この知識はこんな方におすすめ
- お酒を飲む
- 健康でいたい
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飲むならこれやらないと肝臓が死ぬTOP5
お酒はコミュニケーションを促進する効果がありますし、ブルーゾーンと言われる寿命の長い人たちが住む地域では、宗教上の理由などでお酒を作ったりワインを楽しんでいる文化があります。
歴史的に見ても、お酒と人間には密接な関わりがありますので、お酒を全面的に禁止する必要はないと僕は思います。
ただ、お酒は体へのダメージがあります。
特に肝臓へのダメージが大きいです。
この肝臓へのダメージが蓄積すると人間の体は老化しやすくなります。
体の炎症対策やアンチエイジングには肝臓はとても重要な役割をしています。
お酒を飲む人はこの肝臓を労わるようにしてください。
今回はお酒を飲む人にはぜひ知っておいてもらいたい肝臓に効くサプリや食べ物を紹介させてもらいます。
ぜひ試してみてもらい、効果が実感できたものを続けてみていただけたらと思います。
今回紹介するのは二日酔いに効くものではなく、あくまで肝臓へのダメージの蓄積を抑えるものです。
5位:食物繊維オーツミルクコーヒー
食物繊維とフラボノイドは、同時に摂取することによって腎臓や肝臓へのダメージを減らしてくれる効果があります。
ですから、食物繊維とコーヒーを一緒に摂取すると腎臓と肝臓をいたわることができます。
コーヒーとなるとカフェインの問題がある人もいると思いますし、苦いのが苦手であればオーツミルクを多めに入れて飲んでみてください。
僕のおすすめとしては、コーヒーにオーツミルクを入れて、さらに、そこに食物繊維のサンファイバーを入れて飲むことです。
サンファイバーは味が変わりませんし飲みやすいのでおすすめです。
これによって肝臓と腎臓を同時にいたわることができるスーパードリンクが完成します。
タイヨーラボ の サンファイバー (酪酸菌(6g×30包))
マイナーフィギュアズ 有機JAS認証 バリスタ オーツミルク
4位:ミルクシスル
ミルクシスルはあまり聞いたことがない人も多いと思いますがマリアアザミというハーブの仲間です。
昔から肝臓の解毒作用を高めるために使われてきた薬草です。
研究でも、肝臓の数値を改善してくれたり肝臓の新しいタンパク質とDNA の合成を増加させる効果が確認されています。
肝臓の炎症対策として効果があります。
朝晩150 mg のミルクシスルを摂取することでこの効果が期待できます。
Natrol, Milk Thistle Advantage, 525 mg, 60 Veggie Caps
Natrol, ミルクシスル
NOW Foods, ミルクシスルエキス
3位:TMG×クレアチン
TMG とクレアチンのコンボです。
TMG は卵かけご飯ではありません 笑。
TMG はトリメチルグリシンというもので、活性メチオニンをサポートしてくれる成分です。
研究でも、肝硬変の原因になってしまう脂肪肝を減らす作用が確認されています。
このトリメチルグリシンをクレアチンとコンボにすることによって、肝臓へのダメージを修復する効果がアップするというデータもあります。
筋トレをしている人はクレアチンを使っている人も多いと思いますが、お酒を飲むのであればトリメチルグリシンとコンボにするのがおすすめです。
1日に500 mg から1000 mg ほど摂取すると効果が期待できるとされています。
サプリが苦手な人はほうれん草やビーツで代用するのもいいと思います。
Now Foods, TMG (トリメチルグリシン)、1,000 mg、 100粒
Now Foods, スポーツ, クレアチンモノハイドレート, 750 mg, カプセル120粒
NOW Foods, TMG(トリメチルグリシン)
Life Extension, TMG
NOW Foods, スポーツ、Kre-Alkalyn(クレアルカリン)クレアチン
NOW Foods, クレアチンモノハイドレート
2位:NAC
NAC は N-アセチルシステインというもので、肝臓の解毒作用を高めるといわれているグルタチオンを作り出す成分です。
研究でも、肝炎や肝不全を和らげる効果だけでなく、薬の飲み過ぎによる肝臓のダメージにも効くとされています。
お酒だけでなく薬の飲み過ぎによる肝臓のダメージにも効くと言われているのでかなり強力だと思います。
NAC によって作り出されるグルタチオンは、解毒作用と抗酸化作用が非常に強いと言われています。
1日に750 mg から1000 mg ほど摂取することによってアンチエイジングにも効果があるそうです。
持病を持っている方などはお医者さんと相談した上で使っていただきたいですが、薬のダメージにも効くぐらいなので試してみる価値はあると思います。
NOW Foods, NAC、600 mg
Thorne, NAC
iHerb▶Thorne, NAC、90カプセル
1位:コリン
これは肝臓の活性メチオニンのレベルをサポートしてくれる成分です。
活性メチオニンのレベルが下がると脂肪肝になるリスクが上がります。
コリンを摂取することによって、脂肪肝の予防や改善効果を得ることができます。
活性メチオニンを買うこともできますが値段はかなり高いのでコリンを使うのがおすすめです。
コリンは1日に250 mg から500 mg ほど摂取していただけると効果を期待できます。
ネイチャーウェイ コリン 500mg 100粒入
Nature's Way, コリン
Jarrow Formulas, シチコリン
Life Extension, シチコリン
番外編:卵4つ/ウルソデオキシコール酸
コリンと同じ成分を食べ物から摂取する方法がひとつだけあります。
卵の卵黄を1日に4つ食べてください。
それによって必要なコリンを摂取することができます。
お酒を飲む人は1日に卵を4つ食べるということを覚えておいてもいいのかもしれません。
今回はトップ5に入れませんでしたが、ウルソデオキシコール酸も効果があると思います。
ミヤリサンや太田胃散にも含まれている成分ですが、水溶性の胆汁酸です。
肝臓の炎症や酸化を抑える作用があります。
整腸剤として腸内環境を整える効果で非常に有名な成分です。
ミヤリサン製薬 ミヤフローラEX 420錠
肝臓を労るのは、肌を綺麗にしたり若々しい自分を保つために必須です。
体の内側を若々しく保つことができれば肌も自然と綺麗になります。
科学が見つけた唯一の若肌の作り方の一部を特別公開!
食べるとやばい食品その1:精製糖
肌荒れやニキビには色々な原因がありますが、最近研究者の間でもよく話題になるのが GI 値の高い食品です。
2017年のニューヨーク大学の研究で、ニキビがない男女32名とニキビに悩んでいる男女32名を集めて普段の食事状況を調べるという観察研究があります。
もちろん体質もあると思いますが、ニキビの多い人ほど、パンやシリアルやパスタ、精製されている砂糖の消費量が多かったということがわかっています。
ただの体質だと考えて諦めている人も、食事を改善することで急に肌が綺麗になったりすることもあります。
エスキシェヒル・オスマンガーズィー大学が2012年に行なった横断研究でも、同じような事が確認されていて、2,300名の若者に対して細かく普段の食事についてリサーチしています。
その結果、転化糖を毎日のように食べる人はそうでない人に比べてニキビの発生率が1.3倍も高かったということです。
原因ははっきりわかってはいませんが、研究者のコメントとしては、体内の血糖値やインスリンレベルが上がることで男性ホルモンが活性化し、同時にIGF-1という成長因子が増えます。
それにより肌細胞が異常に活性化してしまい、肌細胞の異常な増加と皮脂の過剰な分泌が起きてしまいます。その結果、ニキビができているのではないかとされています。
別の研究で、2007年の43名を対象にした実験では、ニキビに悩んでいる若い人たちに12週間低 GI ダイエットを行なってもらったところ、ニキビの症状が激減したという結果が出ています。
食べるとやばい食品その2:乳製品
乳製品もニキビのリスクを上げるということがわかっています。精製糖と同じIGF-1の増加につながるために、昔からニキビと関係しているのではないかということは言われていました。
2005年にハーバード大学が大規模な研究を行ってくれていて、47,355人の女性を対象に行われた観察研究があり、これによると乳製品を食べれば食べるほどニキビが増加していくということがわかっています。
同様に2008年の4,273人の男の子を対象にした観察研究でも、精製糖ほどヤバくはないけれどニキビリスクは増えるとされています。
ちなみに、この乳製品にはホエイプロテインも含まれています。ニキビとの相関はあるかもしれませんが、ホエイプロテインの場合はタンパク質不足による肌荒れは防いでくれます。それほど気にする必要もないとは思いますが、チーズや油脂の多いものを結構食べるという人は気を付けた方がいいかもしれません。
食べるとやばい食品その3:オメガ-6脂肪酸
オメガ-6脂肪酸には、体の炎症を促進させてしまう効果があり、肌荒れとの関係も昔からよく言われてきました。
ただし、オメガ-6脂肪酸と肌荒れがどれぐらい関連しているのかということを調べるRCT(ランダム化比較試験)は今のところ行われていません。
これも精製糖ほどではありませんが、避けるに越したことはないというぐらいです。
観察研究から判断するしかありませんが、2002年のワシントン健康栄養研究所が行なった研究によると、コーン油や大豆油などのオメガ-6脂肪酸の消費量が多ければ多いほどニキビの症状が増えるという相関が確認されています。
ちなみに、オメガ-3脂肪酸を摂ると、肌質にも効果があるということがわかっています。
カリフォルニア州立工科大学が13人を対象に行った実験で、1日に930mgのオメガ-3脂肪酸(EPA)を含む医療用(酸化していない)のオメガ-3の摂った人たちは肌荒れが優位に減少したということが確認されています。
酸化していないというところが重要なポイントですので、サプリで摂ろうとすると結構難しいです。青魚などをできるだけ生に近い状態で食べるようにするのがいいと思います。
さらに、ここから先の食べてはいけないものだけでなくスキンケアのために食べるべきものについては動画でチェックしてみてください。
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さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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5位:食物繊維オーツミルクコーヒー
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4位:ミルクシスル
Natrol, Milk Thistle Advantage, 525 mg, 60 Veggie Caps
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3位:TMG×クレアチン
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2位:NAC
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1位:コリン
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番外編:卵4つ/ウルソデオキシコール酸
ミヤリサン製薬 ミヤフローラEX 420錠
リサーチ協力:パレオチャンネル