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3分でできる説得力の上げ方

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DaiGo MeNTaLiST

説得力を上げるには

説得力には、喋り方や内容の理解度など様々な要因が関わりますが、今回は喋り方についてです。

最も大事なのは緊張せずに喋ることです。
説得とは、自分が自信を持って勧めている、確実なことを言っているというプレゼンです。ですから自信満々に喋ることが重要です。
説得力を上げるために、とても簡単で小学生でも教えればできるような方法なのになぜかあまり人がしない方法があります。しかも皆んななんとなくわかっています。にもかかわらずなぜかしない方法です。
知っているかどうかよりも実践するかどうかに注目してほしいと思います。

それは、繰り返しです。

繰り返しと影響力に関する研究があります。
簡単にいうと言いたいことがあったら3〜5回繰り返してください。出来れば繰り返す時の言い方を少しずつ変えてください。少しずつ言い方を変えながら3回繰り返すだけです。

2007年にプリンストン大学で177名の学生を対象にした実験で確認されています。ニュージャージー州の選挙に関する議論を行ってもらいます。議論の相手をふたつのパターンに分けました。どちらも選挙に関する説得をする内容は同じですが、①一人の人に繰り返し3回説得された場合、②別々の3人の人に説得された場合でどちらの方が説得力が増すのかということを調べました。

普通に考えたら、一人の人に何回も説得されてもあんまり心に刺さらないし複数の人から説得されると信じてしまいそうな気がしますが、実際には大して差がありませんでした。
①一人の人に繰り返し3回説得されたグループと②3人の人に別々に説得されたグループでは、やはり②3人別々の人から説得された人の方が説得はされやすかったし影響力は受けやすかったです。ところが①一人の人に繰り返し説得されたグループの受けた影響力は、②3人別々の人から説得されたグループの90%程度でした。

つまり、1人が3回同じことを言っても3人が別々に同じことを言ってもあまり差がなく、手間などを考えると1人で3回繰り返す方が早いし効果的なわけです。3人が別々に説得するレベルの影響力を1人でも3回繰り返すことでその90%程度の影響力を得られるということです。

バリエーションと表現を

相手を説得したいのであれば、3回繰り返してください。
ここから先はこの研究には入っていない内容ですが、広告に関するデビッド・オグルビーという現代広告の父といわれる方の本でもよく紹介されていますが、広告の業界では3回以上その広告に接触しないと消費者は反応を起こさないといわれています。ただし、同じ内容を3回以上繰り返さないと行動は起こさないけれど5回以上繰り返されると逆に嫌気がして避けたくなるといわれています。これは皆さんも感覚でわかると思います。スマホでも最近やたらとしつこく出てきてなんとなく嫌だなと感じた広告とかあると思います。デビッド・オグルビーによると形を変えて5回繰り返した場合は飽きにくく効果が期待できるとされています。

つまり、合わせて考えると、相手を説得したい場合は3回繰り返してください。そしてその3回に少しずつバリエーションを加えたり表現の仕方を変えて説得するようにしましょう。それにより説得力が上がります。

活用法

いろんな使い方があると思います。
相手の良いところを褒めるのであれば、3つのポイントから褒めると良いでしょうし、商品の良さをプレゼンするのであれば3回同じメリットを表現繰り返す、もしくは3つのポイントで商品の言いところアピールするでも良いかと思います。

これについて研究チームのコメントとして、反復は情報へのアクセスを容易にするとしています。人間はアクセシビリティにも関わりますがパッと思いつくものを真実だと思いたいものです。想像しやすいものの方を真実だと感じやすいわけです。だから反復して相手の記憶に刻み込む行為が相手の中で意味があるのでは、価値があるのではと思わせることができるわけです。

手軽な情報に触れれば触れるほど僕たちの意見というのは簡単に変わってしまうということです。
皆んな深く考えていないわけです。だから繰り返して刻み込むようにしてください。

ぜひ実践してみてください。
喋るのが苦手だという人も気軽に実践してみてください。3回も繰り返したらくどいと思われるのではと思う人もいるでしょうが、人間はそんなに人の話を真面目に集中して聞いていないので意外と繰り返しても気づかないものです。

更に、説得力を上げるための話の組み立て方や練習方法を知りたい方はこちらもチェックしてみてください↓

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