この知識はこんな方におすすめ
- 面接で勝ち残りたい!
- 就活・転職に備えたい!
面接は第一印象でほとんど決まる!
今回は、面接の対策として使える仕草について紹介させてもらいます。
面接に関する知識は過去にも動画でいくつか紹介させてもらっていて、今回のおすすめの動画としても参考になる内容を解説した動画を紹介しておきますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
面接というのは、最初のパッと見た第一印象で決まってしまうものです。
実は、そんな第一印象だけで能力などはほとんど見られていないので、そういった意味では、面接で有能な人を選ぶことはできないということが科学的には言われています。
有能な人が選ばれるのではなく有能そうに見られる人が選ばれるだけです。
そんな中で、今はさらにコロナの影響もあるわけですが、それでもやはり面接を行っている企業は多数あるので、そんな面接をサクッと通りやすくするための方法について今回は解説したいと思います。
面接というものは、人間の仕草が与える印象さえ理解しておけば誰でも通る可能性を大きくすることができるものです。
今回はそんな面接を通りやすくする仕草の3点セットを紹介させてもらいます。
まず、面接ではドアを開けて挨拶をして部屋に入るところから始まると思います。
そして席について会話をし始めて、そこからいろいろ質問されて面接の合否が決まると多くの人が考えますが、ドアを開けて挨拶をした瞬間にはほとんど決まっているものです。
ドアを開けて挨拶をした瞬間にほとんど決まっている?!
人間が他人の能力を判断する時にかかる時間はおよそ1/10秒だと言われています。
そのわずか1/10秒のパッと見の印象でほぼ相手の印象を決めてしまい、ここから先のやり取りでは、その最初の印象をずれていないかをチェックする段階に入っています。
ですから、面接が行われている部屋に入ったその瞬間にこの人が優秀そうだと面接官が思ったら、残りの面接に費やされる時間全てを使って皆さんの優秀そうなところを探すということです。
その結果、やはり自分の第一任者は間違いなくこの人は優秀だとなれば面接に通ります。
一方、その一番最初のわずか1/10秒でダメそうだと思われてしまうと、同じようにその面接では残りの時間全てを使って、最初のダメそうだという印象を保管する情報を集めるために、ダメなところを探すだけということになってしまいます。
つまり、面接というものはその1/10秒で、その後の面接が良いところを探す面接になるのか、それとも、ダメなところを探す面接になるのかが決まるわけです。
こうなると、もちろんそんなダメなところを探されてそれがひとつもないとなれば、状況はひっくり返って面接に通る可能性もありますが、人間ですから誰でも必ずダメなところは少なからずあるものです。
ですから、大抵面接に落ちるわけです。
逆に、良いところを探す面接になれば、よほどの間違った行動やひどいミスをしない限りは、人間は基本的に誰でも良いところを探せば必ずいくつもありますので、当然面接に通る可能性は高くなるわけです。
信頼感と優しさをアピールする動き!
最初のたった0.1秒で天国と地獄に分かれるのが面接です。
では、どうすれば自分の良いところを探してもらえる面接になるのかというのが今回のポイントになるわけですが、今回参考にしている2012年の研究を見てみると、人間は人の第一印象を決める際にその人の動くスピードをかなり重視しているということが示唆されています。
この研究では、歩き方ひとつとってもかなり印象が変わるようで、ゆっくりした動きで、かつ、開放的な大きな動きをしている人に対して外向的な人だという判断をするということが分かっています。
さらに、信頼感も高くて性格としては優しいイメージを持たれるということが分かっています。
ゆっくりとした動きで体をオープンにして動くようにすると、当然自信があるようにも見られますし、外交的でコミュニケーション能力も高く見えるわけです。
これはいつも言っていることですが人間はコミュニケーション能力が高い人と友達になりたいと思うものです。
外向的な人とは親しくもなりやすいですし、当然友達が多いので何かとメリットも多いので、どうしても外交的な人に対する評価というものは高くなります。
さらに、外交的なだけでなく優しそうに見えるということですが、この優しさというものもとても重要で、これも当然ですがとても優秀な敵がいたとしたらそれは明らかに脅威になります。
ですから、有能さというものは優しさとセットにならない限り評価されないものです。
この性格が優しいイメージをアピールするためにも、体の動きはゆっくりとして開放的な動きにするということが重要になるということです。
ですから、面接の時には基本的にゆっくりと大きくオープンに動くということを意識してもらえると信頼感は増して、面接官から自分の良いところを探してもらえる確率が高まるということになります。
話すスピードも重要!
ですが、一方で逆に速くしないといけないポイントもあります。
それはしゃべるスピードです。
しゃべるスピードに関しても、よくゆっくり喋る方が信頼感が増すと言われたり、ゆっくりと噛みしめるように喋るべきだということを教える人もいると思いますが、実際には、70年代に行われた研究を見てみると、ゆっくりとしたスピーチの方が信頼感は少なく説得力が薄く感じられるという結果も出ています。
ですから、しゃべるスピードに関しては速めを意識した方がいいということになります。
それ以外の他の研究を見てみても、ゆっくり喋れば喋るほど相手の頭の中に否定的な意見が生まれやすいとされています。
逆に、速くしゃべると否定する余地を与えにくくなります。
ですから、動きとしてはゆっくりと大きくを意識しながら、しゃべるスピードに関しては速めにするとより説得力は高くなるということになります。
ただし、これには例外もあり、もし相手が皆さんの意見に完全に同意している場合や、命は大切にしないといけないというような必ず相手も YESと答えるような話に関してはゆっくり喋ったほうが説得力は上がります。
まとめると、面接を取りやすくするための仕草の3点セットとしては・・・
ゆっくりと大きく開放的な動きをすることによって信頼感をアピールしましょう!
しゃべるスピードは少し速めにして、自分の能力をしっかりアピールしましょう!
相手が必ず同意することや会話している間に相手が大きく頷いたポイントや賛同しているということが分かる部分に関しては、少しスローダウンして喋ることによって更なる信頼性を勝ち取りましょう!
この3つが面接における基本戦略になります。
ぜひ意識して行なってみてください。
もちろん面接以外でも友達相手などでも使える方法だと思います。
信頼感や説得力を高めるためにはベースコントロールも重要です。参考にしていただけたらと思います。
面接と第一印象のためのおすすめ
さらなる面接対策のために
今回はそんな面接に通りやすくなる仕草にまつわる知識を紹介させてもらいました。
他にも面接のためにできる対策はたくさんあり、そんな面接対策のための動画と合わせて、印象を良くするための方法を解説した動画も紹介しておきます。
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他にも面接のためにできる対策はたくさんあり、そんな面接対策のための動画と合わせて、印象を良くするための方法を解説した動画も紹介しておきます。
第一印象を鍛えるために
カリスマと呼ばれるような第一印象が他の人よりも異常に良い人たちがあります。
このようなカリスマたちがどのような話題を選んでいるのかということに関する研究から、自分の第一印象を鍛えるための方法について解説した動画になっています。
上手に自分の印象を良くするために
自分の印象を良くしようとしてばかりいると人に嫌われてしまうと心配してしまう人もいると思います。
このような場合には、相手に対して嫌味になることもなく、かつ、周囲の人たちに気付かれることもない自分の印象をよくするテクニックがあるのでそれを使うといいと思います。
こちらの動画ではそんな方法について解説していますので、こちらもチェックしてみてください。
トーク力のためのおすすめ本
今回はしゃべり方のために役に立つおすすめの本を3冊紹介しておきます。
対人のスピーチやプレゼンなど人に何かをアピールするという時に、どのようなしゃべり方や動きが説得力が高くなるのかということを教えてくれる本です。
こちらの2冊も含めて内容としてはわりと近いものですので、お好みでどれを選んでいただいてもいいと思います。
面接に限らず、就職してからもプレゼンの機会や人に何かをアピールする機会は多々あると思いますし、このような力を鍛えておくとプライベートで普通に話す時もやはり違いが出てきます。
別に芸人さんのようにまでうまく話せる必要はないとは思いますが、このようなプレゼンの基本のテクニックを学んでおくと、少し一目置かれるような存在になることもできると思います。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックが無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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リサーチ協力の鈴木祐さんの論文解説チャンネルもオススメです
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本内容は、記載された参考資料のみならず、過去の動画を元に大胆な独自の考察したもので、あくまで一説です。ここでの結論は、記載された論文とは異なる場合があります。
参考:http://bps-research-digest.blogspot.com/2012/08/what-your-walk-says-about-you-is-wrong.html
https://psycnet.apa.org/record/1980-27958-001
http://bps-research-digest.blogspot.com/2014/07/the-psychology-of-first-impressions.html?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+BpsResearchDigest+(BPS+Research+Digest)&m=1