健康・ダイエット

脳にいい寝かたが判明したかもな件

2019年1月13日

DaiGo MeNTaLiST

僕らはなぜ寝るのか?もちろん眠いから寝るわけですが、睡眠というのは実はとても大事な役目をしてくれていて、脳の神経を再接続してくれたり疲れをとったりといろんな事をしてくれています。

寝かたによって睡眠の質は変わるのか?仰向けで寝る人、横向きで寝る人、うつ伏せで寝る人、いろんな寝かたの人がいますし、どの寝かたが良いとか悪いとかもいろんな話があります。実際は、どんな寝かたや休憩の体勢が体やメンタルに良いのでしょうか。

寝かたには3択あります。

  • うつ伏せ
  • 仰向け
  • 横向き

横向きに寝ようとすると、肩幅の問題があるので枕をその分高くしないといけないし、うつ伏せの場合は穴の空いた枕を使ったり工夫をして呼吸をしやすくしないといけないし、仰向けの場合は、枕の高さを適切に調整して気道を確保するべきとか・・・色んな話が出てきますが、睡眠の質という点でいうとどれも差がないのではという研究があります。

睡眠の質に関する研究では、人間は高級マットレスの上で寝ようが、極端な話コンクリートの上で寝ようが、床の上で寝ようが睡眠の質はさほど変わらなく、むしろ睡眠の質を左右していたのは掛け布団の重さだったということがわかっています。(メンタルが不安定な人限定の話ですが)自分の体重+(体重の10%)+1kg程度の重いブランケットを掛けて寝たほうが睡眠の質が上がるということです。一般的にはマットレスが睡眠の質を上げるということがよく謳われていますが、結構眉唾なのではということです。

そのあたりに関しては、明確な答えがないので寝ることに関して何が出来るかと考えた際、はるかに大事なのは寝るタイミングや遮光カーテンを使うとか起きる時は日光を浴びるというような起き方ではありますが、寝かた自体はどうなのか。

脳の中の掃除

人間の脳には脳脊髄液というものがあり、寝ている間に脳の中をめぐり余計なものを洗い流してくれます。つまり、簡単にいうと脳の中では寝ている間に大規模な掃除が行われています。この掃除の効率が寝かたによって変わるのではということが言われています。

2012年のロチェスター大学の研究です。これはマウス実験なので人間にどこまで当てはまるのかは確認されていませんが、その部分の脳の機能に関しては同様の働きをしているのでおそらく同様のことが言えるのではというものです。とはいえ、少しでも体に良い可能性があるならば参考にしてみても良いと思います。

横向き、うつ伏せ、仰向け、3つのパターンでマウスを寝させます。それぞれ脳の中の脳脊髄液を調べました。脳は寝ている間に少し小さくなり若干隙間ができます。その隙間に脳脊髄液が入っていって余計なタンパク質などを洗い流してくれます。脳のゴミというのはアミロイドβといわれるタンパク質です。この名前は、どこかで聞いたことあるかもしれませんが、アルツハイマーの研究などで必ず出てくるものです。このアミロイドβによりアルツハイマーの発症率が上がるといわれています。
アルツハイマーや認知症と睡眠とは結構関わっていて、認知症になると夜中に急に起きたり、あまりうまく眠れなくなってしまうことがあります。睡眠障害というのが認知症やアルツハイマーの原因になるのではとも言われています。
認知症やアルツハイマーにつながるのかどうかは別としても脳の中をきれいに保つのは脳の老化も防いでくれますし反応能力を保つためにも大事だと思います。

というわけで、脳にとって最も良い寝かたとは、この脳脊髄液が最も流れやすく洗浄しやすい体勢なのではないかということです。
それは「横向き」です。

比較したところ、横向きの寝かたが最も脳脊髄液が流れやすかったということがわかっています。
もちろん、マウス実験の段階ですからさらなる研究を待つ必要もありますが、別の実験で人を対象にしたものでも睡眠の質が上がれば脳の中はきれいに洗浄されてアミロイドβタンパク質が減るということがわかっています。
ですから、睡眠障害や眠れない生活をしている人は脳の中にアミロイドβタンパク質が溜まってしまって結果的に脳の状態が悪くなったり認知症などになりやすい可能性があるといえますから睡眠というのは非常に重要です。

横向きに寝ることによって脳脊髄液が流れやすくなるのであれば睡眠の質にもつながるでしょうし脳にも良いのではないかと思われます。

人間はもともと横向きに寝ていた?

なぜ横向きなのかなと考えてみたんですが、そもそも仰向けで眠る生き物は少ない気がしませんか?よほどレアな動物を除いたら人間ぐらいなのではという気がします。ですから元々生物は横向きに寝るように進化してきたのではと推測できます。多くの動物は横向きで寝ることに適応しているのではないかということがこの研究から示唆されることです。
人間はまくらや布団に合わせ仰向けに寝る人が出てきましたが、人間を始め多くの動物は生物としては横向きで寝てきた時間のほうが圧倒的に長かったでしょうからそういう意味でも横向きで寝るのが良いのではないかということです。

横向きで眠ると体がゆがむとかいう話もありますが、そもそもずっと同じ姿勢で寝ている人は少なく人間はよほど疲れて寝ているときを除いては寝返りをしているはずです。ですので、横向きをおすすめします。

ポイント

  • 横向きで寝たほうが良いということがマウス実験で示唆されている。
  • 睡眠の質が上がれば上がるほど脳内のゴミであるアミロイドβタンパク質が減るので、睡眠の質を高めていくということは脳の中をきれいに保つという意味でとても大事である。

興味ある方は、少し枕を高めにして首や肩が痛くならないようにしながら試してみてください。

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https://ch.nicovideo.jp/mentalist/blomaga/ar1712447

参考動画
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https://www.nicovideo.jp/watch/1538925063

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