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【整形の心理学】ヒトはなぜ整形したがるのか

D-lab by Mentalist DaiGo

この知識はこんな方におすすめ

  • 整形したいところがある
  • 整形したことがある

人はなぜ整形したくなるのか?

センシティブなテーマですが、自分の顔にコンプレックスがあって整形したいと思ったことがある人も多いと思います。
僕自身も目の大きさは左右同じでも右だけ一重なので、両方揃えた方が左右対称になっていいのではないかと思っていた時期はあります。
整形も最近は割と一般的になりましたし考え方も人それぞれです。
自分を美しく見せようとするのは当然のことですから、それについて他人が批判したり意見するのもおかしいと思います。

実は、多くの人が思っているよりも人は整形したいと思っています。
人はなぜ整形したいと思うのか?
どんなタイミングで整形したいと思うのか?
整形が好きな人はどんな心理状態にあるのか?
そんな整形にまつわる心理学について今回は紹介させてもらいます。

整形したい欲求は一般的

整形に関する意識調査があります。
2016年の UCLA の研究チームによる調査では、18歳から65歳の52,000人以上のアンケートを実施して整形に対する考え方を調べています。

それによると、女性のうち48%は美容整形や脂肪吸引、またはその両方に興味があると答え、別の23%はおそらく興味があると答えていました。
71%の女性は美容整形にある程度以上の興味があるということです。
ですから、別に後ろ指を刺される必要もありませんし統計的にはかなり一般的なことです。

ただし脂肪吸引はおすすめしません。
脂肪吸引は体にとても負担がかかります。
しかも、脂肪吸引をすると痩せにくい体になってしまいますので体にとってリスキーなだけです。

一方で、男性は23%が美容整形に興味があると答えて17%がおそらく興味があると答えました。
男性でも40%の人は整形に興味があるわけです。

これは2016年のデータですから、今はもっと興味がある人が増えていると思います。

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さらに、女性の21% 、男性の11%が「私は魅力的ではない」と答えていました
女性の31% 、男性の16%は「水着を着るのが嫌だ」と答えていました
自分の体に何かしらのコンプレックスを持っていて自信を持てない人はかなり多いようです。

年齢も見た目への自信も関係ない!

しかも、これは年齢とは関係がありません。
美容整形への関心は若くても高齢者でも同じように持っているものです。
ある程度年齢を重ねると老化によって気になる部分が出てきます。

なんと自分の体に自信があるかどうかも関係がありません。
自分のセルフボディイメージに不満が無い人でも美容整形への関心は高かったとのことです。

ただ例外として「脂肪吸引に興味がある」と答えている人だけ、セルフボディイメージは良くない傾向がありました。
太っているのをどうにかしたいというのはセルフボディイメージの悪化につながりますが、自分の体に不満が無い人でも何かしら改善したいポイントがあるということです。
芸能人や綺麗な人でも自分にとっては直したいところはあるわけです。

整形を受ける人の3タイプ

かなり多くの人が整形に興味を持っているわけですが、実際に整形を受ける人をタイプ別に分けた研究があります。
2010年のトリノ大学の研究チームが行なった研究で、鼻を高くする整形手術を希望する54人を集めて、自尊心のレベルや性格特性、自分の体を改善したい欲求の高さなどについてチェックしています。

整形を受ける人のタイプその1 :メンタル的な変化を求める

ペシミストや恥ずかしがり屋、不安になりやすい人です。
このような人は自分の体が変わると「もっと自分の体に自信を持てるようになるに違いない」「もっと理想的な自分になれるのではないか」と考えます。
メンタル的な部分を変えたくて物理的に外見を変えたいと思うタイプです。

僕も子供の頃は天然パーマがコンプレックスでしたのでよくわかります。
自分の体のコンプレックスが強い人や追い詰められている人は、外見に対する変化を求めることが多いようです。

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整形を受ける人のタイプその2 :真新しさを求めるのが好きな人

衝動的で新しいものが大好きで何でも試してみたいと思う人も整形を受けることが多いようです。
どちらかと言うと、最先端の美容に関する技術に興味があるのだと思います。
新しいことが好きな人はとりあえず試してみたいと考えるようです。

整形を受ける人のタイプその3 :自分の体に自信がありさらに投資したい人

自分の体に自信を持っていて、体に投資することでより美しさを求める人も整形に興味を持つようです。
自分の体に対する投資を惜しまない人もいます。

この3つのパターンが整形を考える人です。
自分の外見的なコンプレックスを感じている人だけでなく、自分の体を磨いて美しくしたいから整形を受ける人もいます。
ただ単に新しいものが好きで整形を受ける人もいるわけです。

思っている以上に整形は一般的で一部の人だけの興味ではないようです。
もちろん、整形をしすぎて人間として不自然な状態にまでなってしまう人は別の問題ですが、目や鼻を少し直したいぐらいであればごく一般的なことだということです。

人の外見が与える大きな影響

人が自分の見た目を大切にすることはとても重要なことです。
特に、経済的に見た時に生涯を通じた収入や人生の満足度に大きな影響を与えます。
これについては、とても面白い本があるのでこちらを読んでみてください。
見た目の美しさの違いによって人生でどれだけの経済的な格差が生まれるのかということを教えてくれます。
これを見ると整形することによる人生のメリットがわかると思います。

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人間の顔に対する第一印象もかなり大切です。
僕の片方の目が一重なのも本当は整形した方が印象はかなり良くなります。人は顔や体の左右対称性で相手に対する印象を決めています。
そんな人の顔のどこがどのように第一印象に影響を与えているのかということを学ぶにはこちらの本を読んでみてください。
こんなにも人の顔や見た目が与える影響について詳しく解説している本は他にないと思います。

第一印象の科学――なぜヒトは顔に惑わされてしまうのか?

人の外見についてはこちらの本も読みやすくて参考になると思います。
人の外見に対する魅力をわかりやすくまとめてくれています。

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メンタルの問題による整形意欲

先ほど整形を受ける人には3つのパターンがあると紹介しましたが、メンタルに問題を抱えている人も結構います。
メンタルに問題を抱えたり精神的な疾患を抱えている人は整形意欲がとても高いです。

2019年のカンザス大学などの研究チームが行った研究で、整形手術を希望する男女1,000人をランダムに集めて精神疾患の経験についてチェックしています。
ランダムに集められた整形手術の希望者のうち44.1%に精神疾患で通院していた経験がある、あるいは、今現在通院しているということでした。
最も多い精神疾患は大うつ病性障害で、これが50.6%でした。
全般性不安障害が32.9%でした。
うつ病や不安障害を抱えている人がかなり多かったようです。

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これは自分の外見を変えることによって自分の人生が変わると思う人がかなり多いということだと思います。
実際に、自分の体が変わると人生が変わることはあります。
外見が変わってセルフボディイメージが変われば人生は大きく変わります。
僕はよく筋トレをおすすめしますが、体を鍛えてセルフボディイメージが変われば自分に自信を持てるようになり行動がかなり変わります

もちろん、体に負担を与えたりやりすぎたりするのはよくありませんが、少しの整形をすることで自分に自信を持てるようになり行動が変わって、性格が変わったり人間関係が変わるのであれば、それは自分にとって十分に良い投資だと言えるのではないでしょうか。

人間の性格や行動を変えるのはなかなか難しいことです。
外見を変えるということは人間の性格や人間関係を変えることに繋がります。
そのために少しの整形をするというのは僕は悪いことではないと思います。
何度も言いますが、もちろんやり過ぎはよくありません。
ただ自分の人生を変えるための最初の一歩を踏み出すために整形を使うというのも悪いことではないと思います。

整形意欲を駆り立てる現代社会の罠

ただ現代社会には整形意欲を駆り立てる罠がたくさんあります。
この罠にはまってしまうと、本来は最初の一歩を踏み出すための整形と考えていたはずなのに、人生を変えるための性格や人間関係を変える方向に進まず、ただひたすらに整形で身体を変えることばかりに夢中になってしまいます。

そんな現代社会で整形意欲を煽っているのは自撮りです。
自撮りによって整形意欲が著しく高くなってしまうという研究があります。

フィルター加工と整形の危険なループ

2018年のボストン大学医学部の研究チームの研究で、自撮りと若者のメンタルヘルスに関する先行研究のレビューを行っています。

SNS に自撮りをたくさん投稿している10代の若者が整形手術を行う例が実際に増えているそうです。
これはInstagram でも TikTok でも同じですがフィルターによる加工が原因です。
フィルターによって加工された写真を自分の顔だと認識することで、現実の自分の顔と自分の中での自分の顔にギャップが生まれます
これによってメンタルにダメージが起きます。
メンタルにダメージを抱えた状態で、フィルターによって加工された顔に近づきたいと思い整形したいと考えます。

このような SNS が生まれるまでは一重を二重に直したいぐらいのことでした。
最近の10代の求める顔はフィルターで加工された顔です。
これは人間として不自然なことですし、当然ですがどんどんエスカレートしてしまいます。
フィルター加工も整形もエスカレートしてしまいます。
今の10代が整形意欲に駆り立てられている状況はかなり危険なのではないかと言われています。

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さらにアメリカの世論調査を見てみると、顔の美容整形手術に関する42%は「SNS 上の別の誰か」だったそうです。
SNS 上にあるフィルターで加工された別人の顔になりたいと考え美容整形手術を受ける人が多いということです。

この自撮りを加工した自分の顔に近づきたいという欲求の問題を「セルフィー身体醜形障害」と呼びます。
この障害になると整形してもどうにもなりません。
実際に整形してその顔に近づいても、満足することができず際限なく整形し続けてしまいます。

この場合は認知行動療法で自分を受け入れることが必要です。
SNS 上で理想の顔を追い続けている人は結構危ないので気をつけてください。

ここから先はさらに美容整形に関する様々な心理学を紹介させてもらいます。
ぜひ今回のおすすめの動画で続きをチェックしてみてください。

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参考:https://daigovideoapp.page.link/gvRa

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