人間関係

実は迷惑がられる【やってはいけない親切】とは?

この知識はこんな方におすすめ

  • 人助けを大切にしたい
  • より良い人間関係を築きたい

好かれる親切と嫌われる親切

おせっかいだと思われる人の助け方には特徴があります。
人を助ける時にその助け方をしてしまうと、かえっておせっかいだと思われてしまい、せっかく人を助けたのに迷惑がられてしまうということが起こります。

皆さんも良かれと思ってしてあげたことだったのに、結果的に印象が悪くなってしまったり迷惑だと思われてしまったこともあると思います。

正しい方法で相手を助けないと、皆さんの手間や時間もかかるしコストもかかるのに、相手から感謝されることもなければかえって迷惑だと思われてしまうという切ない現象が確認されています。
今回はそんな人の助け方について解説させてもらいます。

基本的に、人間関係を作る時には人を助けるということはとても重要になります。
よくありがちなことだと思いますが、せっかく助けたのに喜んでもらえないどころかかえって迷惑がられてしまったから、もう人を助けることはやめておこうなんて考えてしまうと、それは人間関係の問題になってしまいます。
ところが、下手な助け方をしてしまうと相手から迷惑がられたり嫌われてしまうわけです。

であれば、相手に感謝もされるし人間関係も良くなる人助けの方法を理解しておいてもらいたいと思います。

このような人間関係のよりより作り方については、今回のおすすめの動画として詳しく解説した動画を紹介しておきますので、さらに学びたいという方はこちらもぜひチェックしてみてください。

コミュ障でも5分で人脈をつくれる方法

人助けや親切は自分にとっても重要!

くれぐれも覚えておいてもらいたいのは、人助けや人に親切にすることはとても良いことです。
男性は親切な人の方がやはり女性にモテますし、人を助けている人の方がいざという時に周りから助けてもらえる確率も当然高くなります
さらに、人を助けるとヘルパーズハイと言って、それにより自分のやる気が高まるという効果もあります。

ですから、自分の時間がない時や自分が追い詰められている時、メンタル的に自分がしんどい時こそ、ほんの短時間でも構わないので他人を助けるということを行うと、僕たちのメンタルの状態も良くなるしやる気も高まります

例えば、通勤中や会社に入ってからの午前中の間などに、どんなことでも構いませんので人を助けるということをしてみてください。
それが電車でおばさんに席を譲るとかほんの些細なことでも構いませんので、何かひとつ人を助けたと思えることをするだけで、その日一日中僕たちのモチベーションは上がります。

やる気ハイレベルに保つ【ヘルパーズハイ】とは

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ですから、絶対に人は助けた方がいいわけですが、その助け方を間違えてしまうと痛い目を見てしまうというのが今回の内容です。

疎まれてしまう助け方とは?

今回参考にしている研究は、2018年にミシガン州立大学などの研究チームが行なった興味深い研究です。
製造業から公務員などの政府の機関など数多くの業界で働いている21歳から60歳の幅広い年齢層の男女54人を対象に、10日間の観察研究を行っています。

参加者たちに対して、どれぐらい職場の同僚を助けてあげたのかということや、それにより自分や相手にどれぐらいポジティブな感情が生まれたのかというようなことを記録してもらうということを行って、人を助けるということが人の人生にどのように影響を与えるのかということや、人を助けた時に自分にも相手にも良い影響があり相手に喜ばれる助け方と、おせっかいだと疎まれてしまう助け方の違いを調べようとしたものです。

その結果分かったこととしては、まず、自分から進んで同僚を助けた場合には、なんとネガティブな影響ばかりだったということです。

相手が困っているかどうかということを考えて、自分から進んで人助けをしてあげようと思う人がいますが、どうやらこれはやめたほうがいいようです。
助けを求められているわけでもないのに人助けをしない方がいいということが、この研究により判明してしまったということです。

この研究では、同僚に助けてほしいと言われていないのに、こちらから助けたという場合には、相手から感謝される確率が少なかったということが確認されています。
それだけでなく、助けた相手の自尊心が低下していたということも分かっています。

つまり、助けを求めていない人に大して助けてしまうと、その相手に感謝されないだけでなく、その相手は本当は自分ですることができたかもしれないし、それを自分で成し遂げることによって自分の力で成し遂げることができるという自尊心を手に入れる可能性を失わせてしまい、自分は助けてもらわないと何もできないダメな人なんだというイメージを相手に植え付けていたということです。

ですから、頼まれてもいないのにわざわざ助けるというのは、やはりおせっかいなだけですし相手に対してメリットもあまりないわけです。

さらに、自分から進んで同僚を助けてしまうと、なんとその助けた側の人もその後の仕事のモチベーションも低下していたということも確認されています。

つまり、頼まれてもいないのに、相手が困っているわけでもないにもかかわらず他人を助けるということをしてしまうと、その相手の自尊心も低下するし自分自身のやる気も低下してしまうということです。

ですから、僕は、人助けをすることによってモチベーションが上がるヘルパーズハイが大切だという話をしていますが、この研究から見てみると、相手が明らかに助けを求めている状況でない限りは、人を助けてしまうと自分にも相手にもデメリットが生じてしまうということになります。

相手の自尊心を低下させてしまう

自分のやる気を低下させる

これがいわゆるおせっかいの正体です。
頼まれてもいないし困っているわけでもない人を助けてしまうというのは、やはり、ただの迷惑なおせっかいになってしまうわけです。

例えば、別に恋愛したいわけでも結婚したいわけでもないのに、あなたもそろそろ結婚した方がとか言いながらお見合いのセッティングをしようとしたりされると、それはかなり迷惑なだけだと思います。
これも今回の研究が示している理由によるものです。

この結果について研究チームは、求めてもいないのに他人から助けられると、人は自分の能力に対して疑問を持ち始めるとされています。
自分は人に助けてもらわないとやっていけないのかもしれないとか、自分でそれをする能力がないのかもしれないと疑問を持ち始めてしまい、職場での自主性を脅かされたと感じてしまうそうです。

そのため、他人を助けたいと思っている人は、ただ目の前の自分の仕事に集中しながら、困っている状況の人がいたり助けを求められた時にだけ助けるようにしたほうがいいということがこの研究から示されたことです。

困っているわけでも助けを求められているわけでもないのに、誰かを助けるという行為は自分にとっても相手にとっても害しかないということです。
これは気をつけたいところです。

でも、親切は大切だし、いい関係を築きたい!

では、どのようにして人を助けるのが一番いいのかと言うと、困ったらいつでも力になるとか助けるということを事前に周りに言っておくのはいいと思います。
そうすれば、困った時には頼ってくれるはずです。

ですが、中には頼まれ事ばかりをされて自分の仕事ができなくて困ってしまうという人もいるかもしれません。
このような人におすすめなのは5分ルールという方法です。

5分ルールはアダム・グラントさんが推奨されている方法で、たった2つのルールに基づいて相手を助けるかどうかを決めるというものです。
これに基づいて相手を助けた場合には、最も皆さんの人間関係に対してメリットが生じます。

5分ルール

困った人が目の前にいる時、助けを求められた時にだけ相手を助ける

その人を助ける時に、5分でできることの場合にだけ相手を助ける

これが自分の仕事や生産性も守り、相手の自主性も守りながら人助けをして人間関係を良くするための方法です。

5分以上かかるような気がするものは結構手間がかかるものです。
この自分にとって手間がかかると感じることで相手を助けてしまうと、結局、それは自分の仕事の時間を削ってしまうのでデメリットも大きくなってしまいます。
困っている人が目の前にいて5分以内にできることであれば率先して助けてあげましょう

この5分以内でできることとしては基本的には2つのことがあります。
ひとつは気軽にできる簡単なことで、例えば、代わりにコピーを取ってあげるとか飲み物を買ってきてあげるというようなことで、もうひとつは皆さんにとって得意なことです。

つまり、その相手がしようとしたら30分かかるけれど皆さんがしたら5分で終わることです。

例えば、僕の場合であれば、誰かにこんな時に心理学的にはどのようにしたらいいですかというようなアドバイスを求められたら、普段から知識を紹介しているので5分以内ですぐにアドバイスしてあげることもできますが、そうでない人の場合には、そこから論文を調べたりしないといけないのでかなり時間がかかってしまいます。

重要なのは、相手を助ける時には自分にとって得意なことで相手を助けてあげるということで、その相手との関係をより強固なものにすることができるわけです。
ぜひ皆さんも試してみてください。

より良い人間関係のためのおすすめ

今回はそんな嫌われる助け方と好かれる助け方について紹介させてもらいました。
そんな人の助け方も含めて人間関係を良くするための方法について解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。

コミュ障でも5分で人脈をつくれる方法

人間関係というものは面倒なもので、人間関係を維持するのは大変なことだと多くの人が思いがちですが、実際にはそんなに時間がかかることでもありません。
ちょっとしたコツさえ理解しておけば、わずか5分ぐらいの時間を誰かのために使うことによって、本来は遥かに大きなメリットを得ることができるものです。
だからこそ人はお互いに付き合い人間関係というものを大切にします。

人間関係からはとても大きなメリットがあるわけですが、ほとんどの人はそこに対して大きな手間をかけすぎています。
その手間をできるだけ減らして、お互いに良い関係を作っていくための方法について解説した内容になっています。

人に上手に頼むためのおすすめ本

今回のおすすめの本としては、頼み方に関して役に立つ本を紹介しておきます。

自分が人に頼む側になった時に、相手に嫌な顔をされずに自分が頼みたいことをしてもらったり助けてもらうための技術について解説してくれている本です。
ぜひこちらもチェックしてみてください。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックが無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

今回のおすすめ動画

今回のおすすめ本

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本内容は、参考資料・動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:Hun Whee Lee et al.(2018)The benefits of receiving gratitude for helpers: A daily investigation of proactive and reactive helping at work.

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