お金・ビジネス

上司が無能になる理由とは

2019年2月22日

DaiGo MeNTaLiST

人間はどうしても地位が上がると無能になっていきます。

色々な無能へのなり方がありますが以前紹介したものだと、経済的でも社会的でも地位が上ると共感能力が下がり下の人の気持ちがわからなくなります。人の気持ちなんて分からなくてもいいという人であれば結構ですが、今の時代ではビジネスをするにあたっても人の気持ちがわからないと成り立ちません。
僕の場合は、過去の自分が悩んでいたことや考えていたことをスケジュール帳に簡単な日記のように書き込んでおきます。そうすると過去の色々な節目のタイミングで自分が何を考え何に悩んでいたのかということを気づくことで、他の人の悩みや考えにも思いを寄せることができるようになります。

共感能力を失い無能になる話はこちら↓

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ポジションが違えば必要な能力も違う

ピーターの法則という有名な話があります。能力が高い人は組織では昇進していきますが、立場が変わると求められる能力も変わります。例えば、営業で能力を発揮しすごい成績を上げ続けたとします。そうすると多くの場合あまり外に出ず指導者の立場になります。現場で能力を発揮した人なのになぜか現場ではないポジションを与えられるわけです。そもそも現場と指導者ではそれに必要になる素養が全く違います。違うにもかかわらずなぜか昇進するにつれて自分の適性と違うところに上っていくので自分の能力を発揮することができず無能になっていくということが起きます。
その結果何が起きるかというと、上に行けば行くほど無能な人たちが停滞している状態が起きますので組織も腐っていきます。

教育学者のロレンスピーターという方が提唱した経験則があります。人間は自分の能力のぎりぎりまで出世します。自分の能力が及ばないところまで修正してしまい、能力が及ばなくなってしまうとそこで停滞してしまいます。結果、人間は自分が無能になってしまうところまで出世して終わってしまうということです。だから世の中や組織には無能な人が多くなってしまうのではないかとされています。

ピーターの法則は真実なのか?

これは経験則ですから、科学的に真実かどうかはわかりませんでした。
このピーターの法則が成り立つのかということをマサチューセッツ工科大学やイェール大学が共同で研究しています。
241社の会社を調査してそこから53035人のサラリーマンをピックアップし協力を依頼しました。2005年から2011年までの6年間にわたって彼らを追跡調査し昇進の状況や能力を発揮できたのかどうかなどを調べています。

その結果、ピーターの法則と全く同様の状況が確認されました。
結局、組織は適材適所になっていないわけです。マネージャーなど上から指示している人の方が現場の人よりも偉いという考え方がそもそも問題で、マネージャーに向いている人は最初からマネージャーをした方がいいし現場に向いてる人はずっと現場をした方がいいはずです。なぜか現場とマネージャーの地位に差をつけた上で給料の差もつけます。ですから、現場で活躍した人はマネージャーにあげてあげないと給料も増えないしモチベーションも上がらないだろうと考えてしまいますが、そもそもこのシステムのせいで無能な人たちが増えてしまいます。

社員の給料の増減は地位は関係なくその人の業績を見ればいいだけです。営業やセールスで能力は発揮し売上を上げてくれるのであればそこに専念してもらった方が会社としても得なはずです。わざわざ違う業務に当て込む必要はないです。その人のモチベーション上げたいと言うのであれば給料を上げるとか同じカテゴリーの中で業務を極めていけるような環境を整えていけばいいわけです。これができないのが大企業の病気です。

この実験でも、最高のセールスマンがマネージャーとして能力を発揮することはほとんどありませんでしたし、セールスとして最高の能力を発揮していたにも関わらずマネージャーとしては最悪だったというケースも多く確認されています

株や投資でも今上がっているものよりはこれから上がるものに投資するべきというのは当たり前です。ところが人事評価の場合は今業績がいい人を昇進させます。これから上がる人ではなく今愚直に成績を上げている人を昇進させて違うポジションに持って行ってしまいます。
将来発揮するであろうポテンシャルや可能性に目を向けることなく今の数字しか見ていないからこんなことが起きてしまうわけです。しかも、そこには適材適所という考えもありません。

ですから、上司が無能な理由としてはその上司も自分の能力が及び得ない立場になってしまいそれで腐ってしまっている可能性もあります。
上司に憤っているような人も多いかもしれませんが、それは上司のせいというよりはシステムのせいかもしれません。

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自分は現場で成果を出したいからと残る人もいると思いますがあながち間違ってはいません。自分は現場に残るから給料だけはあげるように交渉すればいいわけです。そして成果を出し続ければヘッドハンティングも来るでしょうからそこから転職も考えたりキャリアアップを考えていくことが戦略としても正しいと言えます。
自分が一番能力を発揮することができる場所を見つけることが下手に肩書きだけが偉くなるよりもはるかに皆さんの人生にとってプラスになるはずです。

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参考
http://www.nber.org/papers/w24343

メンタリストDaiGoの無料メンタルアプリ
https://ch.nicovideo.jp/mentalist/blomaga/ar171244


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