この知識はこんな方におすすめ
- 今年こそ成功したい!
- 間違った常識に流されたくない!
その常識で本当に成功できますか?
今回は、それを信じたら負けの常識トップ5として紹介させてもらいます。
世の中には色々な常識があると思いますし、常識的に考えることが大事だと言われたり、これが常識だというようなことがよく言われたりすると思いますが、はっきり言ってこの常識というものはほとんどの場合有害です。
多くの人が常識というものを信じていて、それを知っています。
ですが、絶対数としてはほとんどの人が成功していません。
つまり、限られた人しか成功していなくて、ほとんどの人が常識を知っているということは、それだけでも常識を信じてはだめなのではないかということが考えられます。
大抵の場合、成功している人は、もちろん常識も踏まえた上で、そこからどのようにして常識の外側で勝負をするか、新しい常識を作り出していくかということを考えそこに注力して成功しています。
そんな世の中でよく言われている常識の中でも、特に皆さんが信じてしまうと損をして痛い目を見てしまう常識をトップ5として紹介させてもらい。
この5つの常識を疑ってみるだけでも、かなり生きやすくなりますし、きっと成功に近づくと思います。
ぜひ参考にしてください。
信じたら負けの常識その1 :空気を読む
周りの空気を読むことが大事だと言われたりしますが、成功したいのであれば空気を読んではだめです。
空気を読んでも構いませんが、成功したいのであれば空気を読んだ上でそれを壊していく必要があります。
多くの人が子供の頃から協調性が大事だと言われ続け育ってきたと思います。
大抵の場合、親も教師も協調性が高く外向性が高い子供のことを評価ししがちです。みんなとちゃんとコミュニケーションをとることができる外向性を持ち備えていて人当たりも良く、みんなと合わせて仲良くできるわけですから、当然そんな子供の方が子供としては可愛いと感じるとは思います。
それにより世の中では協調性が高い人や外向性が高い人が多くなり、その逆の傾向を持っている人は何かと苦労することも多いわけです。
ところが、協調性というものは実際には高くて得をすることはほとんどありません。
協調性が高いと人当たりがよく優しくはなりますが、協調性というものは低い方が収入が高くなるということが分かっています。
つまり、みんなと合わせていたらみんなと同じことしかできません。
みんなのことを理解することはとても大事なことですが、みんなの常識を理解した上であえてそれを外していくということができないと成功することはできないわけです。
ですから、成功したいのであれば空気を読んでも構いませんが、それに従ってはだめです。
むしろ、空気を読むべきではないということも言えるわけです。
空気を読んでそれに従っていると、それまでにない新しい事も出来なくなってしまいますし、みんなとは違う新しいアイデアを出したり、全く別の方法を試してみたりということができなくなりますし、例えば、周りの同級生がみんな夢を諦めて会社に就職したりしているのを見ると、自分も同じように夢を諦めて普通の人生を歩むようになってしまいます。
ですから、人生で成功したいのであれば、空気を読めというのは最悪のアドバイスです。
信じたら負けの常識その2 :前向きに考える
楽観的に考えるということと前向きに考えるポジティブシンキングとは違います。
楽観的に考えるということは構いませんが、前向きに考えるというのは危険です。
特に、自分が本来はネガティブな性格なのに、無理にポジティブに考えようとするとポジティブ思考の罠に陥ってしまいます。
例えば、自分の未来が輝かしいものになっていくところを想像しましょうというような自己啓発のセミナーがあったりすると思いますが、これは実際にしてしまうと人間は努力しなくなってしまいます。
何かを達成した気分にだけなってしまい努力をやめてしまいます。
ですから、むしろポジティブに考えることは危険だというデータがいろいろと示されています。
これについて詳しく知りたい方は今回のおすすめの動画として紹介しておきますので、そちらをチェックしてみてください。
いわゆるポジティブ思考としては、つらい時こそ笑顔でいようということがよく言われたりすると思いますが、科学的には無理に笑おうとするとかえって心を病んでしまいます。
では、どうすればいいのかと言うと防衛的ペシミストという戦略をお勧めします。
まずは最悪の事態を考えた上で、その場合どれぐらいのマイナスを被るのかということを想定して、そのマイナスをゼロにすることができなくてもできるだけ減らすためにできる対策をいくつか書き出しておきます。
人がありえないぐらい最悪な状況を想定すると、もともとネガティブの人や前向きに考えることができないという人もモチベーションや能力が上がるということが分かっています。
例えば、ダーツを投げる実験で、ネガティブな人は的の真ん中にダーツが当たるところを想像して投げると的中率が下がってしまいます。
ところが、ダーツが隣の人に当たってしまうとか天井に刺さるというような絶対に起きないような失敗まで想像してからダーツを投げると、ダーツが的の真ん中に当たる確率が30%ほど上がったという研究もあります。
ですから、特にネガティブな人は、前向きに考えようとするのではなく最悪な状況を想定するということが重要なポイントになります。
ちなみに、日本人の遺伝子の9割以上はネガティブな遺伝子だと言われています。
ほとんどの人にとっては前向きに考えろというアドバイスは毒にしかならないということになりますので、信じてはいけない常識にくわえさせてもらいました。
信じたら負けの常識その3 :自分に自信を持てば成功する
多くの人が自信をつけようと考えると思いますが、この自信というものはつけようと思いつくものではありません。
これは後からついてくるものですし、自信がないからこそ成功する人も中にはいます。
僕ももともと自分に自信がないからこそ毎日筋トレをしていますし、ある程度お金に余裕はあっても万が一のことがあったらどうしようと考えてしまうので、ビジネスでも色々なことに挑戦しているわけです。
もっと自分に自信が欲しいと思っている人たちが本当に求めているのは自信ではなく能力です。みなさんにとって必要なのは自信ではなく能力です。
もっと自分に自信を持ちたいというような自分のことを批判的に見るような目線は持ったままでも構いませんので、能力を身につけることを考えてください。
自信満々で自信過剰な人は自分はもう大丈夫だとか十分だと考えて練習しません。
ですから、自分に自信がないという人が能力を獲得する方向に進むと、いつのまにか自信満々な人たちをはるかに超えるレベルで追い抜いているということがあります。
さらに、もともと自分に自信がないというタイプの人は、それにより大きな成果が出たとしてもその結果に甘んじることはありません。
まだ努力を続けるはずですから、それによりさらなる成功に向かって進むことができます。
ですから、成功するために自分に自信を持てというのは最悪のアドバイスで、本当に必要なのは能力です。
信じたら負けの常識その4 :連絡はすぐ返すべき
これもよく言われることではないでしょうか。
メールは早めに返信するべきだとか、電話でも LINE でも返事が遅いと文句言う人も結構いたりします。
ですが、これも意味がない常識のひとつです。
メールや LINE はすぐに返信しないといけないとか、電話はすぐに出ないといけないし、着信があったらすぐに折り返しかけないといけないということに対するプレッシャーが、会社で働いている人の集中力の減少と密接に結びついているということが様々な研究によりわかっています。
ですから、会社で上司のメールにはすぐに返信しないといけないとか、上司の求めていることに対してはすぐにレスポンスしなくてはいけないという文化ができているほど、働いている人のストレスやプレッシャーは大きくなってしまい、結果的に意味のある仕事をすることができなくなり、会社の業績まで低下してしまうということに繋がります。
社会人としてビジネスマンとして連絡を素早く返すのは常識だと言う人がいますが、会社というものは成果を出すことが本来の目的なはずです。
であれば、実際に素早い連絡を徹底したり頻繁に連絡を取り合っていることで業績が下がっているのであれば、それはやめないといけないはずです。
さらに、何事もテキパキと行動するべきだということを言う人もいますが、これもあまりお勧めはしません。
これは別にダラダラと行動するべきだと言っているわけではありませんが、やたらとテキパキと行動しようとする人は余裕がない頭の悪い人に見えてしまいます。
重要なのは、様々なタスクを抱えた時には一旦落ち着いて考えて優先順位を考えて取り組むことです。
信じたら負けの常識その5 :真面目に仕事をするべき
真面目さというものは性格特性としては誠実性と現されるものですが、この誠実性というものは確かに高い方が成功するものです。
ただこれも高くなりすぎると様々な問題があり、真面目になりすぎてしまうと強迫性パーソナリティ障害に近い症状が出てしまいます。
まさに日本人にありがちな症状だと思いますが、真面目に頑張らなければいけないというようなプレッシャーにより潰れてしまうわけです。
そんなレベルまで真面目に頑張っても意味はありませんので、仕事はある程度割り切って行う方がいいです。
どんな人が最も仕事で成果をあげるのかという事を調べた興味深い研究があり、情熱を注ぎ込んで仕事に向き合っている人と、仕事は仕事だと割り切って適度にこなしている人を比べてみたところ、実は情熱を仕事に傾ける人ほど離職率が高かったということです。
一方で、仕事は仕事だと割り切って仕事をこなす人の方がその仕事が長く続いていました。
ですから、仕事はある程度割り切って、その中で効率よくしようと考えて進める方がいいわけです。
お勧めとしては、仕事は仕事だとある程度割り切ってコツコツと続けるようにした上で、仕事とは別の趣味を作るようにしてください。
趣味に情熱を注いだ方が、むしろ自分の本職や自分がしている仕事に対しての成果が出るということが別の研究で分かっています。
ですから、仕事は真面目に情熱を注ぐべきだというのは間違った常識で、仕事は淡々とこなしながらも情熱は趣味に注ぐことで、仕事にも良い影響が出て実際に成果も上がりやすくなります。
今回は5つの間違った常識を紹介させてもらいました。
空気を読む
前向きに考える
自分に自信を持つと成功する
連絡はすぐに返すべき
真面目に仕事をするべき
それぞれ疑う視点を持ってもらい成功に向かって進んで頂けたらと思います。
正しい成功法則を理解するためのおすすめ本
こちらの本も様々な統計データに基づいて調べられた内容で、実際に成功した人たちを調べてみると、かなり残酷で残念な成功法則というものが見えてきたというものです。
ここでも多くの人が信じている綺麗な成功法則というものは実は嘘で、僕たちは間違ったことを常識として教えられてきたのだということがわかる本です。
成功には「集中力」「習慣化」「勉強」
そして、成功するためには勉強しなくてはいけませんし、やるべきことに集中力を発揮することも必要です。
さらには、仕事でも勉強でもやるべきことを習慣化していくことも大切です。
この常に勉強し続けることと集中力を鍛えること、そして、習慣化することの3つが成功するためには非常に重要になります。
なかなか成功することができないとか飛躍することができないという人は、この3つのうちのいずれかが著しく欠如しているものです。
この3つのために役に立つであろう本が、Amazon のオーディオブックであれば1人1冊ですが無料で聞くことができるキャンペーンが行われています。
この3つはいずれも無料のキャンペーンに含まれていますので、この中から自分に足りないと感じているものを選んでもらい学んで頂けたらと思います。
さらに常識破りの成功法則を学ぶためのおすすめ
さらに本当に成功したいのであれば信じてはいけない常識やどうすれば本当に成功することができるのかという常識破りの成功法則を知りたい方は、そんな内容を解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきますので、そちらを参考にしていただけたらと思います。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:Linda Hill & Kent Lineback(2011)Better Time Management Is Not the Answer