目標・成功

ADHDに隠されたすごい能力

2019年6月16日

ADHDに隠されたすごい能力

DaiGo MeNTaLiST

最近 ADHD(注意欠陥・多動性障害)で悩む人が多いと聞きます。
程度や症状はまちまちですが、簡単に言うと、ひとつのことに集中することができず、注意があちこちに分散してしまうものです。
集中力がない人や、言ってはいけない事をつい言ってしまう人は、自分がADHD なのではないかと考える人もいますが、気になる場合は、適切な医療機関で診断した方がいいとは思います。とはいえ、診断されるのが怖いのでいけないという人もいると思います。

秘められた能力の使い方を認識

まず知っておいていただきたいのは、実は、ADHD の人はすごい能力を持っています。
例えば、ADHD で一般的な知能がダメージを受けている場合は例外ですが、そうではない場合は、むしろ、使い方次第ですごい秘められた能力を持っているという事が分かっています。

僕の知人にも、ADHD でも起業し成功している人や、タレントでうまくいっている人もいますので、ADHD かどうかを気にするよりも、どちらかというと個性のひとつと考えて、その使い方を認識することが重要です。

ニコニコでは何度も紹介していますが、ネガティブ思考な人や内向的な性格の人の方が、実は成功しやすいけれど、成功スタイルがポジティブな人は外交的な人とは違うというだけです。それと同じで、使い方を認識することが大事です。

集中と拡散

ADHD の周辺研究で昔からあるのは、気が散りやすく集中力がない人はダメだとよく言われますが、実は集中力は最初はない方が良いものです。訓練によりある程度は鍛えられます。集中と発想は真逆のものです。
一点に集中しそれをやりきるのが集中力だとしたら、あちこちいろいろなところに寄り道をして面白い宝物を見つける能力が、集中力がないと言われる人たちが持っている能力です。
気が散りやすい人ほどクリエイティビティが高く、面白いことを思いつきやすいという研究がたくさんあります。
これを心理学では集中に対して拡散と言います。拡散思考といい、あちこちに思考が拡散することで、思いがけないアイデアを見つけることができるものです。

ADHDの強みは創造性

ミシガン大学の研究で興味深いものがあります。 集中力がないということがクリエイティビティに繋がるのであれば、ADHD の人はめちゃめちゃクリエイティブになるのではないかということを調べたものです。

結論としては、ADHD の人が持っている最も強烈な能力は、やはり創造性でした。
実際に ADHD と診断された男女26人を対象に実験を行い、どれぐらいクリエイティブになるかということを調べています。参加者の人達に変わったフルーツの絵を描いてもらうようにお願いし、集中力がある人との比較も行いました。他にも、新しい薬の名前やパスタの名前などやキャッチコピーを考えてもらい、集中力のある人達が一生懸命根を詰めて考えたものと比較するという実験も行いました。
第三者の客観的な比較を行ったところ、ADHD の人の方がクリエイティビティが高く、他の人が思いつかないような絵やキャッチコピーを生み出すことが出来ていました。逆に、集中力の高い人は、確かに作業中は集中しているように見えますが、どうしてもありきたりなものしか生み出すことができませんでした。

ADHD の人が持っていて他の人が持っていない最も強烈な能力は創造性です。

ADHD を治そうとか抑え込むとするのではなく、どちらかと言うと、その人しか持っていない能力を引き出して、他の部分は別の人に補ってもらえばいいわけです。
自分の強みを伸ばす方向で考えることができれば、ADHD の人も個人的にも組織の中においても大きな成果に繋げることができるはずです。

クリエイティブでイノベイティブな性質を持っているわけですから、それを上手に活かす方がいいのではないでしょうか。
もちろん ADHD の人は、普段から日常生活において苦労することもあるとは思いますが、ダメなところに目を向けて悲観的になるよりは、可能性のある方向に目を向けて見るのも良いのではないでしょうか。

「みんなと同じ」が必ずしもいいわけではない

ネガティブな人も内向的な人も同様ですが、多くの場合、みんなと同じことができないというレッテルを貼られていたり、自分自身も同じように考えてしまっています。
実際は、みんなと同じことができないからといって、みんなを超える成果を出せないかというとそんなことはありません
僕も同じです。協調性が全くないので、みんなと同じように会社に行って働くということは無理ですし、そもそも時間を守りませんし、相当常識から外れています。ですが、一般の人から比べて成果が上がっていないかというとそんなこともありません。

みんなと同じことができないということは、みんなと同じことをしようとすると難しいのは当たり前です。皆と同じことができないのであれば、そこに関しては諦めればいいわけです。その上でみんなと違うことをすればいいだけです。それでみんなとは違う大きな成果を出すことを考えましょう
みんなと同じことをしないといけないのであれば、そこに関してはサポートしてくれる協力者を見つけて、その人たちには自分にしかできないことで貢献するとか、自分にしかできないことを成し遂げて、そこで得られた利益で人を雇ってもいいわけです。

世間はみんなと同じことができないことを恥ずかしいことだとして、それをする必要がない人たちにまで強制しようとします。
ADHD の人であっても、ある程度の知能レベルを担保できている状態で、クリエイティブなことをするのが嫌でないのであれば、それは、みんなと同じことができないのではなく、みんなと同じことをする必要がない星のもとに生まれたと考えるべきです。そして、前に進んでいけばいいのではないでしょうか。
ADHD 以外の人も含めて、自分の個性を活かすことを考えてみてください。

個性を活かすためのおすすめ動画
内向的な人の潜在能力を引き出す心理学
▶️http://www.nicovideo.jp/watch/1457020608
ネガティブな感情の正しい使い方
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1528813529

Researched by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

Reference:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/jocb.382

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