人間関係

あなたの孤独タイプ診断&対策法

2019年4月20日

DaiGo MeNTaLiST

孤独には3種類あります。

良い孤独もあれば悪いこともあります。孤独な方が幸せになる人も中にはいます。孤独というものが一様に悪いものというわけではないということです。
どのような孤独が悪いのか、またそれに対してはどのような対策をすれば良いのでしょうか。

孤独が与える影響

孤独は基本的には体に良くないという研究が多くあります。タバコを吸ったり肥満よりも体に良くないとされています。
孤独な人が良い人間関係を手に入れるだけで、15年も寿命が延びるという研究もあるくらいです。
他人と良好なコミュニケーションが取れていないと、メンタルにも支障が出て肉体も老化してくるということが分かっています。
コミュニケーションはとても重要だということです。ただし、コミュニケーションは質が重要なので、友達がいさえすれば良いということでもありません。

最適な友達の数も人によって変わってきます。満足できる友達の数は人によって変わってきますので、それを満たしさえすれば全然 OK です。質が高ければ、僕みたいに数人しかいなくても全く問題がないということも分かっています。

量より質

自分が孤独だとか、寂しいと感じることなく、自分のことを想ってくれる人がいるという満足感が得られるかどうかという主観の問題です。2〜3人しか友達がいなくても、孤独を感じていないのであれば問題はありません。逆に、とてもたくさんの友達がいてFacebook の友達も何千人もいるのに、それでも寂しそうな人や孤独を感じている人、お金を使わないと人が寄ってこないことが分かっている人は、よくないわけです。

孤独でも幸せな人(例外)

ちなみに、本当に孤独でも幸せな人もいます。友達が本当にいないとか、いても1人ぐらいという人でも、幸せになる人も中にはいます。これはかなりレアな例外なので考えなくても結構ですが、天才の人です。
何かを突き詰めたり、ひとつの事を徹底的に追い求めるような、いわゆる天才は孤独な方が幸せです。なぜかというと、人間関係を面倒に感じるからです。人間関係の喜びよりも、難題を解き明かしたり何かを成し遂げる喜びの方が大きいので、人間関係に使う時間も含めて全ての時間を何かを成し遂げる方に使った方が幸せを最大化できるわけです。このような歴史レベルでの天才は稀ですので、今回の話では置いておきます。

孤独の3タイプ

主観的に孤独を感じているかどうかが問題になるわけですが、どれぐらいの人たちが孤独を感じるのかということと、その孤独にはどのようなタイプがあるのかということを紹介していきます。
これから皆さんが孤独を感じてしまう可能性もありますので、今孤独ではないという人も頭の片隅に置いておいてもらえれば使えるはずです。

トリニティカレッジをはじめとする大学の研究で、アメリカで暮らす1839人の18歳から70歳までの幅広い男女を対象にした実験があります。対象者は過去にトラウマ体験をした人だけを選んでいます。
参加者たちの孤独度をチェックして、全員のうつ傾向や不安傾向も調べています。それにより、どのような種類の孤独がどのように人間のメンタルや人生に影響を与えるのかということを調べたものです。

その結果、全体の17.1%が平均レベルよりも孤独だということが分かっていて、この割合は、大体どの国であってもどんな文化圏であっても、先進国に関しては、この17.1%に近い割合でした。

さらにこの研究チームは、孤独と言っても様々な種類があるのではないかと考え、孤独を三つのタイプに分けて分析しました。

1. 社会的孤独:全体の8.2%

友達の数が少なく属しているコミュニティも少ない。

2. 感情的孤独:全体の15%

友達が多い少ないに関係なく、踏み込んだ関係になれるいわゆる親友がいない。

3. 両性孤独:全体の12.4%

社会的孤独、かつ、感情的孤独。友達の数も少ないし親友もいない。

このうち1つのタイプだけは、メンタルにネガティブな影響がないということが分かっています。
それは、社会的孤独です。
友達の数が少なく属しているコミュニティが少ないだけの孤独のタイプは、友達の数が少なくてもメンタルが落ち込むことがなく、うつ病の発症率も孤独でない人とほとんど変わらないぐらいでした。
つまり、友達の数が少ないとか属しているコミュニティが少ないというのは、こういう意味では問題がないということです。

実際にメンタルに大打撃を与えてしまったのは、残りの感情的孤独と両性孤独の2つでした。
つまり、僕たちの人間関係はやはり質です。親友がいるかどうかです。自分の心の内を全てさらけ出せるような親友がいるかどうかということが、結構大きな問題になってくるということです。
どちらのタイプにも、症状としては不安を感じやすく幸福度の低下が見られ、体調を崩すことも多いということが分かっています。

このような話をすると、どこからが友達かが分からないとか、親友とは何なのかが分からないという人がいますが、その時点でアウトです。親友と呼べる人がいるとか、心を許せる仲間がいるという、自分にとっての安心感が重要なわけです。そのような質のコミュニケーションが取れるかどうかが大事なわけですから、自分に親友と呼べる人がいるのかと迷っている時点で親友はいないということです。

友達やコミュニティの数が少ない社会的孤独がネガティブな影響を与えないにも関わらず、親友がいない感情的孤独が大きなダメージを与えて、さらにその二つが合わさると、より大きなダメージを与えてしまうということです。
量より質ということですから、たくさん作る必要はありませんので、1人か2人だけでも全てをオープンにできるような友達がいた方がいいと思います。

その他の孤独の傾向

ちなみに、この研究では他にも分かっていることがあり、感情的孤独に陥る人は男性よりも女性の方が多いということです。これは男性と女性のコミュニケーションの取り方によるのではないかと考えられます。

さらに、孤独の影響を受けやすいのは若い人たちです。中年以上の人達より若い人の方が孤独のダメージを受けやすいので、若い時こそ人間関係を広げ親友と呼べる人も作っておいた方がいいです。
歳を取ってくると、自分の人生な生き方が見えてくるので、何かを成し遂げる喜びが人間関係のマイナスを補ってくれます。若い時には、当然自分はこれで生きていこうという感覚が少ないことの方が多いので、支えてくれるのは良好な人間関係です。

そして、子供の頃にトラウマと呼べる体験をした人は、感情的な孤独に陥る可能性が高くなります。確率としては、トラウマの体験1つにつき、感情的孤独に陥る可能性が28%も上がるとされています。子供時代のトラウマというのは影響力がそれだけ大きいということです。
親の行った教育が子供に与える影響はほとんどないということが分かっていますが、トラウマだけは別だということです。
毒親のせいで親友ができなくなったという人もいると思いますが、そのような人は是非不安対策を行ったり、友達を作ること自体は技術で補えますので、そこから徐々に慣れていくことで親友にもなれるはずです。
友達の関係を深める一番の要素は、話題でも会話でもなく、ただ一緒にいた時間が一番大きな影響があるということも分かっています。大体200時間ぐらい一緒に過ごすことができれば、ほぼ親友になれるということが研究でわかっています。

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参考文献
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00127-018-1597-8


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