもかなり相手に対する伝わり方は変わります

姿勢としては、胸を張った状態で手のひらを外側に向けてみてください。その状態から手のひらだけを自然な状態に戻します
これが最も綺麗な姿勢です。
普段からこの綺麗な姿勢を取れるように練習してもらい、彼は相手にまっすぐ向けて会話をするようにしてください。

そんなことで変わるのかと感じる人もいるかもしれませんが、先行研究により、姿勢を良くして喋ることで説得力が上がるということが分かっています。
しかも、これは背筋を伸ばした状態で電話口で喋った場合と、姿勢が悪い状態で電話口で喋った場合を比べると、電話で話しているだけなのに説得力が変わったということです。
見た目の情報がなくても、背筋を伸ばして喋るということは僕たちの声や他の非言語的な能力にも影響を与えているようです。
だから姿勢を伸ばすということはとても重要なことです。

2. 動作

これはいわゆるジェスチャーです。
これは動画で撮影したりした方が分かりやすいと思いますが、リラックスして滑らかな動きができているかどうか、筋肉に余計な緊張がないかということをチェックします。
基本的にはリラックスした動きであればどんなものでも構いません
あまりにも早い動きやせわしない動きをしてしまうと伝わるものも伝わらなくなるということです。
無駄に筋肉を緊張させたりすることなくリラックスした動きを心がけてください。

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人は本当に伝えたい大事なところになると余計な力が入ったり緊張してしまうものです。
ですから、マインドフルネスの考え方になりますが、自分が緊張してきたということに気づいたら、わざと自分の動作をゆっくりしようとしてみてください
そうしていただけると自然と丁度いいぐらいの動きになります。

気づいていない時に頭の中で伝えたいことは忙しない状況になってしまいます。
それを意識的にゆっくりとした動作で伝えようとすると丁度いいぐらいになります。
緊張したり力んだりしても構いません。そんな時でも体の動きだけはゆっくりとしたものに意識的にコントロールしてみてください。
動きだけはリラックスするようにしてください。

3. 身体距離

これは相手との会話をしている間の距離で、これも結構重要です。
会話中の距離が自然なのかということを常にチェックする必要があります。あまり近すぎても問題ですし、あまりに距離を取ってよそよそしいのも問題です。

とはいえ、その適切な距離感がなかなか難しいという人もいると思いますが、ポイントとしては近づいたり少し距離を取ったりを繰り返してみてください。
自分が話しかけたり自分の言いたいことがあって印象付けたいという時に一歩踏み込みます。そこで相手が食いついて来た感じがするのであれば、そのままそこで喋ればいいし、そうでない場合にはまた一歩引いて会話を続けます
相手に一歩寄ったり引いたりを繰り返しながら、相手とのちょうどいい距離感をチェックします。

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離れたところからじわじわと近づこうとするよりは、近づいたり離れたりを繰り返してチェックした方が自然と適切な距離を測ることができます。
自分の話に対して相手が食いついている時は近くで喋った方が、相手からの印象は良くなり自分の意見を重要だと思ってもらいやすくなります。
逆に、自分が一歩踏み込んで喋った内容が微妙だった時には、その距離が近いとその微妙さが強調されてしまうので、そこでは一歩引くということを忘れないようにしてください。

4. 視線

続いては視線ですが、ここから先はDラボの方で解説しています。

視線は結構重要なポイントです。
特に目線は相手と合わせた方がいいのか合わせない方がいいのか悩む人も多いでしょうし、目が合った瞬間にも、そのまま目線を合わせた方がいいのか目線は逸らした方がいいのか、この辺りは結構難しいと思います。
この目線と合わせて、表情や声などについても続きで解説しています。

これらのチェックリストを意識して気をつけようと思っても忘れてしまうという人も多いと思います。
このチェックリストに続くステップ2のリマインダーが、それを防ぐためのものです。
そこまで知りたい方は今回のおすすめの動画から続きをどうぞ。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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いたいことが言えない自分を変える非言語トレーニング①
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リサーチ協力:パレオチャンネル

参考:Randy J. Paterson(2000)The Assertiveness Workbook: How to Express Your Ideas and Stand Up for Yourself at Work and in Relationships (A New Harbinger Self-Help Workbook)

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