この知識はこんな方におすすめ
- 面倒に巻き込まれたくない
- 時間や労力をムダにしたくない
結局は損をしてしまう関係を見抜く!
今回は、付き合うと損をしてしまうだけの人の特徴トップ5として紹介させてもらいます。
これは割と友達などで多いタイプの人ですが、結局は損をしてしまうことになる関係です。
皆さんは自分から積極的に友達を作りに行くことができるタイプですか?
そんなタイプの人であれば問題ないと思いますが、そうでない人の場合には、今回紹介するような付き合うと損をする人に巻き込まれていることが少なくありません。
この付き合うと損する人は多くの人に損をさせますので、普通に考えれば友達はいなくなるはずです。
ところが、この人たちは友達に損をさせて離れていかれても、また他の誰かを捕まえます。
このような人たちに巻き込まれてしまうと、皆さんも結果損をしてしまい、何かを奪われたり時間の無駄だったと思うことになってしまいます。
今回は、そんな付き合うと損をするけれど無駄に外交的で人を巻き込もうとしてくる人の見抜き方についてです。
付き合ってはいけない人の特徴その1 :人脈自慢をしてくる
自分は色々な人を知っているというようなタイプの人脈自慢をしてくる人は、大抵の場合残念な人です。
このような人はそもそも人脈とはどういうものなのかを理解しておらず、色々な人を知っているとは言いますが、実際には大した関係を持ってはいません。
有名人や偉い人と繋がっているということを自慢してくる人は、その繋がりがあったとしても、それは日常ではなくレアなものです。
滅多にそのような有名人や偉い人と繋がることができないので、その人自身も会えた時はとても嬉しかったわけで、嬉しかったからこそ自慢します。
例えば、人気のある芸能人が他の芸能人と友達だということをわざわざ自慢したりしないはずです。
それは彼らにとってそれが日常だからです。
ですから、人脈自慢をしてくる人は、そもそもその人脈が薄いものである可能性が非常に高く、彼らが理解していないのは、人脈というものは「自分が誰を知っているか」ということではなく「自分が誰に知られているか」で決まるものだということです。
人脈自慢をしてくる人は、大抵の場合残念なだけで付き合う価値はありません。
人脈というものは、自分も相手に多くのものを与えることができない限りフェアな関係にはなれません。
それが出来ない限り実際に使える人脈にはなりません。
だからこそ、人脈というものは、誰を知っているかではなく誰に知られているかということが重要になるわけです。
その人自身に魅力がないのに価値のある人脈を持っていることはほぼあり得ないと考えてください。
人脈自慢をわざわざしてくる人は信用しないほうがいいということです。
付き合うと、結局は期待させるだけ期待させておいて損をしてしまうことになります。
スポンサーリンク
付き合ってはいけない人の特徴その2 :強者に近づき敗者と距離を置く傾向がある
大学のフットボールチームを対象にした研究があり、チームが勝ったり負けた時にその大学の学生たちがどのような反応をするのかということを調べる実験を行っています。
それによると、パーソナリティに問題がある人や他人を裏切ったりするやばい人たちは、自分の大学のチームが勝った時には「自分たちは勝った」と言います。
それだけであればまだいいのですが、チームが負けた時には「彼らは負けた」と言います。
この人たちは自分が勝っている側にいたいので、勝っている人や強い人に対しては擦り寄って行きます。
ところが、その人が調子が悪くなったり負けたりすると、すっと離れていき距離を取り自分は関係ないフリを始めるわけです。
また勝ち始めて調子が良くなってくると、まだ擦り寄ってきて自分が勝っているかのように言い始めます。
人との付き合いにおいては、皆さんが調子がいい時にそれを一緒に喜んだり分かち合うことも大事ですが、皆さんがしんどい状況に陥ったり助けを必要としている時に、ちゃんとそばにいて自分を助けてくれるかどうかということが一番重要なはずです。
これこそが多くの人が必要とするはずの人脈です。
強者に近づき敗者に距離を置くタイプの人は、これを理解していませんし、いざという時に何の役にも立ちません。
自分が応援しているチームが勝ったり負けたりしている時に、「自分たちは勝った」と一体感を持っているだけでなく、逆に負けた時に「自分たちは負けた」と言うかどうかというところに注目してみるようにしてみてください。
勝った時にだけ自分のことのように誇り、負けた時には自分は関係ないような態度をとる人は、付き合わない方がいい人です。
付き合っても結局は何の得もありませんし、自分が傷つくことになるだけかもしれません。
スポンサーリンク
付き合ってはいけない人の特徴その3 :衝動性が高すぎる
衝動性が高すぎる人と言うと、すぐにキレたりする人をイメージすると思いますので、そんな人とはわざわざ付き合わないと考える人もいると思います。
ところが、衝動性が高すぎる人は、その衝動性が高すぎる故に他人に嫌われたりしていても関係なく近寄ってくる傾向があります。
物事をノリで決めてしまったりあまり計画性がないまま突き進むような衝動性が高い人は友達として見ていると面白かったりもします
お酒を飲んでいても飲み過ぎて変なことをしてしまったり、周りから見ていると愉快な人だと感じて、一緒に楽しめる場合もあるとは思いますが、性格の感染理論というものを覚えておいてください。
自分の近しい人が持っている性格というものは皆さん自身にも大きな影響を与えるものです。
例えば、皆さんが普段仕事をしている席の隣の人が、とても衝動性が低く物事を計画通りに進めたりコツコツと積み上げていくことが得意な仕事ができる人であれば、みなさん自身の仕事の生産性も1.2倍ぐらいになるということもあります。
こんなにも人は周りの人に影響を受けるということです。
これは逆に言うと、皆さんの近くに衝動性が高い人がいたり、そのような人と付き合っていると、みなさん自身の目標の達成率は下がってしまうということになります。
スポンサーリンク
衝動性が高くなると、他人に対して感情的になって人間関係に問題を抱えたり、お金を無駄に使って浪費してしまうということにもなりかねません。
行き当たりばったりで衝動性が高いと感じる人は、周りで見ているだけであれば面白いとは思いますが、少し距離を置いた方がいいのかもしれません。
特に皆さんが何かを成し遂げたいと思うのであれば、衝動性が高い人とは距離を置いた方がいいのは間違いないと思います。
付き合ってはいけない人の特徴その4 :自信満々な人
人間というものは周りに人が集まっている人のところに集まる性質を持っています。
そのため、友達が多い人はますます友達が多くなりますし、その逆もあるわけです。
そんな中、自信満々な人は残念な特徴を持っています。
自信満々な人が誰とでも気軽に話すことができて、どんな人の前でも堂々と喋ることもできるので、友達もたくさんいて人生楽しそうな感じがするものです。
ところが、そんな自信満々な人たちのコミュニケーション能力をカリフォルニア大学が調べた1988年の研究があり、これによると、自信がある人ほど自分はコミュ力が高く人間関係も抜群にいいと自己診断では考えていますが、他人の目から見ると、コミュ力が高いわけでも人間関係が充実しているわけでもないということが分かっています。
スポンサーリンク
さらに、自信満々の人たちは長期的に見ると周りの人から嫌われやすいということが2003年の研究でも確認されています。
結局のところ、自信満々の人は鈍感力が高いだけです。
このような人と付き合っていると皆さんは嫌な気持ちになってしまうことがあります。
皆さんが嫌な気持ちになったりイラっとくるようなことがあったとしても、彼らは鈍感力が高すぎてそれに気づいてもくれません。
彼らはこの鈍感力の高さを持っているがゆえに、唯一新しい友達を作るということには長けていました。
これは自信満々だから物怖じしないというだけです。
そういう意味ではメリットはあるのでしょうが、彼らと長期的に付き合ったとしてもメリットはさほどないということです。
自信過剰だと感じる人とは皆さんは距離を取るようにしたほうが平穏に生きることができると思います。
付き合ってはいけない人の特徴その5 :常に気をつかわないといけない相手
最後の特徴としては、皆さんが常に気をつかわないといけない相手です。
人間関係というものはとかく気をつかわないといけないものですし、親しき仲にも礼儀ありというのは日本の文化としても素晴らしいものではありますが、ここで言うところの気をつかうというのは少し意味が違ってきます。
例えば、相手に対してリスペクトしていたり相手に色々なことをして気をつかうというのは構いませんが、自分のキャラを変えて付き合わないといけない相手のことです。
自分は本当は明るい性格なのに、その人の前では少し大人しくしておこうとしたり、本当はテンション高く賑やかに楽しみたいのに、その人の前では大人しくて良い子のふりをしておこうとするというように、一緒にいる人によって自分のキャラを変えるということは誰でも多少はあると思います。
ですが、そのキャラを変えないと付き合うことができない相手というのは、心理学的に考えた時にはあまりよくない相手です。
スポンサーリンク
イスラエルで行われた研究で確認されていることですが、自分の感情やキャラを偽るということをすればするほど、慢性疲労を抱えやすくなってしまったり免疫力が下がって風邪をひきやすくなったり、メンタルも病んでしまう可能性が高くなるということが分かっています。
ですから、人が他の人と付き合う時は、基本的には自分の感情やキャラを偽り続けなくてはいけない人とは、いずれにしても長くは付き合うことはできません。
もし長期的な関係をもってしまうと、風邪をひきやすくなったり体調を崩しやすくなって無駄に老化してしまったり、メンタルを病んでしまうという事にもなりかねないということです。
ただし、この自分を偽るという点にはポイントがあり、外向的な人が自分を偽るとかなり病んでしまいやすくなりますが、内向的であまり他人と関わらなくても生きていくことができるようなタイプの人の場合には、自分の性格を偽ったとしても、それほどダメージはないということも分かっています。
ですから、内向的な人はそれほど問題はないのかもしれませんが、生まれつき外向的な人はキャラを偽れば偽るほど病んでいきますので、外向的な人ほど自分に正直に生きるようにしたほうが人生も良くなるでしょうし仕事でも成果が出やすくなると思います。
いずれにしても、自分のキャラを偽り続けなくてはいけない人とは、あまり長い関係を持つことはお勧めはしません。
付き合うと損する人をスルーする力と断る力のためのおすすめ
今回は5つのポイントから皆さんが関わるべきではない人の特徴を紹介させてもらいました。
このような人は一定数は必ずいるものですから、上手にスルーしたり断る力を身につけておくことが重要です。
今回の5つのポイントから特徴を見抜くだけではダメで、実際に断ったりスルーする力がどうしても必要になります。
そんな嫌な人とはどちらにしても長期的な関係にはならないと考えるかもしれませんが、そんな嫌な人ほど長期的な関係になりやすいということもあります。
特に、皆さんの事を利用しようと思っているような人たちの場合は、自分からわざわざドル箱を手放す人はいませんので、上手にスルーしたり断る力を身につけておいてください。
嫌な人をスルーするために
サイコパスは他人との人間関係をあっさりと切ることに長けています。
皆さんは決してサイコパスになる必要はありませんが、サイコパスが持っているその他人との関係を切ることができる力を身につけておくと、人生はかなり楽に生きることができるようになります。
こちらはそんな方法を教えてくれる本です。
嫌な人に巻き込まれないためにぜひチェックして役立ててください。
スポンサーリンク
新しい人間関係を作るために
僕の本が何冊かKindle の Unlimited であれば無料で読めるようになっています。
その中に人脈術についての本があり、嫌な人との人間関係を切っていくと同時に新しい人間関係を作っていくにはどうすればいいのかということを解説しています。
嫌な人との人間関係を切っていくことと同時に新しい人間関係を作っていくということも学んでおかないと、どんどん人間関係が減っていくだけで孤独になってしまいます。
この本で新しい人間関係を作るということも学んでおいてもらえたらと思います。
No と言える人になるために
今回のおすすめの動画としては、No と言える人になるための3週間トレーニングについて解説した動画を紹介しておきます。
嫌なことは嫌だとはっきりと言える人になるための科学的な方法について解説した内容になっています。
面倒な人間関係や面倒なことに巻き込まれたくないという方は、こちらを参考にしていただけたらと思います。
スポンサーリンク
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
今なら20日間無料!
リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/3216292/
https://journals.sagepub.com/doi/full/10.1111/1529-1006.01431
https://www.sagepub.com/sites/default/files/upm-binaries/13293_Chapter4_Web_Byte_Arlie_Russell_Hochschild.pdf
https://books.google.co.jp/books/about/Opening_Up.html?id=F3gF8OoKydQC&redir_esc=y